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徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

269.『ゴーストライダー~GHOST RIDER~』みちゃった!(^^)!

2007年09月01日 23時43分44秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜の作品、以前UPしました『デアデビル』と似た感じがする~
とおもったら・・・ 同じ監督だったんですね~?
半悪のヒーロー。炎が武器。
デアデビルに比べると、今回のゴーストライダーはちょいと
貧弱ですがねー  (; ̄ー ̄) まぁ、演じているのが
ニコラス・ケイジおじ様なんでそこは仕方ない・・・?


2007年 アメリカ 本編110分
監督・脚本・原案:マーク・スティーヴン・ジョンソン
(『デアデビル』『エレクトラ』他)
音楽:クリストファー・ヤング
(『ギフト』『バンディッツ』『ソードフィッシュ』
 『スウィート・ノーベンバー』『ザ・コア』
 『エミリー・ローズ』『スパイダーマン3』他)
出演
ジョニー・ブレイズ/ゴーストライダー:ニコラス・ケイジ
(『ペギー・スーの結婚』『フェイス/オフ』『コン・エアー』
 『8mm』『天使のくれた時間』『60セカンズ』
 『アダプテーション』『ナショナル・トレジャー』
 『ワールド・トレード・センター』他)
ロクサーヌ・シンプソン:エヴァ・メンデス
(『ルール2』『トレーニングデイ』
 『ふたりにクギづけ』他)
ブラックハート:ウェス・ベントリー
(『アメリカン・ビューティー』『めぐり逢う大地』
 『エントランス』『サハラに舞う羽根』他)
ケアテイカー(墓守)/カーター・スレイド:サム・エリオット
(『明日に向かって撃て!』『レガシー』『ハルク』
 『ランボー4』 他)
マック:ドナル・ローグ
(『ディスクロージャー』『ザ・エージェント』
 『ネゴシエーター』『ブレイド』『恋人はゴースト』
 『ゾディアック』他)
地のグレジル:ローレンス・ブルース
水のワロウ:ダニエル・フレデリクセン
風のアビゴール:マシュー・ウィルキンソン
メフィスト・フェレス:ピーター・フォンダ
(『ダーティー・ハリー』シリーズ 『キャノンボール』他)

-あらすじ-
マーベル・コミックの人気キャラクターを
ニコラス・ケイジ主演で映画化したアクション・アドベンチャー。
危険なバイクスタントのショーで人気を博す天才ライダー、
ジョニー・ブレイズ。そんな彼にはある秘密があった。
17歳の時、病気の父親の命を救うため、悪魔メフィストと
取引をして魂を売り渡してしまったのだ。
自らの運命を悪魔に握られていたジョニー。
そして彼が30歳の時、メフィストが再び彼の前に現れる。
メフィストはジョニーに魔界の反逆者ブラックハートを捕らえるよう命じる。
メフィストにより魔界の力を得て、ゴーストライダーとなったジョニーは、
“地獄(ヘル)バイク”に乗ってブラックハート率いる
悪魔軍団を追いつめていくが…。
(all cinema 解説より引用)

『ゴーストライダー』 オフィシャルサイト


『Ghost Rider』 本国オフィシャルサイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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マーベリックのアメコミものって~イマイチかバッチリ♪か
しっかり分かれてますね。
今回の『ゴーストライダー』は(私的には)充分面白かったです。
現代劇なのに西部劇のような~
“犠牲で成り立つ正義”ってーのが、良いです。
ヒーロー役のニコラス・ケイジ、彼は生身のときより
ライダーの時の方がカッコ良かったり (; ̄ー ̄)します。
見た目、マッチョでもイケメンでも動きがスマートでもないけど
破滅的な魅力が、良かったです。

物語は・・・・ある田舎町のバイクスタントショーのスタントマン
ジョニーは、幼馴染で恋人でもあるロクサーヌと
“駆け落ち”の約束をします。しかし、その夜、ジョニーは
目の前に現れた謎の男によって、無理矢理仕事を請け負うことに。
男は悪魔の王メフィスト・・・ジョニーはこの瞬間から
“ゴーストライダー”となります。
ゴーストラーダーとは、悪魔から雇われた“魂の取立て屋”。
悪魔と血の契約を交わした者たちの代償=魂をメフィストの
代わりに貰い請けるのが仕事。
ジョニーは、父の命と引き換えに仕事を請け負うことになりますが
父は翌日のショーの最中に事故死、恋人ロクサーヌとも別れてしまいます。
時が経ち、ジョニーが30歳になったとき、メフィストが彼の前に現れます。
メフィストの依頼は堕天使であり、メフィストの息子ブラックハートを
“始末”すること。
ジョニーは、ブラックハートの取り巻きたちをどんどん倒していきます。
しかし、ブラックハートは、13年ぶりに再会したロクサーヌをエサに
「サン・ヴェンガンザの村人100人分の魂の“契約書”」を要求。
ジョニーは先代の“ゴーストライダー”、カータースレイドと共に
ブラックハートとの対決とロクサーヌ救出に向かいます。
ブラックハートを倒し、ロクサーヌも無事救出し、メフィストから
「呪いを解いてやる」といわれたジョニーでしたが、彼はそれを
「断る、この呪われた力は俺が背負って行く。
 そして、この力でいつかお前を倒してやる。」
と、挑戦状を突きつけるのでした。

う~~~ん・・・これはっっ!?
続編をにおわす終わり方。>いつものこと?
結局、彼は“ゴーストライダー”のまんま。
彼女とも別れてしまいました。
事件は丸く収まったけれど、主人公の心情的な部分では
けっしてハッピーエンドとはいえないんではー。
でも、そこがこの作品の魅力だといえるんですがね。
映像もよく出来てました。>流石っ アメコミ作品です。
スーパーマンとかスパイダーマンとかのような
広い空間を使ってと言うよりも、限られた場所で
如何に“派手に見せるか?”に拘っている映像でした。
(ビルからバイクで下降するところは、一番の見どころですよね~)
購入までは行かないまでも、面白い作品でした。

今夜は、ダークヒーロー、アメコミ西部劇(?)
『ゴーストライダー』をUPしました。


最後に一言~♪
どうしても・・・ニコラスおじ様を見れば見るほどっ
モト冬樹さんに見えてしまいます。
特に、この作品のニコラスおじ様のアタマの“具合”が・・・。
モト冬樹さんとかぶっちゃって仕方なかったsoratukiでした。^^;



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267.『口裂け女』みちゃった!(^^)!

2007年08月31日 22時16分53秒 | 映画
のち時々
皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、元祖都市伝説!!『口裂け女』です。

懐かしいです・・・・ちょうど私が小学生の低学年だった頃
地元でも“ホントのことのように”子供達の間で話題になっていました。
因みにー、私の地元では~
(広島県呉市のある地域限定かもしれませんが (; ̄ー ̄) )

・“口裂け女”の発祥の地は京都である。
・京都のMヶ池の側に建つ精神病棟から逃げ出した女性が
 “口裂け女”の元ネタである。
・“口裂け女”の嫌いなものは、犬である。
・もし万が一(笑)“口裂け女”に不幸にも遭遇したら
 掌にマジックで「犬」という文字を書き、
 相手に「犬」を見せながら「ポマード!」と
 3回大きな声で唱えると逃げ切れる。
・“口裂け女”は京都⇔広島 間を3分で移動できる。

な~んて言うことが“マコトしやかに”^^; 語られていました。
他の地域の方と、微妙に違うんでは?と思われますがね・・・。
兎に角、あまりの加熱振り(生徒達がマジで怖がっていた)で
学校では「“口裂け女”と“コックリさん”禁止令」がでたほどです。
因みに、小学高学年になる頃には“トイレの花子さん”に押され
いつの間にか“口裂け女”は消滅してました。


2006年 日本 本編90分
監督:白石晃士
脚本:横田直幸、白石晃士
音楽:和乃弦、藤野智香
主題歌:I-lulu“ガラスの瞳”
出演
山下京子:佐藤江梨子
松崎昇:加藤晴彦
佐々木真弓:川合千春
松崎タエコ:水野美紀

-あらすじ-
27年前に子どもたちを恐怖に陥れた、“口裂け女”のうわさ誕生の町で、
再びそのうわさがささやかれ始める。
教師の京子は、担任の生徒美佳を家まで送って行くが、
自分の目の前で口裂け女に美佳をさらわれてしまう。
彼女は同僚の松崎と手がかりを探し始めるが……。
(Yahoo!ムービー開設より引用)


『口裂け女』公式サイト


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出だしは、イイカンジ~~
夕暮の小学校 下校する子供たちや教室で盛り上がる女子たち、
公園で“口裂け女”を見てやると計画を練る男子・・・
“これから何かが起る~”という予感めいたあの期待っ
怖いんだけど、ワクワクドキドキした小さい頃の“感覚”が
蘇って来ました。

冒頭でも書きました通り、我が町内でももちろん
「口裂け女」はうわさになってましたよ~。
そして、ご他聞にもれずワタクシも、“ムダに怖がった”子供の
一人で御座いました。(笑)
でもあの感覚はなんとも言えませんねー
今だったら笑い話、良い思い出として話せるんだけど
子供達の世界では「ホントの話」として広まっているから
ヤケにリアルというか・・・ アノ頃は笑えませんでした。
でも、そんな思い出があるからこそ 今夜の作品の冒頭~中盤の
感覚が懐かしいような、ワクワクするような感じを
受けたんだと思います。

「口裂け女」のうわさ発祥の町で、小学生が相次いで誘拐される事件が
発生します。誘拐された小学生・美佳の担任である京子は、同僚の松崎と
「口裂け女」のうわさの真相と、居なくなった生徒達を探しまわります。
「夕方、5:00に公園で出るらしい・・・・」
「口裂け女を見たものは、さらわれて“秘密のアジト”に連れて行かれる」
「“口裂け女”の“秘密のアジト”は赤い屋根の廃屋」
子供たちのうわさを集めていく内、松崎と“口裂け女”との接点が見つかります。
なんと!“口裂け女”の元となっている30年前に失踪した女性・松崎タエコは
松崎の母だったことが判明・・・しかも、彼には“口裂け女”が現れる前に
“口裂け女の心の声”が聞こえるのでした。
子供達のうわさの“赤い屋根の廃屋”は松崎が幼い頃、母と過ごした
生家だったことに気が付いた2人は、居なくなった子供たちの救出と
“口裂け女”との対決に挑む為、“アジト”へむかいました。

と、物語はこんなお話です。因みに、ラスト 見事“口裂け女”との対決
を終え、美佳の救出をしたのは京子。松崎は対決の末、息絶えます。
離婚し一人娘・愛と再会を果たす彼女でしたが~最後の最後にホラーの
“お約束”が待っています。( ̄ー ̄)ニヤリ

怖いか?と聞かれれば、始めの方はちょっと“ゾクぅ~~(-。-;”っと
する感じ、でも中盤からは“子供たち救出”と“松崎の過去との対決”で
それほど恐怖を感じません。
昔、“口裂け女”で盛り上がった方・・・ 懐かしさを思い出して
あの子供時代の、(なんだかワケワカラン)ドキドキ&ワクワクを
味わうのもいいかも?>でも怖くないです。

今夜は、ちょっと“貞子”が入ったキャラと水野美紀さんの特殊メイクが
スゴかった現代版『口裂け女』をUPしました。

最後に~ 唯一、私が「怖っっΣ( ̄□ ̄;)!!」と思ったシーンは
美佳から「母から虐待されている」ことを告白される京子の場面にて
「なんでそんなこと、いうの!!」と美佳に詰め寄るサトエリの
声と形相が、一番怖かった・・・・です。ハイ



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262.『それでもボクはやってない』みちゃった!(^^)!

2007年08月26日 23時42分44秒 | 映画

邦画続きます!日本映画第二夜目
今夜の作品は、『Shall We ダンス?』の周望監督作品
『それでもボクはやってない』(略して『それボク』)です。

この作品、ジャンルでいうと“ヒューマンもの”・・・
確かに、扱ってるテーマは「冤罪」なのでそうなるんでしょうがー
主演の加瀬亮君の“たよりなさ”と、軽快に進む法廷シーンは
コメディがちょっぴり入ってる感じです。
前評判どおり、なかなか面白く、また
考えさせられる作品でした。


2007年 日本 本編143分
監督・脚本:周望正行
(『ファシイダンス』『シコふんじゃった』
 『Shall We Dance ?』 他)
製作:亀山千広
(『踊る大捜査線 The Movie』他)
音楽:周望義和
出演
金子徹平:加瀬亮
荒川正義:役所公司
須藤莉子:瀬戸朝香
北尾哲:山本耕史
金子豊子:もたいまさこ
新崎孝三:尾美としのり
田村精一郎:益岡徹
広安敏夫:大和田信也
月田一郎:田口浩正
佐田清子:清水美砂
三井秀男:本田博太郎
青木富男:竹中直人
大森光男:正名僕蔵
室山省吾:日向文世

-あらすじ-
フリーターの金子徹平は、通勤ラッシュの電車で
女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。
まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、
大人しく駅の事務室に行った。
しかし、「ボクはやってない!」という訴えもむなしく、
そのまま警察に連行されてしまう。
その日から、留置所暮らしを余儀なくされた
金子の無実を訴える戦いが始まった。
(Yahoo!ムービー 解説より引用)


『それでもボクはやってない』 公式サイト


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「裁判って、今まで悪い人が裁かれるところだと思ってた」

これは、劇中 主人公金子の母・豊子が弁護士・荒川&須藤に呟く台詞。
私も、以前まではそう思っていましたがー
ここ最近の情報番組(所謂、ワイドショー?)での事件の裁判の様子とか
見てたら、違う気がしますね・・・。
(もっとも・・・今回の主人公は“加害者側”ですが、リアルな世界では
 “被害者側”の視線から抱く感情ですが~。)

物語は・・・
身に覚えのない「痴漢行為」で捕まってしまった主人公金子君。
刑事たちからの横暴な取調べ、検察庁での“聞いてもらえない”のに
繰り返される尋問、裁判での“犯人だ!”と確定されているかのような
やりとり・・・最後、彼は結局“無実”を勝ち取ることはできなかったけれど
それでも「やってない」と呟くラストシーンで〆られます。

物語の冒頭では、「たかが痴漢。素直に認めて、保釈金払えばすぐ釈放」なんて
刑事には言われ、国選弁護人からは「示談する方が賢い」と諭され
彼は「最初から“有罪”」という前提で物語が進みます。
しかし、彼はこれらの容易に“出て行ける”方法を選ばず
しっかりと最後まで(法廷にまで)行き着きます。
その潔さは“あっぱれ”です。
(映画の中のお話ですから~ 主人公が本当に“無実”だと
 知っているこちら側からしたら、そう思えます。)
今回、主人公の身に降りかかったのは“痴漢”容疑でした。
もしこれが、殺人事件だったら・・・?もっと違った印象を受けたと思います。
ちょっと茶化して、時にはコメディっぽく(でも飄々と)感じたのは
彼の容疑が“痴漢”だったから・・・?
(女性としては、暴力事件と一緒だと思いますがー)

感想 まずは納得できない部分から~
ラストの判決の場面「今回“有罪”になった理由」の中で
裁判長が披露した言葉の一つに
『被害者は、公判廷においても辛辣な供述態度で被害体験を語り
 その内容はいずれも具体的で詳細であり、臨場感溢れたものである。
 また弁護人の尋問にも耐え、その供述は一貫しているし正直に述べている』
というのがありましたが~ はて・・・?
彼を「とっ捕まえた」女子高校生(被害者)の証言って、そんなに
“具体的”で“一貫”してて“正直”だったの?・・・と。^^;
弁護側からの現場再現テープで立証された“後に手を動かせない”事実。
目撃した女性本人の証言と彼女(被害者)の証言との食い違い。
犯人らしき人物が着ていたスーツの色の曖昧な証言。等々・・・
同じ女としては同情するけれど、全然“信用できない”というのが
私の手応えでした。
(痴漢の被害にあって精神的ダメージ受けてるとは言え、
 そんなに彼女の証言を鵜呑みにして良いのか?>裁判長っ。)
この点は、ちょっと違和感がありました。

一方、もう一つの感想は~
オープニングテロップにも、本編通して弁護士の荒川さんも、
中盤、前裁判長・大森さんも言ってた
「無実の人を罰してはならない」という一番大事な部分が
今回の物語中の裁判で、肝心な最終場面では成されていなかった
ということは、良~~っく 分かりました。
(裁判長が変更になった辺りから特に・・・)
前任者・大森裁判官の考えややり方が、兎に角 
気に入らない(?)のか、元々“無罪嫌い”なのか?
後任者・室山裁判官でなかったら(大森さんのまんまだったら)
もしかしたらー「無罪」になったかも?しれませんね。

今夜は、裁判までの経過・“不見当”・冤罪について… etc
色々と勉強になった『それでもボクはやってない』をUPしました。

ところで~ 私の今夜のツボは
本田博太郎さん演ずる三井秀男!
生き字引みたいで妙にクール♪ってのが
GOOD!でした。



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259.『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』みちゃった!(^^)!

2007年08月24日 22時59分17秒 | 映画

こんばんは~~(^-^)/
今夜は、いきなり購入しちゃった『バブルへGO!!』です。

タイムトラベルものなんだけど、そんなに複雑じゃ無いし
阿部寛さんの“のほほ~ん”としつつの3変化やら
ギャグやらが非常に楽しい作品です。
買って良かった♪と思えた一本です。


2006年 日本 本編116分
監督:馬場康夫
原作:ホイチョイ・プロダクションズ
製作:亀山千広
脚本:君塚良一
音楽:本間勇輔
主題歌:加藤ミリヤ“Eyes on me”
出演
田中真弓:広末涼子
下川路功:阿部寛
田中真理子:薬師丸ひろ子
宮崎薫:吹石一恵
高橋裕子:伊藤裕子
田島圭一:劇団ひとり
菅井拓朗:小木茂光
玉枝:森口博子
芹沢良道:伊武雅刀

-あらすじ-
2007年、現在。
800兆円の借金をかかえ破綻の危機に瀕した日本を救う為
財務省大臣官房経済政策課の下川路はある計画を進めていた。
それは1990年にタイムスリップし、“バブル崩壊”を止め
歴史を作り変えると言う仰天プラン。
その極秘プロジェクトが白羽の矢を立てたのは、謝金返済に
追われるフリーターの真弓だった。
真弓はタイムマシンの開発者であった真理子の一人娘。
一歩先にタイムスリップした母親の真理子が90年の東京で
失踪したことを知った真弓は、借金から逃れる為、そして
母親を救う為、ドラム式洗濯機に乗り込み、タイムスリップを決行する。
果たして、下川路と真弓は真理子を無事救出することができるのか!?
下川路と真弓が繰り広げる恋のゲームの行方は!?
バブル崩壊は食い止められるのか!?
(DVD JK解説より引用)


『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』 公式サイト


Yahoo! ムービー『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』 特集ページ


コレより先ネタバレありますので
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突然、居なくなってしまった母・真理子を探すため また
唐突に日本経済の危機を聞かされ、それを打開するため
2007年から17年前の1990年にタイムスリップする
ヒロイン真弓。
彼女が降り立った1990年は、携帯の電波なんて届かない
やけに皆“勢い付いてる”世界・・・
真理子の足取りを追い、彼女は若き日の下川路や菅沼を
巻き込みながら、経済破綻の原因を作る芹沢に近づこうと
躍起になりますが、中々上手く行かず・・・
何とか真理子の現状情報をGETした真弓と下川路。
真理子が現れる赤坂の料亭へ~ そこで聞かされた
芹沢の本音にキレた真弓は下川路と共に大立ち回り!!
その時の様子が、TVレポーター薫の作戦で
生中継され、芹沢を筆頭とする裏政界関係者達は
警察に一網打尽にされ、日本の危機は免れる。
しかし一難去ってまた一難!
1990年の真理子の命を狙う芹沢一味の残党と再び
対決!の真弓と下川路~ でも、そこもクリア!
目出度く彼女達はもといた世界へ・・・・
と!?彼女達の努力が報われたのか?
日本経済と彼女達を取り巻く2007年は違うものとなっていました。

・・・という、奇想天外なコメディです。(笑)

冒頭にも書きましたが、“タイムトラベルもの”です。
でも、この手の作品で一番の難問である
「行ったり来たり」でワケ分からなくなるということはありません。
物語始まって早い段階で、2007年⇒1990年になるので
頭をぱっ!!と切り替えられるし、戻る時など
何時の間にっ 二人とも戻ったの?というくらいに
“ぱぱっと”時間移動が始まり終わってます。
ジャンル“コメディー”であるという部分を武器にして(笑)
ドタバタ風な部分や、阿部寛さんの飄々とした部分が上手く
取り入れられ、なんとも賑やかで楽しい作品に仕上がってます。

17年前のバブリ~時代・・・こんなんだったんですね。 (; ̄ー ̄)

夜な夜な遊び飲みまくる人々・・・
超ミニスカ&ボディコン。
濃ゆ~い眉毛に“イケイケ一本まき”&ソバージュの女たち・・・
軽ーーい男たち・・・(メッシー、アッシー、貢くん)
一晩で数万円のお車代やタクシーチケット
学生貸切り豪華クルーザーのダンパの
“ビンゴ”の一等景品は200万のキャッシュ!
ダンパ出席代金で数万円GETっ♪
“DCブランド”や、“ユーロビート”

いやぁ~~~あるトコとある年代にはあるもんです>キャッシュ♪
「お金が動いてる!」という手応えがありますね。(笑)
ってか、そんな“恐ろしい”ことがまかり通ることを
不思議だと口にしたヒロインに、周囲の者たちは
「当たり前だよ・・・・ そうゆう時代なんだもん。」
で済ますトコが、これまたっスゴイ!!

ところで、この作品、ゲスト(カメオ)出演で
以下の方々がチョロっと出ておられます。
・資生堂の口紅のCMに出てる若き日の今井美樹
・“ディスコ”のお立ち台で踊る飯島愛
・同じく“ディスコ”のフロアーでオネエちゃんと踊るラモス
(ティファニーの“オープンハート”ネックレスを
 ポーン!とプレゼント♪)
・局入りしたばかりの新人女子アナ、八木亜希子
・TV局でプロデューサーにドヤされる新人の飯島直子
ちょろっと出てるだけなんですがね~なんかこう・・・
やけに印象にのこってる皆様です。

今夜は、イキナリ購入~♪は正解かも?なー
『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』をUPしました。

追記~
“特典”の「もう一つのエンディング」も観賞~
私は、劇場公開版(ノーマル版)の方が、
この作品にはあってると思います。(笑)




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254.『フラガール』みちゃった!(^^)!

2007年08月19日 23時58分16秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/ 今夜の作品は『フラガール』です。

この作品、実話だったんですね?>見終わるまで知りませんでした。
本編終了後のエンドクレジットの前に
作品中に出てきた“平山先生”は現在もご健在で
当時と同じく、若い弟子達を教えてらっしゃるというコメントが
画面に出て、知った私です。^^;

2006年 日本 120分
監督:季相日
脚本:李相日、羽場大介
音楽:ジェイク・シマブクロ
出演
平山まどか:松雪泰子
谷川洋二朗:豊川悦司
谷川紀美子:蒼井優
熊野小百合:山崎静代
吉本紀夫:岸部一徳
谷川千代:富司純子

-あらすじ-
昭和40年代、福島県の炭鉱町に誕生した
常磐ハワイアンセンターにまつわる実話を基に、
フラダンスショーを成功させるために奮闘する人々の姿を描いた感動ドラマ。
時代の波で閉鎖に追い込まれた、とある炭坑の村では
危機的な状況の中、炭坑で働く人々はツルハシを捨て
北国の寒村を“常夏の楽園”に変えようと立ち上がった。
村の少女たちは腰みのをつけ、肌もあらわに
ハワイアンムード満点のフラダンスを踊りはじめるのだが……。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『フラガール』 オフォシャルサイト


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フラダンス、ハワイ、常夏・・・とっても楽しそう♪
と思いきや~この作品は、真反対っっ
炭鉱、昔ながらのシガラミ、北国、という場所で繰り広げられる
物語です。
しかも、フラダンスを習う若者のサクセスストーリーか?などと
勝手に、軽々しく思ってたら・・・テーマはとてもシリアスでした。

昭和40年、福島県の炭鉱町。
炭鉱で栄えた町も、時代の波に追いやられ、炭鉱産業は廃れる
一歩手前まできていました。
町は、炭鉱産業からリゾート開発事業へと転換を図ります。
町が計画したのは、北の地での常夏の施設“常磐ハワイアンセンター”。
センターの目玉として予定しているハワイアンダンサーを急遽募集!
そしてやって来た、炭鉱夫の娘たち。彼女達のコーチとして
東京の有名な劇場から引き抜いてきたという先生は平山まどか。
ダンスを取得し“プロとして一人前”になろうとする娘達は、
少しずつ技を磨き、最初、冷たくて尖っていた平山先生は
段々と町の生活や娘達に馴染んでいきました。
途中、メンバーの脱退や、炭鉱の落盤事故などのハプニングが
ありましたが、無事、センターのオープンをむかえます。

東京から来た平山先生・・・、非常に“カンジ悪い”です!
昼間っからお酒のんでるわ~
田舎を堂々と(!)バカにしてるわ~
口は悪いわ~ でも、プライドはイッチョマエだわ~。
しかしそんな彼女が段々と、まるで氷が溶けていくように
町の生活に馴染んでいったり、生徒達と心を通わせたり
その過程が“わざとらしく”なく“いつの間にか気付くと”と
いう具合で、好感を持てました。
それと、やはり彼女たちの踊りっぷり!
これは見どころですネ♪
(個人的には、松雪さんが誰も居ない練習場で踊る場面も
 が一番美しかったと思います。)
最初は田舎の冴えない女の子たちだったのに、最後は
皆とってもキレイに!!
目標があると、人間変われるもんだなぁ~と感心します。

フラダンスときいて、明るいイメージを受けますが
テーマはシリアス(暗い)なんですよね~。
北の炭鉱という場所、その小さな町から逃げられないしがらみ、
仕事からのリストラや先の見えない暮らし・・・。
地元に住んでいる人たちは、時代の波に押しつぶされそうになりながら
藁をも掴む思いで“常磐ハワイアンセンター”に希望を託します。
しかし、100%の人たちがそうではなくー
開発事業につきものの「反対派」もいるわけでー
炭鉱の組合、常磐ハワイアンセンター推進派、リストラ反対派
と、かなりややこしい(これだけでも映画が1本撮れそう(^~^;))
んですが、そこは単純に「お互い、牽制してる」程度にとどめ
あとは、“フラダンスチームの成長”に重点を置いたことが
良かったと思います。

今夜は、思っていたより暗くてシリアスなテーマに
驚いた『フラガール』をUPしました。

まあまあの出来栄え♪かと思います~
フラダンスのシーンは見応えありました。


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252.『ナイト ミュージアム~NIGHT AT THE MUSEUM~』みちゃった!(^^)!

2007年08月18日 23時13分12秒 | 映画

今夜は、TVのCMにて、“人懐っこいティラノザウルス”の「レクシー」で
お馴染み♪ 『ナイトミュージアム』です。

この作品も先週UPしました『デジャヴ』と同じくっっ!
レンタルではなく、イキナリ購入~♪
『デジャヴ』よりもお特感を味わえた一本です。( ̄ー ̄)ニヤリ
でも~ 個人的に1つ注文をつけるとしたら・・・
主役をベン・スティラーではなく、ジム・キャリーにして欲しかったー。
(ベン・ステイラー、ちょっと苦手 (; ̄ー ̄) なのです。)


2006年 アメリカ 本編108
監督:ショーン・レヴィ
(『メイド・イン・アメリカ』『12人のパパ』『ピンクパンサー』他)
脚本:ロバート・ベン・ガランド、トーマス・レノン
原作:ミラン・トレンク
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演
ラリー・デッカー:ベン・スティラー
(『ケーブル・ガイ』『メリーに首ったけ』『ズーランダー』
 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ドッジボール』 他)
テディ・ルーズベルト大統領:ロビン・ウィリアムズ
(『トイズ』『ミセス・ダウト』『ジュマンジ』
 『パッチ・アダムス』『A.I.』『ストーカー』
 『インソムニア』『ファイナル・カット』 他)
レベッカ:カーラ・グギーノ
(『スネーク・アイズ』『スパイキッズ』シリーズ
 『ザ・ワン』『シン・シティ』 他)
セシル:ディック・ヴァン・ダイク
ガス:ミッキー・ルーニー
レジナルド:ビル・コッブス
ニック・デリー:ジェイク・チェリー
サカジャウィア:ミズオ・ペック
アクメンラ:ラミ・マレック
マクフィー博士:リッキー・ジャーヴェイス
デビー:アン・メアラ
エリカ・デリー:キム・レイヴァー

-あらすじ-
ニューヨークに住む冴えないバツイチ男、ラリー・デリー。
現在は失業中で、最愛の息子ニッキーにも
愛想を尽かされてしまう始末。
そこで新しい職探しを始めたラリーは、
自然史博物館の夜警の仕事にありつく。
さっそく先輩の老警備員から仕事を引き継ぎ、
夜の博物館で勤務初日を迎える。
ところが見回りを始めたラリーは、誰もいないはずの展示室から
不思議な物音を聞く。音のするほうへ行ってみると、
なんとティラノザウルスの全身骨格が吸水機から水を飲んでいた。
しかも驚きはそれだけではなかった。
モアイ像や原始人、動物たちなど、博物館の展示物が次々と生き返り、
勝手気ままに動き出していたのだった。
(all cinema 開設より引用)


『ナイト ミュージアム』 公式サイト


『NIGHT AT THE MUSEUM』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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物語の展開は~~~ まず、主役はベン・スティラー演じるラリー。
彼は、妻と離婚し、一人息子ニッキーと暮らしているけれど
三ヶ月毎に仕事をクビになり、アパートまで追い出されそう。
ここはなんとか、父親としての威厳を保ちたい!
彼はハローワークにて、“自然史博物館”の夜警の仕事を紹介してもらいます。
ほんの「面接だけ」という軽い気持ちで博物館へ行ったラリーでしたが
警備係前任者セシル、レジナルド、ガスの3人のご隠居様たちから
初日を任されることに・・・しかし、その夜ラリーはとんでもない目に!?
閉館後、電気が消えた博物館。そこには展示物コーナーから飛び出して
“展示物”が我が物顔で徘徊しています。
おおわらわになりながらも、テディ(彼も“展示物”)という味方を得た彼は
最初の夜をなんとか終了しました。
2日目・・・三人のご隠居様たちが引退する日がやってきました。
初日の大暴れが館長の怒りに触れ「今度何かを壊したり“移動”させたら、クビ!」と
言われつつ、夜勤スタート。
前夜の失敗を踏まえた用意と、歴史を勉強し“被害を最小限”に抑えようと
しますが~彼の作戦は裏目に・・・。
翌日、彼は館長から「クビ」を言い渡されますが、自分の失敗を振り返り
館長に食い下がり、力技で仕事を継続させます。
3日目・・・1日目と2日目の経験を更に反省し、その上ニッキーを
夜の博物館にご招待。展示物たちの“夜のパーティ”を見せたいと思った
ラリーでしたが~時間がきても動かない!? 
展示物たちの“力”の素、エジプト王アクメンラーの石盤が
何者かに盗まれてしまいます。
犯人は前任者の3人のご隠居方・・・ラリーは、博物館の仲間たちと
力を合わせ“宝物奪取”計画をスタートさせます。

「口先だけで生きてきた男」そのもの!なラリー。
そんな父親をみて、何にも思わないほどニッキーはおバカさんでは
ありません。大好きなホッケーよりも「手堅いサラリーマンを目指す!」
とか言っちゃう。ラリーよりよっぽどしっかりしてる・・・。^^;
で、ニッキーの言葉にショックを受けたラリーは“とりあえず”
「自然史博物館」の夜警の仕事を~ここで出会った
キャラクター達が、もんのすごっく濃い。
・腰につけたキーを盗む手癖の悪い小ザル・デクスター。
・自分の開拓地を広げようと壁に穴を開ける西部開拓時代のミニチュアたちと
 彼らの主導者で飛び道具好きなカウボーイのジェデダイア。
・こちらも同じく、自分の領地を広げようと壁に穴をあけちゃった
 ローマ帝国時代のミニチュアと彼らの主導者オクタヴィウス。
・ガムガム好き♪なモアイ像>特にフーセンガムがお好き♪
・肉食獣コーナーのはらぺこライオンご一行。
・炎が大好き♪ネアンデルタール人。
・“八つ裂き”マニアのフン族アッティラたち。
・最後の最後に、やっと!名前が判明した(笑)総ブロンズ色、コロンブス。
・骨で「あそんで♪」と催促するティラノサウルスのレクシー君。
・開拓者のルイスとクラークと、美しいインディアンの娘サカジャウィア。
・カサデヴィアに仄かな恋心を抱く、理想の指導者であり
 「ビックリ!」大好きなテディ(ルーズベルト)。
・何ヶ国語を話せるのか?エジプト国王アクメンラー。

途中のキャラたちの大活躍♪が面白い!!
展示物のみなさんは言わずもがな~
ご隠居トリオのおじいちゃんたちの元気なこと!!
石盤の魔力が効いているのは、展示物だけではなく
“人間にも有効”だったというのが、面白い。
よぼよぼのおじいちゃん達が、石盤の魔力が蘇ったと同時に
パワー全開でラリーを“のし”ちゃうトコはビックリ。
(ラリーだったらどんな効能があるんだろうか~?)
冒頭のあたりは、ラリーのいまの現状をこちら側に“紹介”してる
だけなんで、面白い!とはいえないけれど、彼が過ごす最初の晩
からは、エンジンかかってきます!
アメリカ独特のブラックジョークというより、真っ向から笑いを
味わえる、大人も子供も楽しめる作品です。

今夜は、兎に角楽しい♪『ナイト ミュージアム』をUPしました。

ところで、ラリーの元奥様エリカは『TWENTY FOUR』シリーズで国防長官の娘で
ジャック・バウアーの恋人オードリー役だったキム・レイヴァーですね~( ̄ー ̄)ニヤリ
余談・・・でした。(^_^)/~


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251.『イルマーレ(2001年版)』みちゃった!(^^)!

2007年08月17日 23時42分25秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜も、昨晩に引き続き、リメイク作品です。
今夜は、以前ハリウッド版をUPしました
同タイトル『イルマーレ』です。

本当はこっちが元だと知ってはいてもー
やっぱり、ハリウッド版のほうが見応えありますね~。
そもそも、出てくる役名がややこしいゾっ!!
ヒュンとか~ ヒョンとか~
同じに聞こえて仕方ないっ!
やっぱり、普段“韓流”見てないと見辛いですね。
「慣れ」って怖い。 (; ̄ー ̄)


2001年 韓国 本編97分
原題:時越愛/IL MARE
監督:イ・ヒョンスン
脚本:ヨ・ジナ
音楽:キム・ヒョンチョル
出演
ソン・ソンヒョン:イ・ジョンジェ
キム・ウンジュ:チョン・ビヒョン
ジェヒョク:チョ・スンヨン
ジョンスク:ミン・ユンジェ
ジフン:キム・ジム

-あらすじ-
海辺に建つ一軒家に備え付けられた郵便受けを媒介に、
2年の時を隔てて存在する男女が手紙を交換し愛を育んでいく
ロマンチック・ラブ・ストーリー。
99年12月。
“イルマーレ(海)”と名付けられた海辺の一軒家。
この家から引っ越していくひとりの女性が
郵便受けに手紙を置いていく。
それは、新たな住人に宛てたものだったが、
その手紙はなぜか2年前である97年現在
そこに住んでいる青年の許に届いたのだった……。
(all cinema 解説より引用)


『イルマーレ(2006年版)』 BLOG


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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物語のストーリーは、既にリメイク版をしっかり観賞済み(笑)なので
全然、問題無しでした。
でも、やっぱり豪華さには欠けますね。 (^~^;)

大体は同じでした・・・
大雪のエピソード とか、二人の共通である“わんこ”が
出てくるとか(こっちはむく毛の小型犬ですが)、
大事なものを駅にわすれちゃうこととか・・・
でも、ラストが違うし、主人公二人の行き違いとかの場面の
エピソードも違いました。
物語自体にはあんまり関係ないかもしれないけれど
ヒロインの職業も違いましたね。
こうして違いを書き出してみると、ちょっとした事なんだけど
受ける印象が大分と違います。

ストリーが良いので「許せちゃう」ってカンジ・・・
韓流嫌いという自分の性格も大いに影響してて
見終わったあとの充実感も、ハリウッド版>韓流版 となりました。
どうしても韓流版は“暗い”んですよね~(地味とも言う)
それに比べて、ハリウッド版は“華”がありました。

やはりサンドラ・ブロックとキアヌというゴールデンCPには
勝てないという結論が私の感想でした。

今夜は、前回UPして 物語が気に入ったので
元ネタも見て比較しちゃおう!と観賞してみた『イルマーレ』を
UPしました。

やっぱり私の“韓流、苦手”は、好きなストーリー展開でも
治らないようです~。 (; ̄ー ̄)汗



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250.『バニラ・スカイ~VANILLA SKY~』みちゃった!(^^)!

2007年08月16日 23時12分21秒 | 映画

今夜は、以前UPしました『オープン・ユア・アイズ』のリメイク版
トムクル主演『バニラ・スカイ』です。

元ネタ『オープン・ユア・アイズ』共に数回見てるんですが
微妙に印象が違うというのが面白いですね・・・
個人的には、旧作のほうが好みだったりしますがー
こちらはコチラで面白いと思います。

2001年 アメリカ 本編137年
監督・脚本:キャメロン・クロウ
(『初体験/リッジモンド・ハイ』『あの頃ペニー・レインと』
 『エリザベスタウン』 他)
原案:アレハンドロ・アメナーバル、マテオ・ヒル
音楽:ナンシー・ウィルソン
出演
デヴィッド・エイムス:トム・クルーズ
(『エンドレス・ラブ』『トップガン』
 『インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア』『M:I』シリーズ
 『マイノリティ・リポート』『ラストサムライ』
 『コラテラル』『宇宙戦争』 他)
ソフィア:ペネロペ・クルス
(『オープン・ユア・アイズ』『裸のマハ』
 『ウーマン・オブ・トップ』『ブロウ』『ゴシカ』他)
精神科医マッケイブ:カート・ラッセル
(『遊星からの物体X』『不法侵入』
 『夢駆ける馬ドリーマー』『ポセイドン』他)
ジュリー:キャメロン・ディアス
(『マスク』シリーズ 『メリーに首ったけ』
 『マルコヴィッチの穴』『シュレック』
 『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ 他)
ブライアン:ジェイソン・リー

-あらすじ-
マンハッタンの豪邸に住み、高級車を乗り回し、
おまけにハンサム。
完璧な人生を謳歌する出版界の若き実力者
デヴィッド・エイムス。
ジュリーという美しい恋人もいて、何不自由ないはずが、
どこか物足りなさを感じていた。
そんなある日、デヴィッドは親友の恋人ソフィアに一目惚れしてしまう。
しかし、デヴィッドの心変わりを敏感に察したジュリーは、
嫉妬に駆られて自ら運転する車でデヴィッドとともに崖に突っ込んでしまう。
奇跡的に一命を取りとめたデヴィッドだったが、その顔は
怪我のために見るも無惨に変わり果ててしまう……。
(Yahoo!ムービー 解説より引用)


『バニラ・スカイ』オフィシャルサイト


『オープン・ユア・アイズ』 BLOG


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キャメロンとペネロペ・・・私の中のイメージだと
反対の役でも充分イケそう~。とはいっても
ペネロペは『オープン・ユア・アイズ』でも同じ役で出演していた所為か
しっかりと役にはまりこんじゃってますね。
一方のキャメロンのはすっぱで激しい役柄は、彼女らしいと
いえばそうなんですが~ なんか、いつものはみ出し方と違う
“ぷっつん”な女性で、新鮮です。(笑)

物語は「オープン・ユア・アイズ」とほぼ同じ!
旧作との大まかな違いは以下の通り。
・こっちのほうが軽快
・旧作のほうがミステリアス
・こっちの方は、悪夢とリアルの区別が分かりやすい
・台詞はこっちの方がおしゃれ♪>現代に近いからか・・・?

また、ペネロペ=ソフィアの出てくる%は断然『オープン・ユア・アイズ』
の方が大きいですね。
あっちは、ソフィアが非常に大切なキーとなっていましたが
こっちでは、主人公・デイヴィッド自身がキーとなっています。

物語の進め方、夢と現実の交差ポイント、最後の主人公の選択・・・
すべて同じのリメイク版。
“完全・完璧”とはいえないですが、でも肝心な部分は殆ど
一緒なので、比較しながら観賞するのが面白かったデス。

今夜は、キャメロン・ディアスのヘンな女ッぷりが
面白い!『バニラ・スカイ』をUPしました。

最後に一言♪
キレイなお顔を変形させて挑んだトムクルっっ
『マイノリティ・リポート』の時と同じくらい“ぶちゃいく”
なんですが、やっぱり纏ったオーラはスターですね~。




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246.『デジャヴ~DEJA VU~』みちゃった!(^^)!

2007年08月12日 23時50分33秒 | 映画

今夜は、レンタルではなく、イキナリ購入~♪で観賞の『デジャヴ』です。

タイムトリップもの~ あたりハズレが非常にっっ 激しいジャンルですね。
一番のマイナス点は「とにかくややこしい」ですが~
今回のストーリー展開は、これまでのモノより分かり易いように思います。
といっても、この手の作品につきモノの“どうして?”とか
“どうなったのよ?”とか、細かな部分での“謎”は無いとはいえませんが・・・

個人的には、面白い作品だと思います。


2006年 アメリカ 本編127分
監督:トニー・スコット
(『トップ・ガン』『ラスト・ボーイ・スカウト』
 『クリムゾン・タイド』『ザ・ファン』
 『エネミー・オブ・アメリカ』『イン・ハー・シューズ』他)
製作:ジェリー・ブラッカイマー 他
(『キャット・ピープル』『トップ・ガン』『クリムゾン・タイド』
 『アルマゲドン』『パイレーツ・オブ・カリブアン』シリーズ
 海外ドラマ『CSI:』シリーズ、
 海外ドラマ『コールドケース 迷宮事件簿』シリーズ』他)
脚本:テリー・ロッシオ、ビル・マーシリイ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演
ダグ・カーリー:デンゼル・ワシントン
(『マルコムX』『ペリカン文書』『クリムゾン・タイド』
 『ボーン・コレクター』『インサイド・マン』 他)
プライズワーラ:ヴァル・キルマー
(『トップ・ガン』『バットマン フォーエバー』
 『レッドプラネット』『アレキサンダー』
 『キスキス、バンバン』 他)
オースタッド:ジム・カヴィーゼル
(『マイ・プライベート・アイダホ』『G.I.ジェーン』
 『オーロラの彼方へ』『ファイナル・カット』
 『パッション』『unknown アンノウン』他)
デニー:アダム・ゴールドバーグ
(『ベイブ』『プライベート・ライアン』
 『ビューティフル・マインド』『10日間で男を上手にフル方法』
 『DETH GAME デス・ゲーム』『ゾディアック』他)
クレア:ポーラ・パットン

-あらすじ-
乗客の543名が死亡する悲惨なフェリー爆発事故が発生し、
現場でひとりの女性の死体が発見されるが、
捜査官のダグ・カーリは、どこか見覚えのある顔に思えてならなかった。
ダグはクレアというその女性と会うのは初めてだったが、
彼女の部屋を調べるとダグの指紋をはじめ、
さまざまな彼の痕跡が残されていた。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『デジャヴ』 公式サイト


『DEJA VU』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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初めて体験する事象だが身に覚えがあるデジャヴ(=既視感)。

過去、私もこの“既視感”と言う感覚は体感したことありますがー
今回は、ただ「感じる」というより、「経験」といったカンジですね。

物語は・・・
ニューオーリンズ、フェリー爆破事件からスタート!
534名の犠牲者を出した爆発事件は、早い段階で「事件」となり
爆発物専門捜査機関“ATF”からは、切れ者捜査官ダグ・カーリーが
やってきます。また、テロ事件として認定されたのでFBIも捜査に加わりました。
オフィスに戻って来たカーリーは、召集命令が出ているのにも拘わらず
出勤してこない相棒ラリーが気になります。
そこへ、爆発事件の現場から離れた場所で女性の水死体が
発見されたとの知らせが入ります。
水死体が発見されたのは10:42、フェリーの爆発は11:42でした。
カーリーは1時間のタイムラグに引っ掛かります。
まるであのフェリー爆破の時にそこに居て
事件に遭遇したような傷跡・・・でも、死因は別。
爆発事件の現場には居なかったけれど、何か繋がりが?と
推理するカーリー・・・
しかしカーリーが彼女について調べようと思い立った理由は
それだけではなく、見つかった女性クレアのことが
“どこかで、見た気が・・・?”と気になって仕方ありません。
カーリーは、クレアの自宅へと向かいそこでも味わう“デジャヴ”。
クレアの自宅で彼が見つけたのは、冷蔵庫に貼ってあった
「お前は彼女を救える」という文字と、彼女が所有していた
車を売ろうとしていた痕跡でした。
キッチンとゴミ箱にあった血痕、留守電に録音されていたカーリーの声、
不思議な発見をしカーリーは戸惑います。
一方、FBIのブライズワーラー特別別捜査官は、
カーリーの実力を認め、彼をある場所へ連れて行きました。
そこでは~ “過去(きっかり4日と6時間前)を再現する映像”をリアルタイムで
見れるというシステム「白雪姫」が開発されていて、事件時の映像で
捜査に当ろうということでした。
開発チームとブライズワーラー捜査官そしてカーリーは、映像の中で
容疑者の確認に成功! また、カーリーが気になっていたクレアと
事件の関係も明らかになります。
カーリーたちは犯人逮捕に成功しますが、カーリーの心のモヤモヤは
晴れません。「なんとかクレアとフェリーに乗船している人々の
命を救えないものだろうか?」カーリーは“過去へのタイムスリップ”を
決意し、事件当日の朝へと戻りました。
無事“過去”に到着したカーリーは、クレア救出の後
フェリーへの乗船。カーリーと犯人との対決が待っていました!!

時間旅行・・・・というのは1回だけです。
なので、非常に分かりやすいんですよね~
でも、事件の捜査をしにきた“現在”のカーリーがラストで
あんな事Σ( ̄□ ̄)!! になっちゃって、“過去”には何某かの影響は
出ないのか?とか~ 犯人が拘留され、カーリーの取調べを受けた時に
カーリーに呟いた「裁判を受けずして釈放される」というあの自信は
どこから来てるのか?とか~ タイムスリップモノだからこそっの
パラドックスが、全て解明されていないままの終了だったので、
モヤ~とした感じは残ってしまいましたが。(^~^;)
でも、全体を大きく見てみると、非常に面白い仕上がりになっています。

ところで、この作品は、『CSI』シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーである
ジェリー・ブラッカイマーが製作担当!
さすが、捜査機関絡み&現場の分析場面は“リアル”ですね~。
爆発シーンや、カーチェイス、銃撃戦なんかも
ビジュアル的に迫力ありました。
ただ、主役のデンゼル・ワシントンがカッコよすぎ~!
フェリーの爆発が「事故ではなく事件だ」と確たる証拠を見つけ
警察の捜査陣を納得させたのは彼!
また、政府が開発した“白雪姫”(ソフト名)^^; で、
犯人や現場を“過去の”映像で追いかけるシーンも、
担当しているメンバーやFBI捜査官より的確に
判断していましたし・・・ なにより、ヒロインに
「“どうして&なぜ”自分がここに居るのか」という無理難題を納得させた
のにも脱帽~です。
今回の主人公カーリーはATF(アルコール・タバコ・火器・爆発物局)の
イチ捜査官なんですがー
ヒーローもの(超人ではなく、生身の人間ですけど)としても
観賞できる気が・・・。 (; ̄ー ̄)

また、物語の重要なキーとなる過去(きっかり♪4日と6時間前!)を自由自在に
操り、見ながら録画もできちゃうと言うアレっ(「白雪姫」)・・・すんごいですよね!?
町に設置されている監視カメラから映像を拾うわけですが、もちろん
全ての部分が映し出されるのはムリ・・・(必ず死角がある)。
で、さらにスゴイのが“ゴーグルタイプの異次元監視装置”!!
ソレを装着して車を運転すると、過去の同じ場所の映像が本部へ送信される
というスグレもの。リアル世界で運転しながら見てる映像と、
本部の大画面に映し出される過去の映像は違うワケで~
中盤、カーリーが本部を飛び出し、(過去の)犯人を追跡するシーンは
あまりにも映像が忙しすぎて、私の脳の映像処理範囲を
超えてしまったようで~(笑)“車酔い”になってしまいました。
あのときの二つの映像は「どっちが本物だったけ?」と
言うくらい、リアルです~。
間接的に過去を見聞きし、“同じ場所”に立つと過去を体験できる・・・
非常に新鮮でした。

今夜は、過去のタイムトラベルモノと比べると比較的単純。
個人的には非常に面白かった『デジャヴ』をUPしました。

あまり細かく突っ込まず~(^~^;)
映像の迫力と展開の速さでオススメしたい一本です♪



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245.『ナイト・ウォッチ』みちゃった!(^^)!

2007年08月11日 23時28分22秒 | 映画

今夜は、ロシアの映画業界の記録を塗り替えた!と評判の
『ナイト・ウォッチ』をご紹介します。

この作品、JK、コピー、プロモ・・・どれを見ても
『マトリックス』を意識して作られているのか?と
勘繰ってしまうんですよね~。
中身を観賞しても、それは拭いきれません。
主人公や敵キャラたちの動きや、映像の処理の仕方とかー
また、下↓解説でも書いております様に
三部作となっているのも引っかかった理由です。

あ、でも設定はちょっと違い、コチラはSFと言うより
ホラーちっく♪
『マトリックス』のような異世界とかメカやシステムとか
SF独特の難解な部分は無く、その代わり
ホラー独特の「ありえない」と言う部分と、いろんな問題を
「ぶっこみ過ぎ」でオナカイッパイという部分で悩む作品です。^^;


2004年 ロシア 本編115分
原題:NIGHT WATCH/NOCHNOY DOZOR
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:ティルーム・ベクマンベトフ、レータ・カログリディス
原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
音楽:ユーリ・ポテイェンコ
出演
アントン・ゴロデツキー:コンスタンティン・ハンベスキー
ボリス・ゲッサー:ウラジーミル・メニショフ
スヴェトラーナ・ナザロワ:マリア・ポロシナ
オリガ:ガリーナ・チューニナ
ザヴロン:ヴィクトル・ヴェルズビッキー
イリーナ:マリア・ミロノーワ
アンドレイ:イリア・ラグテンコ
アリス:ジャンナ・フリスケ
イゴール:ディマ・マルティノフ

-あらすじ-
1992年、モスクワ。妻に逃げられたアントンは呪術使いの元へ行き、
そこで彼は自分が特殊能力を持つ“異種”だと知る。
光の戦士である“ナイト・ウォッチ”か、闇の戦士の
“デイ・ウォッチ”かの選択を迫られる。
12年後、彼は光の側で活動しており、ある事件に関わる。
セルゲイ・ルキヤネンコのベストセラー小説の3部作の内の
第1章を映画化し、ロシアで興行収入ナンバーワンの大ヒットを記録した、
過去から連綿と続く“光”と“闇”の戦いを描いた壮絶なファンタジー。
(Yahoo!ムービー解説より抜粋)


『ナイト・ウォッチ』 公式サイト


『NIGHT WATCH』 英語版公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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光と闇の対決・・・善VS悪、よく見る戦いの物語。
古の時代、光の王様ゲッサーと闇の王様ザヴロンが
血で血を洗う戦いを繰り広げ、あるとき休戦状態に・・・
彼らは、お互いをお互いが“監視する”という取り決めをし
なんとか世の中丸く収まりますが~
光でも闇でもない“新たな異種”の登場で、数百年続いていた平和に
戦いの兆しが見えてきます。
1992年モスクワ、自分から闇の監視人“ディ・ウォッチ”(光の異種)
を選んだアントン。
彼は、妻が他の男と駆け落ちしそれを何とか阻止しようと
胡散臭い呪い師を訪れた時、自分が“ウォッチャー”である事に
気が付き、“光”を選びました。
それから12年後、アントンは“ある事件”の捜査を担当。
いつものように簡単に片付けられる筈だったのに、
実はこの事件こそが現世に不穏な動きを再発動させる切欠となります。

「マトリック」でのキアヌたちが戦ったのは、現実世界とマトリックス。
この作品では、闇派と光派での戦い。
「マトリックス」では、現実世界と部分的にリンクしていましたが
この作品は、全くの同時進行=現世と“異種”の住む世界は同じもの。
両方に言えることは、当事者たち(「マトリック」ならば、キアヌたちメンバー、
「ナイト・ウォッチ」ならば、“光派”“闇派”“ウォッチャー”たち。)
だけが自覚し、体感し、目にすることが出来るということ。
この手の“異種対決モノ”って込み入った事情やら、定説があってややこしい~
んですが、この作品は“善”と“悪”が分かれてて
小難しいものがなく、設定は面白い♪
「マトリックス」ほどの映像のスゴさは実感できなかったものの (; ̄ー ̄)
でも、冒頭の“魔女狩り”のシーンとか、中盤の“バンパイアCP”との対決
とか、終盤の“うずまき女”のシーンは迫力ありました。
(鑑賞したあとですが、今でも私は
 ロシアでこれほどのモンが作れるとは、信じられない~~~( ̄ー ̄)ニヤリ)

お国情勢と違って(失言)、クオリティーは高かった作品だと思います。

ただ、最後に行くほどドタバタ感が出てしまって・・・
冒頭~中盤のゴシックホラー調な香りが損なわれてしまってるのは
残念ですね。

これから観賞される方には、レンタルでオススメしたいです。

今夜は、ロシアの「マトリックス」(といわれているらしいー)
『ナイト・ウォッチ』をUPしました。

ところでっっ この作品、ハリウッドでもリメイクが!!
キアヌ・リーブスとフォレスト・ウィティカー共演ですよ~ん( ̄ー ̄)ニヤリ
キアヌが主演!?と聞いて「ああ、やっぱりねー」と思ったのは
いう間でもありません・・・。
物語展開はともかく(笑)あっちで製作される
ド派手(と、勝手に予想~(^~^;) )な『ナイト・ウォッチ』も
見てみたいと思うsoratukiです。


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243.『悪夢探偵~NIGHTMARE DETECTIVE~』みちゃった!(^^)!

2007年08月10日 23時02分36秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、鬼才(奇才?)塚本晋也監督の作品
『悪夢探偵』をUPしたいと思います。

この作品、実はある洋画をレンタルした際に
リリース情報で番宣を見て“見てみたい!”衝動に駆られて
手に取った作品です。
予告を見る限りでは、以前UPしました『デスノート』系か?
と思いましたが~ あんまり共通項はありませんでした。
主役のお二人松田龍平さんとhitomi姐さんの演技が
思いのほか、良かったです♪


2006年 日本 106分
監督・脚本:塚本晋也
(『完全なる飼育』『さくや妖怪伝』『溺れる人』
 『六月の蛇』『稀人(まれびと)』他)
原作:塚本晋也(角川文庫発刊)
音楽:石川忠
主題歌:フジファブリック“蒼い鳥”
出演
影沼京一(悪夢探偵):松田龍平
霧島慶子:hitomi
若宮:安藤政信
関谷:大杉蓮
大石恵三:原田芳雄
???:塚本晋也

-あらすじ-
現場勤めになったばかりの女刑事、慶子は
謎めいた事件を担当する。
夢を見ながら死んだようだという証言と、死者たちが
死ぬ間際に何者かと話したことを示す携帯電話の発信記録から、
事件を解く鍵は夢にあると推測。
他人の夢の中に入れる能力を持つ悪夢探偵の
存在を知った慶子は、彼に協力を求める。
(Yahoo!ムービー解説より引用)

『悪夢探偵』 オフィシャルサイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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悪夢に追いかけられ、冷や汗で目が覚める・・・
私はよくこんな体験をして朝を迎えます。
(意外と多いんですよね~悪夢)

この物語では、その悪夢が現実になってしまう!
悪夢とリアル世界とのリンク・・・>怖っっ!
そして、出てくる人たちの「死」への切望と
それを肌でリアルに感じてしまう能力を持った
青年の苦悩の物語。

「ああ、イヤだ・・・
 あああああー イヤだイヤだイヤだ
 ああ イヤだ!」
この台詞は、本作品の主人公“悪夢探偵”こと
影沼京一が、周囲の人々の心の“陰”の部分を感じ取って
思わず呟く言葉です。
彼はその“能力”の所為で、幼い頃から不幸な人生を歩んで来ました。
この力をなんとか人々の為に使いたいと思い立ったのか?
それとも彼の背負う運命みたいなものが彼を導いたのか?
彼は、警察からある不可解な事件の捜査の担当を頼まれ協力することに。
そこで、ヒロインのキャリア組脱退女刑事、霧島慶子と出会います。
彼女もまた過去に暗くて悲しい体験をしていて、それが影沼や
謎の男(塚本監督ご自身で熱演っ!)と、心を通わせてしまう
きっかけになるわけです。

物語の本筋である事件の部分では、あまり納得するような
展開ではないものの~ 彼ら(謎の男・霧島・影沼)たちの“悪夢”での
かかわり方はまあまあでした。
特に“謎の男”@監督!! 彼の熱演はスゴイ~
影沼よりも存在感大きい気がしましたよ。^^;
因みに、余談ですが・・・劇中で監督が披露しているのは「中国太極拳」
(この作品のために、監督ご自身で習得したらしい…)だそうです。
近頃のジャパニーズホラーには、最後は結局“アンハッピーエンド”
(尻切れトンボとも言う~)が多い気がしますがー
この作品ではそんな傾向には珍しい、事件も無事解決し
目出度し目出度し~と言うラストで、一応の区切りをつけてくれているので、
途中の「ワケワカラン」とか「矛盾」とかを“おっぽり出して”
見終えることが出来ます。(笑)
この手の作品としては、思いのほか、しっかりとできてるな~と
いうのがこの作品を鑑賞した私の感想です。

今夜は、hitomi姐さんのミニスカ姿が美しく凛々しい~♪
&塚本晋也監督大活躍(!?)
監督の世界にどっぷりとハマれる『悪夢探偵』をUPしました。

因みに2008年、『悪夢探偵 2』が公開されるそうです。
次回「2」も、(レンタルで@笑)観賞したいと思います。


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238.『さくらん』みちゃった!(^^)!

2007年08月05日 23時34分30秒 | 映画

皆様、こんばんは~~~ヽ^0^ /今夜も邦画です。
今夜の作品は、現代風時代劇『さくらん』です。

とにかく“賑やかな”作品です。
あらすじは、他の作品でも見ることができる
“一人の少女が出世するまで”。
途中、お約束の 先輩からのイジメとか
狂いそうなくらいの“恋”と“失恋”もあります。
ただ、前記しましたように~
賑やか!! 詳しくは ↓↓下~↓↓の方で・・・。


2007年 日本 本編111分
監督:蜷川実花
脚本:タナダユキ
原作:安野モヨコ
音楽:椎名林檎
出演
きよ葉/日暮:土屋アンナ
清次:安藤政信
倉之助:椎名桔平
惣次郎:成宮寛貴
高尾:木村佳乃
粧ひ:管野美穂
光信:永瀬正敏
春菊:美波
坂口:遠藤憲一
お蘭:小泉今日子
ご隠居:市川左團次
楼主:石橋蓮司
女将:夏木マリ

-あらすじ-
江戸の遊郭、吉原。
女衒に連れられ大門をくぐった8歳の少女は、
玉菊屋に買われ、きよ葉と名付けられた。
しかし、向こう意気が強いきよ葉は脱走を試みて
捕まり折檻を受ける。
そんなきよ葉に店番の清次は、決して咲くことのない
吉原の桜の木に花が咲いたら俺が出してやるとなぐさめる。
やがてきよ葉は、美貌も知性も兼ね備えた
完璧な花魁・粧ひが面倒を見ることに。
それでも脱走をやめようとしないきよ葉だったが、
粧ひの挑発に乗せられ、自分も花魁になってやる
と啖呵を切るのだった。
17歳となり、美しく成長したきよ葉は、ついに
初めての客を迎える。
生まれながらに女郎に必要な手練手管を身につけていた
きよ葉は、瞬く間に江戸中の注目を集めるようになる。
玉菊屋の花魁・高尾は、そんなきよ葉の人気に
嫉妬を募らせていくが…。
(all cinema 解説より引用)


『さくらん』 公式サイト


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まず、冒頭でも書きました“賑やか”について・・・。

最初に“ざっ”と観た感想は「色の洪水」でした。
原色の、色!色!色!!
その賑やかさの所為で、淫猥とか荒んだとかという
マイナスイメージはフッ飛んでいます。

花町を題材にした作品にあるような
過去の作品(例えば「吉原炎上」)で見られる“激しい”イメージは
POPな色のお陰で抑えられていますし
同じく過去の作品(例えば「SAYURI」)で見られるような
下積み、貧困といった、サクセスストーリーには切っても切れない
場面もあまり無く、むしろ この作品の本編では
“ある程度のし上がってから”のヒロインが冒頭から元気良く出てくるので
“貪欲”といったイメージはそれほど感じられません。
また、主演のアンナさんの“べらんめえ”口調も
作品の元気よさを強調していて・・・
“時代劇なのに、現代劇と変わらない”作品となってます。

とはいえ、ただただ“お気楽”にのし上がっていくとは行かず
先輩花魁・高尾からのイジメとか
中盤、狂いそうなほどに愛してしまう男・惣次郎との恋とか
も出てきて、メリハリは利いてます。

この作品の見所は・・・
アンナさんの、美しさ♪(とってもキュート!です)とキップの良さ!
淫靡に思えない、アンナさん、菅野ちゃん、佳乃さんの
“お仕事”シーン・・・。(?)
>あのっ 菅野ちゃんが! 佳乃さんが!! 
  \(◎o◎)/ヒ~っっ
 ・・・というような場面が出て参ります。
 これには驚きましたーー。

今夜は、“色の洪水”“アンナさん、ハマリ役!”
POPな花魁物語『さくらん』をUPしました。


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237.『愛の流刑地』みちゃった!(^^)!

2007年08月04日 23時35分15秒 | 映画

皆様こんばんは~(^-^)/
今夜は、大人の作品『愛の流刑地』略して「愛ルケ」です。

公開当時は、内容のハゲしさ(R-15指定ですからねぇ~)から
そーゆー部分ばかりが取り上げられていました。
正直「一体、どんな物語なの?」と思ったくらい・・・
あらすじや作品全体の評価に対しての情報は
少なかったのを覚えています。
劇場に観にいった友人いわく
「凄かった・・・ 寺嶋さんの声が耳についてはなれない~!」
と申しておりました。^^;
確かに、始まりからイキナリっ 例のシーンですから・・・。
ウワサは本当でした・・・。


2006年 日本 本編125分(R-15)
監督・脚本:鶴橋康夫
原作:渡辺淳一
音楽:仲西匡 、長谷部徹 、福島祐子
主題歌:平井堅“哀歌”
出演
村尾菊治:豊川悦司
入江冬香:寺嶋しのぶ
織部検事:長谷川京子
入江徹:仲村トオル
脇田刑事:佐藤浩市
北岡弁護士:陣内孝則
魚住祥子:浅田美代子
稲葉検事:佐々木蔵之助
関口刑事:松重豊
久世裁判長:本田博太郎
菊池麻子:余貴美子
木村文江:富司純子
中瀬宏:津川雅彦

-あらすじ-
ある朝、ひとりの男が逮捕された。
情事の果てに女性を絞殺したのだ。
男の名は村尾菊治。被害者の名は入江冬香。
菊治はかつて恋愛小説の旗手として注目された作家だったが
今では世間から忘れられた存在だった。
「愛しているから殺した」―――
事件を担当する女性検事・織部美雪は、菊治の言葉に
困惑しながらも真相を探っていく。
菊治は自分のファンであるという人妻・冬香と出会い、恋に落ちた。
愛されることを知らずに生きてきた冬香。
「首を絞めてほしい」という冬香の求めに応じ、菊治は冬香を殺めてしまう。
「なぜ男は女を殺したのか、そしてなぜ女は死を望んだのか」
綾部はこの疑問を抱えたまま裁判の時を迎える。
(DVD JK解説より抜粋)


『愛の流刑地』 公式サイト


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女は命がけで恋愛できる生き物
というのは、何かの小説で読んだ一節です。
命がけといえば~
以前UPしました『海猫』とどこか似通った香りがする
今夜の作品。

偶然知り合った男と女。
お互い妻子がありながら段々と離れられない関係を続け
終いには、女の「殺して」という願望に応えてしまう男。
作品は、男・村尾が逮捕され裁判にかけられるまでと
女・冬香の村尾との出会いから情事を重ねて変化していく様子
が描かれています。

最初は地味で、家庭を気にしながら村尾と会っていた冬香が
彼と会う回を重ねる毎に大胆に、深くのめり込んで行く様子は
見ていてコチラまでドキドキします。
劇中、バーのママ@余貴さんが村尾に呟くシーンの台詞
「女には2種類あるの・・・
 それを知っている女とそうでない女」という件は、深いですね~~。
本編で語られる台詞はどれもキレイだったりキワドイ言葉だったり
キョーレツなんですが・・・この一言が一番、印象に残りました。
平凡で“それなり”に幸せだった主婦がどうして一線を越えてしまったのか?
が作品の根本であり、その理由がこの台詞にあると思うから。
また、もう一つの物語の根本「自殺か?他殺か?」という部分では
「彼女は情事の果てに男に殺された愚かな女ではない」ことを
主張(証明)したかった村尾の意思が感じ取れます。
裁判が始まると、自分は自殺の手段として“使われたのでは?”と
疑い始める彼でしたが・・・
ラストの「私は、選ばれた殺人者なのです」という言葉で
納得させられたように思います。

古くは「失楽園」と言う作品でも、終着点=死となっていますが
これは作り物の世界だからこそ“キレイ”なんですよね~
なにより、愛してる男を罪人にするというその発想は
「命がけの恋(愛)」なんて経験したことが無い私にとっては
理解しがたいものです。
キレイで情熱的なシーンで綴られているけれど、結局のトコロ
女のエゴだと・・・気持ちの一部分では感じてしまいます。
とはいえ、こんなに強く誰かを愛せる冬香さんが羨ましい
とも思えてしまいます。>例え、作りモンだと分かってても。
相反する感想ですが、この作品を観賞して思ったことはこの2つです。

今夜は、きわどい台詞やシーンがイッパイ♪
“大人の恋”を理解できる、大人の方限定でオススメの
『愛の流刑地』をUPしました。

タイトル。 最後まで見終えたら意味が分かりました・・・
いやぁ~~ 深い作品でしたー。


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235.『叫-さけび-』みちゃった!(^^)!

2007年08月03日 20時56分53秒 | 映画
ときどき
皆様、こんばんは~ヽ^0^ /
今夜の作品は、私の好きな黒沢清監督♪の
『叫-さけび-』をUPします。

私の黒沢清監督BEST3は・・・
1.『回路』
2.『CURE』
3.『ドッペルゲンガー』
です。
今夜の『叫-さけび-』は2位か3位に入れたいっ!
自分的には、ツボな作品です。


2007年 日本 本編104分
監督・脚本:黒沢清
(『CURE』『カリスマ』『回路』
 『ドッペルゲンガー』『LOFT』
 『梅図かずお恐怖劇場 蟲たちの家』 他)
原作:
音楽:配島邦明
主題歌:中村中“風になる”
出演
吉岡登:役所広司
仁村春江:小西真奈美
宮地徹:伊原剛志
精神科医・高木:オダギリジョー
船員:加瀬亮
桜井刑事:平山広行
矢部美由紀:奥貫薫
小野田誠二:野村宏伸
叫びの声:牧野芳奈
赤い服の女:葉月里緒奈

-あらすじ-
連続殺人犯を追う刑事の吉岡の頭に、ある日、
ふと自分が犯人ではないかという疑問が浮かぶ。
曖昧な自身の記憶にいら立ち、苦悩する彼を
恋人の春江は静かに見つめている。
吉岡は同僚の宮地の勧めに従い、
精神科医の高木の元でカウンセリング治療を始めるのだが……。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『叫-さけび-』 公式サイト


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主人公の刑事・吉岡はある連続殺人事件の担当になり
その最初の事件で、彼は自分自身に不信感を抱きます。
現場に残っていたコートのボタン、被害者の体に残っていた自分の指紋、
なにより、殺害方法に対する執着とついつい気がつくと来ている事件現場・・・
吉岡は「もしかして自分がやったのか?」と自分自身を捜査する気持ちに
なり始めます。ところが、第2、第3と続く“海水溺死殺害事件”。
第1の事件と全く同じ方法で殺害される被害者たち。
ところが共通点はそれだけではなく、容疑者達が一様に口にする
「赤い服の女」の目撃証言と「無しにしたかった」という言葉。
捜査が進行するうちに、吉岡も「赤い服の女」の訪問を受けるようになります。
仕事や、「赤い服の女」の執拗な訪問に疲れ果てていた吉岡の
唯一の平穏な休息は、恋人・春江と居る時だけ・・・しかし、
その春江にも、隠された部分が!!
「赤い服の女」の正体は?
事件の犯行は、本当に自分じゃ無いのか?
春江の秘密とは?

「赤い服の女」のエピソードについては、ありきたりの“ホラー”。
しかし、事件の不思議さとどんでん返しのラストは
イマイチ^^;な“ホラー”の部分を補ってくれています。
ジャンルとしては、“ミステリー・ホラー”になるんだとか~
でも、私の中では“ミステリー”です!
「赤い服の女」は単なるスパイスに過ぎず~
基本は“連続殺人事件”と“春江さん”!>ホラーの部分は重視しない。
(因みに、春江さんのエピソードも“ホラー”に入るんでしょうが~
 私として“ミステリー”に「無理矢理っ」入れたい!!くらい。)
怖い場面は無かったのか?と聞かれると~~うーーーん(^~^;)? 
敢えて言うならば、葉月さんそのもの!と彼女の
『あ゛ぁ゛ーーーーー』というあのサイレンの様な“高周波の声”!!
そして、現場で物陰に顔半分を出して、吉岡に恨み辛みを語る
彼女の場面でしょうか・・・。
(実体がある分、恐ろしく感じます>人間みたい。)
でも、ゾワ~としたのは“人間達の起こした事件”であり
ホラー度はそれほどでは無かったです。

ところで、私がこの作品で“事件”と同率で見どころだ
と上記しました「春江さんの秘密」ですが・・・
ここでは書きません。( ̄ー ̄)ニヤリ
途中、確かに違和感はアリアリだったんですよね~
「しばらく会えないわ」とか・・・
帰るときはちゃんと吉岡と“サヨナラ”するのにいつの間にか
来てたりとか・・・・ 彼女の側の描写が出てこなかったりとか。
最後の彼女の秘密が明らかにされて「納得」です。

今夜は、豪華な共演陣が見どころ!
葉月さんのストーカーぶりが強烈!!な
黒沢清監督の『叫-さけび-』をUPしました。

怖いというよりも、切ない作品です・・・
「先に行っていてくれ、必ず追いつくから」
彼はアノ後、彼女の元に行けたのでしょうか?
私はレンタルで観賞でしたが、セルのDVDでは
「もう一つのラスト」が見られるようです。
レンタルの本編でさえ、アノ後どうなったのか?が
中途半端になっているのに~ 「もう一つ」が気になって
仕方ありません。(^~^;)


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230.『ダウト~SLOW BURN~』みちゃった!(^^)!

2007年07月29日 23時47分52秒 | 映画

今夜の作品は、いつもなら一癖ある悪役で大活躍!
“ワルモン顔”のレイ・リオッタ主演の『ダウト』を
ご紹介します。

犯人=ボスキャラ は一体ダレ!?
こんなシチュエーションの作品って、過去観賞していて
記憶に残っているのは『ユージュアル・サスペクツ』です。
最後の最後に、「実は、彼が親玉でした~」という
顛末付きなので、イヤでも作品に引き込まれます。
今回のボスキャラは“ダニー・ルーデン”。
だけど、最後の最後に本当に“笑った”のは~~!!!( ̄ー ̄)ニヤリ
地元ギャングと警察との戦い、ノラが起こした事件の真相・・・
ボスキャラの正体だけではなく、その周囲に渦巻く
“陰謀”が93分という時間を忘れさせてくれます。

2005年 アメリカ 本編93分
監督・脚本:ウェイン・ビーチ
(『ホワイトハウスの陰謀』他)
音楽:ジェフ・ローナ
(『プロフェシー』『dot.ドット』他)
出演
フォード・コール:レイ・リオッタ
(『不法侵入』『ハンニバル』『“アイデンティティー”』他)
ルーサー:LL・クール・J
(『ディープ・ブルー』『ローラーボール』『S.W.A.T.』他)
アイザック:メキー・ファイファー
(『ラストサマー2』『O [オー]』『ドーン・オブ・ザ・デッド』他)
チェット刑事:ガイ・トーリー
(『パール・ハーバー』『サウンド・オブ・サイレンス』他)
ノラ:ジョリーン・ブラロック
ジェフリー・サイクス:ティ・ディグス
記者“トリッピン”:キウェテル・イジョフォー

-あらすじ-
元警官で今は地方検事の職にあるフォード・コール。
ある日彼は、恋人で地方検事補のノラが男を射殺し
逮捕されたとの連絡を受ける。
ノラはレイプされそうになったための正当防衛を主張していた。
ノラの訴えを裏付けようと捜査を始めるフォードだったが、
そこにルーサーと名乗る男が現れ、
事件は正当防衛などではなく、計画された
殺人だと言い出すのだった。
(all cinema 解説より引用)


『ダウト』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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一晩で起った、出来事・・・という限られた設定。
正体不明の敵と時間との戦い。
それをぎゅっ!と凝縮して淡々と見せてくれた作品です。

市長選挙に出馬する予定の地方検事フォードは
その晩、記者の取材を受けていました。
そこへ連絡が・・・彼の仕事仲間であり、恋人でもあるノラが
男を射殺したとして拘留されます。
ノラは男・アイザックに暴行され思わず発砲したと主張。
しかし、その供述を覆す証言をしにルーサーという男が
やってきます。ルーサーの話では・・・
フォードや当局が血眼になって捜査している謎の人物
ダニー・ルーデンとノラは繋がっているということ。
また、同時刻地元の公団にてガス漏れが発生!
警察署内は、同時に起った事件の対応におわれます。
ノラとダニーのつながりは?
ルーサーの話の真意は?
フォードの携帯のメッセージに残された
「午前5時に何かがおこる」とは?
時間をおうごとに、謎は解明されるどころか、混迷していきます。

さて~ここで、この作品でキーとなる人物達のご紹介を~
・フォードの恋人であり地方検事という身分でありながら
 今や殺人事件の容疑者のノラ。
・アイザックの仕事仲間であり一番の親友で
 ダニーとノラにやけに詳しいルーサー。
・地域の地元ギャングオーメンのボス、ジェフリー。
・性別も、顔も不明の、海外ドラマ(「フレンズ」)と
 爬虫類のマニアである裏社会の王様、ダニー・ルーデン。

そして以下は、一晩で起った事件(全部繋がっている。)の
ヒントになる部分。
・「黒人にあこがれる白人」「陽炎のような女」
>これは、ノラのことですね。
・広大な公団団地群の再開発の鍵を握るダニー・ルーデン。
>公団が取り壊された暁には、土地の所有者であるダニーに
 5億$が入る仕組みに!!
・資金集めのパーティで使った高級マンションのある部屋の
 オーナーがケイマン諸島のジャッキー・ロングボウ。
>ラストシーンにて“ジャッキー・ロングボウ”の正体が
 明らかにされます。
・ダニー・ルーデンの“右腕の人物”が作った
 ケイマン諸島のダミー会社の株主にいつの間にか
 名前を使われていたフォード・コール、警察署長、局長、市長。
>この“仕掛け”のお陰でフォード筆頭に、市長ら有力関係者は
 ダニーと彼に関する一連の事件の後始末に一切かかわれない!
 ダニーにとっての「保険」みたいなもん。
・8月17日AM5:00に起ろうとしている“出来事”
>コレは、下↓のガス漏れと連動しています。
・南西団地群でのガス漏れ騒動、そして爆発。
>ガス漏れ+ダニーが計画した5:00に起きる事件
 それに、上記しました開発計画とダニーの関係からも推測できる
 ように、「ガス爆発」で「開発予定の公団」を「ふっ飛ばす」!
 フォードはこのことに気がつき現場に向かいますがー
 まんまとしてやられます。

で、一晩で町をひっくり返した事件の勝者は
ダレだったのか?というと~
局長と二人で悠々と警察署から出てくるノラ。
(局長も、ケイマン諸島のダミー会社の幹部として
 名前をつかわれているから・・・。)
ラストシーンは、ケイマン諸島で“ジャッキー”として
バカンスを楽しむ彼女でおしまい♪>スゴイ女性だ・・・。

そして、肝心のダニー・ルーデンの正体は~?
・・・・ここでは、明かせません。( ̄ー ̄)ニヤリ
ただ、イメージと周囲のウワサと現実はかけ離れている
ということです。
(海外ドラマ「フレンズ」全seasonフルコンプしてる
 ってのも、ヒントになるちゃぁーなるかも。笑)

一番この作品で驚いたのはノラを演じたジョリーン・ブラロック!
ラストシーンでチラリ♪と見る、白い肌とブロンドの彼女は
“完全に白人”。
中の人ジョリーン・ブラロックという女優さん、全然知りませんが~
本編中に出てくる彼女と、別人にみえる・・・。
事件のヒントの一つとして“陽炎の女”がありますが、
ピッタリな形容でした。

今夜は、リリースされてホヤホヤ♪♪
ワルをやらせたらピカイチのレイ・リオッタが
町の人気者であり、ちょっと頼りない検察官を演じた
『ダウト』をUPしました。

この作品、腰をすえて見て欲しいです~
オススメ度 高しっっ!!です。


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