割烹嶋村でランチでも最高級のランチ会席『江戸散歩』を食べて見た。

2017-07-15 07:01:45 | 和食

この企画は　私が引率します　sosamu@ya2.so-net.ne.jp

参加したい方はご連絡ください。090-3436-8532

ネットでカルチャー(散策・グルメ)

　不思議な縁で、割烹嶋村では数回食事をいただいている。老舗とは言ってもさほど、構えた雰囲気もない。庶民性が残る和食店。東京駅八重洲でがんばっているのもわかるような気がする。ランチは、格安な物もあるが、１階のテーブル席での提供となる。10人程度となると当然予約が必要。①ランチ会席『日本橋美人』3800円②ランチ会席『江戸散歩』4300円③ランチ会席『西の丸』5400円の三択となる。

　当然通常は、ランチ会席『日本橋美人』にしていて何度か利用したが、今回はワンランク上げてみてランチ会席『江戸散歩』にしてみた。６品と替わらないが、煮物が違うらしい。①【先付】空蒸し②【向】刺身③【煮物】炊き合わせ④【台】きんぷら⑤【留】食事⑥【甘味】凍菓子となるらしい。

　出された料理から判断すると、それぞれがやはりランクアップはされていた。まずは先付け、今日はホタテ(海鮮)と筍があえられていた。彩りもきれいにまとめられているが、山海の素材を上手に一つの器にまとめられていた。こういうものを最初に食べると何か体(胃)も落ち着く。

　向こう付けは刺身、これは質的に良質な物、①カンパチ②ホタテ③鯛がきれいにまとめられていた。当然、鮮度も良いもの、盛りつけも美しい物だった。薬味も3種、ホタテには非常に薄いレモンが葉摘まれ、海鮮臭さとさわやかさを演出していた。

　煮物は、根菜類の炊き合わせ、少量ずつではあるがきれいに６種ほどでまとめられていた。薄味で非常に食べやすく味つけされていた。出汁も利いていて非常においしい物、汁までいただいた。量が非常に少ないのが残念だったというのが印象である。

　この店では、江戸弁で｢きんぷら｣と言うらしいが、天ぷら。いつも頼んでいる物と違うのは、エビの本数。３本ははいっていた。なかなかのボリュームの天ぷら。当然揚げたてである。衣も薄く、油もきれいに落ちている。そのままでも食べられるものである(天つゆなしでも十分)。

　食事(ご飯・味噌汁・香の物)は非常にシンプルな物。どちらかというと、だしの利いたお吸い物(日本橋美人)の方が手が混んでいた。また懐石で味噌汁はないであろうというのが私の意見。香の物もしかり、胡瓜と柴漬け(市販の物であることは食べればわかる)。多少がっかりした。どうも日本橋美人の方がランチはよいようである。

　デザートは、ピンク色(イチゴ)のシャーヘット、これは口を整えるのに丁度良いものだった。おいしいお茶もていきょうされるので、少しのんびりさせてもらい終了。お腹も満たされました。