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徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

310.『蟲師(映画版)』みちゃった!(^^)!

2007年10月06日 23時54分55秒 | 映画

皆様、こんばんは~~ヽ^0^ /
今夜は、リリースを楽しみにしていました『蟲師』をUPです。

もとはコミック作品で、映画化・・・(TVでアニメもOA中。)
といえばっ!! 先日UPしました『どろろ』がまず思いかぶ私。
あの作品も、ビミョーでしたが・・・・今夜の『蟲師』は
もっと、ビミョー。
違いは?まず、『どろろ』が“動”だとすると
『蟲師』は“静”。
主人公の、過去に傷持ち、親との悲しい別れは同じ。
でも、演じた俳優さんの「技量」というと
『どろろ』<『蟲師』ではなでしょうか?
(でも、好きな俳優さんは『蟲師』<『どろろ』ですが・・・。)
あと、『どろろ』は大仕掛け。『蟲師』は細かい部分がスゴイ。
と、違いを書き出してみましたが・・・さて、肝心な中身は?
以下に・・・( ̄ー ̄)ニヤリ


2006年 日本 本編131分
監督:大友克洋
脚本:大友克洋、村井さだゆき
原作:漆原友紀
音楽:配島邦明
出演
ギンコ:オダギリジョー
ぬい:江角マキコ
虹郎:大森南朋
淡幽:蒼井優
庄屋夫人:りりィ
真火の母:クノ真季子
真火:守山玲愛
ヨキ:稲田英幸

-あらすじ-
TVアニメも評判を呼んだ漆原友紀の同名コミックを
「AKIRA」「スチームボーイ」の大友克洋監督が
実写映画化したミステリアス・ファンタジー。
100年前の日本。
そこには、精霊でも幽霊でも物の怪でもない
妖しき生き物“蟲”がいた。
蟲は人間に取り憑き、不可解な自然現象を引き起こす。
蟲の謎を紐解き、蟲に取り憑かれた人々を癒す能力を持つ者は
“蟲師”と呼ばれた。自ら蟲を引き寄せる特異体質のギンコも、
そんな蟲師の一人。日本中を旅しながら、各地で人々を癒してきた。
ある時、彼は雪深い山の庄屋で、4本の異様な角が
生えた少女・真火と出会い、彼女の病の原因を探る。
その後ギンコは、蟲の力を文字に封じ込める
不思議な女性・淡幽の体に変異が起きたとの報せを受け、
彼女のもとへと向かうが…。
(all cinema解説より引用)


映画版 『蟲師』 公式サイト


映画版 『蟲師』Yahoo!特集ページ


アニメ 『蟲師』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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幼い頃、旅の途中で母を事故で無くした少年ヨキ。
彼は、蟲師・ぬいに拾われ、成長しました。
しかし、ある出来事がぬいとヨキを離れ離れにし
ヨキは、一匹狼の蟲師として旅から旅への生活をしつつ
青年に・・・・。その出来事以来、ヨキは“ギンコ”となり
“ギンコ”になったその瞬間までの記憶が、
そっくり無くなってしまい、ぬいのことも忘れてしまったギンコ。
ぬいの影響を受けたのか? それとも、天から授かった才能か?
彼は、優秀な蟲師となりました。
旅の途中ギンコは、“へびのような虹”を捕まえる旅をする虹郎と出会います。
気の合う友人が出来、旅をするのも淋しくなくなったと思った矢先
仲間であり、密かな想いを寄せる淡幽からのSOSを受け取ります。
淡幽は、“蟲”を文字にして閉じ込めるという不思議な能力の持ち主。
ギンコは虹郎と淡幽のもとへ駆けつけますが・・・
それは、ギンコがヨキだったころの、あの事件と深く拘わっていたのでした。

と、こんな物語です。

ストーリーや、映像とは別に、見どころとして
出演されておられる俳優女優の皆様のご活躍が面白かったです。
江角マキコさんの、若き日のまっ白な“蟲師・ぬい”と“老婆”っぷり。
(年老いた“彼女”もマキコ姐さんが演じてるんですよね?)
蒼井優さんは、『フラガール』の時と真反対な淡々とした役。
キレイな顔にゾロゾロ~と浮き出てきて、蠢く文字を冷静に操る蒼井さん。
原作を知らないんですが~、江角さんと蒼井さん担当のお二人は
非常に個性的なキャラですね~。

ところで、肝心の蟲がでてくるシーンですが・・・
いやぁ~~~ メチャ細かい作業をされていますね。
一匹二匹どころじゃなくて、こう・・・ぶわぁーーーっと
大群の場面が多いんですが、一匹一匹をちゃんと描いてます。
ただ、私の大~~~っキライなニョロ系も出てくるんで
それ系(にょろにょろ)が出てくるときは、カナリ
ビクビクしながら(笑)見るようにしましたよーーー。
原作だときっと大丈夫なんでしょうが~ >動かないから。
あと、アニメも多分・・・大丈夫?>やっぱり映画はリアルです。

今夜は、親と子の絆がテーマ。細かい“お仕事”に
感心した『蟲師』をUPしました。

続編製作されるのでしょうか・・・?
『どろろ』のほうは、すでに製作が決定されていますがー
さて、どうなるんでしょうかね。



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308.『プロジェクトBB~ROB-B-HOOD~』みちゃった!(^^)!

2007年10月05日 21時51分23秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、ひっさしぶり~♪のジャッキー・チェン作品
『プロジェクトBB』です。

そういえば~ジャッキー・チェンの過去の作品で
『プロジェクトA』っつ~のがありましたね。
1984年の作品で、ジャッキーのデビュー10周年記念で
製作公開されたヒット作。
私の親友に、ジャッキーの熱狂的ファン
(今だったら、オタッキー♪と言う・・・。)がいまして
彼女に“無理矢理”見せられたのが(笑)
『プロジェクトA』でした。
最初のうちは、“無理矢理”だったけど、見て行くうちに
面白いことに気が付き「おーー中々イケるかも?」という
感想だった覚えがー。
チャンスがあったら、『プロジェクトA』も記事にしてみたいところです。


2006年 香港 本編126分
監督:ベニー・チャン
(『ジェネシス・コップ』『香港国際警察』他)
脚本:ジャッキー・チェン、アラン・ユエン、ベニー・チャン
音楽:
出演
サンダル:ジャッキー・チェン
(『酔拳』『ラッシュアワー』『タキシード』
 『プロジェクトA』『香港国際警察』『80デイズ』他)
フリーパス:ルイス・クー
(『天上の剣』他)
大家:マイケル・ホイ
(『Mr.BOO!』シリーズ 『キャノンボール』他)
スティーブ・モク警部:ユン・ピョウ
(『プロジェクトA』『霊幻道士』
 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』他)
メロディ:カオ・ユアンユアン
パッイン:シャリーン・チョイ

-あらすじ-
ジャッキー・チェンが初めて悪役に挑んだアクションコメディ。
サンダル、フリーパス、大家の3人は腕のいい泥棒チーム。
そんな彼らのモットーは“盗みはすれど非道はせず”、
強盗や誘拐には一切関わらないと固く誓ってきた。
しかし私生活では、ギャンブル中毒のサンダルに
妻そっちのけで金持ち女に貢ぎ続けるフリーパス、
20年前に我が子を失って以来情緒不安定の妻を抱える大家と悩み多き日々。
そこへ不運が重なり追いつめられた3人は、ついに自らの禁を破ってしまう。
ギャングのボスから大きな仕事を請け負い、富豪のリー家から
赤ちゃんを誘拐してしまうのだが…。
(allcinema 解説より引用)


『プロジェクトBB』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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相変わらず、お年をとっても、派手派手&激しいアクションを
モノともせずっ! 寧ろ、楽しそうなジャッキー・チェン。
本当に、久しぶり♪です。
こうして振り返ってみると、香港モノってあんまり
観賞してないなぁ~と・・・・。

今回、ジャッキーが初悪役に挑戦!って「あらすじ」にはありましたが
あんまり悪役って感じしませんでした。
やっぱり、滲み出てくるイイヒトビームの所為?
それとも、常に笑ってるようなほんわかした瞳の所為?
なぜかジャッキーを見てると、ゴールデン・レトリバーを
思い出すんですよね~私。(^~^;) ナゼ?
そんな大型犬っぽいジャッキー、まるで同窓会のように
マイケル・ホイ(『Mr.BOO!』も実は楽しく観賞した私^^;)や
ユン・ピョウ(昔は香港俳優の中で彼が一番好きでした~)と
共演です。
マイケル・ホイはあんまり年齢、変わらないように見えたんですが
(あの、キャラだったら 年齢関係ないカモ?)
ユン・ピョウ!! ナゼ?どして? あんなに老けちゃったのよ!!?
ちょっと・・・・ショックを受けてしまいました。

そんな同窓会トリオに囲まれて頑張っていたのが
フリーパスのルイス・クー。
カッチョ良い!!
ちょっと昔のヤクザ映画とかでチンピラ役の俳優さんが
着てるような、ピンク×メタリック(?)なシャツとか
ジャラジャラした光物とかね・・・・
いかにも“ヤらしい”(へんな意味じゃなく)感じが
良かったです。( ̄ー ̄)ニヤリ
ちょっと、若き日のユン・ピョウを思い出しちゃいました。

今回の物語のキーパーソンとなった、ジャッキーらが
拉致しちゃうことになる赤ちゃんの可愛いこと!!
そりゃー サンダルとフリーパスがパパ&ママとか言っちゃったり
ウ○コがついてるオムツを顔面キャッチ!もできるわなー
とおもちゃいます。
美しい赤ちゃんっていうのは、あの子のような赤ちゃんを
言うんでしょうね。

あ、ここまで物語について書いてませんでしたね・・・
一言で言うと、面白かったデス。
中盤、ちょっと“眠たく”なっちゃいましたが~
でも、適度にジャッキー十八番のアクションがあり
ドタバタ喜劇風味あり、ラストのあたりでは思わず“応援”
しちゃいそうな部分もあったり・・・
アジア系の作品って、どっちかというとあまり得意としない
soratukiですが、楽しめました。

絶対コレ! オススメ!! とはなりませんが
平均点、チョイ上 ってトコでしょうか・・・。

今夜は、久しぶりなジャッキー・チェンとユン・ピョウ
を見たかったから観賞した『プロジェクトBB』をUPしました。

ところで、フリーパス@ルイス・クーの吹替えの声
『TWENTUFOUR 24』のジャック・バウアーと
同じ方があてられていました。
観賞中、今度リリースされるNEW seasonが
頭にチラチラと出て参りました。
ただ今、DVDBOXリリース&到着待ちなのです~。




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303.『記憶の棘~BIRTH~』みちゃった!(^^)!

2007年09月30日 23時31分50秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/

今夜は、ニコール・キッドマン主演の不思議なお話『記憶の棘』です。
レンタル屋さんにてDVD JKの解説を読んで
「お♪面白そ~じゃん!(^^)!」となり
思わずっ レンタルして参りました。
2004年の作品なので、少々古いものですね・・・。
検索サイトでの評判は、まあまあ良かったです。
ところで~その検索サイトで書いてあった
「ヴェネチア国際映画祭でブーイングを受けた衝撃の入浴シーン」
って・・・・どれのことよ??
ニコールの入浴シーンは2回あるんですが
別に両方とも、ブーイングしたくなるほどのモン
では無かったですよ。


2004年 アメリカ 本編100分
監督:ジョナサン・グレイザー
脚本:ジョナサン・グレイザー、ジャン=クロード・カリエール
   ミロ・アディカ
音楽:アレクサンドル・デプラ
出演
アナ:ニコール・キッドマン
(『ムーラン・ルージュ』『アザーズ』
 『めぐりあう時間たち』『バースディ・ガール』
 『ドッグヴィル』『白いカラス』
 『コールドマウンテン』『奥様は魔女』他)
ショーン少年:キャメロン・ブライト
(『バタフライ・エフェクト』
 『X-MEN:ファイナルディンジョン』
 『アダム-神の使い 悪魔の子-』
 『ウルトラバイオレット』他)
ジョゼフ:ダニー・ジューストン
(『HOTEL ホテル』『21グラム』
 『ナイロビの蜂』『マリー・アントワネット』
 『トゥモロー・ワールド』『ナンバー23』他)
エレノア:ローレン・バコール
(『オリエント急行殺人事件』『死海殺人事件』
 『ミザリー』『ドッグヴィル』『マンダレイ』他)
ローラ:アリソン・エリオット
ボブ:アーリス・ハワード
クララ:アン・ヘッシュ
クリフォード:ピーター・ストーメア
コンテ:テッド・レヴィン
コンテ夫人:カーラ・セイモア
ジミー:ミロ・アディカ

-あらすじ-
10年前に最愛の夫ショーンを突然の心臓発作で失った美しい未亡人アナ。
彼女は、自分の心の傷が癒えるまで辛抱強く待っていてくれた
新しい恋人ジョゼフのプロポーズをようやく受け入れる決心をする。
そんなある日、母エレノアの誕生日の席に突然
見知らぬ10歳ぐらいの少年が現われる。
彼はアナと相対すると、自分は夫のショーンだと言い出すのだった。
最初はあきれていたアナだったが、ショーンしか
知らないはずの秘密を語る少年に、次第に本当に
夫の生まれ変わりではないのか、との思いが募っていくのだった。
(all cinema 解説より引用)


『記憶の棘』 公式サイト


『Brith』 本国公式サイト


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物語は、とってもカンタン♪
10年前に夫が無くなり、新たな恋人からプロポーズされ
やっと、OKしたヒロイン・アナ。
ところが、そんな彼女の前にいきなり
「ぼくは、ショーンの生まれ変わり。
 ジョゼフとは結婚しないで!」と
現れた10歳のショーン。
最初は、面白がっていた婚約者ジョゼフでしたが
そんな余裕も、途中から吹っ飛びます。
なんと!同じく最初は信じてなかったアナが
段々と本気に・・・挙句、彼女は
「なんとかショーンと結婚できないか?」と
悩んじゃう始末。(>犯罪ですよ~ソレって。)
とうとう、ジョゼフはマンションを出て行ってしまいました。
ショーンは本当に、“ショーン”の生まれ変わりなのか?
どうして彼はアナと“ショーン”しか知らないことを
知っていたのか?
真実は明らかになったけれど、ショーンがアナに
本当のことを言えないのはナゼ?

という物語です。で・・・・
スイマセン、いきなりですが~ 
ネタバレしちゃいます (; ̄ー ̄)

結局のトコロ・・・彼の“思い込み”だった?と
言う事??ですね。

それにしても~ 大の大人が揃いも揃って
マジで“生まれ変わり”を信じてるように見えましたがー
まともな意見を言ったのは、ヒロイン・アナの母だけ。
アナ、最初は信じてなかったようですが
中盤からは彼に夢中~!>年の差一体、幾つなのよ?
(母と息子と見られても、可笑しくないカップルですわ)
しかも、フィアンセのジョゼフはそんなアナにイライラしてたのか
それとも、彼も“意外とマジ”に信じちゃったのか
本気で突っかかってたりしましたしね・・・。
肝心の“生まれ変わり”ですが・・・
冒頭、アナの女友達が「秘密のプレゼント」を
公園に埋めに行ったあたりを途中、思い出して
「なるへそ~~~ そういうことか。」と・・・。^^;
1つ不思議なことは、いつ彼はアナに一目ぼれしたのか!?
10歳のお子ちゃま♪にしては、しっかりと(ん?)
彼女の事を愛しちゃってますからね~
“夫の生まれ変わり”と“思い込んで”しまい
アナの自宅に押しかけるわ、彼女に手紙を書いちゃうわ
ストーカーになっちゃったショーン君。
不思議です。

今夜は、夫を愛するが余り子供のウソを見抜けなかったアナや
嫉妬の勢いに押されて10歳の子供とマジでケンカしちゃった
ジョゼフよりも、真実を知ってもアナに全てを“話せなかった”
10歳のショーンが一番大人だった  という、
ちょっと不思議で切ない物語『記憶の棘』をUPしました。

まあまあでした~♪
ショートカット姿のニコールの美しさが楽しめます。
また、映像もスタイリッシュにまとまってて・・・
女性向きの作品です。


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302.『300~スリー・ハンドレッド~』みちゃった!(^^)!

2007年09月29日 23時59分58秒 | 映画

今夜は、歴史的戦いを今の映像技術を使い
壮大なスケールで表現した『300』です。

いや~~ マッチョなオニイサンたちがいっぱいですね。
皆様見事に、筋肉もりもり&腹筋割れ割れ ですわー。
その上、全編通して殆どが“戦”のシーンなので
血しぶきが飛び交うわ~ 首は宙を舞うわ~
雨のような槍が空を覆いつくすわ・・・と
迫力&迫力のオンパレード!!
原作は『シン・シティ』を書いたフランク・ミラーだからか?
『シン・シティ』の香りが作品中ずぅーーーっとしていました。
(『シン・シティ』嫌いじゃ無いから私は楽しめました。)
レンタルで観賞だったんですが・・・購入したいですねぇ~( ̄ー ̄)ニヤリ
私のお気に入り作品のリストに、加えたい作品です~。


2007年 アメリカ 本編117分
監督:ザック・スナイダー
(『ドーン・オブ・ザ・デッド』
脚本:ザック・スナイダー、マイケル・B・ゴードン、
   カート・ジョンスタッド
原作:フランク・ミラー
(『シン・シティ』『ロボコップ 2/3』他)
   リン・ヴァリー
音楽:ライラー・ベンツ
(『ドーン・オブ・ザ・デッド』『バイオハザードⅢ』他)
出演
レオニダス:ジェラルド・バトラー
(『サラマンダー』『トゥームレイダー2』
 『オペラ座の怪人』他)
王妃ゴルゴ:レナ・へディ
(『ゴシップ』『ブラザーズ・グリム』
 『四角い恋愛関係』『地獄の変異』他)
ディリオス:デヴィッド・ウェンハム
(『ムーラン・ルージュ』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ
 『ヴァン・ヘルシング』他)
セロン:ドミニク・ウェスト
(『28DAYS』『シカゴ』『モナリザ・スマイル』
 『フォーガットン』『ハンニバル・ライジング』他)
ステリオス:ミヒャエル・ファスベンダー
隊長:ヴィンセント・リーガン
アスティノス:トム・ウィズダム
ダクソス:アンドリュー・プレヴィン
エファアルテス:アンドリュー・ティアナン
クセルクセス:ロドリゴ・サントロ
(『ラブ・アクチュアリー』
 海外ドラマ『LOST season3』
 『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』他)

-あらすじ-
無謀なる壮絶な戦いに生身の屈強な男たちが立ち向かう
迫力の歴史スペクタクル。100万のペルシア大軍を
わずか300人のスパルタ軍が迎え撃つという伝説的な史実
“テルモピュライの戦い”を基に「シン・シティ」の
フランク・ミラーが著わしたグラフィック・ノベルを
斬新なビジュアルで映画化。
紀元前480年、それまで千もの国々を征服してきた
大帝国ペルシアはスパルタを次なる標的に定め、
ペルシア大王クセルクセスに服従の証を立てるよう迫ってきた。
これに対し、戦士の国スパルタの王レオニダスはその要求を一蹴、
100万の軍勢を持つペルシアと戦うことを決意する。
そして、レオニダスのもとには強靱な300人の精鋭が集結するのだった。
さらにアルカディア軍などの援軍も得たレオニダスは、
海岸線に連なる狭い山道のホット・ゲートに敵を誘い込む作戦を掲げ、
300人の勇士と共に立ちはだかる。
やがて、ペルシアの大軍が現われ、熾烈極まる死闘が始まった。
圧倒的に不利と思われたスパルタ軍は怒濤の攻撃で敵軍を粉砕し、
緒戦となる一日目は勝利を収めるのだが…。


『300』 公式サイト


『300』 本国公式サイト


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以下、「Wikipedia」の解説より引用です~

テルモピュライの戦い(Battle of Thermopylae)は、
ペルシア戦争さなかの紀元前480年、テルモピュライで、
スパルタを中心とするギリシア軍とアケメネス朝ペルシアの
遠征軍の間で行われた戦闘。
「テルモピレーの戦い」とも呼ばれる。
海戦(アルテミシオンの海戦)ではギリシア艦隊が
ペルシア遠征軍に善戦したが、テルモピュライでは
ペルシアの圧倒的な戦力の前に敗退した。
しかし、スパルタ軍は全滅するまで戦い、
ペルシア軍を3日間に渡って食い止めた。
この戦いでレオニダスとスパルタ兵は英雄として讃えられ、
テルモピュライにはスパルタ軍を記念して碑が置かれた。
碑文はシモニデスが草したもので、ヘロドトスによれば、
「旅人よ、行きて伝えよ、ラケダイモンの人々に。
我等かのことばに従いてここに伏すと」と唱われている。

ココまで、引用でした。
(昔々、世界史で習ったことを「部分的」に思い出しました。^^;)

冒頭にも書きました通り・・・
モンノスゴイ迫力でした~~>これは映画館で観たかった!!!
全体のカラは、モノトーンで抑えられており
暖色系(オレンジOR赤)と寒色系(グレーOR黒ORブルー)で
場面場面でまとめられ、その緊張感の度合いの違いを表してくれています。
物語の展開は、後にこの戦いの語りべとなり王レオニダスの意志を継ぐ
ディリオスの解説で進んでいきます。

生まれながらの“スパルタ教育”と、仲間との絆、
最後の瞬間まで諦めない守りたいものへの強い執着 などが、テーマ。
最後は、決して“ハッピーエンド”ではないけれど
でもまるで“勝った”ような気にさせてくれた理由、それは・・・
彼らの物語が、絶えることなく後世に伝わったことが
スパルタの王レオニダスにとっての“勝利”だということは
言わずもがな、ですがね~。

ところで、この作品の映像がスゴイスゴイと書いていますが~
壮大だとか、リアルさとか、躍動感とか、
音と映像との“上手い配合”だとかー
それらもとても重要な要素にはなってるんですが、一番スゴイのは
見てて“不思議な感覚”にさせてくれたこと。
血飛沫の一粒一粒や、雨粒がまるで生きてるかのように鮮明に動く様・・・
さっきまで表情豊かに話していた人間の首が、“瞬きの最中”に
無くなり、画面の端で弧を描き宙を舞う様子・・・
近い遠いをこちら側で見てて、しっかりと把握できる、黒い海原に
浮かぶ、数え切れない船がゆらゆらと浮かぶところや~
音も無く空を真っ黒に覆いつくす槍の一本一本の動きが見てて
分かっちゃう場面とか・・・。
「マトリックス」の時の技術(難しいことは私には分かりませ~ん^^;)
を駆使したそうで~ この作品でも「技術の進歩」を見せ付けられ
驚きの連続だった私です。>ビバ♪最新技術♪

演じておられる方々にも、スンゴイ努力がうかがえますよね~
あのボディ・・・・男性だけではなくて、女性もマッチョ♪
出てくるスパルタの皆様のカッコイイこと~♪
軍の数で勝っていた筈のペルシア軍の皆様が貧相すぎたのか・・・?
リアルにイラン政府からクレームついちゃったのもムリないかも・・・。

本日は敵のペルシア軍が攻め込んでくるたんびに
「次はどんな大掛かりな“仕掛け”をもってくるの?ワクワク♪」
という楽しみ方もできる(笑)壮大な歴史スペクタクル
『300』をUPしました。

最後に一言:
ペルシア軍、派手過ぎ~~~ (; ̄ー ̄)
特に「自分は神っ!」と恥ずかしげも無く言ってのける
ペルシア大王クセルクセス!!>ピアスマニア?
敵ながらアッパレ ですわ。
最後、自分の血を見て貧血起こしかけてる彼が
普通の人っぽくって可愛ささえ感じてしまいました。(笑)



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300.『ザ・デジャヴ』みちゃった!(^^)!

2007年09月28日 21時49分33秒 | 映画
のち時々
皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜の作品は“まるで2時間サスペンス”のような
『ザ・デジャヴ』です。
あ・・・・以前UPしましたデンゼル・ワシントン主演の
サスペンス『デジャヴ』とは全然関係ありませんので~念の為。^^;

この作品の評価を某検索サイトにて読んで参りましたが~
酷評ばかり・・・・ 
そうかな?? そんなに悪くはないと思いました、私は。
タイトルの“デジャヴ”とかに拘らず
派手な場面も期待せず
途中で真相に気がついても突っ込まなければ・・・
国内の“○○サスペンス”を観てるような感覚で
楽しめると思いますYO。


2006年 ドイツ 本編89分(劇場未公開)
原題:DORNROSCHEN ERWACHT/HAUNTING MEMORIES
監督:エルマー・フィッシャー
脚本:マーティン・ドゥーベン
音楽:マチアス・ベイン
出演
ユリアンネ:ナディヤ・ウール
(『アンナとロッテ』『影のない男』他)
Dr.ゼーバルド:ウルリッヒ・トゥクール
(『善き人のためのソナタ』『ソラリス』他)
シュテファン:ミセル・マティセヴィック
インガ:マリー・ロウ・セレム
アントニア:ニーナ・グミッシュ

-あらすじ-
自動車事故から3年間。
昏睡状態にあったピアニストのユリアンネは、ある日
奇跡的な回復を遂げる。だがその時から、彼女の地獄は始まった。
死んだ父親が経営していたピアノ店は人手にわたり、
夫のシュテファンは親友のインガに奪われていた。
さらに、彼女を襲う奇妙なデジャヴ《既視感》。
マンホールから溢れる、不気味な水のイメージ。
父親の葬儀から事故までの8週間、ユリアンネの記憶は欠落していた。
その間、自分は何をしていたのか?
そして次々と明らかになる、意外な事実。
[父親の死にショックを受けていた]
[ノイローゼで精神科医に通っていた]
[夫の浮気を疑っていた]
[事故の時鎮静剤を大量摂取していた]
……自分は正気を失い、自殺を図ったのか?
やがてユリアンネは、夫とインガが共謀し、
自分を殺そうとしたという疑惑に取り憑かれてゆく。
それは狂気が生んだ妄想なのか?
記憶の闇の中には、何が潜んでいるのか?
そして事態は、予想外の展開を見せてゆく……。
(アルバトロス・フィルム 解説より引用)


アルバトロス・フィルム『ザ・デジャヴ』紹介ページ


コレより先ネタバレありますので
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3年間の昏睡から目覚めたヒロイン・・・
この世にやっと戻ってきて、会いたかった夫と娘に
面会したけれど~ なんだか様子が変?
3年ぶりに面会にきてくれた幼馴染のインガも
担当医のゼーバルド先生とモメてるみたい・・・。
違和感を感じつつも、彼女はやっと退院することに。
彼女が事故に遭う8週間前、彼女の父は他界し
彼女と父の経営していたピアノ楽器店は、彼女が昏睡状態だったのを
いいことに~夫が売ってしまっていて・・・
彼女が“戻った”のは夫とインガが“同居”している新居でした。
そうー 彼女がいない間に夫は彼女の大親友インガと関係を持ち
娘のアントニアと3人で本物の家族の様に暮らしていたのでした。
そこへ突然“現れた”彼女の存在は周囲にとって
あまり歓迎されるものではありませんでした。
孤独感から、そして自分のプライドから、彼女は“家”を出て
独り暮らしを始めると同時に、父との思い出の家兼店を
買い戻そうと動き始めます。
夫とインガに怒りを感じつつ冷静に、自分が起こした事故を
改めて考えてみるヒロイン・・・すると、不自然な事実が出てきます。
かかったことがない精神科医の存在
父親の店を売却した時の転売業者の謎
飲むはずが無い鎮痛剤
彼女は事故ではなく事件だと訴えますが周囲は耳を貸してくれません。
しかし最後には、彼女の唯一の理解者ゼーバルド先生が
彼女に力を貸し、真相が明らかに!!

こうして書き出してみると、やっぱり“2時間サスペンス”。
この作品を国内のサスペンスとして撮るとしたら?
キャスティング 考えるだけでも面白い・・・。( ̄ー ̄)ニヤリ

作品の中盤まで、全然事件性の香りはありません。
むしろ 不倫して親友の夫を寝取ったインガと
“元夫婦”のギクシャクぶりや、ユリアンネが事故に遭う前
喧嘩別れした実の娘アントニオとの母娘の関係、
結婚前から妻と妻の父に抱いていた夫シュテファンの
いじけた性格の様子 というのが殆ど・・・。
中盤まではダラダラ~~~です。
いつ“サスペンス”が始まるの?と期待してたら
いつの間にか、“謎に突入”!!?
でも、衝撃的でミステリアスーなんてこともなく
“2時間サスペンス”もののような謎解きは始まります。
夫のふがいなさ、ヒロインに騎士のように協力する先生、
国内のサスペンスものでも目にすることができる“流れ”が待っています。

結局犯人、途中でわかっちゃいました~F^^;
でも、まあまあ楽しめました。

今夜は、国内の2時間サスペンスモノのような
ドイツのサスペンス『ザ・デジャヴ』をUPしました。



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294.『パフューム~ある人殺しの物語~』みちゃった(^-^)/

2007年09月23日 23時59分58秒 | 映画
のち

皆様、こんばんは~~♪
今夜は、昨晩UP予定だった『パフューム』を
やっとUPデス。^^;

興味深い作品でした~・・・
目に見えないモノにこんな力が!!?
冒頭の主人公“登場”場面のあたりは非常に
ヘヴィーなイメージを受けたのですがー
終盤の主人公の“大舞台”の場面の荒唐無稽さに
ちょっぴり“コメディー”な香りを受けつつ
でもラストは再びヘヴィー(更に、ダーク)に収めている。
てっきり重厚な歴史的作品か? とか~
『スリーピーホロウ』『ヴィドック』のような
ゴシックサスペンスか? とか~と勘違いしていた私は
“良い意味”で裏切られました。

私的には、非常に面白かった作品でした。


2006年 ドイツ/フランス/スペイン 本編147分
原題:PERFUME: THE STORY OF A MURDERER
監督:トム・ティクヴァ
(『ラン・ローラ・ラン』『ヘヴン』『パリ、ジュテーム』他)
脚本:トム・ティクヴァ、アンドリュー・バーキン
   ベルント・アイヒンガー
原作:パトリック・ジュースキント
(『香水 ある人殺しの物語』文春文庫発刊)
音楽:トム・ティクヴァ、ジョニー・クリメック
   ラインホルト・ハイル
出演
ジャン=バティスト・グルヌイユ:ベン・ウィショー
(『レイヤー・ケーキ』 他)
ジョゼッペ・バルティーニ:ダスティン・ホフマン
(『卒業』『わらの犬』『クレイマー、クレイマー』
 『トッツィー』『アウトブレイク』『スリーパーズ』
 『スフィア』『ハッカビーズ』
 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』他)
リシ:アラン・リックマン
(『ダイ・ハード』『ドグマ』『ギャラクシー・クエスト』
 『ハリー・ポッター』シリーズ
 『銀河ヒッチハイク・ガイド』他)
ローラ:レイチェル・ハード=ウッド

-あらすじ-
18世紀、フランス。
類稀なる才能を持つ一人の赤ん坊が産み落とされた。
名前はジャン=バティスト・グルヌイユ。
彼は何キロも先の匂いをかぎ分ける脅威の嗅覚の持ち主だった。
成長した彼は、パリの調香師ジョゼッペ・バルディーニに弟子入りして
香水の作り方を学ぶと、さらに高度な技術を求めて
香水の街グラースへと向かうのだった。
彼の欲望は“究極の香水”を作ること、ただひとつ―――。
彼が恋焦がれ人生を賭けて作ろうとした香水。
その原材料とは・・・?
(DVD JK 解説より引用)


『パフューム』 公式サイト


『Das Parfum』 独公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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昔々の“花の都”パリは悪臭ただよう街だった!
だからこそ、あっちは香水文化が盛んになった…
というのは、中学生のとき先生から聞いたのが初めてでした。

この物語は“臭い”で始まり“香り”で終わります。

悪臭漂う昔のパリ、市場の中でも一層酷い香りを放つ
魚市場の一角で主人公グルヌイユは生まれます。
血縁の者がいない彼は、マダム・ガイヤールの育児所へ・・・
13歳、グルヌイユはマダム・ガイヤールによって
革なめし工場へ売り飛ばされます。
青年へと成長したグルヌイユは、遂に外界へと出るチャンスを
手に入れ、なめし革を注文していた調香師
ジョゼッペ・バルディーニとの出会いを果たします。
バルディーニは新参調香師ペリシエが作った、巷で大評判の
“愛と精霊”という香水の成分と処方をズバリ!言い当て、
更に“愛と精霊”を上回るモノをその場で作った
グルヌイユの才能に目を付け、グルヌイユをなめし革工場の
親方から“買い取り”ます。
グルヌイユはバルディーニの弟子入りを果たし「水を得た魚」の如く
自分の欲する「香りを“保存”する方法」を貪欲に追求し始めます。
そしてグルヌイユは遂に“美女たちの放つ香り”の収集方法を
香りの街グラースで見つけますが、それは世にも恐ろしい方法でした。
幾人もの女性たちを犠牲にしたグルヌイユ・・・
彼は、最終目的のターゲット、ローラを手にかけ
遂に“世界を制する香水”を作り上げます。
最後、目的を果たした彼は、自分の生まれた“地”で
自分の作った“香り”によって「無」になりました。

グルヌイユは、生まれた瞬間から、人々に“欲され”て
亡くなるまで、色々な人たちのもとで働き暮らしました。
そうして、彼が拘わった人々には、グルヌイユが彼らのもとを
立ち去った瞬間、不幸が訪れます。
・グルヌイユの母
⇒赤ん坊を置き去りにし、殺そうとした罪で、処刑される。
・育児所経営者マダム・ガイヤール
⇒グルヌイユを革加工の工場へ売り飛ばしたその後、すぐに
 強盗によって殺害される。
・なめし革職人グリマル(親方)
⇒グルヌイユをバルディーニに50フランで売り飛ばした後、事故で水死。
・ジョゼッペ・バルディーニ
⇒グルヌイユが彼のもとを去ったそのすぐ後、住んでいた建物が
 橋ごと崩れ家族諸共死亡。

以上、書き出した人たちは何れもグルヌイユによって
何某かの利益を手に入れた人々・・・
ですが、グルヌイユが彼らの手から去った時、それまでの“儲け”を
清算するかのように、不幸が訪れるというワケ・・・。>合掌。
グルヌイユが疫病神だったのか?
それとも、彼らの「運」が無さ過ぎたのか?
周囲の人間達を巻き込むハプニングをも起こさせるグルヌイユの
そういった“境遇”は、彼の起こした事件そのものより
恐怖を感じてしまいました。

肉と血と骨の塊で生まれ、同じく肉と血と骨の塊として
死んで行くグルヌイユ。
“香り”に取り憑かれ、大量殺人(しかも美人ばかり)を
してしまう彼・・・でも、グルヌイユが起こしてしまった事件に対しては
不思議と、恐ろしさとか嫌悪感のような印象は受けませんでした。
寧ろ、彼に受けた印象は、哀れみの方が強かったです。
でも、初めての殺人を犯したあと、自分が殺害した女性の
体から“香りをこそげ取る”様子や、“香りの抽出”を
一心不乱にする様子は~ 流石にゾワゾワーとキました。
“純粋だからこそ”とか“本能のままに生きる”者の恐ろしさを味わえます。
(まるで彼は文化を持たなかった“大昔の人類”の様な人間みたい。)

今夜は脅威の嗅覚=「絶対嗅覚」(「絶対音感」の嗅覚版?)を
持って、生まれてきた不幸な青年の物語
『パフューム-ある人殺しの物語-』をUPしました。

終盤 グルヌイユが“無敵の香り”(父娘の親子愛よりも勝った!)
で処刑を回避した、酒池肉林状態場面は解せませんがー (; ̄ー ̄)
そのほかでは、私的には、カナ~リ♪ 面白かったデス。
オススメしたい作品でした。


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293.『ストーン・カウンシル~THE STONE COUNCIL~』みちゃった!(^^)!

2007年09月22日 23時33分23秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今朝の記事にて“今夜は『パフューム』をUP!”と
書いてしまいましたが~  記事が間に合いそうに無く・・・
急遽『パフューム』は明晩に変更いたします。スミマセン

急遽変更の今夜は・・・久しぶり♪なモニカ・ベルリッチ!!
長い髪をベリー・ショートにして、強い母を演じています。
ジャンルはですねぇ~ えっと・・・
オカルト? サスペンス? アクション?
何になるのか・・・・正確なジャンルは良く分かりません。
モニカ・ベルリッチ嬢 相変わらずお美しい~♪
美しい人は、長い髪をショートにしても
下水まみれになっても、恐怖に顔が歪んでも
美しいんですよね・・・。
コレまで観てきた彼女の作品とは違う面を
見る事ができる作品です。


2005年 フランス 本編103分
原題:LE CONCILE DE PIERRE/THE STONE COUNCIL
監督:ギョーム・ニクルー
脚本:ギョーム・ニクルー、ステファーヌ・カベル
原作:ジャン=クリストフ・グランジェ
(『クリムゾン・リバー』『ヴィドック』他)
音楽:エリック・ドゥマルサン
出演
ローラ:モニカ・ベルッチ
(『マレーナ』『ジョヴォーダンの獣』
 『アレックス』『マトリックス』シリーズ
 『セレブの種』『ブラザーズ・グリム』他)
シビル:カトリーヌ・ドヌーヴ
(『うず潮』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
 『逢いたくて』他)
セルゲイ:モーリッツ・ブライブトロイ
(『es[エス]』『ミュンヘン』他)
リュカ:サミ・ブアジラ
(『マーシャル・ロー』『彼女たちの時間』『スズメバチ』他)
リウ=サン:ニコラ・タウ
クラリス:エルザ・ジルベルスタン

-あらすじ-
“フランスのスティーヴン・キング”と呼ばれ、
次々と原作の映画化が決まるジャン=クリストフ・グランジェの
同名小説を、フレンチスリラーの新鋭
ギョーム・ニクルーが映画化したミステリー。
モンゴルから引き取った養子リウ=サンの身体に不思議なアザが現れたころ、
不気味な幻覚を見るようになったローラ。
さらに、ローラの周辺にいる人たちが次々と殺害されていった……。
謎を解く鍵がモンゴルにあると感じたローラは、
悪夢にうなされたリウ=サンが発した未知の言語をたどり謎に迫っていく。


『ストーン・カウンシル』 仏公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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ヒロイン、ローラがモンゴルの施設で引き取ったリウ=サン。
ローラからの愛情を受け、彼はすくすくと成長していきました。
しかしある日、リウ=サンの左胸の上に丸い痣が浮き出てきてから
奇妙なことが起り始めます。
母子で同じ時刻に同じ夢を見て飛び起きたり…
リウ=サンは、未来のことや、知らない筈の事実を口にしたり…
本当に居る筈の無いものに襲われると言う幻覚を見たり と
ローラは異変を感じ取りだします。
そんな時、二人の乗った車が事故を起こし
リウ=サンが重体に・・・・。一時は命さえ危ないと医師に言われますが
驚異的な回復力で意識が戻ります。ところが! まだ傷が癒えない
入院中のリウ=サンを、ローラの育ての親であり恩師でもある
シビルが転医をさせてしまい、ローラはリウ=サンを追いかけ
モンゴルへ・・・ そこでローラは彼女の両親の死の真相、
シビルとローラの両親とらの拘わっていた研究のこと、
リウ=サンの力や、彼を付けまわす人間達の真意を知ることになります。

ラスト、何とか今回の追っ手からは逃れることができた二人。
しかし、残党たちや組織の者、また政府の研究機関らは
彼らのことを執拗に追いかけてきそう・・・
これは~~ 続編も考えているのでしょうかね~?

冒頭でもちょっと書きましたが、これってジャンルは何になるんだか?
“100年に1度生まれる「神の子」”と
“神の子を殺害した者は永遠の命が与えられる”と信じて
敵側が行う儀式・・・その名前がタイトルである
「ストーン・カウンシル」なんだそうです。
組織というのはカルト教団ではなく、ある神秘的な人類の力の研究を
していた集団。(シビルやローラの両親はその元研究者)
科学的なんだか、オカルトちっくなんだか、よく分からない。
でも、ヨーロッパの作品独特の雰囲気が漂っていて
受ける印象は良かったです。

ところで~モニカ・ベルリッチ 頑張ってます!
アクション、ノーメイク、全裸、強い母・・・と
彼女のファンだったらきっと、見どころイッパイ♪なのでは?
今までの私の中の上品そうな彼女のイメージがちょっと変化しました。

今夜は、ジャンル分けが難しい・・・
体当たりのモニカ・ベルリッチMAMAが見られる
『ストーン・カウンシル』をUPしました。
明日こそはっっ!!!
『パフューム-ある人殺しの物語-』をUP予定デス。
明日もヨロシクお願いいたします m(__)m


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291.『四角い恋愛関係~IMAGINE ME & YOU~』みちゃった!(^^)!

2007年09月21日 22時51分23秒 | 映画

皆様、こんばんは~~~(^-^)/
今夜の映画は、先週の土曜日にUPしました
『モテる男のコロし方』と同じ、FOX配給の未公開恋愛モノです。

『モテる男のコロし方』でもそうですが・・・
出てる女優さんや俳優さん、未公開の割りに(!)
意外と観てる作品に出てたりする方々が出演してるんですよねー。
それに、未公開と思えない見事なストーリー展開や
出てくる小物やファッションに至るまで~
メジャー作品に引けを取りません。
未公開といえば!! アルバトロスのホラーとか
思い出しちゃうsoratukiですが~ (; ̄ー ̄)
同じ未公開でも、やっぱりFOXさんのように
大御所な会社だとこうも違うんだなぁ~と
観るたび感心します。


2005年 アメリカ/イギリス/ドイツ 本編94分(劇場未公開)
監督・脚本:オル・パーカー
音楽:アレックス・ヘッフェス
出演
レイチェル:バイバー・べラーボ
(『コヨーテ・アグリー』『Re:プレイ』『12人のパパ』
 『地獄の変異』『プレステージ』他)
ルース:レナ・へディ
(『フェイス』『ゴシップ』『ブラザーズ・グリム』
 『地獄の変異』『300/スリーハンドレッド』他)
ヘック:マシュー・グード
(『マッチ・ポイント』他)
クープ:ダレン・ボイド

-あらすじ-
レイチェルとヘックは、結婚式を挙げたばかりの
幸せいっぱいのカップルのはずだった。
しかし、結婚式当日に現れたヘックの友人クーパーと、
さらには場内の花担当していたルースとの出会いにより、
夫婦になったばかりの二人の恋は思いもよらない方向へと展開していく。
ルースに一目惚れをし、必死に口説こうとするクーパーと、
妻を愛し、子どもを待ち望むヘック。
しかし一方で、今まで感じたことがなかった感情を、
ルースに抱くようになってしまったレイチェル。
レイチェルは夫がいる身、しかも恋に落ちてしまった相手は同姓だった。
長年付き合った親友とも呼べる夫と、何も知らない女性。
さらに恋敵は夫の友人という四角関係の中で、レイチェルは
人生の大きな決断に迫られる……。


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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結婚式の日、花嫁レイチェルと新郎ヘックはまさか
こんなことになるとは思っていなかったでしょうね~。
“花係り”としてヘックとレイチェルの式に参加した
フラワーショップの店員ルース。
彼女はゲイ・・・。そんなルースが一目で“ビビッ”と
きてしまったのは、なんと! 式を挙げたばかりの
花嫁レイチェルでした。一方、レイチェルのほうも
初めて会ったのに妙に気が合って意気投合~。
ルースは衝撃的に、レイチェルは気になりだして
会うごとに・・・ お互いを意識し気持ちが変化していきます。
そんな新妻レイチェルの様子が「このごろへん?」と
気が突き出したヘック・・・しかし
時は既に遅く、レイチェルの心はヘックから離れ
ルースへと向かっていました。
レイチェルとルースはお互いの気持ちを素直に打ち明けあいますが
レイチェルは既婚者・・・一度は諦めかけた時
ヘックから別れを切り出されてしまったレイチェル。
そう・・・彼はレイチェルの愛している人がルースだと
分かっていたのでした。
そして、レイチェルとルースは結ばれ・・・ヘックも証券マンを辞め
念願の旅行本を書くべく、世界中を飛び回る生活をスタートさせました。

・・・・・・というお話。
まぁ、良くある恋愛モンなんですがね~
物語に出てくる部屋とか、ヒロインたちのファッションとか、
ルースの見立てるブーケとか~ そのへんが
非常に観てて楽しい作品でした。
それに何よりっ 彼女達がイキイキしてる!!
いえねぇ~ 確かに中盤、重苦しい雰囲気になっちゃうんですがね
(そりゃぁ~そうだろう・・・
 結婚してる女性が同性愛に走っちゃうんだもん。)
でも、そんなレイチェルとルースの葛藤の場面でさえ
イヤじゃない。
既婚者が他の人に走る=不倫モノ って言ったら
普通、暗くてジメっとして淫靡で最後は“泥沼”とかー
考えちゃいますが、全然 そんなこと微塵もカンジさせない。
そこがこの作品のスゴイとこだと思います。(笑)
それに、すんごい明るいというかー 健康的なんですよね・・・
ヒロイン同士のラブシーンなんて、可愛いと思っちゃえる。
(美人でスタイルの良い女優さんたちが演じてるからか?)

コメディーとは違う意味で“面白い”作品でした。

今夜は、ストーリーは恋愛モノ でも、所々で見ることができる
プラスオーラが見てて楽しい『四角い恋愛関係』をUPしました。

女性の皆様にオススメ♪な作品でした。



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286.『サンキュー・スモーキング』みちゃった!(^^)!

2007年09月16日 23時46分43秒 | 映画

皆様、こんばんは~~ヽ^0^ /
今夜の作品は、兎に角おかしい!!
『サンキュー・スモーキング』です。

“タバコと肺ガンの関係”は最早、子供たちでも知っている事実。
それを、ディベートで“タバコに罪はない”と言い負かしちゃう
そんな“言葉の魔術師”(笑)ニック・ネイラーの
可笑しくもヘヴィーな広報活動の物語です。


2006年 アメリカ 93分
原題:THANK YOU FOR SMOKING
監督・脚本:ジェイソン・ライトマン
原作:クリストファー・バックリー
(『ニコチン・ウォーズ』東京創元社発刊)
音楽:ロルフ・ケント
出演
ニック・ネイラー:アーロン・エッカート
(『エリン・ブロコビッチ』『プレッジ』
 『ペイチェック消された記憶』『ザ・コア』
 『サスペクト・ゼロ』『ブラック・ダリア』他)
ポリー・ベイリー:マリア・ベロ
(『コヨーテ・アグリー』『シークレット ウインドウ』
 『ザ・ダーク』『ワールド・トレード・センター』他)
ボビー・J・ブリス:デヴィッド・コークナー
(『クール・ボーダー』『スネーク・フライト』他)
ジョーイ・ネイラー:キャメロン・ブライト
(『バタフライ・エフェクト』『記憶の棘』
 『アダム-神の使い 悪魔の子-』
 『ウルトラヴァイオレット』他)
ジェフ・バイン:ロブ・ロウ
(『アウトサイダー』『ホテル・ニューハンプシャー』
 『栄光のエンブレム』『コンタクト』
 『オースティン・パワーズ』シリーズ 他)
ヘザー・ホロウェイ:ケイティ・ホームズ
(『ギフト』『フォーン・ブース』『ケイティ』
 『バッドマン ビギニンズ』他)
フェニスター上院議員:ウィリアム・H・メイシー
(『ファーゴ』『ブギーナイツ』『ジュラシック・パークⅢ』
 『セルラー』『サハラ死の砂漠を脱出せよ』他)
ザ・キャプテン:ロバート・デュヴァル
(『フェノミナン』『ディープ・インパクト』
 『シックス・デイ』『60セカンズ』
 『ウォルター少年と、夏の休日』他)

-あらすじ-
タバコ業界のPRマンとして巧みな話術と情報操作で
タバコを擁護し続ける主人公の活躍を描いた社会派風刺コメディ。
原作はクリストファー・バックリーの『ニコチン・ウォーズ』。
タバコ研究アカデミーのPRマンをするニック・ネイラーは、
厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの
矢面に立って戦い続ける業界の顔。
中でも、パッケージにドクロマークを、と息巻く
フィニスター上院議員は目下最大の懸案事項。
そんなある日、ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る
“スモーキング・ハリウッド作戦”の指揮を任される。
一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、
さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、
タバコPRのための映画の企画を話し合う…。
(all cinema 解説より引用)


『サンキュー・スモーキング』 公式サイト


『THANK YOU FOR SMOKING』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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最初から最後まで可笑しい!!
(たい焼きで言うと頭からシッポまで“あんこ”たっぷり!!)
しかし、根底のテーマは違ったり・・・・ (; ̄ー ̄)
でもシリアスで重~いテーマを吹っ飛ばしてしまうー
笑ってしまう作品です。

物語の概略は~~
未成年の肺ガンの青年を前にタバコの正当性を説き、
昔タバコのCMに出ていて今では肺気腫になって
タバコ会社を訴えている元スターを大金で釣り、
自分をハメた美人で美乳の敏腕記者へは反撃として
TVの“天気お姉さん”の道をプレゼントし、
反タバコを推奨する議員には“お前の州のチーズの方が
凶器だろ!”とのたまう、やり手の広告マン ニック。
彼はタバコ業界のドン、キャプテンからも一目置かれるほどに
出世街道をまっしぐら♪ 
しかし、正体不明の「反タバコ」を掲げる人物達の
企てで命の危機に遭遇してしまいます。
イキナリ誘拐⇒監禁され禁煙パッチを体中に貼られ⇒急性ニコチン中毒!!
(コレ以降、彼は一本でも喫煙したら命がないという重傷に。)
ところがどっこい、そんなピンチをも武器にしてしまうニック。
前々からニックを敵対視していたフェニスター上院議員との
一騎打ちにも(なんだかワケ分かんないうちに^^;)勝利してしまいました。

というお話。
で、ここから先は感想です~~~

大体、タバコ研究アカデミーって・・・・どうよ?
ネーミングからして、怪しすぎるっ ^^;
「肺ガンとタバコの関係など、何一つ報告されていない。」
と、堂々とウソをぶっこく、いかにも胡散臭い集団。
そこの広報部長をしているのがニックです。
また、彼の裏の集会仲間もスゴイ。
その名も “死の商人”=MOD特捜隊
構成してるのは“タバコ”“アルコール”“銃器”の三大企業の
スポークスマン代表者。
彼らのアフター5の話題はブラック過ぎー
そんな陽気でダークな(笑)仲間たちとの会話でもニックは
ちゃーんとディベートしてます。
もうですねー 彼の話すこと全て、聞いてたら
「あ、そうかもねー」と思えてしまうから不思議。
まさに、この仕事は“彼の為にある”仕事です。
そんなニックが愛して止まない息子ジョーイ君。
彼もニックのDNAをしっかりと受け継いだようで
ラストあたりでは“ディベート大会”の優勝者に!?
ジョーイをそこまでにたたき上げたニックが
本編中、息子に「交渉じゃなく議論をしろ」
とアドバイスする言葉は勉強になりました。
人を操作するのって意外に簡単かも!!?と・・・
ちょっとでも感じてしまったけれど、それは
ニックだったから お茶の子さいさい だったわけで~
普通の人がやると“ただのホラ吹き”か“大嘘つき”に
なってしまいます・・・・ね。(^~^;)

で、そんなダーク+コメディーな本作品でも、1つだけ
まともな部分があります・・・それは~「自分で考えろ」!!
元々これは、父ニックから息子ジョーイへのメッセージとして
強く押し出されていますが、本編通してのテーマでもあります。
「タバコとガンの関係」から始まり「タバコを擁護するから命を狙われる」
とか「アイスはバニラが良いのか、チョコなのか?」とか
「大金を貰うか?信念を貫くのか?」とか・・・。
普通なら(映画やドラマとかなら)綺麗事、即ち建前を
とる所(言う所)ですがこの作品は違う・・・>そこが面白いともいえる。
“ガッツリ”本音をチョイスする人々・・・で、この根本に
ニックがずっと唱える『自分で考えろ』が出てきてるということに
繋がるわけですね~~。

ところで、この作品本国で公開される際 
トムクルが“いちゃもん”をつけたという
“おまけ”がついているそうです。
その理由は「妻ケイティのベッドシーンが問題」だそう。
確かにねぇーーーー アレはちょっと
旦那さまとしてはショックですね。
>カナリびっくり!な場面です。しかも3回も!

今夜は、コメディーとして作り上げられた 社会派モノ。
“クスクス”と笑える『サンキュー・スモーキング』をUPしました。

追記:この作品、私の大好き♪なウィリアム・H・メイシーが
出演していますが・・・・ボルテージ低め。
いつもなら、ニック@アーロン・エッカート的キャラですので~
ちょっと、物足りなかったですネ。



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285.『サンシャイン2057~SUNSHINE~』みちゃった!(^^)!

2007年09月15日 23時43分49秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜の作品は~・・・あの!真田広之さんが
宇宙船のカネダ船長さんで出演しています
『サンシャイン2057』です。

ジャンルはSFですよね~・・・・
2050年から太陽光線が地球に届かなくなって
太陽光を再び取り戻す為に、現地(=太陽のことです)に
向かうクルーたちのお話・・・。
もうですね、冒頭から最終までずぅ~~~っと!!
映し出されるのは、宇宙船の中か太陽のまん前!>非日常の極み。
設定はSF(荒唐無稽な展開も含む)なんですが
そこに、謎の人物がからむというミステリーも少々・・・

鑑賞後の感想としては、おもしろいんだか
おもしろくないんだか「わからない・・・」ってのが
正直な感想です。 (; ̄ー ̄)


2007年 アメリカ 本編108分
監督:ダニー・ボイル
(『トレンス・ポッティング』『ザ・ビーチ』
 『28日後・・・』 他)
脚本:アレックス・ガーランド
(『ザ・ビーチ』『28日後・・・』『テッセラクト』)
音楽:ジョン・マーフィー、UNDERWORLD
出演
キャパ:キリアン・マーフィー
(『28日後・・・』『真珠の耳飾の少女』
 『プルートで朝食を』『パニック・フライト』
 『バットマン ビギニンズ』 他)
カネダ:真田広之
(『リング』『らせん』『陰陽師』『ラストサムライ』他)
コラゾン:ミシェル・ヨー
(『ポリス・ストーリー3』『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』
 『グリーン・デスティニー』『SAYURI』他)
メイス:クリス・エヴァンス
(『セルラー』『ファンタスティック・フォー』 他)
キャシー:ローズ・バーン
(『スター・ウォーズ・ep2/クローンの攻撃』
 『トロイ』『マリー・アントワネット』他)
ハーヴェイ:トロイ・ギャリティ
(『バンディッツ』『バーバーショップ』 他)

-あらすじ-
50年後の近未来、太陽の消滅により地球も滅亡の危機にさらされていた。
人類最後の望みを託されたのは、宇宙船イカロス2号に搭乗した船長・カネダや
物理学者のキャパら男女8人のエリートたち。
彼らは可能な限り太陽に接近し、太陽を再生させるという
究極の任務に挑もうとしていたが、想像を絶する異常事態に巻き込まれてゆく。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『サンシャイン2057』 公式サイト


『サンシャイン2057』 Yahoo!特別ページ


『SUNSHINE』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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「太陽が死にかけてる」というナレーションからイキナリ
スタートする本編・・・
2050年、太陽の活性化を目的とした“イカロス計画”を
発動した人類でしたが、後一歩のところで失敗。
そこで、“イカロス計画その2”として
“地球の核資源を使い果たして”作ったという
超~~~~大規模な核爆弾「ペイロード」を搭載し、
カネダ船長を筆頭に、8名が人類の未来をかけて
再び太陽へと向かいました。
彼らの使命は、その超~~~~大型核爆弾を太陽で爆破させ
再び太陽の活性化を図るというもの。
(「太陽の中に、太陽を作る」>本編中の台詞より)
ところが、途中、思わぬハプニングが起り
地球への帰還は愚か、太陽到達さえ危うい状態に!!

それを、ある方法で回避しようとするクルーでしたが・・・
思わぬ展開が待ち受けています。

兎に角、本編に登場する「太陽」がスンゴイ!!
今年の夏は“太陽を間近に感じる”酷暑でしたがー
あ~んなもんじゃ無いということが、“熱”を感じない
ブラウン管をとおしても分かるほど・・・リアル。
ああ、本当に地球って 太陽のお陰で“生きてる”んだな
とあらためて思い知らされる映像です。

ところで、この作品、中盤までと中盤からで
大きく様相が変わっています。
ハプニングが起きてからすぐは、まだまだゆとりがある
クルーです。それは、あくまでも“人為的ミス”だからであり
中盤以降の“偶発的事故”や“事件”は、SFというより
サスペンスの様・・・。
(結局、彼らはその身を以って“使命を全う”するわけですが)
中盤までのテーマが人類VS太陽なら、中盤からのテーマは
人類VS謎の人物X ってトコですね。

ところで~ ヤツは一体どうやって・・・・?
イカロス2に??
彼の姿形からして、ハーヴェイやメイスのように“した”のか?
それとも、隠してたスーツがあったのか?
非常に気になるトコロです。^^;

日常を送っている現実世界では“太陽が無くなる”なんて
これっぽっちも考えられません。
しかし、いつかは燃えつきるときが来る・・・となると
人類は“作り物の映画”ではなく
地球上のありとあらゆるモノで、太陽再燃を試みるんでしょうね・・・
数百年 数万年先 何時になるのかはわからないけれどー
その頃、もしかしたらこの作品のような  言ってみれば
“アナログ”の様な作戦ではなく、もっと進渉的な
方法が見つかっていて、実行可能になっていることを願うばかりです。

今夜は、人類の存亡をかけた計画のために戦う人々の物語!
『サンシャイン2057』をUPしました。

怖いほどの太陽・太陽の直射日光を受けて飛行するイカロス2・
ラストの、超~~~~~大型核爆弾ペイロードの爆発場面
等々、ビジュアルがスゴイっっ 作品でした。
ストーリーはさて置き  (; ̄ー ̄)・・・!!
映像だけはオススメです。(笑)



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283.『モテる男のコロし方~JOHN TUCKER MUST DIE~』みちゃった!(^^)!

2007年09月14日 22時56分47秒 | 映画

皆様、こんばんは~~ヽ^0^ /
今夜の作品は、恋愛コメディもの『モテる男のコロし方』です。

高校のモテモテ男に3股をかけられていた事を知ってしまった
これまたモテモテ女子高生3人組の復讐計画と
それを外野からの視点と、ターゲットを“本気”にさせてしまうほどの
自分の魅力の存在に気付いてしまうヒロインのドタバタ劇・・・。
この作品の主人公・・・ 女ったらしの男ジョン・タッカーなのか?
それとも~ ジョンを“本気”にさせてしまうケイトなのか?
同じくらいの割合の重要度を持つ二人が出て参ります。
検索サイトやFOXサイトでは、ジョン@ジェシー・メトカーフが
主人公のように書かれていますが、私はケイト@ブリタニー・スノウ
と思えて仕方ない!>主人公が二人か!?
また、二人を取り巻くモテ女三人組のキャラが強烈(笑)なので
主人公二人が“普通”にみえてしまうというオモシロさもあります。


2006年 アメリカ 本編90分(劇場未公開)
監督:ベティー・トーマス
(『ドクター・ドリトル』『28DAYS』
 『チャーリーズ・エンジェル』他)
脚本:ジェフ・ロウエル
音楽:リチャード・ギブス
出演
ケイト:ブリタニー・スノウ
(『キャプテン・ウルフ』他)
ジョン:ジェシー・メトカーフ
(海外ドラマ『デスパレートな妻たち』シリーズ)
ヘザー:アシャンティ
(『バイオハザードⅢ』他)
キャリー:アリエル・ケベル
(『呪怨-バンデミック-』『愛しのアクアマリン』他)
ベス:ソフィア・ブッシュ
(『DEATH GAME デスゲーム』他)

-あらすじ-
あるとき、ふとしたことから人気者の3人の女の子が、
同じ男の子の、ジョンと付き合っていることがわかった。
彼女たちは結束して、リベンジすることを決意する。
スーパースターの彼は、ますます人気者になっていくが、
彼女たちは、転校生の女の子をおとりに、作戦を練る。
彼に、痛い失恋をさせようとする計画が始まるのだ。


コレより先ネタバレありますので
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今まで自分は「透明人間」として生きていたと言うヒロイン
ケイト・・・クラスメイトからは、名前さえ覚えてもらえないほどの
空気のような女の子が、どんどん垢抜け大胆になって行く様子は
思わず応援しちゃうほど。
またそんな“新しい”ケイトにクラクラと惑わされてしまう
学校イチのイケてる男子ジョン・・・。
ようはコイツが一番の悪!なんですよねー
平気で女の子にウソをついちゃうわ、二股三股は当たり前だし、
欲しいモノは何でも手に入る!(お坊ちゃま&バスケ部部長)
そんなジョンの張った網に引っ掛かっちゃって“泣き”を見る
高校の女子人気度を三等分する3人の女の子
チアリーディングのリーダー、へザー
放送部部長で将来は一流大&マスコミ就職希望のキャリー
美人で男性経験は数知れずっ男の扱いはピカイチのベス
この三人達がジョンに三股をされていることに気がつき
冴えない同級生ケイトを使って、ジョンに復讐します。
物語最後は、結局 あれほど酷い仕打ちを受け
みんなの前でも赤っ恥をかかされて、本当なら
“心を入れ替えて”いる筈のジョンは何にも変わらなかった・・・
という顛末で括られます。

三股かけてそれを当たり前だと断言し
友人にはそれを自慢する。
ジョンの本性を知ってしまった“復讐トリオ”と
ケイトとの温度差が面白かった理由の一つデスね。
結局、最後の盛り上がり場面“誕生パーティー”で
ジョン、ケイト、“復讐トリオ”らの本音が
学校の同級生たち相手にぶちまけられ
「ジョン、反省したか?」と思いきや~
以前とは違う意味で“恋多き男”になってるっていうオチも
嫌いじゃ無い・・・。
恋愛ものというよりも、コメディカラーの方が強めですね。
だから(コメディーとして観賞したから)反省しないジョンに
嫌悪を感じなかったし、一度はフラフラ~となってジョンとは
“お友達”になったケイトに同情もしませんでした。
ジョンのやってることは女としては「サイテー!」と思うし
“復讐”なんて物騒なテーマなんですけど、でも
あんまり深刻とか重いとか感じることなく、軽快に♪
オモシロ可笑しく観賞できました。

メジャーな作品ではないけれど、軽~~く観賞できるし
オモシロいという部分では、オススメの作品でした。

今夜は、“女の「嫉妬」と「復讐」は恐ろしい・・・”と
実感できる作品『モテる男のコロし方』をUPしました。

最後に・・・・
本編で、究極の女ったらしを演じるジェシー・メトカーフ。
ナイスボディーで学校中の女の子を“魅了”するジョンですが~
以前UPしました海外ドラマ『デスパレートな妻たち』でも
ガブリエルをトリコにする青年“ジョン”(役名、同じ!)
を演じています。
あっちもこっちもメチャメチャ、モテモテですが
どーも私はカッコイイと思えない・・・。 (; ̄ー ̄)
だからでしょうね~ 今回三股かけられた女性たちへの
「どうしてそんなに彼が良いのか?」というモヤモヤが
ラストまで残っちゃいました。(^~^;)




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278.『ネメシス・ゲーム~NEMESIS GAME~』みちゃった!(^^)!

2007年09月09日 23時43分26秒 | 映画

皆様こんばんは~~ヽ^0^ /
今夜の『ネメシス・ゲーム』は・・・
前半と後半でちょっと趣が違っています。
私は断然っ 前半が面白い!!
ホント、出だし~中盤までは
謎解きメインで面白かったんですが・・・
結末の“イマイチ”さが残ってしまい
結局、作品全体から受ける印象
(もっと言ってしまえば、“質”)が
悪くなってしまっているのが残念です。


2003年 カナダ/ニュージーランド/イギリス
(劇場未公開)
監督・脚本:ジェシー・ワーン
音楽:マット・フィッチャー
出演
サラ・ノバック:カーリー・ポップ
ジェフ・ノバック:イアン・マクシェーン
ヴァーン:エイドリアン・ポール

-あらすじ-
恐怖の都市伝説を描いたスリラー。
カナダ・トロントの女子大生・サラは、奇妙なゲームにはまっていた。
地下鉄の壁に書かれた謎めいたクイズ。
クイズを解き壁に答えを書く。
するとまた、次のクイズが表れる。
一定量の問題を解くと、この世界の“謎”が解き明かされる。
それはマニアが“ネメシス・ゲーム”と呼ぶ、一種の都市伝説であった。
だが、彼女の密かな愉しみは、ある夜現実の恐怖と化す…。
(Amazon.com 解説より引用)


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他の検索サイトやら、映画のファンサイトやら~
オジャマしてこの作品の感想を見て参りましたが・・・

ほぼ! すべての方が「駄作」「意味不明」「難解」

という結論に達しているようですね~。(^~^;)
>そして、私も“ほぼ”そんな感想です。

物語は~~~~~
取調室 エミリーとサラのパパ・ノヴァック刑事との
会話からスタート。そこでエミリーが一言。
「私は人生の意味が何かって知ってるの。
 定めに従っただけ・・・」
5年前、少年を湖で殺害しようとして刑に服し
外界へ出てきてすぐにまた事件を起こしたエミリー。
しかし、この事件はまだ終りではありませんでしたーー。
時間は遡り、2週間前。
裏路地の小汚いマジックショップのオーナー・ヴァーンと
主人公サラのキーワード当てゲームの場面へと飛びます。
女子大生サラは、父が結婚した継母リアとの仲が上手くいかず
家を飛び出し、一人住まいをしています。そんなサラは
母を交通事故で亡くし、その理不尽な死がどうしても理解できず
「この世の出来事・・・事件・事故には、必ず意味がある」
と思い込んでいて、ヴァーンとあるゲームの話で盛り上がります。
それはクイズマニアの中で話題になっている伝説的なゲーム
「ネメシスゲーム」。
“地下鉄のどこかの駅、どこかの壁にクイズが書かれていて
 その答を指定された場所に書くと、次のクイズ・・・
 ある程度のクイズを正解したその時、この世の謎が解ける”
それは、インドの僧侶“ネメシス”の名前から
付けられた、謎めいていて、マニアックなゲーム・・・。
ある時「起る筈の無い火災や原因不明の脱線事故が頻発」に発生し
数年前、警察当局はその不可解な事件の解決に乗り出します。
その切欠になったのが「ネメシスゲーム」であり、
更に数年前のエミリー事件もこの事件が絡んでいるらしいと
ヴァーンはサラに話しました。
俄然、興味をそそられたサラ・・・
ゲーム参加の切欠になるのは“壁のクイズ”を見つけ“解いた”その時。
サラの切欠は、地下鉄で偶然見つけた一問目のクイズでした。
1問目、2問目と正解を出し、指定された答を書く場所である廃墟
へと通うサラ・・・しかし、なにも分かりません。
そんな時、サラは大学の同級生でオタッキーなカランという青年から
「ネメシスゲーム」の青いエントリーカードを受け取ります。
その数日後、サラとヴァーンはゲームに導かれ、カランの遺体を発見!
更に数日後、過去殺人未遂事件を犯したエミリーが自首。
(そして、スタートの取調室のシーンへと戻るワケです)
最後は、“ラスト問題”を解き、“謎の真理”を導き出したヴァーンが
更を襲撃するというショッキング且つ、疑問だらけの終りとなります。

途中まで、カランの遺体発見(殺人事件に発展)するまでの
展開はキライじゃありません・・・・でもね~
ラストのアレはどうよ・・・Σ( ̄□ ̄)!! 
時間が無かったのか? 
重箱の隅を突かれるのがヤだったのか?
続編狙いなのか? 
しっかりとした理由が無い=面白い と勘違いしてるのか?

兎に角、ラストまで観賞して
「こらっ! 今までのクイズとか“不可解な事件の真相”とか
 “偶然とゲームの関係”とか  なんだったんだ!?」
と、握り拳で怒ることマチガイナシな作品でしたYO。(笑)

ところで、この作品には数問のクイズ(とんち?)が出題されます。
以下、この作品で出てきた“クイズ”を書き出してみました。
尚、本編同様「答」を聞かされても納得できない問題もあります・・・。
(皆様は幾つ正解できますか~?( ̄ー ̄)ニヤリ)
Q「金持ちがなくて貧乏人にある特権は?」
A.「無」
Q「質問をせず、答を求めるものは?」
A.「電話」
Q「目に見えぬクモの巣(Spider Weave)とは?」
A.「ウェブサイト(Web Site)」
Q「ドアがドアでなくなるときは?」
A.「開いているとき」
Q「キー(鍵)もスペース(空間)も
  あるけれど、入れないものは?」
A.「キーボード」
Q「水の無い川、木の無い森、建物の無い街と言えば?」
A.「地図」
Q「生きる為に食べるものは?
  だが、飲み物ではない…」
A.「火」

・・・・・レンタルしてきてハズレ 過去何回味わったのか?
しかし、これほど脱力させられた作品はありませんでした。

今夜は、途中まではGOOD!! でも、途中からの“てんやわんや”で
「一体、何が言いたかったの?」と怒りさえ感じてしまう未公開作品
『ネメシス・ゲーム』をUPしました。

オススメできません!
因みに、ワタクシ レンタルしてきて観賞し始めて
途中から意識が無くなった(要は、寝コケた)こと
過去にありましたが~ 4回見直して(4回も見たのか?>自分)
4回とも途中、寝コケたのはこの作品が初めてでした。
5回目にして、やっとラストまで辿り着いた私です。
(総合計5回もまわして、最後まで観賞できたのは1回!!)



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277.『ハンニバル・ライジング~HANNIBAL RISING~』みちゃった!(^^)!

2007年09月08日 23時59分59秒 | 映画
のち時々
皆様、こんばんは~~ヽ^0^ /
今夜は、待ちに待ってたっっ レクター博士の
“初めて♪”エピソード『ハンニバル・ライジング』です。
もちろん♪この作品も、予約購入です。
(ここんトコ“購入したかった作品”がたくさんリリースされて
 うれしいけど、ますます貧乏街道まっしぐらなsoratukiです。)

以前UPしました『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』
の最終版・・・ 公開の順番と、作品の内容は前後しています。
物語の順番で言うと、
『ハンニバル・ライジング』⇒『レッド・ドラゴン』⇒
⇒『羊たちの沈黙』⇒『ハンニバル』
という具合になってるんですがね~・・・
過去何度も見直ししてるシリーズですが、今回、レクター青年物語が
リリースされたので、物語の流れ順で見直してみるのも
また面白いかもしれませんね♪

2007年 アメリカ/イギリス/フランス 本編121分
監督:ピーター・ウェーバー
(『真珠の耳飾の少女』)
脚本・原作:トマス・ハリス(新潮社発刊)
(『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』他)
音楽:アイラン・エシュケリ、梅林茂
出演
ハンニバル・レクター:ギャスパー・ウリエル
(『ロング・エンゲージメント』『パリ、ジュテーム』他)
レディ・ムラサキ:コン・リー
(『2046』『SAYURI』『マイアミ・バイス』他)
グルータス:リス・エヴァンス
(『ノッティングヒルの恋人』『HOTEL ホテル』
 『シッピング・ニュース』『ケミカル51』『Jの悲劇』他)
コルナス:ケヴィン・マクギッド
(『トレンスポッティング』『五線譜のラブレター』他)
ミルコ:スティーヴン・ウォーターズ
ドートリッヒ:リチャード・ブレイク
ポピール警視:ドミニク・ウェスト

-あらすじ-
1952年、リトアニア。
戦争で家族と死に別れ、記憶の一部を失ってしまった
ハンニバル・レクターは、ソ連の孤児院での厳しい制裁から
逃れる為、唯一の血の繋がりを頼りに叔父の住むパリへと逃亡。
そこでレクターは、後の彼の人格形成に影響を与えることになる、
美しい日本人女性との出会いを果たす。
ある日、市場で彼女が侮辱を受けたことをきっかけに、
彼の封印されていた闇の扉が開き、内なる狂気が葬り去られた
記憶と共に目覚めていくのだった・・・。
(DVD JK 解説より引用)


『ハンニバル・ライジング』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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うーーー (; ̄ー ̄)ーーーーん?
なんかー ビミョーなんですケド。

やっぱり「羊たちの沈黙」の時の様な、インパクトはありません。
DVDリリースのCMでは、「レクター博士の誕生の謎が解明!」とか
いわれてますが、これこそ“ハンニバル・レクターの起源だ!”
というものも感じられず、むしろ生まれついての残忍さを
見せられた(しかも「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」
の時よりも、テンション下げ気味です。>まだ本人、若いからね~)
と言う感じ。とはいえ、相変わらず規律正しいレクター・・・
すでに、この時代から紳士だったことに驚かされました。

ところでっ! 今回、DVDを「まじめ」に(ん?)観賞し
きっちり特典映像の“監督と制作者”のコメンタリーなるものも
見てみました。そこで~
この後の作品で、でてくる“イノシシ”を今回、わざと所々で
使っているってことや・・・
同じくこの後の作品内で、収監されるレクターを思い起こさせるように
今回も牢獄に入れられるシーン(言う事をきかない彼への“お仕置き”♪)
をいれてみたことや・・・
撮影の際、冒頭~レクター青年がフランスに辿り着く
ところまでは、独特の手法(化学処理をしたテープを使って撮影)で
撮ったってこと・・・
等々な レアな情報をいただいちゃったり~( ̄ー ̄)ニヤリ
以下のような“ツボ”的ポイントも知ることができました。

・ハンニバルが一人一人仇を討っていく方法は、作者ハリス氏が
 実際に取材で入手した本当の事件からとっている。
(トマス・ハリスは1960~1970年、AP通信の記者だった時期があり
 その際に取材したネタを作品に使った)
・レディー・ムラサキの名前は、「源氏物語」からとっている。
(因みに、“コマチ”という案もでていたそう・・・。)
・原作では12歳で最初の被害者@肉屋を殺害する予定だったが
 世論の非難が出るのがわかっていた為に変更した。
なお、私が一番驚いた“真実”ですが~  
ハンニバル役のギャスパー・ウリエル君、まばたきを
殆どしないんですよね~!!
ここまで役に没頭できるなんて・・・スゴイっす。                                                                                                                         

ところで、本作品の本筋は、ハンニバル・レクターという人物が
この後身の毛もよだつ行為をやってしまう下地となる事件にあります。
いってみれば、彼の内に眠っていた“魔性”を目覚めさせた事件!
その全貌が、“おぞましい・・・”。
ミーシャ役の女の子が可愛いだけに、その酷さも
ひとしおでした。
彼がこの後、あんな風に変貌していくのも納得できる気が・・・。
ハンニバルの青年期の様子を、この作品で観賞後
「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」を
再度見直したら、また違う感触を感じられるかもしれませんね。

今夜は、若き日のハンニバルを演じるギャスパー君の
サタンのような“悪の魅力”にクギづけになってしまった
“ハンニバル・レクター”シリーズ最終話
『ハンニバル・ライジング』をUPしました。

最後に~~♪
ギャスパー・ウリエル君、時間が経つほどに
段々とカッコよく(美しく)なっていく様子は
見てて“ウットリ♪”です。
あの、悪魔の様な“眼力”が素晴らしいです。( ̄ー ̄)ニヤリ



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275.『ディテンション~DETENTION~』みちゃった!(^^)!

2007年09月07日 21時43分34秒 | 映画
のち
今夜は、サスペンス・スリラー『ディテンション』を
ご紹介したいと思います。

なんで、こんな未公開@マイナー作品を??と
思われるでしょう・・・・?
実は、この作品の主人公ハリスを
あのっ 『プリズンブレイク』シリーズの
お兄ちゃんリンカーン・バローズのドミニク・パーセルが
演じているから~  (; ̄ー ̄)・・・。
(「プリズン・ブレイクseason2」は、そのうち
 時間が出来たら~で記事はUP予定です)
「プリズン・ブレイク」では、おバカさんだけど弟思いの
気の良いニイちゃんを好演していたドミニク・パーセル。
今回は、エリート弁護士役ですって~~。
(弟のエリート設計士に対抗したのか?^^;)
でもね♪どうしても、ニブくてガタイと気が良いだけにしか
見えなかった・・・・私は。


2006年 アメリカ 本編100分(劇場未公開)
原題:THE GRAVEDANCERS
監督:マイク・メンデス
脚本:ブラッド・キーン、クリス・スキナー
音楽:ジョセフ・ビシャラ
出演
ハリス:ドミニク・パーセル
(海外ドラマ『プリズン・ブレイク』シリーズ
 『M:i-2』『インビジブル』『リベリオン』
 『ブレイド3』 他)
キラ:ジョージ・マラン
アリソン:クレア・クレイマー
シド:マーカス・トーマス

-あらすじ-
学生時代の仲間の訃報を受け久しぶりに昔の恋人・キラと再会したハリスは、
いいムードになりそのまま朝帰りしてしまう。
その日以来、ハリスの家で奇妙な現象が起こり始め…。


『The Gravedancers』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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スリラーって書いちゃいましたがー
コレって、ホラーなんじゃ??

物語はまず、墓場からスタート!
親友が亡くなり、その葬儀のあと、彼女の墓で飲みなおしていた
旧友のハリス、キラ、シド。
と、友人の墓石の前には黒いメッセージカードが?
3人は、アルコールの勢いから、そのメッセージカードに
書かれていた通り、墓場でダンスを始めます。
しかし、その日から、彼ら3人の周囲では不可解な現象が
起り始めます。
ダレも居ない筈のリビングで流れてくるピアノの音。
寝室に突然現れた女。
カギをロックしても開いてしまう勝手口。
ハリスの妻アリソンは、結婚前に夫ハリスと付き合っていた
キラが嫌がらせをしていると言い、キラの自宅へ~
ところが、キラは何者かに暴行を受け精神も危うい状態で
見つかります。
キラのことを知らせようとシドに連絡したハリスは、
彼から「自宅に幽霊がいる」と言われ、ハリス、シド、アリソン、
そして病院から無理矢理抜け出してきたキラと共に
大学で超自然現象を研究する2人の科学者の自宅に・・・。
彼らは、学者達と共に、凶暴な悪霊と対決を強いられることに!!

やっぱり、未公開作品ですね~
それに、よく考えたら私、別にドミニク・パーセルのファンでも
なかったんでした・・・。
全体を通してみての雰囲気は『バタリアン』をもうチョイ
シリアスにした感じ・・・。
音やら、炎やら、突然のゾンビ登場!やら~
中盤までの“ゾワゾワ~~”とした感じが途中から一変!
ラストぎりぎりまで、非常に賑やかになります。(笑)
また、彼らが「踊った」場所が悪かった所為で“呪い”が
かかっちゃうとか、彼らの所為で“永眠”を妨げられた
亡骸が“札付きエリアに埋葬”されていた凶悪犯だったとか、
“呪い”を解く方法は彼らを“埋葬しなおす”ことだとか。
笑どころじゃないんですが、なんか可笑しくって・・・。(^~^;)
最初のあたり、軽く“霊魂”の存在が臭わされるあたりまでは
「おっ?これは~ 怖そうじゃん♪」と期待していたんですがね。
中盤からのドタバタがどうしても、恐怖を排除してしまいました。
ホラーで、出てくる幽霊の皆さんもそれなりに“コワく”って
人間側は必死(決っしてコメディーではないんですがー)なのに・・・
なんかー可笑しい。
みょうちきりんな、印象が残る一本でした。

今夜は、『プリズン・ブレイク』のお兄ちゃん@ドミニク・パーセル
が主演の『ディテンション』をUPしました。

ところで、あの“墓守”は?
どうして、カードを置いたんでしょうか?
結局、カードに関しての謎は解明されないままでした。
オススメは・・・・できないですが、
“お兄ちゃん”が見たい方はドウゾ~。
>でも、彼のご活躍はあまり期待しないでくださいネ。^^;




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270.『ブラックカーテン~THE KILLING FLOOR~』みちゃった!(^^)!

2007年09月02日 23時29分46秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜ご紹介する『ブラックカーテン』は『TWENTYFOUR 24』シリーズの
ミッシェル・デスラーことレイコ・エイルワース
が出演しているサスペンスものです。

主人公は、マーク・ブルカスなんですがね~
どうも、レイコ・エイルワースに目が行ってしまいます。^^;
と、いうのも~ 「24」シリーズのキャラクターの中で
ジャックの次に好きなキャラだったのがミッシェル!
(出番は、そんなにないけど あの東洋人っぽい
 顔と尖がったイメージがすきなんですよねー。)
尚、この作品の中でミッシェル 否、レイコ・エイルワースの
艶っぽいシーンが出て参ります。
ナイスプロポーション♪にちょっと驚きました。


2006年 アメリカ 本編94分(劇場未公開)
監督・脚本:ギデオン・ラフ
音楽:マイケル・ワンドマッチャー
出演
オードリー・ラビン:レイコ・エイルワース
(海外ドラマ『TWENTYFOUR 24』シリーズ
 『ランダム・ハーツ』 他)
デイビット:マーク・ブルカス
(『インプラント』『ハッピー・フライト』『アラモ』他)
レベッカ・フェイ:シリ・アップルビー
(『プール』 海外ドラマ『ロズウェルの恋人たち』他)
マーティン・ソール:ジョン・ベッドフォード・ロイド
(『アビス』『フィラデルフィア』
 『ボーン・スプレマシー』他)

-あらすじ-
「24 -TWENTY FOUR-」シリーズのレイコ・エイルスワース主演による
サスペンススリラー。
マンハッタンの高級ペントハウスに引越した著作権代理人のデビッド。
引越した直後、彼は殺人事件の現場写真と
自分の行動を記録されたビデオテープを受け取り…。
(allcinema 解説より引用)


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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キャストの中に、海外ドラマのレギュラーキャラとして出演してる
女優が2名も!!
一人は、先に書きました『24』のレイコ・エイルワース。
そしてもう一人は『ロズウェルの恋人たち』のシリ・アップルビー。
因みに、お二人とも各々の代表作(『24』と『ロズウェルの恋人たち』)
のキャンペーンで、来日されてます。
上記しました出演者の欄と、ムービーサイトallcinemaから引っ張ってきた
あらすじでは、レイコ・エイルワースが主演となっていますが~
実は、違います!!

ということで、訂正も兼ねてまずは~この作品のあらすじを!

NYでホラー小説の著作権代理人のデビッドは、
マンハッタン・ソーホーの近くの高級マンションの
ペントハウスに引っ越してきます。
ところが、引っ越して数日後、不可解な出来事が彼の周りで
起り始めます。
何者かが部屋に侵入した痕跡・・・
いつの間にか“部屋の中”に届いていたビデオと写真・・・
ビデオに写る自分の“今現在”の映像と
過去にこの部屋で起きたという殺人事件の写真・・・
謎めいた女、オードリー・・・
「ここは自分の家」とストーキングする男ジャレット・サーバー・・・
元々の持ち主サーバーと事件との関係・・・
デイビッドは、見えない縄で締め付けられ、精神を少しずつ
蝕まれ、仕事も手に付かなくなる状態に!
そこへ現れたNY市警の刑事マーティン。しかし彼もまた謎多き人物でした。
そうこうしている内、遂に殺人事件が!
第一被害者はデイビッドをストーキングしていた男サーバー
次はデイビッドと深い関係だったオードリー
3人目はニセ刑事マーティンが次々と亡くなります。
デイビッドは非常にマズい状況に・・・と、密かにデイビッドに想いを寄せる
彼の秘書レベッカが“遺体の始末”を提案!
色んな事件がいっぺんに起こり、心に傷を負って仕舞ったデイビッドは
「何とか切り抜けられた」と一安心しましたが・・・実は、この後も
彼にとっての“苦しみ”は続くことに。
(ここで、真犯人が明らかになります!)

物語の展開、なんだか中盤モタついてて
しかも画面もくらいし、見難いんですがねー
ラストの見せ方は、嫌いじゃ無いです。
まあ、途中(ってか早い段階)で“真犯人”が見えちゃいますが
でも、オードリー犯人説とかギャレット犯人説とか
謎の小説家ダンラップ犯人説とか~ 行ったり来たりの展開が
面白かったデス。

オススメ♪とまでは行かないまでも
見るもん無い時や時間が余ってる時には
いいかも~?

今夜は、『24』と『ロズウェルの恋人たち』出演の2人の美女が
出ているサスペンスもの『ブラックカーテン』をUPしました。

未公開にしては、“まあまあ”でした♪



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