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徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

229.『ゲド戦記~TALES FROM EARTHSEA~』みちゃった!(^^)!

2007年07月28日 23時37分01秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/ 
今夜は、スタジオジブリ作品『ゲド戦記』です。

リリースされた当日、そしてそれから数日の間・・・
TSUTAYAさんへ行ったり来たりしつつー
DVDをなんとかGETしようと狙ってはみたものの~
ALL レンタル中!! >スゴイ人気ですね・・・。
で、やっとのことで1本返ってきたのがあったので
すかさずッッ レンタルして参りました。(笑)
コレだけ見事に、オール・レンタル中>しかも、長い!
なのは珍しい~。 話題作品だと、リリースされて2~3日は
(リリース日にレンタルした人たちが返却するのがこのくらい)
オールレンタル中!ということがしばしば見受けられますが
こんだけ長い間に“オールレンタル中”はお見事!

恐るべしっ
ジブリパワー です。


2006年 日本 本編115分
監督:宮崎吾朗
脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子
原作:アーシュラ・K・ル=グウィン(岩波書店発刊)
原案:宮崎駿(「シュナの旅」徳間書店発刊)
音楽:寺嶋民哉
主題歌:手蔦葵“時の歌”“テルーの唄”
出演
アレン:岡田准一
テルー:蔦葵
ハイタカ(ゲド):菅原文太
クモ:田中裕子
ウサギ:香川照之
テナー:風吹ジュン
ハジア売り:内藤剛志
絹売りの女主人:倍賞美津子
王妃:夏川結衣
国王:小林薫


-あらすじ-
ル=グウィンの名作ファンタジー『ゲド戦記』を
スタジオジブリが映画化した長編アニメーション。
巨匠・宮崎駿監督の息子、宮崎吾朗の第一回監督作品。
多島海世界“アースシー”では、西海域の果てに棲む竜が、突如
人間の住む東海域に現われ共食いを始めた。
それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。
世界の均衡が崩れつつあるのだった。
偉大な魔法使い、大賢人ゲドは、災いの源を探る旅に出る。
やがて彼は、心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンと出会う。
影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは、
ホート・タウンの街はずれにある幼なじみテナーの家に身を寄せる。
そこには親に捨てられた少女テルーも住んでいた。
彼女は、自暴自棄になっているアレンを激しく嫌悪する…。
(all cinema 解説より引用)


『ゲド戦記』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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スタジオ・ジブリの作品は、一作一作に
制作者側からのメッセージ(テーマ)が練りこまれています。
“自然との共存”だと、「ナウシカ」「たぬき合戦」「もののけ姫」や
「トトロ」 “自立”“ヒロイン・ヒーロの成長”でいうと
「魔女の宅急便」「もののけ姫」「ラピュタ」や「ナウシカ」
「千と千尋」とか~ でしょうか?
で、今回のテーマは「世界の均衡」と「少年の成長物語」。
う~~ん(^~^;)・・・「世界の均衡」は高尚過ぎて
イマイチ、掴み難いテーマでした。まだ「少年の成長」の方が
(ジブリの十八番ですしね~)分かりやすい。

ところで、先にも出ております、ジブリ作品・・・皆様、どれか一つは
観賞されたことがあるかと思われますがー今回の
「ゲド戦記」に出てきているキャラ達は
「風の谷のナウシカ」を思い出させますね・・・。
特に、ハイタカは完全に「ナウシカ」のユパとダブります~。
アレンは~ナウシカ・・・かな?
男女の差は有れど、高貴な身分でちょっとはみだしてるトコや
意志の強さは良く似ています。
テヌーは「未来少年コナン」のラナみたい~
地味ーなんだけど、真っ直ぐな人間って感じ。

この作品の原作 未読です。
だから、物語の設定 例えば~
竜と人間の関係とか、魔法使いと人間の関わりとか
なんでタイトルは「“ゲド”戦記」なのにー
“ゲド”=ハイタカは“脇”なのか?とか。
まぁ“そんなこんな”な設定を知らずしても
「いつものジブリ作品」の中の一つとして観賞すれば
問題ないんでしょうが・・・でも、その「いつものジブリ作品」として
見ても今回の『ゲド』はちょっと軽めな気がしますね~。
コレまで見た「ジブリ作品」って、見終わった後
後の余韻が良かったり、あと10年後に見たくなりそうーと
思わせてくれたりしたんですがが、今夜の『ゲド』は
余韻も無ければ、購入の予定も無し~
TVでの「○○ロードショー」とかでOAされたら見るかも
しれませんが、あえてもう一度レンタルして見直すか?という
意味では、疑問です。
やっぱり、監督が変わった所為?

今夜は、やっとレンタルできて(待たされた分)期待して
観賞した『ゲド戦記』をUPしました。

オススメするかは、非常に難しいですね~
因みに、「ジブリ」ファンの方々の反応は
非常に厳しいご意見が多々ありました。(^~^;)
観賞される方には、「ジブリ作品だ!」と
力をいれずに~でオススメしたいです。


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227.『不都合な真実~AN INCONVENIENT TRUTH~』みちゃった!(^^)!

2007年07月27日 22時03分47秒 | 映画

このところの、異常気象はDVDリリースにも影響を及ぼしているようですね。
昨今、ネイチャージャンルモノがたくさんリリースされています。
今夜は、その中でも「一番メジャーなのでは?」と思われる作品
『不都合な真実』をUPしたいと思います。

“異常気象” 数十年前と比べると、今や日常的に聞くことの出来る単語。
それは映画にも影響していて、『ディ・アフター・トゥモロー』とか
『ツイスター』なんかも、“異常気象”を扱った作品です。
映画を見ている分には「これは作り物の世界」と思ってしまいますが
果たして、それは“起らない”のか?
今夜の『不都合な真実』は『ディ・アフター・トゥモロー』や『ツイスター』
を彷彿とさせる事実を再確認させてくれています。


2006年 アメリカ 本編96分
監督:ディヴィス・グッゲンハイム
脚本:ディヴィス・グッゲンハイム、ジェフ・スコール
原作:アル・ゴア
音楽:マイケル・ブック
出演
アル・ゴア(米元副大統領)

-あらすじ-
アメリカで公開されるやいなや、ドキュメンタリー映画史上に残る
記録的大ヒットとなった話題作。
アメリカの元副大統領アル・ゴアが、温暖化へと突き進む地球を憂い、
温暖化によって引き起こされる数々の問題を説く。
監督は「24 TWENTY FOUR」や「ER緊急救命室」など、
人気TVドラマのエピソード監督として
手腕を振るってきたデイビス・グッゲンハイム。

地球の温暖化によって引き起こされる数々の問題に心を痛め、
人々の意識改革に乗り出すべく、環境問題に関する
スライド講演を世界中で行うアメリカ元副大統領アル・ゴア。
そんな彼の勇気と希望に満ちた闘いを追いながら、
人類が滅亡するまでの真実のシナリオを明らかにしていく。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『不都合な真実』 公式サイト


『AN INCONVENIENT TRUTH』 本国オフィシャルサイト


コレより先ネタバレありますので
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「地球温暖化」「異常気象」「大型ハリケーン」
「生態系の変化」「大干ばつ」等々
ほぼ毎日、世界のどこかで目にする単語。
「異常気象」や「地球温暖化」がこれほど市民権を得たのは
いつ頃からのことなのか・・・?

そう言えば、私が小学生のころの宿題の一つ“夏休みの研究”で
「異常気象-特に地球温暖化について-」というのを
発表した覚えが・・・。 (; ̄ー ̄)>随分、前ですよ~。
小学生の認識程度なんで、今回この作品で出される詳しいデータなんて
ありませんでしたがー、それでもっ 
小学生なりに納得の行くものができました。

今では小学生でも“常識”として知っている「環境破壊」ですが
こうして、作品として見せられたら「地球は生きている」と実感しますね。
(また「水は巡ってる」ことも同時に、実感!)
ある評論で、「月へ行き向こうの“物質”を持ち帰る予定があるとき、
任務に就く宇宙飛行士たちは、同じ体積分の地球にある“物質”を月へ
持っていく」と書かれているのを読んだことがあります。
それは、「100」とする地球に外から+1をすると「101」
になってしまうから・・・。だから「100」のうちの「1」を
“引いて”、外から持ってきた「1」を足して「100」にするんだそうです。
それほど、地球ってデリケートなもんなんだ・・・とその時の評論を
読んで驚いた私です。

と、余談はコレくらいにしてー^^; 作品についてですが~
前々から「異常気象」「地球温暖化」の情報もあったし
学生時代“人並みに”学習もしてきたので(!?)
作品中でゴア氏がグラフやら表やらで発表している内容には
驚くべき新たな事実はありませんでした。
(でも敢えて、一つ挙げるとしたら
「“突然の変化”で氷河期になる為の時間は最速で10年」
 という部分!そんなに簡単に・・・怖っ)
しかしながら、彼が本編でも声を大きくして言っている事ですが~
一番「地球的破壊」を助長しているのはゴア氏が副大統領を勤めた
アメリカなんですよね~・・・・(それと中国も!)
作品中、皮肉を散りばめたコメントをしているアル・ゴアですが
アメリカ人であるゴア氏が「破壊」について語るということが
一番の皮肉・・・。>興味深い“皮肉”です。

終盤、彼は実の姉が肺ガンで亡くなったことを語る部分があります。
国の経済の一端を担っていたタバコ産業に携わっていたゴア家。
しかし、それは長女の死の原因にも関係があったということー
この部分と、“アメリカと地球的な破壊”をかけて
「行動の結果をもっと早く気が付いていれば」という結果でまとめています。
この件に関しての持って行き方は流石!演説がお仕事の元副大統領。
さらに、終盤では、アメリカの政治上層部と石油業界や
国内の科学者との癒着という政治の問題にまで話は発展!
(タイトルの「不都合」はここからきているらしい・・・)
難しいテーマ(「地球温暖化」から「政治」までを網羅)を、
上手く表現しているのには唸るばかりです。

今夜は、「地球温暖化」「異常気象」の内容を話す
ゴア氏の“必死さ”は伝わってきたし、話の上手さも認められるけど
どうしても彼の“PV”(又は選挙演説?)に
見えてしまったドキュメンタリー
『不都合な真実』をUPしました。

知識として知ってはいるけれど、こうして
数字で並べられるとあらためて、深刻さを実感しますね・・・。
購入までは行かないまでも、一度は見ときたい(かな?)一本でした。



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222.『マリー・アントワネット~MARIE ANTOINETTE~』みちゃった!(^^)!

2007年07月22日 23時51分32秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、キルステン・ダンスト主演『マリー・アントワネット』です。

TSUTAYAさんに行ってみたら~店員さんがDVDをちょうどラックに並べてる
場面に遭遇!! 前々から狙っていたので、速攻GET!でした。
歴史ものなんですが、それを感じさせない軽いノリと
リズミカルな音楽♪♪
キルステン・ダンストのキュートさがよく出ている作品です。


2006年 アメリカ 本編123分
監督・脚本:ソフィア・コッポラ
(『ランブルフィッシュ』『アウトサイダー』
 『ペギー・スーの結婚』『ゴット・ファーザーⅢ』
 『スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス』
 『ロスト・イン・トランスレーション』他)
音楽:ブライアン・レイツェル
出演
マリー・アントワネット:キルステン・ダンスト
(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ジュマンジ』
 『チアーズ!』『ブロンドと柩の謎』『スパイダーマン』シリーズ
 『モナリザ・スマイル』『エターナル・サンシャイン』他)
ルイ16世:ジェイソン・シュワルツマン
(『CQ』『ハッカビーズ』『奥様は魔女』他)
ルイ15世:リップ・トーン
(『シティヒート』『ロボコップ3』『キルトに綴る愛』
 『MIB』シリーズ 『ドッジボール』他)
ノアイユ伯爵夫人:ジュディ・デイヴィス
デュ・バリー夫人:アーシア・アルジェント
マリア・テレジア女帝:アリアンヌ・フェイスフル
ポリニャック公爵夫人:ローズ・バーン
シャール公爵夫人:オーロール・クレマン
メルシー伯爵:スティーヴクーガン
ソフィー内親王:シャーリー・ヘンダーソン
ヴィクトワール内親王:モリー・シャノン
フェルゼン伯爵:ジェイミー・ドーナン

-あらすじ-
14歳のオーストリア皇女アントワーヌは、
母マリア・テレジアの意向によりフランス王太子のもとへと嫁ぐことに。
フランスへ渡り、王太子妃マリー・アントワネットとして、
ヴェルサイユ宮殿での結婚生活に胸をふくらませるマリーだったが、
その実態は朝から晩まで大勢のとりまきに監視され、
悪意に満ちた陰口に傷つく日々だった。
さらに、15歳の夫ルイはまるで彼女に興味を示さず、
世継ぎを求める声がプレッシャーとなってマリーにのしかかる。
そんな孤独や不安を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり
贅沢三昧を繰り返すマリーだったが…。
(all cinema 解説より引用)


『マリー・アントワネット』 公式サイト


『MARIE ANTOINETTE』 仏公式サイト


『MARIE ANTOINETTE』 米公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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世界で一番有名な王妃マリー・アントワネット。
その昔~(笑)歴史で習ったのは覚えてます。
でも中学の世界史で習う前に私がその名前を知ったのは漫画
「ベルサイユのばら」ででした。
漫画の中、ベルサイユ宮殿内で繰り広げられる世界は
幼かった私の“憧れ”でした。
大人になり、フランスを訪れた時は、ホンマモンのベルサイユに
足を踏み入れ「思ってたより、地味~」とちょっと
拍子抜けしましたっけ~。^^;

この作品では、まだまだ幼いアントワーヌが
彼女と変わらない(いえっ、精神年齢は彼女より幼い!)ルイ16世に
嫁ぐ前の場面から始まります。
“故国を捨てろ”と言われ、下着から身に着けているもの
一切合財をおフランス製のものに変え、愛犬パグ@モップスくんとも
引き離され(「王妃になったらおフランスの犬を何頭でも飼える」から)
文字通りの“身一つ”で、お輿入れしたアントワーヌ。
フランス王族と彼女との初対面、婚礼の儀、初めての夜とか・・・他にも
風邪ひきそうな、“朝の着付けの儀式”とか~
時間かかってしかたないだろ!?&
どんくらい食べたら気が済むの?な“朝食”とか~
彼女に言わせれば「バカみたい」なしきたりがいっぱい!
そのうえ、夫となったオーギュスト(ルイ16世)は彼女に
指一本触れようとせず、フランス政府や母国政府、国の母上殿らには
「1日も早い“懐妊”を!」と望まれ、ストレスが溜まる日々~でもっ
それも“母国のため”と我慢するアントワネット。>健気だ・・・。(-。-;
最初、フランス側の貴婦人達は彼女のことを“オーストリア女”と呼び
バカにしていましたが(一応“王妃”なので、影でコソコソ・・・ (; ̄ー ̄))
純朴で“まるでケーキみたい”に可愛くて、美しい
若いお姫様に、皆だんだんと魅了されていきました。
いつの間にか、アントワネットはしっかりフランス上流階級からも
認められる存在に!・・・しかし、王ルイ15世が崩御すると
世継ぎを生まない彼女への風当りは強いものとなります。
しかしっ!彼女はその後、念願かなって子供を3人授かります。
名実共にフランス王妃となったアントワネットは、元来の遊び癖が治ることなく
どんどん酷くなり~ タイミング悪く、そこに戦争までが絡んできて・・・
国内の情勢はどんどん、貧困していきました。
そんなこと、気が付いてもいないアントワネット・・・
ある仮面舞踏会にて、運命の人フェルゼン伯爵と出会い恋に落ちます。
しかし、彼も戦争へ・・・どんどん酷くなる国内情勢、戦争は遂に
王室にも刃を向けることになります。

メインのストーリーの展開は昔「ベルサイユのばら」で読んだ
ものと同じです。
中でも私が一番、漫画で注目したのは、アントワネットが
社交界デビューした場面。
残念ながらー本作品でこの部分は、細かくは描かれていませんでした。
その場面の代わりに・・・ではないですが~
王の愛人デュ・バリー夫人との確執や、夫人達のゴシップ、
豪華なデザートや毎夜行われる賭け事、そして
後々国を脅かすことになったアントワネットと取り巻きたちの
散財する場面!! ここは見どころですね~。
(あれだけ飲み食いしてて、あんなにスリムなままのワケないっ!
 と突っ込んだのはいう間でもありませんが~(^~^;) )
また、漫画でも焦点が当てられた“どんどん大きくなる頭髪@デコレーション”
のエピソードも入ってたりして~ 結果を知ってはいるけれど
中盤、なかなか楽しめました。

ところで、この作品、本物のベルサイユで撮影したそうですね~
(ハテ?あんなにキレイだったかぁ~? (?_?) )
もちろん全部ではないでしょう・・・でも、やっぱり
映画ってスゴイですね。
あんな「地味なお城」が、あれだけゴージャスに!!?
調度品とか(これは本物ではないでしょう~笑)衣装とか
それを見るだけでも楽しいです♪

今夜は、超ースリムになったキルステン・ダンストが
可愛い女王様を演じた『マリー・アントワネット』をUPしました。

ところで、着てる衣装や、光の加減で
キルステン・ダンストが若々しく美しく見えたり、
実年齢よりも歳をとっているように見えたり、と
その変化が面白かったです。
しかしながら~元々、童顔な彼女とはいえ・・・・
14歳のアントワネットはちょっとキツかったような気が~。^^;



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221.『犬神家の一族〈2006年版〉』みちゃった!(^^)!

2007年07月21日 23時58分46秒 | 映画

今夜は、以前“拝啓、名探偵さま”カテゴリーにて既にUP
しています『犬神家の一族』(1976年製作)の「完全リメイク版」
『犬神家の一族』(2006年版)をUPします。

原作も読みまくり! 1976年版も観賞しまくり!
それでも飽き足らず、今回の2006年版は予約購入~
しちゃいました。^^;
金田一FAN、横溝センセイFAN、そして市川監督FAN
だけでなくても、見応えある物語だと思います。
ただ、今 完全リメイクとやらが必要だったのかな~?
という部分では疑問ではありますがネ。 (; ̄ー ̄)

作品中、チョイ役で出てくる俳優・女優さんたちも
カナ~~リっ豪華な『犬神家の一族』リニューアル版♪です。


2006年 日本 本編135分
監督:市川崑
脚本:市川崑、日高真也、長田紀生
原作:横溝正史(『犬神家の一族』角川文庫刊)
音楽:谷川賢作
出演
金田一耕助:石坂浩二
野々宮珠世:松嶋菜々子
犬神佐清/青沼静馬:尾上菊之助
犬神松子:富司純子
犬神竹子:松坂慶子
犬神梅子:萬田久子
犬神佐武:葛山信吾
犬神佐智:池内万作
犬神小夜子:奥菜恵
猿蔵:永澤俊矢
藤崎鑑識課員:石倉三郎
仙波刑事:尾藤イサオ
那須ホテル主人:三谷幸喜
はる:深田恭子
大山神官:大滝秀治
琴の師匠:草笛光子
古舘弁護士:中村敦夫
等々力警察署長:加藤武
犬神佐兵衛:仲代達矢

-あらすじ-
信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が謎の遺言を遺し永眠した。
血縁者が全て揃い、公開された遺言状には、血で血を洗う争いに
一族を駆り立てるかのごとく仕組まれた内容が・・・。
名探偵・金田一耕助は犬神家の血の系譜の裏にある大きな謎を
解き明かすことができるのか?そして、想像を絶する真実が
暴かれることに・・・!
角川映画30周年記念作品。市川崑監督が豪華キャストで
1976年に製作された同作品をセルフリメイク。
(DVD JKより引用)


『犬神家の一族』 公式サイト


『犬神家の一族(1976年版)』 BLOG


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今まで、随分前に製作・公開された作品のリメイク作品を
何度と無く、観賞してきましたが・・・・
これほどまでに“完璧なリメイク”もスゴイ!!
それだけでも、(私個人的には)特点ポイントアップ↑ですわ♪

キャラが話す台詞まで、殆ど一緒!
細かい部分 例えば、兄と恋人を失って
気がふれる犬神小夜子が、フラフラと原っぱを徘徊する場面
彼女が大事そうに抱えているのは“超ド級にデカいカエル”!!
これも、1976年で見たことがある場面でした。
勿論、旧作ではお馴染みの同じタイミングで
2人以上のキャラが“シャベりたおす”というあの場面も
しっかりと再現されています。

ただですねぇ~
・珠世さんが、周囲の方々と比べるとどうしても
 背が高い!
・はるの現代っ子風の舌っ足らずな台詞が耳につく。
・物語のキーとなる犬神松子さん。もうちょっと
 迫力のある女優さん希望~
 (高峰さんが懐かしい・・・シミジミ)
・金田一さんのフットワークが(当たり前だけど)
 とってもお辛そう・・・。
と言う部分には、改善を求めたいsoratukiです。(笑)

因みに~1976年版でのメインキャラクターの配役は以下の通りでした。
犬神松子:高峰三枝子
犬神佐清/青沼静馬:あおい輝彦
野々宮珠世:島田陽子
はる:坂口良子
那須ホテルの主人:横溝センセイ
渡辺刑事:角川春樹
犬神佐兵衛:三国連太郎
犬神梅子:草笛光子(2006年版では“琴の師匠”)

なお、2006年・1976年共に同じ配役だった方々は以下の御三名。
金田一耕助、大山神官、等々力(旧作=橘)警察署長、

他サイトでの本作品の評価は非常にっ!辛目のものばかり・・・
しかし私としては、充分 面白かったデスYO!
(・・・ちょっとマニアックな“横溝FAN”だからか?)
先に上記しました4つの“改善希望ポイント”特に
松子さんの配役のキャスティングミスについては、とくに
辛辣なコメントを目にします。
(この部分は、私も納得・・・かな?)
1976年版の松子さん@高峰美枝子さんの、そこはかとない
上品さの影に上手く隠した母の強さや根性
「なにがあっても、私と佐清が一番!
 どんなことでも、かかっといで!」という
ボリュームたっぷり♪な松子さんを見せられちゃぁ~
そりゃ~今回の、皮と骨だけのお上品な松子さんでは
納得もいかないというもんです。
(竹子、梅子の方がよっぽど迫力ありましたからー)

ところで、本作品では、金田一さんと並ぶほどの
人気(なの?)キャラ♪“スケキヨ”くん。
公式サイトでは、スケキヨグッズなるものも販売しているようです。
どうみても、実写でみるとエグい~ スケキヨくん。
それをコミカルにそして、シュールなキャラとして確立!
(オリジナルグッズのスケキヨくんはそんな感じー(^~^;))
角川さん、良いお仕事してます・・・・。
スケキヨ君といえば、作品公開時の番宣にて~
お誕生日の方がいらっしゃって、その方のお祝いにと用意された
BDケーキには・・・「湖にニョキと生えた二本足」というオブジェ付き!
“スケキヨくん”オリジナルグッズといいー
二本足つきのBDケーキといいー
現代ならではの話題で、地味に「成功」した作品です。

今夜は、製作発表されたとき“即購入”を決定した!
『犬神家の一族』(2006年版)をUPしました。

旧作を見ていない方のほうが、新鮮に観賞できそう・・・。
旧作を見た方は、今回の作品との“完璧リメイク度”を
確認する楽しみがある作品です。(笑)



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215.『DEATH GAME デスゲーム~STAY ALIVE~』みちゃった!(^^)!

2007年07月16日 23時52分01秒 | 映画
のちときどき
今夜は、ゲームの世界が現実とリンク!
タイムアップまでに、ボスキャラを倒さなければ
本当に死んでしまう!!
ホラー+サバイバル+ゲーム 三位一体の未公開作品
『DEATH GAME デスゲーム』をUPします。

全然 期待しないでレンタルしてきた作品だからでしょうか?
思ったより楽しめました。


2006年 アメリカ 本編86分(劇場未公開)
監督:ウィリアム・ブレンド・ベル
脚本:ウィリアム・ブレンド・ベル、マシュー・ピーターマン
音楽:ジョン・フリッゼル
(『ダンテズ・ピーク』『エイリアン4』『13ゴースト』
 『ゴーストシップ』『ブラック・ダイヤモンド』他)
出演
ハッチ:ジョン・フォスター
アビゲール:サミーラ・アームストロング
オクトーバー:ソフィア・ブッシュ
ミラー:アダム・ゴールドバーグ
スウィンク:フランキー・ムニッズ
(『ふたりにクギづけ』『エージェント・コーディ』
 海外ドラマ『マルコムin the midle』 他)

-あらすじ-
ある日、ハッチはゲーム仲間の一人で友人のルーミスが謎の死を遂げたと知る。
暗い気持ちで葬式に出席したハッチはルーミスの妹から、
彼が死ぬ直前までプレイしていた「Stay Alive」というビデオゲームを譲り受ける。
落ち込むハッチを他のゲーム仲間たちが慰めようと集まった際に、
ふとした好奇心からゲームを始めてしまった。
そのゲームは17世紀に実在した「血の伯爵夫人」の異名を持つ
冷酷な連続殺人鬼を追うというもので、ゲーマーのメンバーたちも
夢中になってしまう。
ところが、ゲーム中で自分のキャラクターが死ぬと、
プレーヤーも同じ方法で死んでゆくという恐ろしい事実を発見する。
次々と仲間が死んでゆくなか、生き残れる者はいるのか...!?
(Amazon.com 解説より引用)



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久しぶりに、シューティングゲームをしたような
感覚に捕らわれました・・・
劇中、出てくる(この事件の舞台となる)画面が
見事です。

未公開のハシにもボウにも掛からないC級ホラーとは
ちょっと違いました。

あるゲームの最中、男性2名、女性1名が変死
その友人であり、ゲームオタクの主人公ハッチは
仲間たちとともに、変死した友人達の死の謎を解こうと
彼らが死ぬ間際にプレイしていた開発中で未発表のゲーム
『ステイアライブ』を始めてしまいます。
ところが、このゲームは一度プレイし始めると
途中で終わる事ができず、しかもゲーム内のキャラと同じ死に方を
することが段々と分かってくるメンバーたち。
助かる道はただ一つ!!
ゲーム中のボスキャラ『伯爵夫人』を現実世界でも見つけ
彼女の胸、掌、額にクギを打ち込み、全てを焼き払うこと。
ハッチは、生き残った仲間2人とボスキャラ・伯爵夫人が待つ
郊外の広大な敷地に建つ一軒家の高くそびえたつ塔へと向かいました。

最後、ゲームショップに並ぶ『ステイアライブ』の箱が
これから皆が味わうであろう、恐怖を匂わせてくれて
ラストまで、面白く観賞しました。

最初の方にも書きましたが~
劇中に出てくるゲーム画面が兎に角っ 怖い( ̄□ ̄;)!!
(以前アップし『サイレント・ヒル』を思い出しました。)
もぅ~~ あのシャカシャカ壁を這いずるキャラっとか
無造作に置いてある人形とか・・・
どこに逃げても追いかけてくる真っ黒い陰とか。
ホラー映画でありがちな、突然の音や光、気持ち悪いグロい場面とか、
池のように広がる血とか・・・ “お約束”(ズルイ手とも言う^^;)を
使っていないのも、気に入った理由です。

B級・未公開・地味~な出演者 でも、ナカナカ
頑張っているのでは?

今夜は、ゲームとリアルがリンク!
シャカシャカ動く“ミニ貞子”(?)が怖い~~o(> <;)o
『DEATH GAME デスゲーム』をUPしました。

期待せずに、レンタルで観賞~♪
ナカナカ、面白い作品でした。


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214.『イカとクジラ~THE SQUID AND THE WHALE~』みちゃった!(^^)!

2007年07月15日 23時52分38秒 | 映画
時々
皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、以前UPしました『ライフ・アクアティック』と同じ監督!
『イカとクジラ』です。
とても奇抜なタイトル・・・ですが、この「いかとくじら」が実は
物語のラストをうまくまとめてくれている!!
「ライフ・アクアテック」の時も同じですが、今回も
“賛”“否”真っ二つ、しかも“否”の評価の方が多そうな作品。
でも、「ライフ~」の時同様、私はミニシアター系にしては
頑張っている作品だと思うのですが・・・。
バームバック監督独特の世界が私には合うようですね~。
今回も、最後の最後まで 興味深く観賞しました。


2005年 アメリカ 本編81分
監督・脚本:ノア・バームバック
(『ライフ・アクアティック』他)
音楽:ブリッタ・フィリップス、ディーン・ウェアハム
出演
バーナード・バークマン:ジェフ・ダニエルズ
(『カイロの紫のバラ』『スピード』『101』
 『REM レム』『めぐりあう時間たち』他)
ショーン・バークマン:ローラ・リニー
(『トゥルーマン・ショー』『プロフェシー』
 『ラブ・アクチュアリー』『ミスティック・リバー』
 『エミリー・ローズ』他)
ウォルト・バークマン:ジェシー・アイゼンバーグ
(『ヴィレッジ』他)
フランク・バークマン:オーウェン・クライン
アイヴァン:ウィリアム・ボールドウィン
(『フラットライナーズ』『バックトラフト』
 『硝子の塔』 他)
リリー:アンナ・パキン
(『ピアノ・レッスン』『グース』『あの頃ペニー・レインと』
 『X-MEN』シリーズ 『ダークネス』他)

-あらすじ-
1986年、ブルックリン。
16歳の兄ウォルトと12歳の弟フランクの両親は共に作家。
しかし父バーナードはかつては脚光を浴びたものの、
現在は長くスランプが続いていた。
一方の母ジョーンは『ニューヨーカー』誌での
華々しいデビューを控えた新進作家。
そんなある日、兄弟は両親から離婚することを
告げられる。そして、兄弟は共同監護という形で
父の家と母の家を行ったり来たりの生活が始まる。
やがて、弟はストレスから学校で奇行を繰り返すようになり、
冷静に受け止めていたかに思われた兄もまた
学校で問題を引き起こしてしまう…。


『イカとクジラ』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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この作品、手に取った時は既出「ライフ・アクアティック」の
ような、軽~いノリで進むのかな?と思っていました。
タイトルが「イカとクジラ」ですしね・・・。(^~^;)
でも、観賞したら全然軽くないっ!
心が重~~くなる物語でした。

ブルックリンで暮らすある小説家夫婦とそのファミリーの物語。

自分よりも実力がある妻と、それを認めたくない夫。
夫であり父親であるバーナードは
なんにつけても、文句を唱え、難解な単語と考え方で
周りの者たちに「スゴイ」と“思わせる”。
でもそれらはすべて、模造・・・・
“何”か若しくは“誰か”の「受け売り」。
一方、そんな“まがい物”の思想家である夫の妻ショーンは
男性にだらしが無く、それを夫との不仲を理由に逃げようとする。
また、彼女は関係を持った男たちのことを実の息子に
話したくて仕方ないという変わった性質を持ち、
それを嫌々聞かされる長男はどんどん母親との距離を離していく・・・。
そんな母親に異常になつく次男。彼は長男とは対照的に
完全な母親擁護派となり、母を苦しめてきた父親を拒絶。
また、思春期に差し掛かった息子2人。
長男ウォルトは“女ったらし”を装うのに夢中で、
次男フランクは早く“大人の男”になるコトに憧れ、
歪曲した“性”への興味を募らせる。
そんな歪な家族のヒビが段々と酷くなり遂には両親が離婚。
一週間を等分し、父親の自宅と通りの向こう側の母親の自宅とを
子供達が変わりばんこに行ったり来たり。
ぱっと見は上手く行っていた家族の関係は、修復不可能な
次元にまで壊れて行きます。

こうしてザッと彼らのことを書いてるだけでもモヤモヤが募ってきます。

皆自分の事が一番! ぶっちゃけ、普通そうなんですがね~
誰かがちょっと我慢できなかったのかな?と・・・。
ちょっと我慢するだけで、結果は全然違ってた ってこと
よくありますよね?
この物語のような「家族」のこととか~
「仕事」上のこととか~ あと、ホントにちょっとした 例えば
通勤途中の「信号機」とか「地下鉄」乗車のタイミングとかですね。
後から考えたら、後悔とか反省とかするんですが、その時は
分からずに「それが一番」なんて考えてしまうのが人間ですからー。
とはいえ~・・・・
小学生がビール飲んだり、図書館でヘンなことしたり、
父親の言葉をまるまる使って難しい言葉を並べ女の子を“釣ったり”。
段々フランクとウォルトがヒネていくのを見て行くうちに
気が重~~くなって行きます。

この作品をみて思ったこと、
・人間って“こんなもん”なんだよね~
(コレまで見た映画やドラマとは違い、現実世界に非常に近いのかも?)
・人まねは所詮人まね 
(オリジナリティーが無い父親にして、この長男ウォルト 彼もああなる?)
・人間、たまには我慢も必要!でも我慢しすぎて溜め込むのは無謀。
(我慢しないと、どんどんバランスが悪くなり形が崩れていく~
 我慢しすぎると、母ショーンのようにヘンなところでストレスを
 爆発させることになり、これでもバランスが崩れる。)
家族とはいえ、一緒に暮らすって難しい・・・。

以上、マイナス面ばっかり書いてしまいましたが
最後、大きなクジラの模型がある博物館のシーン・・・
“まがいもの”で世渡りしてきた父をマネていたウォルトが
本当の気持ちに気がついて、唯一楽しかった思い出の場所を
訪れる、という場面
あれで唯一救われたー 私です。

今夜は、後味悪いんだけど、後を引く~
妙な魅力があるミニシアター作品。
『イカとクジラ』をUPしました。

たまにはこんなマイナスオーラばんばん出てる
作品を見て、我が身を省みてみるのもイイもんです。
大人の方々にオススメ♪な作品でした。



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213.『どろろ』みちゃった!(^^)!

2007年07月14日 23時55分29秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、公開当時 そしてDVDリリースされたここ数日の
番宣のハゲしさに思わずッッ レンタルしてきた『どろろ』です。

じつはこの『どろろ』・・・
スカパー!の「日本映画専門ch」で原画アニメ版を観ていたsoratukiです。
スカパー!で見たのは、白黒。 動きも昔のアニメって感じでー
それがまた、良かったんですよね~。
現代の特殊撮影や特殊効果とかでは出せない、昔の日本風の
雰囲気や、“必死さ”が伝わってきたもんです。
そして、今夜UPします現代版の特殊効果バリバリの『どろろ』
先に“まとめ”ちゃいますが~ 私には“イマイチ”でした。
昔、原作を途切れ途切れで読んだことがあり、そのあと時間を置いての
スカパー!での『どろろ』観賞でしたがー
スカパー!とどうしても比べちゃって・・・ (; ̄ー ̄)
アニメと実写だから「違って当たり前!」なんですがね~
やっぱり今回の『どろろ』は、“必死さ”がイマイチ不十分だったように
思えてなりません。

では、詳しくは下~↓↓↓の方でっ。


2007年 日本 138分
監督:塩田明彦
脚本:NAKAMURA雅MURA、塩田明彦
原作:手塚治虫
音楽:安川牛朗、福岡ユタカ
主題歌:Mr.Children“フェイク”
出演
百鬼丸:妻夫木聡
どろろ:柴咲コウ
醍醐影光:中井貴一
多宝丸:瑛太
百合:原田美枝子
鯖目:杉本哲太
鯖目の奥方:土屋アンナ
チンピラ:劇団ひとり
琵琶法師:中村嘉津雄
寿海:原田芳雄

-あらすじ-
昭和42年「週刊少年サンデー」で発表された
手塚治虫の最高傑作とも言われている怪奇漫画を
実写映画化したアクション時代劇。

戦国の世を憂う武将の醍醐景光は、乱世を治める力を得るため、
自分の子である百鬼丸の体から48か所を魔物に差し出してしまう。
やがて体の一部を取り戻せることを知った百鬼丸は、
魔物退治の旅に出る。
一方、コソ泥のどろろは百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、
彼を追いかけ始める。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『どろろ』 公式サイト


Yahoo! 『どろろ』 特集ページ


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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この作品を鑑賞して分かった事が一つ!
「柴咲コウさんの泣き顔は、可愛くないっ」でした。^^;
(ファンの皆様、ゴメンナサイ~~汗)

ところで、本編ですが~
戦国時代、天下分け目の戦が続く中、武将・醍醐景光は
天下欲しさから、悪魔たちと“闇の契約”を結びます。
魔物たちが醍醐に要求したのは、生まれたばかりの我が子の“体”でした。
両親から捨てられてしまった百鬼丸は川原で寿海に拾われます。
恐ろしい姿形の赤ん坊を見た寿海は、不憫さから百鬼丸の体の
足りない部分を“補充”してやり、百鬼丸は寿海のもと
すくすくと逞しく育っていきました。
成長した百鬼丸は寿海が病で亡くなる際、何者かの声で
「我が体の48部位は、魔物のいけにえとなって
 それを取り戻す為には、それら48の魔物を退治すること」
と聞かされ、魔物退治の度に出発!
その途中、幼くして両親と死に別れ今では“泥棒家業”にどっぷり
浸かった“どろろ”と出会います。
百鬼丸は“自分の体を取り戻す為”、
どろろは“百鬼丸の左手に付いている刀を手に入れるため”
そして、百鬼丸は自分の体をこんな風にしたのが実の父醍醐だと
知り、最後の戦いに挑むことに!

と、こんな物語。
途中、蟹(蜘蛛?)の妖怪、桜の古木の妖怪、鳥×天狗の妖怪、
虫の妖怪、怪獣の様な大きな妖怪・・・たちとの攻防があり
百鬼丸とどろろの動きが、少々ぎこちなく見えても“それなりに”
見た目面白かったんですが・・・
作品の性質的には、“親との衝突”(自分を見捨て天下を選んだ父への怒り)
“親への想い”(結局、我が命と引き換えにした醍醐への想いや
母への愛しさ)そして、ちょっとキモい妖怪たちとの戦い
と、あんまり明るくは無い いえ、むしろ陰惨な原作を観ている所為か
映画の“明るさ”がどうも~ しっくりしなかったんですよね。
アクションシーンももうちょっと・・・・こう~
違和感が残ってしまって、お金をかけ、海外撮影もして
特殊効果とかもつかってるのにー 残念です。

本編では、まだ48部位全てを取り戻していない百鬼丸。
もしかして「2」とか 作っちゃうんでしょうか~?
映画館で観たほうが迫力あるんでしょうがねー
どうも、私は触手が動かない・・・。(^~^;)
今回レンタルで観賞した本作品ですが、もし続編があっても
やはり“レンタルで観賞”してみようと思います。

今夜は、期待して見ちゃダメ♪
妻夫木君の爽やかさが裏目に出た(ように思う^^;)
『どろろ』をUPしました。

原作が漫画だしー、妖怪とかもいっぱい出てくるしー
と思っても、この作品 お子様向けでは無い気が・・・・
大人のヒーローモノ(?)として観賞したほうが良い作品でした。



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211.『アンノウン~unknown~』みちゃった!(^^)!

2007年07月13日 23時06分43秒 | 映画

今夜は、JKに書かれた『SAW』とか『CUBE』とかの文字に
思わずっっ! 手が伸びてレンタルしてきた、ソリッドシチュエーションサスペンス
『unknown-アンノウン-』です。
ハッキリ言ってこの作品、あんまりお金かけてるようには見えません。
それに監督さんも、長編映画は今回がデビューらしい・・・ (; ̄ー ̄)
でも、ちゃーんと劇場公開はされています。
私がいつもオジャマするTSUTAYAでは“ミニシアター系コーナー”で
見つけたんですが~ 充分見応えありましたYO♪
最後の最後、エンドロール間際まで気を抜かずっっ
楽しめました。


2006年 アメリカ 本編85分
監督:サイモン・ブランド
脚本:マシュー・ウェイニー
音楽:アンジェロ・ミィリ
出演
?=デニムの男:ジェームズ・カヴィーゼル
(『ザ・ロック』『G.I.ジェーン』『オーロラの彼方へ』
 『ファイナル・カット』『パッション』『デジャヴ』他)
?=鼻が折れた男:グレッグ・キニア
(『ユー・ガッタ・メール』『ギフト』『恋する遺伝子』
 『ふたりにクギづけ』『ロボッツ』
 『アダム-神の使い悪魔の子-』他)
?=縛られた男:ジョー・パントリアーノ
(『卒業白書』『グーニーズ』『逃亡者』
 『マトリックス』『メメント』『デアデビル』他)
?=作業着の男:バリー・ペッパー
(『プライベート・ライアン』『エネミー・オブ・アメリカ』
 『グリーンマイル』『25時』『父親たちの星条旗』他)
?=手錠の男:ジェレミー・シスト
(『白い嵐』『ザ・ハッカー』『MAY-メイ-』
 『クライモリ』『1.0【ワン・ポイント・オー】』他)
エリザ・コール:ブリジット・モイナハン
(『コヨーテ・アグリー』『セレンディピティ』
 『トータル・フィアーズ』『リクルート』
 『アイ,ロボット』他)
ステファン:ピーター・ストーメア
(海外ドラマ『プリズン・ブレイク』シリーズ
 『ファーゴ』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
 『アルマゲドン』『8mm』『ショコラ』『9デイズ』
 『マイノリティ・リポート』『コンスタンティン』他)

-あらすじ-
閉ざされた廃棄工場の中で意識を取り戻した5人の男たち。
彼らは全員記憶を失っていた。
やがて、わずかな手がかりから彼らのうちの
2人が誘拐された人質で、残る3人が誘拐犯であることが明らかとなる。
しかし依然として誰が人質で誰が誘拐犯かはわからないまま。
誰もが混乱する中、突如鳴り響く電話のベル。
それは誘拐犯のボスからで、日没までには
ここへやって来るというものだった。
5人は互いに疑心暗鬼を抱えたまま、協力して脱出を試みる。
そんな中、徐々に甦る曖昧で断片的な記憶が、
彼らの混乱に拍車を掛けていく…。
過酷なシチュエーションで生き残りをかけた戦いを繰り広げる
5人の男たちをスリリングに描く心理スリラー。
(allcinema 解説より引用)


『unknown』 公式サイト


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観賞し終わって、検索かけて、何気に出演陣が実は
超ーー豪華だったことに、まず驚いたsoratukiです。(笑)

初監督にしては、上出来では?>サイモン・ブランド

この手の作品、ホント 増えましたよね~
で、いっつも「SAW」「CUBE」のタイトルがJKに書かれていて
ついつい手が伸び、観賞した後、メチャ後悔するという
パターンが既に定着しそうなほどに・・・。
でも、この作品は「SAW」「CUBE」とは違う感覚で面白い
作品でした。
「SAW」や「CUBE」はちょっと異質な感じがよかったんですが
この作品は、割りと日常的な感覚で見ていけます。
というのも、密室となっている謎の工場の外でも
問題が発生していることと、その問題と工場とが
リアルタイムで繋がれて、閉じ込められて疑心暗鬼になっている
メンバー5人の記憶を辿る手助けになっていたから~。
ジェームズ・カヴィーゼルが彼らと電話で繋がっていること
そして決して「外」に居る犯人達が“彼ら”に危害を加えている
と言うわけでも、そう仕向けていたわけでもなく、
不運が重なって彼らがそうなってしまったこと・・・
そこがこれまでの「SAW」「CUBE」と違うところです。

物語の展開のスピードも丁度良かったんですが
一番面白かったのは、途中 少しずつ彼らが各々の
記憶を思い出していくあたり・・・
最初は~~~
「どうやら、自分たちはある“誘拐事件”の犯人達に
 閉じ込められているらしい」
そしてその次は~~
「一体誰が犯人一味のメンバーなんだ?」
さらにラスト辺りでは~~
「もしかして、自分が犯人なのかっっ!?」
と、最初フラッシュバックで少しだけ思い出した時は
“安堵感”が漂っていたのに、さらに段々と記憶が鮮明に
なっていくと“緊張感”へと変わっていく彼らの状況が
こちら側にも伝わってきたのが面白かったです。

終盤、物語が終りに差し掛かり犯人一味のメンバーが明らかに!!
(これは、意外と早い段階で推理可能です。)
しかし、それだけではありませんでしたよ~~( ̄ー ̄)ニヤリ
エンドロール、ぎりぎり手前まで気を抜けません!
なんと、事件の更に裏には新たな事実がぁぁ~~!(驚)

まさかね ああ、くるとは
思いませんでしたー。
(事件がすんなりと終わったんで、油断した私。)

今夜は、メンバー同士のカケヒキや、“安堵感”と“緊張感”の
間で揺れる彼らの苦悩、そして最後に見せる
「事件の元になった“ある真実”」で85分が
あっ(゜o゜)!?という間、『unknown-アンノウン-』をUPしました。

これは~~オススメ度高い♪作品です。
最後まで気をぬかず観賞して下さい。( ̄ー ̄)フフフ

追記:レンタルDVDでオマケについている
『RE:Genesis』season1-第1話!! これは面白い~~~
『プリズンブレイク』よりもこっちの方が私は好みかも~~ニヤリ
DVD BOX(9月19日発売予定)も予約しちゃいそう♪
そのくらい、ハマりそうな予感が・・・。(汗)
以下、これからの『RE:Genesis』レンタルリリース予定デス♪
8月24日(金)Vol.1~3
9月5日(水)Vol.4~5
9月19日(水)Vol.6~7



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206.『Gガール 破壊的な彼女』みちゃった!(^^)!

2007年07月08日 23時22分17秒 | 映画

今夜はユア・サーマン主演『Gガール 破壊的な彼女』をUPします。

男性の皆様~ もし自分のカノジョがスーパーガールだったらどうします?
しかも、嫉妬深く執念深くて、容赦しない、キレちゃってる彼女。
逃げるのもムリ、新しい彼女なんか作った日にゃぁ~
・・・・考えるのもおぞましいことにっっ( ̄□ ̄;)!!

それでも、笑えるのは、主演のユア・サーマンのカッコ良さと
“かわいそうな”彼氏マット役のルーク・ウィルソン
の絶妙なコメディ部分が「イイ仕事してた」から・・・カナ??^^;


2006年 アメリカ 本編93分
原題:MY SUPER EX-GIRLFRIEND
監督:アイヴァン・ライトマン
(『ゴーストバスターズ』シリーズ
 『ツィンズ』『ベートーベン』シリーズ
 『6ディズ/7ナイツ』『エボリューション』他)
脚本:ドン・ペイン
(『ファンタスティック・4:銀河の危機』)
音楽:テディ・カステルッチ
(『ビッグ・ダディ』『アニマルマン』『最凶女装計画』
 『ロンゲスト・ヤード』『ラッキー・ガール』他)
出演
ジェニー=Gガール:ユマ・サーマン
(『恋に落ちたら・・・』『パルプ・フィクション』『ガタカ』
 『キル・ビル』シリーズ 『ペイチェック/消された記憶』 
 『プロデューサーズ』他)
マット:ルーク・ウィルソン
(『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ
 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『キューティ・ブロンド』
 『80デイズ』『幸せのポートレート』他)
ハンナ:アンナ・ファリス
(『最終絶叫計画』『最‘新’絶叫計画』『最‘狂’絶叫計画』
 『最終絶叫計画4』『メイ-MAY-』他)
ベッドラム教授:エディ・イザード
ヴォーン:レイン・ウィルソン

-あらすじ-
メガネにブラウンヘアの女性ジェニーの正体は、
スーパーパワーでニューヨークの平和を守る
スーパー・ヒロイン“Gガール”だった。
そうとは知らず、設計会社に勤める冴えない男
マットはジェニーと恋仲に。
やがてジェニーから正体を打ち明けられたマットは、
驚きつつも大喜び。順調に見えた2人の交際だったが、
ジェニーの激しすぎる性欲と人並みはずれた嫉妬深さに
恐れをなしたマットは次第に彼女から離れていく。
そして、心優しい同僚のハンナに気持ちが傾いていった。
しかしそんなマットの心変わりを嫉妬深いジェニーが
受け入れるはずもなく、彼女はGガールに変身すると、
マットとハンナの仲を引き裂こうと、
破壊的な妨害工作を開始するのだった。
(FOX NEW RELEASE 解説より引用)


『Gガール 破壊的な彼女』 公式サイト


『MY SUPER EX-GIRLFRIEND』 本国公式サイト


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タイトルの“G”ですが~
Great、Glamour、逆ギレの“G”だそうです。
(公式サイト、サブタイトルより)

主人公マットは、地下鉄で“見た目、おカタそう”な
美人に遭遇~ 彼女がひったくりにあって、彼女のバッグを
取り返したことで、マットと彼女ジェニーは付き合うようになります。
最初は順調に行くように見えた二人の交際・・・しかし、
ある日マットはジェニーに「私はGガール」と告白されてしまいます。
今や巷で話題沸騰!の正義の味方、Gガール・・・暫く付き合っていく内に
ジェニーの愛の深さ&強さに恐怖を感じるようになるマット。
遂にマットはジェニーに“別れ”を切り出しますが
ジェニーは納得できず!
普通の彼女と違いジェニーは“スーパーガール”!!
どんなことをしても逃げるコトはおろか、マットの車を
大気圏外にすっ飛ばしたり、大きな人食いサメを捕獲してきて
自宅に放り込んだり・・・と、「正義の味方」はストーカーへ
大変身! マットが同僚ハンナとくっついちゃったことも拍車を
かけ、彼女の怒りはどんどん増幅されていきました。
そこへ、高校時代からジェニーとは腐れ縁の
“世間では超悪玉のボスキャラ”ベッドラム教授がマットに
「ジェニーのパワーを消滅させる」ために協力を要請。
マットはその申し出に協力。
一度はジェニーのパワーを無きものにしたのも束の間~
思わぬハプニングのお陰で、ジェニーは元通り!!
しかもハンナまでがスーパーガールに!?
ラストは、高校時代から実はジェニーに片想いしていた
ベッドラム教授とジェニー、マットとハンナの
普通の男×スーパーガールの2カップルができあがっちゃいました。とさ・・・。

ざっと書くとこんなお話~
最初、レンタルしてくるまではてっきり“女性版スーパーマン”?
(「スパーダーマン」とか「デアデビル」とか、アメコミ風の
ちょっとシリアスっぽい作品)と、思ってたんですが~
あけて(見て)ビックリ! 完全なるコメディーだったんですよね~。(笑)
まぁ、コレはコレで面白かったんで、OKでした。

設定がなかなか斬新だと思いました。
まず主人公が男性じゃなく女性だということ!
しかも彼女はスーパーガールだということ!
なによりっっ正義の味方なのに、嫉妬や執念とかが強い事!!
これはポイント高し~でした。
正義の味方って、兎に角強くて、本能<理性っていうのが
王道ですが~ 今回の彼女は本能>理性!
これだけ自分の気持ちに素直になれちゃうのも、
スゴイ! いえ・・。羨ましい・・・・。(^~^;)
一途すぎるのも、(とくに彼女がスーパーガールの場合)は
考えモンですね~。

今夜は、ちょっとHなコメディー作品。
ユア・サーマンが“情”の熱いスーパーマンに!!
『Gガール 破壊的な彼女』をUPしました。

ユア・サーマン・・・コメディなんだけどカッコ良かったです♪


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205.『モンスター・ハウス~MONSTER HOUSE~』みちゃった!(^^)!

2007年07月07日 23時37分52秒 | 映画

今夜は、久しぶりのアニメーションムービー!
『モンスター・ハウス』です!(^^)!

製作には、私の大好きな
ロバート・ゼメキス監督&スティーブン・スピルバーグ監督が!!
これは、見ないワケには行きませぬー。
それに、公開当時の広告もメチャ面白そう♪だったので~
心配せずに(違う言い方をすると“隙だらけ”でー(^~^;) )
寧ろ「面白いだろう~」と思い込みしつつの観賞となりました。


2006年 アメリカ 本編90分
監督:ギル・キーナン
製作:ロバート・ゼメキス
(『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズ
 『永遠に美しく・・・』『コンタクト』『ポーラ・エキスプレス』他)
   スティーブン・スピルバーグ
(『ジュラシック・パーク』シリーズ
 『ツイスター』『MIB』シリーズ
 『ディープ・インパクト』『マイノリティ・リポート』
 『ターミナル』『宇宙戦争』他)
   ジェイソン・クラーク、ライアン・カヴァノー
脚本:ダン・ハーモン、ロブ・シュラブ、パメラ・ペトラー
音楽:ダグラス・バイプス
主題歌:いきものがたり“青春のとびら”
出演(声:日本語版声優)
DJ:ミッチェル・ムッソ(高山みなみ)
チャウダー:サム・ラーナー(宮里駿)
ジェニー:スペンサー・ロック(石原さとみ)
ネバークラッカー:スティーブン・ブシェミ(泉谷しげる)
(『ファーゴ』『アルマゲドン』『28DAYS』
 『ビッグ・フィッシュ』『アイランド』他)
ボーンズ:ジェイソン・リー(桐本琢也)
(『エネミー・オブ・アメリカ』『ドグマ』
 『あの頃ペニー・レインと』『バニラ・スカイ』
 『ドリーム・キャッチャー』他)
リスター:ニック・キャノン(高木渉)
(『ドラムライン』『Shall We Dance?』他)
ママ:キャサリン・オハラ(佐々木優子)
(『ビートルジュース』『ホーム・アローン』シリーズ
 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』他)
コンスタンス:キャスリーン・ターナー(磯辺万沙子)
(『白いドレスの女』『ナイルの宝石』
 『ペギー・スーの結婚』『ロジャー・ラビット』他)

-あらすじ-
ハロウィン前日、DJは怪しげな向かいのネバークラッカー家を
望遠鏡で見張っていた。偶然親友のバスケットボールが
その家の庭に入ってしまい、それを取りに行ったDJの前に
怒り狂ったネバークラッカーが現れるが、彼は
心臓発作を起こし救急車で運ばれる。
その後DJの元に誰もいないはずの向かいの家から電話がかかってくる。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『モンスター・ハウス』 公式サイト


『MONSTER HOUSE』 本国公式サイト


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ムムム・・・・こっこれは~~ (; ̄ー ̄)ハズレかも。

思いっきり、安心して(気を抜いて)見始めちゃった所為
でしょうか?
思ったよりも「イマイチ」でガックリ・・・( ̄□ ̄)。

ロバート・ゼメキス監督の手掛けたアニメムービーといえばっ
やはりっ「ポーラ・エキスプレス」!!ではないでしょうか?
画像の感じも「ポーラ~」と同じだし・・・主人公も少年
だったので、てっきり「ポーラ~」のように
“上出来”なアニメ作品かと思い込んで観賞しました。
特に今回は“推理モノ”“SFモノ”の次に私の好きな
“ホラーモノ”であると言うことや、スピルバーグ監督も
一枚かんでる(!?)となると、面白くないワケがない
と思うのも仕方ないこと。
でも、贔屓目に点数をあげたとしても、やっぱり
“イマイチ”でした。

DJ少年の家の前にある 見るからにオソロシげな
ネバークラッカーさんち。
持ち主であり近所でも有名なヘンクツオヤジ、ネバークラッカーさん
が心臓病で倒れて入院!と・・・持ち主が居なくなった筈の
怖い家からDJに電話が掛かってきます。
ここから次の日のハロウィンの夜まで(約24時間ということ)の
DJ、チャウダー、ジェニーたちのお化け屋敷冒険物語。
途中、友情とか大切な“もの”への思いとか出てきて
ほどほどにお化け屋敷のオドロオドロしさ、コミカルな部分も
散りばめつつ、最終的にはハッピーエンド♪というお話です。

まぁ“最後はハッピーエンドになる”と分かっててみてるんだから
物語の顛末については、ツッコミ入れようもないんですがね~
なんだかドタバタとして「え゛?もうおしまいなの?」というのと
家に足が生えて(ゴジラのように)街を徘徊するっていう後半部分が
なんだか興醒め~ だったのが“イマイチ”の理由。
最初のアタリから、子供達が外へ「吐き出される」までは
それなりにワクワクして見ていたんですがー
どうもっっ 後半の家が動いちゃったり(「ハウル」のお城みたい)
あとネバークラッカーさんとコンスタンスとのエピソードも少なくて
どうしてあの家がああなっちゃったのか?という根っこの部分が
どうもしっくり消化できなかったのが致命的。
(出てはいたんですが、あまりにも極少っ!もっと情報が欲しかった。)
あのアタリをもう少し多めに描いてくれていたら、言う事ナシ!
だったのにー 残念です。

でも、家の中から舌のようなカーペットがべろ~ん♪とのびてきて
なんでも食べちゃうとか、玄関入ってみたらそこは人間の口の中みたいに
“ノドち○こ”があって・・とか(笑)はGOODでした!(^^)!
あと、アニメの動きも「ポーラ~」の時と同じような“リアル”な感じが
良かったです。

今夜は、思ったよりも“イマイチ”~で、ちょっと残念!
『モンスター・ハウス』をUPしました。

イキナリ購入しようと思っていたんですが・・・
先にレンタルで観賞しておいて、良かった~(^~^;)
オススメできるかどうか?はビミョ~です。



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203.『キング 罪の王~THE KING~』みちゃった!(^^)!

2007年07月06日 23時02分01秒 | 映画
のち
皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、LAST ONE!となりました『デスパレートな妻たちseason2』の
最終話をUPしよっかなぁ~~~♪とおもっていましたがー
映画カテゴリーの方の記事が大分とたまっておりまして・・・
「デスパレ season2」は来週の月曜日にUPすることにしました。
今夜は、映画カテゴリーの更新となります。

今夜ご紹介する『キング罪の王/THE KING』は
ショッキングでスキャンダラス・・・・
でも、映画解説サイトでは“ヒューマン”モノとして挙げられている
ちょっと変わっていて切ない作品。

大型検索サイトの映画カテゴリーのこの作品の総評を見て参りましたが~
うーーー^^;ーーーん?
絶賛する方、意味不明で分からないという方
両極端に、ぷっつりと分かれているようですね。
また、オジャマしたサイトによってこの%が大きく偏っている
という傾向も興味深いです。

因みに私的には、オススメ作品っ♪
主人公のエルビス君役のガエル・ガルシア・ベルナルの
危うい感じが非常にGOODでした。


2005年 アメリカ 本編105分
監督:ジェームズ・マーシュ
脚本:ジェームズ・マーシュ、ミロ・アディカ
音楽:マックス・エヴリー・リクテンスタイン
出演
エルビス・バルデレス:ガエル・ガルシア・ベルナル
(『ブエノスアイレスの夜』『幸せになる彼氏の選び方』
 『dot the i ドット・ジ・アイ』『バッド・エデュケーション』
 『バベル』 他)
デイヴィッド・サンダウ:ウィリアムス・ハート
(『白いドレスの女』『蜘蛛女のキス』『愛は静けさの中に』
 『スモーク』『4thフロアー』『デューン砂の惑星』
 『A.I.』『ヴィレッジ』『シリアナ』 他)
マレリー・サンダウ:ペル・ジェームズ
(『ゾディアック』)
トゥワイラ・サンダウ:ローラ・ハリング
(『マルホランド・ドライブ』『ジョンQ‐最後の決断-』
 『パニッシャー』他)
ポール・サンダウ:ポール・ダノ
(『テイキング・ライブス』『ガール・ネクスト・ドア』
 『リトル・ミス・サンシャイン』 他)

-あらすじ-
海軍を除隊した21歳の青年エルビスは、
一度も会ったことがない父親に会うため、
テキサスの小さな町を訪れた。
しかし招かざる客のエルビスは、父デビッドに拒絶される。
デビッドは今では教会の牧師になり、
妻と高校生の息子と娘がいる幸せな家庭を持っていたのだ。
やがてエルビスは父の娘、つまり自分の妹である
16歳のマレリーに接近し、関係を持つようになる。
それは悲劇の始まりだった…。
(gooムービー解説より引用)


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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大元になるテーマ、それは 自分を捨てた実父への復讐??

主人公エルビスは、母親とも死別し今では天涯孤独・・・
しかし実は、本当の父親がまだ生きていた!
会った事は無いけれど、母親から父の話を聞かされていたエルビスは
海軍を除隊し、父が居る街へ。
エルビスの実父は、エルビスの母と彼を捨て、新たな恋人と家庭を作り
街の教会の牧師として人々から慕われて暮らしていました。
順調に行っていた父デイヴィッドの日常・・・そこへ、過去からの
“罪”(エルビス)が突然現れ戸惑うデイヴィッド。
エルビスは、実父との再会を果たしたその日から父の家族の
長女(エルビスの異父兄妹になる)マレリーに近づき、2人は
遂に一線を越えてしまいます。
彼らの様子を感じ取った長男ポールはクギを刺しにエルビスの
もとへ、しかしそこでエルビスはポールを刺殺。
郊外の沼地に遺体を遺棄。一方、突然居なくなったポールを心配する
デイヴィッドら家族たち。そんな忙しない日常を過ごしていく内
マレリーが妊娠している事が明らかに!また、息子を失った
デイヴィッドは、掌を反したようにエルビスに優しくなり、ついには
同居までするように・・・。マレリーはここにきて初めて、今まで
父が隠していた、エルビスと父の関係を知り、罪の意識から
遂には母にエルビスとの関係と妊娠を打ち明けます。
そして、ラストは・・・・

最後の最後、顛末はココではハッキリと書かないようにします。
どうか皆様の目でご確認くださいマセ。

ところで、彼は何をしたかったのでしょうか?
身ごもった母と生まれてくる自分を捨て
今では全く別の幸せな人生を送る父への復讐?
単に、父の家庭を壊し、彼らが居なくなったあと
そっくりそのまま自分がそこに納まろうとしたのか?
それとも、これは偶然と“不幸な事故”が重なった
単なる悲運な青年の物語なのか?
全編通して主人公エルビスの表情からは、憎悪や嫉妬など
微塵も感じられません。
(しかし生まれる前の仕打ちを考えると、憎んで当たり前。)
それが一層、怖い~ともいえるんですよね。
またエルビスは人を殺めてしまうわけですが・・・それも
あまり緊迫感を感じさせない、寧ろ切なさの方が勝っている!
事件の犯人である事は間違いないし、動機も充分なのに
そう思えない、エルビス役のガエル・ガルシア・ベルナルは
不思議な人物像を見せてくれています。

事件そのものや、スキャンダラスな部分も含め
最後まで観賞し終えた後の、不思議な感覚・・・
それを味わえる(感じ取る)かどうか?で
この作品への評価は大きく変わってくるんでしょうね。
私にとっては、まあまあ合格点をあげたい作品でした。

今夜は、ミニシアター系。事件モノ・スキャンダラスなのに
切なさがこみ上げる(ヒューマンモノ)作品
『キング 罪の王』をUPしました。

ところで、ラストシーン、彼は本当のことを
父に“懺悔”したんでしょうか?
もしかしたら、違う証言をしたのかもしれませんねー。
事件当事者達は皆死んでしまっていて、本当の事を
知っているのは彼のみ。
ラストの彼の話す内容は描かれていませんでしたが
彼のラストの“懺悔”を聞くことが出来たなら
彼は何をしたかったのか?が分かったのに・・・。
観賞後、色んな想像を掻き立ててくれる作品でした。



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198.『ドリームガールズ~DREAMGIRLS~』みちゃった!(^^)!

2007年07月01日 23時24分23秒 | 映画
のち
皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、先週UP『マッド・ファット・ワイフ』で三役を演じた
エディー・マーフィー繋がり・・・
公開当時、超話題作とされ、しっかりと賞取り合戦に勝利した
『ドリームガールズ』です。
この作品、兎に角 歌がGOOD!
この作品でデビューを果たしたジェニファー・ハドソン。
本当にこれがお初なのか!?
それに、エディー・マーフィーの歌ってるときの
楽しそうな事と言ったら~(笑)
それはさて置き・・・ (; ̄ー ̄)
エンタメ、特に歌の部分がスゴイ!作品でした。


2006年 アメリカ 本編130分
監督・脚本:ビル・コンドン
(『キャンディマン2』『シカゴ』ほか)
原作:トム・アイン
音楽:ヘンリー・クリーガー
出演
エフィー・ホワイト:ジェニファー・ハドソン
ローレル・ロビンソン:アニカ・ノニ・ローズ
ディーナ・ジョーンズ:ビヨンセ・ノウルズ
(『オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー』『ピンクパンサー』他)
カーティス・テイラーJr.:ジェイミー・フォックス
(『ALI アリ』『Ray/レイ』『コラテラル』
 『マイアミ・バイス』他)
ジェームズ・“サンダー”・アーリー:エディ・マーフィ
(『48時間』『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズ
 『ドクター・ドリトル』シリーズ 『ホーンテッドマンション』
 『マッド・ファット・ワイフ』他)

-あらすじ-
トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを
映画化した極上のエンターテインメント作。
エフィー、ディーナ、ローレルの3人組は、コーラスグループ
“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。
やり手マネージャーのカーティスに見出され、大スターの
ジェームズ・“サンダー”・アーリーのバックコーラスとしてデビューするが……。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『DREAMGIRLS』 本国公式サイト


『ドリームガールズ』 goo特集ページ


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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冒頭にも書きましたが~ジェニファー・ハドソンの堂々とした歌いっぷり!
彼女の歌(声)と姿を見るだけでも楽しめます。

物語の大筋は、どっかでも見たこと有るような~
まぁ、よくあるシンデレラストーリーです。

以前UPしました『ムーランルージュ』や『シカゴ』のように
「台詞を喋ってた!と思ったら、イキナリ歌が始まったり」という
場面もあります。
でも割とすんなりと違和感無く、見れました。
もっとも~ミュージカル、ダメな方にはやっぱり苦手な作品かも
しれませんが・・・ジェニファー・ハドソンを筆頭に、彼女達の
舞台での歌を聞き、昔ならではの音楽のかもし出す印象を
味わうだけでも興味深い作品だと思います。

ところで、作品中数々の音楽が流れましたが・・・
私のBEST3は以下の通り。
1.ワン・ナイト・オンリー(ディスコ・ヴァージョン)
2.ドリームガールズ
3.リッスン

どの曲も ちょい昔風のアメリカ、特に黒人の間で流行っていた
と思われるグループサウンズがテーマ。
本業ではTOPシンガーであるディーナ役のビヨンセの
歌は聴いていて安心します。>上手くて当たり前だから・・・。(^~^;)
それに彼女がTOPに登りつめた中盤、夫が自分のやりたい事を
理解しておらず悩む辺りのビヨンセ=ディーナがメチャ美しい!!
流石、歌もビジュアルもイケてるビヨンセ姫です。
一方のジェニファー・ハドソン。ビジュアル的にはちょっと
“ぽっちゃり”さん、でもあの歌唱力と表現力にはそれを
補って余るほどの強烈な力がありますね。
ビヨンセと違う、リズムの取り方とか~音質とか~
ディーナとエフィーが切磋琢磨していく中で、程よい緊張感があって
でも、お互い違う「声」だから2つの「音」が主張しすぎず
ワクワク感を掻きたててくれました。
もう一人のヒロイン、アニカ・ノニ・ローズ演ずるローレルは
この2人のお陰で、完全に喰われちゃってたような気がします。
彼女自身の歌いっぷりも良かったんですがね~
ビヨンセとジェニファー・ハドソンにはさまれちゃぁね~
仕方なかったのかも。 (; ̄ー ̄)

今夜は、あらすじはさて置き((^~^;)え゛?)
ヒロイン達の歌いっぷりと、楽しそう♪なエディー・マーフィーが
見どころ!!『ドリームガールズ』をUPしました。



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197.『あるいは裏切りという名の犬』みちゃった!(^^)!

2007年06月30日 23時41分33秒 | 映画

今夜は、大人の男たちのハードボイルド・サスペンス刑事もの
『あるいは裏切りという名の犬』をご紹介します。

1回目の鑑賞後の感想・・・スゴイ!!>地味~に感動!(笑)
2回目の鑑賞後の感想・・・なるほどなるほど…>なんだか納得!?
3回目の鑑賞後の感想・・・良くできた展開だよなぁ♪>感心。

ということで、私的には“ほぼ満足”な作品でした。
(詳しくは ↓↓下~~↓↓の方でっ。)( ̄ー ̄)ニヤリ


2004年 フランス 本編110分
原題:36 QUAI DES ORFEVRES
監督:オリヴィエ・マルシャル
(『ギャングスター』)
脚本:オリヴィエ・マルシャル、フランク・マンクーゾ
   ジュリアン・ラプノー
音楽:アクセル・ルノワール、エルワン・クルモルヴァン
出演
レオ・ヴリンクス:ダニエル・オートゥイユ
(『フランスの女』『隠された記憶』他)
ドニ・クラン:ジェラール・ドパルデュー
(『隣の女』『タキシード』『ヴィドック』他)
カミーユ・ヴリンクス:ヴァレリ・ゴリノ
(『レインマン』『ホット・ショット』『フリーダ』他)
ロベール・マンシーニ:アンドレ・デュンリエ
エディ・ヴァランス:ダニエル・デュヴァル
ユゴー・シリアン:ロシュディ・ゼム
ティティ:フランシス・ルノー
クリスト:オリヴィエ・マルシャル

-あらすじ-
衝撃の実話を基に、権力志向の強い野心家の刑事と、彼の策略で投獄された
正義感あふれる刑事の運命を描いたフレンチノワール。
パリ警視庁の警視レオとクランは、互いにライバル心を抱き、
次期長官の座を争っていた。
現金輸送車強奪事件でクランが犯したミスによって、レオの親友エディの命を
奪ったのを機に、2人はますます対立の様相を深めていく。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『あるいは裏切りという名の犬』 オフィシャルサイト


コレより先ネタバレありますので
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「実際に警察官だった経歴を持つオリヴィエ・マルシャル監督が、
 共同脚本として本作に関わった元刑事ドミニク・ロワゾーが経験した
 エピソードを中心に、実在の事件や人物をヒントに描き出した
 警察組織内部の闇を巡るノワール・ムービー」
(allcinema解説より抜粋) だそうですよ~。

主要キャラは「元友人」のおじさん2人。
BRI(探索出動班)所属の正義感あふれるレオ、と
BRB(強盗鎮圧班)所属の権力志向の強いドニーの物語です。
彼らは元々大親友でしたが、過去に一人の女性を取り合った仲。
で、彼女を自分の妻にできたのはレオ。
ラストのラスト、ドニーが今回の事件の大元となる
「動機」について本音を搾り出す場面があるんですが
そこで、取り合った女性カミーユについて触れています。
まぁ、様は“取られたから、お返し!”的な発想ですが~
それにしてもですよー、これだけずぅーーっと恨みを溜め込み
相手(レオ)を陥れる為の計画準備をし、その上でまんまと
レオを再起不能にし、当初の望みである、昇進まで遂行するんですから
ドニーの思い入れの強さが伺えるというもの。
だから、この作品、全編通して「誰か」の、または「何か」の
執念が必ずプンプン臭っています。

最初の事件の取っ掛かりそれは~
多額の現金をチームを組み計画的に強奪する
強盗団の捜査からがスタート。
何とか情報を手に入れたレオは、嫌々ながらもダニーを
チームに加えるのですが・・・ここで問題発生!
勝手に犯人のアジトへ乗り込もうとしたダニーに気付いた犯人達が
発砲し、結果警察チームも応戦!そしてレオたちの仲間エディが凶弾の
犠牲に!! さぁ~それからが込み入ってきます。
「ダニーの所為でエディは亡くなった!」とし、また同時に
彼を殺した強盗団をとっ捕まえるために、規律を破り
収監中の犯人と取引してしまうレオ。
自分の所為だと分かっちゃいるケド、「上」に行きたいし
煙たいレオを何とかしたい!とするダニー。
両者の思惑が混線し、新たな被害者も出て・・・
結局チームのメンバー(レオ擁護派)は警察を追われ、
容疑者と裏取引したレオは有罪になり監獄へー。
まんまとレオを排除したダニーはTOPへのぼりつめました。
でも、人間悪い事は出来ません。
いつかは自分のもとに巡り巡って帰ってくるもの。
レオ派のティティの「最後の力」でダニーもその報いを受けることになります。

ココに出てくる主要キャラ、皆(私の大好きな♪)おじ様たちなんですよね~
決して、ブラピとかレオさまとかトムクルとか・・・イケメンではないけれど
でも、大人の男の色気と渋さ、何より彼らのやるコト言うコトがウソっぽくない!
>経験のなせる業~♪です。

絡み合った事件の背景(裏取引やら、相手を陥れるための工作やら)、
相手への反撃、仲間としての絆・・・
すべてにおいて、面白く観賞できました。

これは久々の“大アタリ♪”作品!
オススメしたい作品です。

今夜は、大人の色気とヨーロッパのノアールムービーの良さ
事件の展開も楽しめたハードボイルド作品
『あるいは裏切りという名の犬』(邦題、長っっ)
をUPしました。


余談その1
原題の“36 QUAI DES ORFEVRES”とは
「オルフェーヴル河岸36番地」という住所だそうです。
まぁ、警察内部のお話なので『パリ警視庁』と言う意味合いに
取ったら良いかと~。>無理矢理こじつけっぽいですがー。
(私は邦画版の「あるいは裏切りという名の犬」の方が
 ピッタリかと思いますがね~ (; ̄ー ̄)長いケド)
余談その2
この作品、ハリウッドでリメイクが決定されているとか・・・。
主演はロバート・デニーロとジョージ・クルーニー!!?
おーーー(゜Д゜)ーーーー!!
こっちも見てみたいカモ♪♪>今から期待っ。



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191.『マッド・ファット・ワイフ~NORBIT~』みちゃった!(^^)!

2007年06月24日 23時56分26秒 | 映画

今夜は、作品が出る度にコメディー路線が濃くなっている
エディー・マーフィー主演『マッド・ファット・ワイフ』です。

この作品では、エディー・マーフィー 一人三役に挑戦!
特殊メイクで固めた顔とボディ・・・
声色や話し方、動作を変化させ
恐ろしくてユニークなキャラが出現しています。(笑)
ラスプーシアは納得(?)できるとして~
私はもう一人のウォン叔父さんの彼に驚きました。
テンポが良く、最後まで一気に見れちゃうコメディです。


2007年 アメリカ 本編102分(未公開)
監督:ブライアン・ロビンス
(『陽だまりのグラウンド』『シャギー・ドッグ』
脚本:エディー・マーフィー、チャールズ・マーフィー、
   ジェイ・シェリック、デヴィッド・ロン
音楽:デヴィッド・ニューマン
(『ボクらのママに近づくな』『セレニティー』他)
出演
ノービット/ラスプーシア/ウォン:エディー・マーフィー
(『大逆転』『おかしな関係』『星の王子ニューヨークへ行く』
 『48時間 Ⅰ/Ⅱ』『シュレック』シリーズ
 『ドリームガールズ』他)
ケイト:タンディ・ニュートン
(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『M:I-2』
 『リディック』『幸せのちから』他)
ディオン:キューバック・グッディング・Jr

-あらすじ-
車の運転席に収まらないほどの超肥満体で、隣で寝返りを打てば圧死寸前、
キレると誰にも止められない最“凶”の鬼嫁ラスプーシア。
彼女の暴力に日々耐えていたノービットは、ある日初恋の人に再会して…。
七変化の王者エディ・マーフィが弱気なダメ男・超肥満体の妻・中国人養父の
3役を演じたドタバタコメディ!


『NORBET』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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いわゆるおバカ系路線のコメディ作品です。
全編とおしてくり出される“下ネタ”
“人種差別”的発言
ゲテモノ+ブラックジョーク
終盤、ちょっとシリアス(まとも)な場面が散りばめてあるものの
全体的に お下劣~♪です。 (; ̄ー ̄)

この作品において、特筆すべきは
主役エディー・マーフィーの一人三役って部分です。

ノービット:孤児で、ウォン氏経営の施設で育てられたひ弱な男。
幼い頃、ケイトという可愛いガールフレンドがいたもののー
彼女が里親に貰われていってからは一人きり。そんな彼に
巨漢ラスプーシアが近づき、何時の間にやら彼女はノービットの妻に!!

ラスプーシア:幼い頃は嫌がるノービットを無理矢理連れまわし(ペット?)
成長すると、人形のようにかれを弄り(奴隷?) 大人になったら
彼の妻に納まった、恐ろしくて大きい女性。
(文字通りノービット、尻にしかれてます)
彼女の3人の兄たちも、彼女同様凶暴!

ウォン氏:中華料理店兼孤児院を経営する謎の東洋人。
彼の趣味はクジラハンティング! そして、以外にもっ
ケンカに強いらしい・・・。下ネタ炸裂でお下劣人間だけど
どことなく、頼りがいのあるおじいちゃん。
(彼のイメージはまるで下品な“仙人さま”のよう・・・)

上記三人の中でも、キョーレツすぎるのはやはり
ラスプーシア!!
“How you doing?=どんなもんよ!?”が口癖で
エディー2人分くらいの巨漢。
日々横幅と奥行の成長を遂げる、油好きの妻。
(運転席のポジションが毎日キツクなるほどに・・・)
しかも、カナ~リ 凶暴。
これは・・・エディー・マーフィー史上一番のキョーレツキャラでは
なかろうか?と思えるほど。
また、ウォン氏もある意味、彼の中でもっともスゴイキャラ
と言えます。
アクが強くて、下ネタ炸裂、極めつけは“武道家”。
身のこなしが若々しく、でも妙に人生に対する薀蓄に
重みがある・・・一言で表せない、色んな魅力(?)を
兼ね備えた人物。
また、見た目も非常にみょうちくりん♪
シワとか~ 白髪とか~ 東洋人独特の細目の目とか~
特殊効果まるわかりっ なんですがね・・・
見て行くうちに、しっくりと嵌ってるように思えてくる。(謎)

物語の展開も、最初は“へなちょこな男性が凶暴&巨漢の女性に
けちょんけちょんに弄られる”作品という流れだったのが~
何時の間にやら、W不倫だとか、商売(金銭)がらみの策略だとか
出てきて、段々と複雑化。
ノービットがひたすら苛められ、耐え抜くという展開だけだったら
ちょっと飽きてきそうなところを、中盤からの色んなドタバタで
上手く繋げてあり、全体でみるとバランスのとれた“おバカ”作品に
仕上がっています。

この作品、「オススメしたいんだけど~でも、ちょっとお下劣だから
“大人の方”のみ、オススメ」(年齢限定。精神年齢含む。)
という感じです。

今夜は、来週UP予定の『ドリームガールズ』にも出ている
エディー・マーフィーが一人三役!
お下劣おバカムービー『マッド・ファット・ワイフ』をUPしました。



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190.『ラッキーナンバー7~LUCKY NUMBER SLEVIN~』みちゃった!(^^)!

2007年06月23日 23時41分44秒 | 映画

今夜の作品は・・・・
兎に角っ 超~~~豪華な俳優陣!!
これだけでも、一度は見ておきたい作品♪
『ラッキーナンバー7』です。

じつはこの作品を紹介していたあるコピーに
惹かれ、レンタルしてきた私デス・・・。
『ユージュアル・サスペクツ』を彷彿とさせるクライムサスペンス!
  最後の大どんでん返しは衝撃的!!”

「衝撃的!!」かどうかはともかく~ (; ̄ー ̄)
次の展開がなかなか読めない、最後を見るのが
楽しみな作品ではありました。
(途中で、いつもの如くっ 「もしかして~ もしかしたら~」
 と、気がついてしまってもそんなことを忘れさせて
 ラストまでグイグイ引っ張ってくれました。)


2006年 アメリカ 本編111分
監督:ポール・マクギガン
(『ホワイト・ライズ』他)
脚本:ジェイソン・スマイロヴィク
音楽:J・ラルフ
出演
スレヴン:ジョシュ・ハートネット
(『パラサイト』『ブラック・ホーク・ダウン』
 『パール・ハーバー』『恋する40days』
 『ハリウッド的殺人事件』『シン・シティ』
 『ブラック・ダリア』他)
グットキャット:ブルース・ウィリス
(『永遠に美しく…』『薔薇の素顔』『12モンキーズ』
 『ダイ・ハード』シリーズ 『フィフス・エレメント』
 『アルマゲドン』『シックス・センス』『アンブレイカブル』
 『オーシャンズ12』『シン・シティ』『16ブロック』
 『ダイ・ハード4』他)
リンジー:ルーシー・リュー
(『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ
 『シカゴ』『カンパニー・マン』『キル・ビル』『ドミノ』他)
ボス:モーガン・フリーマン
(『セブン』『アウトブレイク』『ショーヤンクの空に』
 『コレクター』『ディープ・インパクト』『スパイダー』
 『ブルース・オールマイティ』『ドリームキャッチャー』他)
ラビ:ベン・キングズレー
(『ガンジー』『バグジー』『シンドラーのリスト』
 『英雄の条件』『A.I.』『砂と霧の家』『サスペクト・ゼロ』他)

-あらすじ-
ニューヨークにやって来た不運続きの青年が、
大物ギャング同士の対立に巻き込まれていくクライムサスペンス。
ニューヨークにやって来た青年スレヴンは友人に間違えられ、
大物ギャングのボスに拉致されてしまう。
ボスは借金返済の代わりに敵対するギャング、ラビの息子殺害を命令。
しぶしぶ了解したスレヴンは、その後まもなく今度はラビに誘拐される
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『ラッキーナンバー7』 オフィシャルサイト


『LUCKY NUMBER SLEVIN』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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物語のスタートは、旅行者スミス氏がある青年に
20年前からの怨念計画「カンザスシティ・シャッフル」について語る場面からです。

1979年のNY。競馬界では八百長は当たり前!という時代。
そしてそんなご時勢の荒波をモロに食らった不幸な男と
その家族の、むごたらしい事件から・・・。
(最初は、この事件が一体ー 最後どう結びつくんだ?と
 疑った私。でも中盤のマフィアの2大ボスとある“若造”の
 やり取りに気をとられ、まるっと♪忘れていました。^^;)
そして現代・・・ ある青年スレヴィンが友人を訪ねNYに到着。
友人のアパートに行ってみたけれど、彼は居らず
結局そこに留まりつつ友人を待つことに~。
ここでっ! どういう事なのか!?スレヴィン君は
完全な人違いで拉致っ!しかも対立するNYの2大ドンに・・・。
この2人を演じたのが、渋ーくて安心してみていられるモーガン・フリーマンと
曲者やらせたら右に出る俳優さんはなかろう~という苦みばしった
ベン・キングスレー。(二者ニ様が楽しい♪)
ボス(モーガン・フリーマン)からは、殺人を依頼され
ラビ(ベン・キングスレー)には借金を返せと脅迫されるスレヴィン。
そしてそれを実行に移すんですが~このアタリから彼の本性がっっ!!
(あの身のこなし・・・。あのタイミング・・・。タダものではない~)

二転三転するサスペンスもグイグイとこちら側を引き込んでくれますが~
今回のように先が楽しみなパターンも面白い。
特に、イイカンジで後半スレヴィン君が追い上げてきて
それがまたカイカン。(段々カッチョ良くなるスレヴィン君♪)
そして、この作品独特のイメージ(リズム感?というのか・・・?)が
これまた面白い!
作品中に流れる音楽もGOOD!!>ちょっとアダルト~♪な感じが良いっ!

そうそう♪おじ様フェチには堪らんっ作品です(悦)
ベン・キングスレーに~モーガン・フリーマン・・・
そして極めつけはっブルース・ウィリス!!
おじ様の魅力炸裂~ですワ。フッフッフ♪
あ でも、おじ様ファンでなくても、
これは思い切りオススメ作品ですよ~。( ̄ー ̄)ニヤリ

今夜は、ジョシュ・ハーネット演ずるスレヴィン君をどうしても
脳内でブラピに変換して観賞してしまった
『ラッキーナンバー7』をUPしました。

1回目は、ざっと・・・そして次の展開にドキドキする。
2回目は、1回目と重ね合わせて~
3回目は、細かく観賞・・・・
私はこのパターンで楽しみました♪
この作品、数回見たほうが 面白いデスヽ^0^ /



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