移日々之事物

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国か地方か

2005-11-18 01:52:25 | Weblog
生活保護費でもめてますね。

国の側は地方も責任を負うべきとして補助金削減を考えていて、地方のほうはそれに反対しているという構図ですかね。

私個人としては削減案を通すべきだと思っています。自分が生活保護を受けていない立場だからいえることだとは重々承知ですが、現状政府の予算を何とかしないと国が傾きかねないとすら思うからです。

それに地方の責任というのは大きいと思うのですよ。国は国民全体に対して責任を負っていますが、地方自治体はその地方の国民に対してのみ責任を持っています。

そうやって考えると考え方によっては地方自治体の持つ一人一人に対する責任というのは国よりも重いのではといえるのではないでしょうか。地方はそこに所属する人たちのことを考えるに当たってはより身近であることも加味すれば非常に重い立場でしょう。

国との信用で成り立っているといいつつ国に依存しているような地方はそれを理解していないのではないでしょうか。国がどうこういうのではなく、地方自治体が一つの国家であるように考え、そこに住む住民たちのことを考えるべきで、国の支援がなければやっていけないというのはおかしいのではないでしょうか。

確かに実際にその考え方で動くならば住民税の増税だとかで地方の税収を増やす必要性などがあったりして、現実的ではないということもあるかもしれません。ですが方向性としてはそうあるべきだと思っています。

生活保護に関しても、それぞれの地方の住民の保護をしっかりと管理運営するのは地方の責任であって、地方がまわしていくものだと思います。国に何とかしてほしいとまる投げするような甘えを持って取り組む事はあってはならないのではないでしょうか。