移日々之事物

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成立率が低いらしい

2005-11-02 01:08:55 | Weblog
国会の法案成立率の話です。

政治は数です。多数決決議なんですから数が全てです。そして先日の選挙でその数を圧倒的に増したのが与党です。

つまり与党がその気になって一つにまとまれたなら、たいがいの法案は通ってしまうと言うわけです。しかし今回の法案の成立率はやや低めに終わったそうな。

「巨大与党のおごりと言われないように、野党に審議時間を与えるように配慮した」との事です。まぁ数が増えすぎたと思われていると言うことを考慮したのでしょうかね。

一方民主党は対案路線を掲げていて実際に行動に移しているようですが、15法案提出して委員会に付託されたまま審議されなかったた5法案を含め10法案が廃案になったようです。審議すらされない現実に不満を持っている人もいるそうです。

とりあえず民主党党首は対案提出と野党としてのチェック機能を果たして行きたいと言っているそうです。

自民党が独裁じみた行動を起こさないのは良かったと素直に思います。最初に言ったように数=力ですからね。多数の議席を確保している与党の動向はいろんな意味で気になっていたところですから。

民主党のほうも今後の方針はそうあってほしいと思いますので、審議すらされないとふてくされずにむしろなぜ審議しようとしないのかと噛み付くくらいの気概をもっていってほしいものです。

数に任せたごり押しをさせないための野党、またそう思われて国民に不審をもたれないように動く与党。こういう書き方すると腹に一物抱えているような気もしますが、結果的に利益になってくれるなら何もいうこたありません。お互いにめいいっぱい牽制しあってより良い政治を作り上げてくださいな。