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徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

19.『名探偵ポワロ-完全版-』“ベールをかけた女”みた!(^^)!

2006年01月17日 21時40分00秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜もエルキュール・ポアロの冴えている♪灰色の脳ミソ
大活躍~~!な物語です。
ドラマシリーズとしてはVol.7になります。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Veiled Lady)
演出:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
7-1
難しい難問を幾つもクリアしてきたポアロ。
しかし、ここの所めっきりと依頼が無く手持ち無沙汰。
そんな彼の前に、頭からすっぽりとベールを被った
名前も顔も分からない女性が現れる。
彼女は、ラビントンという胡散臭い男に
ある手紙のことで強請られていると相談する。
ポアロは変装をしてラビントンの留守を狙い
自宅へ潜りこむのだが・・・?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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まず、今回の目玉ですが・・・・
2つあります。( ̄ー ̄)ニヤリ

本日の目玉その1♪
ポアロが変装して出て参ります!

謎の錠前屋さん~♪

ラビントン宅のメイドには「中国人?」
なーんて言われてしまう変装っぷり。(笑)
そして、このメイドがまた!
ポアロの上を行く人でした~
ポアロに「住み込みじゃ無い」と言う彼女。
ところがどっこいっ しかりと
ポアロの行く手を阻んでくれましたよ・・・。

本日の目玉その2♪
ポアロ、投獄される!

なんとっっ! ポアロが牢屋に
入れられちゃいます。Σ( ̄□ ̄)!! 
前記しましたメイドのおばちゃんにまんまと
裏をかかれて、しっかりと警察に通報され
そして、牢屋にぶち込まれます。
牢屋でしょんぼりしている彼は、なかなかツボっ♪でした。

ところで、今回の変装ポアロ♪では
服装と肩書きの他に、いつもと違うところがあります。
それは~~~
ご自慢のおヒゲ!
先っちょのクルリン♪とした細かいカールが!?
なくなっていました。
それに、彼がこの“ヒゲ”についてどれほど拘りをもっているのか
と言うことも、彼の持ち物の中にヒゲ専用クシが入っていたことで
明らかに!!!(出所するときの持ち物を返してもらうシーンにて)

国一番の名探偵が「暇だ」と呟く姿は
ちょっと哀愁を醸し出し、母性本能をくすぐられましたが
ラストは「流石、ポアロ」と満足な仕上がりでした。

今夜は、変装・牢屋入り そして事件を見事解決!と
見応えのあるエピソード『ベールをかけた女』を
BLOGしました。
まだまだ『名探偵ポアロ』シリーズ続きます。
お付き合い ヨロシクお願い致します!(^^)!

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18.『名探偵ポワロ-完全版-』“エンドハウスの怪事件”みた!(^^)!

2006年01月16日 20時56分53秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち
シリーズ初!の長編(前後編)ものです♪
休暇に幾たびにいつも事件にめぐり合ってしまう
ポアロとヘイスティングス。
不運なのか?
しかし、ひとたび事件が起きたら元気になる彼のこと
ついているとも言えるのでしょうか・・・?^^;


1990年 イギリス 本編100分(前・後)
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Perl At End House)
演出:レニー・ライ
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
6-1
南イングランドのセント・ルーに休養に来たポアロ、ヘイスティングス。
彼らは宿泊中のマジェスティックホテルで若く美しいニック・バックリーに出会う。
彼女はここ数日で、4度も命を狙われたとポアロたちに冗談めかして
打ち明ける。ところが、彼女の帽子についていた飾りにピストルで
撃たれた穴を見つけたポアロは彼女が4度目の命拾いをしたことを悟る。
ポアロとヘイスティングスは彼女と友人達が滞在している
エンドハウスという古い屋敷へと出向き、彼女の警護を申し出る。
ところが花火の夜、ニックのショールをまとった
いとこのマギーが撃たれてしまう。そして遂にはニックも…。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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このところ、休暇に出た際 グッドタイミング(ん?)で
事件と遭遇ーというポアロ一座です。F^^;
今回の事件は少々込み入っていて・・・
滞在中、偶然知り合った美しい女性ニックが
命を狙われ、捜査と彼女の身を守ろうとポアロは奮闘します。

ここで、今回のヒロイン・ニック嬢と彼女の周囲で起ったという
不運を書き出してみました
1.壁にかけていた大きな絵画がイキナリ頭へ堕ちてくる
2.町へ行く途中、車のブレーキがきかなくなる
3.ニックが砂浜にいるとき、崖の上の大きな岩が崩れて落ちて来た
4.マジェスティックホテルにてピストルで狙われる
5.ニック嬢のショールを着ていたマギーが間違えられて撃たれる
6.ポアロのニセカード付き薬物入りチョコレートを食べてしまう

ヘイスティングスに
「彼女に惚れたんですか?」と尋ねられ
「全然、見当違いですよ」とかわすポアロですが
少しは“惚れちゃった”のかも知れませんね~
ポアロが彼女を心底心配している様子や
心配のあまり彼女の頬やアゴに優しく手を添える場面は
“惚れて”いるように見えます。
後半、彼女の身が心配で仕方ないっという
ポアロの様子は、恋多き男・ヘイスティングスもビックリ!

事件のラスト、ポアロは真犯人を突き止め
メンバー勢揃いでの探偵ものではお約束の謎解きシーン。
真犯人の正体・・・実は、私ちょっとビックリ!でした。
しかし、そんな私の驚きを他所にポアロは真犯人を
問い詰め、自白させるのですが後味の悪い最後ですねー。
太陽の射す、休養の地。
全体的に明るいイメージのエピソードのはずが
顛末は、ドロドロとした愛憎・金銭的な欲深い陰の部分
が顔を覗かせます。
まさか“あの人”が最後、あんな表情をみせるとは・・・。
本当の“筋書き=犯人”を、あんなちょっとした事で
見抜いたポアロはやはりっ イギリス一の名探偵です。

今回、いつものレギュラー陣はちょっと控えめです。
とはいえ。途中合流のミス・レモンの“神がかり”な場面や
最後の相変わらず気の置けないジャップ警部とのやり取りは
見どころの一つです。
また、長編なだけあって事件の様相は二転三転!
ラストの種明かしでは、久しぶりに推理ものらしいものを
鑑賞できたな~♪と感じる作品でした。

今夜は『名探偵 ポアロ』シリーズ初の長編。
スタートの、目を開ける事すらできないほどに
飛行機を恐れるポアロがちょっとカワイイ♪
“エンドハウスの怪事件”を取り上げました。
最後までお付きあいありがとう御座いましたヽ(^o^)丿

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14.『名探偵ポワロ-完全版-』“夢”みた!(^^)!

2006年01月13日 20時29分35秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち
今夜の見どころ・・・それはっ ズバリ
物語最後の、ミス・レモンの表情!
これに尽きますね~( ̄ー ̄)ニヤリ


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Dream)
演出:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
5-2
拡大を続けるパイ・メーカー、ファーリーズパイ工場の社長
ベネディクト・ファーリー氏に呼ばれたポワロ。
彼は毎晩、自殺する夢に悩まされているとポアロに相談する。
翌日、ポアロが聞いた通りの状態のベネディクト氏の
遺体が発見される。
自殺なのか?・・・・もし違うとしたら
彼はなぜ殺されたのか?
犯人は?
密室の謎にポアロが挑戦する。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回は最初から、なんだか妙!
一通の手紙がポアロに届き、その文面からして奇妙!
その奇妙さが、ポアロの灰色の脳細胞に火をつけたのか?
言われるままにベネディクト氏に面会します。
面会の場も、勿論ヘン。 (; ̄ー ̄)
いつも2人1組のヘイスティングス&ポアロ コンビですが
ここでは、ポアロだけしか入室を許されず
部屋に入ったら、強いライトがポアロに向けられ
その眩い灯りの為に、相手であるベネディクト氏の
様子が分からない状態。
しかも彼は唐突に
「12:28 自分の机の引き出しから出した
 拳銃を持ち出して窓際に立ち
 自殺するという、夢を見る」
と、いうだけいって助言を求め、ポアロが
「これだけでは、アドバイスできない」というと、帰れと言う始末。
ついでに言うと~
ベネディクトが殺された時の様子も勿論ヘン。

そんなこんな、な事件をポアロはしっかりと解決してくれます。
といいますか、面会終了の時点で
何か、起こりそうな予感を敏感に感じ取るポアロ。
流石、イギリスが誇る名探偵なだけはあります!

とまぁ~ちょっと妙な事件でしたが・・・その上を行く
奇妙な場面が。( ̄ー ̄)ニヤリ
いつも、ポアロの無理難題を受け入れ
しっかりと秘書や場合によっては
助手さえもやり遂げる、しっかり者のミス・レモン。
物語が始まってから、イキナリ
「新しいタイプが欲しいって…
 随分前から言ってるのに、買ってくれない!」と
不満を露にします。
(この時点で“あれ?いつもと違う?”となります)
中盤では「我慢ならないっっ!」と怒り心頭ー。
(ここにきて
 “ミス・レモン!どうしたっ!?
 全然イメージ違うゾ。”
 というあたりまでいきます)
ポアロに進言するも~~最後、ポアロがミス・レモンに
贈ったものとは・・・(^~^;)!ヲイっっ

・・・どうやら、事件以外では感が鈍るポアロですネ。

今回はミス・レモンの“ちょっとした事”が事件解決への
糸口となり、ポアロはそのお礼も込めて
彼女へあるモノを贈ったようです。
しかし・・・ あれだけミス・レモンが
(彼女にしては珍しく)大きな声で訴えたのにも拘わらず
ポアロは“とあるモノ”を!!
(彼女が欲していたブツとは全く違うモノ)
ラスト 贈られたミス・レモンの ビックリな表情は
今夜のお話、一番の見ものでした。
(この表情は最初で最後の貴重なシーンカモ??)

今夜は、意外にもあっさりとした“密室トリック”
寧ろ最初の方のポアロとベネディクトとの面会の方が
ミステリアスなVol.5『夢』をBLOGしました。
最後までお付き合い、ありがとうございましたヽ(^o^)丿

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13.『名探偵ポワロ-完全版-』“クラブのキング”みた!(^^)!

2006年01月12日 21時00分07秒 | 拝啓、名探偵さま。

今回のポアロ氏は、心の大きいところをみせてくれます。
いつもなら、犯罪と犯罪者に嫌悪を露にし
何があっても真実を追求し、それを白日の下に。
作品を見ていると、彼の本能がそうさせているように
感じるほどに・・・ 悪に対しては徹底的に
責めるエルキュール・ポアロというのが
いつもの彼のスタイルです。
ところが~今回は、違うポアロの一面が!


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The King Of Clubs)
演出:レニー・ライ
脚本:マイケル・ベイカー 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
5-1
ヘイスティングの知り合いの紹介で、ポアロは
ヘイスティングスと映画の撮影所を訪れる。
そこでは、撮影所の何もかもを牛耳っている監督でプロデューサーの
リードマンが、映画の主演女優バレリー・サンクレアを苛めていた。
周囲も、訪れたポアロたちもその様子に辟易したその晩
リードマンが自宅で何者かに殺された。
第一発見者はバレリー。
彼女はショックの為、隣家ウィローズ荘へ逃げ込んでいたのだが
彼女がリードマンから強請られていたことが発覚し
捜査の目はバレリーへ向けられる。
バレリーの婚約者からの依頼で事件を捜査し
ポアロはある事実を見つけてしまう。
事件の真実が明らかになった時、ポアロは?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回のエピソードは、劇中に出てきた“クラブのキング”のカードが
重要な意味を持ちます。

なぜ、カードがあそこにあったのか?
バレリーはナゼ?リードマンの自宅へ?
バレリーが強請られていたのはなぜか?

これら全てが1つにつながった時、ポアロの取った結論!

何時にも増して寛大なポアロです。^^;

他の作品を見ていると、彼の犯罪に対する態度は
徹底して“嫌悪”を表します。
しかし、今回は(彼自身の体型と同じように~^^;)太っ腹な(!)
ポアロの一面を垣間見れる、貴重なエピソードと言えます。

いつもの彼ならば・・・
犯罪の謎を解いたとき真っ黒眉毛は、端がきりりと上がり
黒目部分が多い、大きな瞳もキツイ眼力がビームのように
犯人に注がれています。
ところが、今回は
ふんわりとした表情と、温もりさえ感じる眼差しで
“彼女”を見守ります。

ヘイスティングスやジャップ警部相手に
お互いを牽制したり、はたまた 楽しい話をする時のような
場面より、ちょっとだけリラックスしたポアロでした。

今夜は、『名探偵ポワロ』ドラマシリーズVol.5
『クラブのキング』を取り上げてみました。
まだまだ、ポアロシリーズ続きます。
お付き合い よろしくお願い致します♪

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12.『名探偵ポワロ-完全版-』“なぞの盗難事件”みた!(^^)!

2006年01月11日 21時14分27秒 | 拝啓、名探偵さま。

こんばんは~ヽ(^o^)丿
今夜も『名探偵 ポアロ』TVドラマシリーズです。
平日はドラマシリーズ、土曜日・日曜日(祝日やたまーに金曜日も)
は映画の記事をUPという、更新になりそうデス。^^;


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Incredible Theft)
演出:エドワード・ベネット
脚本:デビッド・リード クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
4-2
ポアロの事務所、ポアロは黒いエナメル靴を磨き上げ
ヘイスティングスは体積の出し方をポアロに尋ねながら
気になる女性の話をしていた。
そこへ「匿名の女性から何度も電話がかかってきました」と
ミス・レモンが言いに来る。
ポアロは話しをした事が無いその電話に、
事件の始まりの予感を感じ取る。
そこへ、ミス・スミスという名前で匿名の電話の主から電話が
掛かってくるが、その婦人は外で会いたいと申し出る。
外で面会した女性はメイフィールド婦人と名乗り、ポアロは
兵器開発に携わるメイフィールドは新型戦闘機の設計書を餌に、
ドイツのスパイ・ヴァンダリン夫人を捕えようと画策している
と、心配事の相談を婦人から持ちかけられる。
ポアロは週末、婦人の正体でメイフィールド邸に招待されるが
設計図は紛失し、当局の厳重な取り調べにも関わらず
ヴァンダリン夫人は持ち出しに成功する。
国を揺るがす一大事にポアロの灰色の脳細胞は活躍をみせる。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今夜の事件は、最後にどんでん返し付き。
ミステリーにつきものの“どんでん返し”ですが
ポアロの事件では、あまり乱用されておらず
たまに(忘れた頃に^^;)投入されると
ちょっと楽しかったり~しますね。
今回も、怪しすぎる人物を前面に出しつつしかし
水面下で着々と行われる事件の裏側・・・
まんまと真犯人(重要機密書類盗難事件の犯人)に
イッパイ喰わされたと言う感じ~。

【今夜のキャラのツボ】
・ヘイスティングスのツボ!
ヘイスティングスはどうやら
好きな女性(片思いかっ?)がいるらしい
・ジャップ警部のツボ!
ジャップ警部の寝言は
「警視庁のジャップ参上!観念しろ!!」
「ヤツがワシのデザートを取ったぞ!」という大声。
その上、いびきがスゴイっ!らしい・・・。(^~^;)
・ミス・レモンのツボ!
ミス・レモンは書類整理マニア・・・か?

最後、ジャップ警部とヘイスティングスと
ポアロの三つ揃えでのやり取りは
イヤミが効いてて、いつもの気の
おけない友人関係が垣間見れます。
万事上手くいった時は面白くないだろう?と尋ねられ
ポアロは「そうですね、好きではありません。
嬉しそうな顔を隠すのに苦労しますから…。」と
返します。
大人のジョークとでも言いましょうか?
仲が良くなくっちゃぁ こうは行かない・・・。

やっぱりこの三人のおじさんたちはオモロイと
再確認したエピソードでした。

今夜も『名探偵ポアロ』にお付き合いいただきまして
ありがとうゴザイマスm(__)mペコ
これからも、暫しのお付き合いヨロシクお願い致します。

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11.『名探偵ポワロ-完全版-』“海上の悲劇”みた!(^^)!

2006年01月10日 21時28分01秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜は久々に“ポアロシリーズ”です。
今回、ポアロとヘイスティングスは地中海クルーズの旅に!
劇中、船上にて 美しい夫人といっしょに
まんまるな月を見てポアロが言った一言
「まるで私の頭のようです・・・」
^^; 本当に~♪ 見事な満月!
ポアロの頭部によく似ていました。


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Problem At Sea)
演出:レニー・ライ
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
4-1
ヘイスティングスとポアロは、休暇で地中海の船の旅を楽しんでいた。
ヘイスティングスはクレーン射撃に夢中になり、大会に向けての
練習に余念が無い。
他の乗客も各々、ブリッジや食後の余興などを楽しんでいた。
共に船旅を楽しむ役10名の乗客の中には、気性の激しいクラパトン夫人
と気弱な夫ジョン、クラパトン夫人と過去何某かの関係があったような、
元将軍、若くて好奇心旺盛な女の子パメラとキティ、仲睦まじい夫婦。
寄港地エジプト・アレキサンドリア港に立ち寄り、束の間の観光を楽しんだ
メンバー達は各々、船に戻ってくるのだが
一日体調が優れないと船内で寝ていたクラパトン夫人が
何者かに殺害されているのが発見される。
船の上、異国の地、ポアロの灰色の脳細胞は事件の核心へと近付く。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回は旅に出ている最中に
出合った殺人事件。

限られた空間と時間に真実を追い求めるポアロは
やっぱりカッコイイ~♪
普段はとってもチャーミング&コミカルなのに
事件に突入したら・・・あ~ら不思議♪
ダンディなおじ様に変身し、ビックリする所に
目を付け、着実に事件を解決してしまう。
そんな彼はとてもカッコよく、事件解決も
気持ちがいいくらいです。
(とはいえ、時々 暗礁に乗り上げることも
 ありますが~^^;)

事件が起ってからはヘイスティングス
あまり、出番がありませんでした。
心なしか、いつもより口数も少なめな気が・・・。
それでも、やっぱりヘイスティングスは
あるモノに御執心。
今回は“クレーン射撃”。
車・株・そのほか、彼にはいつも何か
“マイ・ブーム”があるようで~
今回の場合は大会まで企てている(!)ヘイスティングスです。

ポアロの作品では大体にして、皆から憎まれても
仕方がないような人間が被害者になる確率は
カナリ大きいのですが・・・
今回もそのパターンに入ります。
アレだけ、周囲から憎まれ疎まれていた夫人。
見てる最中は、彼女の夫に対する扱いのせいで
「ヤなヤツ!」なんて思っていたのですが
ポアロは最後、犯人にキッパリと!
“殺人は許せません”と断言します。
これは、全編を通して彼のスタイルと言えます。
それが例え、厳しい言葉だとしても
悪をゼッタイに許さない確固たる意志の強さが良く
現れているワンシーンです。

“灰色の脳細胞”の活躍と共に、この意志の強さも
エルキュール・ポアロの魅力と言えます。

今夜も『名探偵 ポアロ』ドラマシリーズをBLOGしました。
最後までお付き合いありがとう御座いましたヽ(^o^)丿

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487.『名探偵ポワロ-完全版-』“砂に書かれた三角形”みた!(^^)!

2005年12月27日 20時17分11秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今回は最初から最後まで、ミス・レモンもヘイスティングスも
ジャップ警部も出てきません。
ちょっと物足りなさを感じそうですが~しかし
ソレを十分補ってくれるポアロの推理と
今エピソード限りの相棒の出現で、面白いものに仕上がっています。


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Triangle At Rhodes)
演出:レニー・ライ
脚本:スティーブン・ウェイクラム 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
3-2
ミス・レモンはホークストンの姉妹の所へ
ヘイスティングスは猟へ
そしてポアロはイタリア領ロードス島へ
それぞれ休暇を楽しんでいた。
ところが、ポアロは地中海のリゾート地で起った
殺人事件に巻き込まれてしまう。
同じホテルに宿泊していたバレンタイン夫人が
毒殺されたのだ。
同じくホテルに宿泊していたダグラスが第一容疑者として
投獄された。
ポアロは、一人事件の捜査に乗り出した。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ドアマンと郵便配達人がポアロたちの休暇について噂話をする
という所から始まるこの物語。
今回はミス・レモンもヘイスティングスもそして
ジャップ警部も出てこず、ポアロ一人頑張ったエピソードです。

ポアロが訪れたのは地中海のリゾート地。
イタリア領のロードス島。
南の島らしく、海で日光浴や泳ぐシーンもあり
ポアロのサングラス姿も鑑賞できます♪

そんなのどかなバカンス中に突然起った
毒殺事件。

ポアロは事件を引き寄せてしまう?
(事件の起こるところにポアロが引き寄せられるのか?)
今回は相棒のヘイスティングスが居ないから
さぞ、ポアロは不便かな?と思いきや~
しっかりと相棒もどきを現地調達です。( ̄ー ̄)ニヤリ

今回の相棒、同じホテルに宿泊するウワサ好きなパメラ・ライアルは
ポアロが望む噂話をマメに聞き込んできたり
事件の推理をするポアロに合の手を入れたり
ナカナカの活躍でした。

ところで、島での状況はちょっと複雑な模様ですね。
イタリア領土なのでイタリア軍の姿がまず、目に付きます。
次に黒シャツ党や諜報部員な~んて、物騒な集団も。
そんなややこしい状況下、ポアロは足止めを喰って
島から出られなくなります。
ベルギーから亡命しへんなフランス語を話し
職業の欄には“探偵”の文字。
(スパイと間違えられたらしい…)
しかも複雑な時勢の場所からの出発となったら
仕方がない事ですね。
しかし、その足止めのお陰でポアロは事件の捜査をする
事になるわけです。

被害者と犯人が逆転と言うパターンの物語。
夫が他の女性に興味を示した可愛そうな妻と
他の男性と仲良くする美しい妻を持つ不運な夫
この2組の夫婦と2組のカップル。
表向きの“三角形”はじつは違う“三角形”だった!
物語中、砂浜の砂にパメラが描く“三角形”=“三角関係”は
タイトルにもなっていますが、実は大事なヒントの1つだったわけです。

事件そのものに政治的な背景はなく
人間同士の愛憎劇の割には、あっさりとした仕上がりです。

今夜はレギュラーキャラクターはポアロのみ!
南の島の休暇中(の筈だった)ポアロの物語
『砂に書かれた三角形』でした。
最後までお付き合いありがとう御座いましたヽ(^o^)丿

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486.『名探偵ポワロ-完全版-』“4階の部屋”みた!(^^)!

2005年12月26日 20時41分54秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち、時々
みなさま、こんばんは~~!(^^)!
クリスマスが終了したので、ちょっと衣がえ♪
そして今夜は、久しぶりっっ!
“拝啓、名探偵さま。”カテゴリーより
『名探偵 ポアロ』です。

今夜のエピソードは、ポアロの住む
ホワイトヘヴンマンションで起ります。
まさにポアロの「お膝元」「マイ・テリトリー」!!
ポアロが無関心になれるわけ、ありません。^_^;
風邪をこじらせてつらそうなポアロでしたが、事件に
出会ってからはなんだか快復したようにも見えるほど元気に!?
ポアロにとって「仕事=事件」は何よりのクスリのようです。(笑)


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Third Floor Flat)
演出:エドワード・ベネット
脚本:マイケル・ベイカー
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
3-1
ポアロが住むホワイトヘヴンマンションの自宅56Bの二階下
“36B”号室に、裕福なグラント夫人が引っ越してくる。
ポアロはこのところ、風邪をこじらせてしまい
ずっと自室に閉じこもったまま元気がない。
ヘイスティングスはそんなポアロを見かねて推理劇に誘う。
推理劇の事件の真相に10ポンドを賭けて、観劇に行く2人は
劇場で、ポアロの階下46B号室の住人
若くて美しい女性マシューズを見かける。
劇が終了し、アパートに戻ったマシューズと友人達は
部屋の鍵が無い事に気が付き、仕方なくごみ用エレベーターから
入ろうとするが、間違えて1つ下の36Bに入ってしまう。
そこで彼らは引っ越してきたばかりグラントの夫人の死体を発見。
ポアロの目と鼻の先で起こった事件。
勿論、ポアロは捜査に乗り出すのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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超高速解決!?Σ( ̄□ ̄)早っ!

事件が始まってから10分少々でポアロは事件の真相と
犯人を確信します。
しかも、今回“も”非合法的な方法で
犯人が身に付けていた2つの証拠品を手に入れるという
大胆なポアロです。

事件のあった、その日は
ポアロにとって、色々な事が凝縮された一日でした。

・朝、風邪をこじらせ呼吸も困難になるほど苦しむ。
・昼、ヘイスティングスに推理劇観賞に誘われ
 劇中の真相についての賭けを了承。
・夜、劇場にて観劇。その際
 一階下46Bの若い女性マシューズを見かける。
・深夜、事件発生!
・朝方、事件解決!!

・・・・これだけいっぺんにいろんなことが起ると
オチオチ寝てもいられないっ ってトコでしょうか?
お陰で、あれほど(今にも死んでしまいそうなほどに)苦しんでいた
風邪も一晩で治ったらしい~ (; ̄ー ̄)?
しかも、病の一番のクスリが
“一晩で事件解決を解決する事”だったとは。
やはり、凡人では無い様ですね・・・。

ところで、1つ気になることが~
劇場で賭けた10ポンドは?
どうやらこの「賭け」はポアロの負けだったらしく
事件の最中、ヘイスティングスもポアロも
この賭けの結果については語っていません。
・・・が、ラスト ヘイスティングスの高級愛車が
スクラップ同然になっている場面。
ポアロ・ジャップ警部・ヘイスティングスらが
レッカー移動される車を見守っているところで
ポアロがさりげなく修理費として幾らかの出資を
申し出ます。
もしかして? それって・・・?
例の賭けの支払分なのでは?Σ( ̄□ ̄)!! 

細かい&しっかり者という意外なポアロの一面を
見ることが出来ました。(笑)

今夜は「名探偵ポアロ」シリーズの中でも
1位2位を争そえるほどの超・高速解決!
『4階の部屋』を取り上げました。
最後までお付き合いありがとう御座いました~!(^^)!

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474.『名探偵ポワロ-完全版-』“24羽の黒つぐみ”みた!(^^)!

2005年12月16日 22時07分30秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロは昨晩の分を取り返すが如くっっ
冴えてます!!
気持ちの良い程の頭の切れっぷり炸裂♪
ラストはヘイスティングスやジャップ警部も
ビックリ(゜Д゜)!!な、クリケット考察まで
やってのけてくれます。(笑)


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Four And TwentyBlackbirds)
演出:レニー・ライ
脚本:ラッセル・マレー 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
2-2
ポアロはビショップ・レストランでかかりつけの歯科医師と夕食を
摂っていた。そこへ、顔馴染みのウェイトレス・モリーが
面白いことを耳打ちする。
水曜日と土曜日にこのレストランへ食事にやってくる画家
ヘンリー・ガスコンが“ヘン”だという。
ポアロは、その話に興味を示す。
・・・・「老人の習慣からの逸脱」
翌日、階段から転げ落ち死亡しているヘンリー・ガスコンを
近所の住人が発見する。
ポアロの灰色の脳細胞は敏感に事件性を感じ取っていた。
果たして、彼は事故死なのか?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ

ポアロドラマシリーズ『ジョニー・ウェイバリー誘拐事件』BLOG


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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昨晩は踏んだり蹴ったりなポアロでしたが~ (; ̄ー ̄)
今夜は頑張ってます!

見事にふたつの老人の死の関係と
謎の行動・・・・「老人の習慣からの逸脱」を
見破り、犯人逮捕へと導いた名探偵ポアロです。

一方、ポアロのお仲間ですが~
ジャップ警部はポアロに科学捜査がこれからの主流となり
我々のようなアナログ志向は絶滅すると公言。
それが良かったのか?ポアロは俄然頑張りました。
もう一人の相棒、ヘイスティングの方はというと・・・
彼が今夢中なのは“クリケット”!
当時の庶民の娯楽の1つ。
今で言う“サッカー”みたいなものらしいですが
これにハマって、事件の最中 肝心な場面でも
○○の得点がどうの~とか 試合の時の天気が気になるとか~
そんな彼をポアロは「君の脳細胞のなかはクリケットが入ってる」
と称したくらいです。
そんな意地悪をいうポアロですが、最後に
事細かなクリケット考察をみんなの前で披露し
メンバーをビックリ!させます。
その時のポアロは、まるで事件の謎を解き
犯人を当てたときの高揚した様子と良く似ています。
どうやら彼は、皆がビックリする顔を見るのが
楽しくて仕方ないといった風です。

ところで、ポアロ(クリスティー)作品には再々料理に関する件や
食事シーンが出て参ります。
今回最初のレストラン・シーンでポアロと彼のかかりつけの
歯科医師とが食事をする場面では
ステーキ、キドニーパイ、舌平目と七面鳥のソテー
黒イチゴのケーキ
などの名前を耳にする事が出来ます。

一方、その後 ポアロ家直伝の一品・・・
ウサギのリエージ風煮込み料理と言うものが出てきます。
コチラは、ポアロがヘイスティングスにご馳走しています。
このように、あまり耳にした事が無い料理を
作品中で見るのもまた楽しみの一つデスね。

今夜は昨晩の分も大活躍♪なポアロ氏を鑑賞できる
「24羽の黒つぐみ」をBLOGしました。
もう暫しのお付き合い よろしくお願い致します。

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473.『名探偵ポワロ-完全版-』“ジョニー・ウェイバリー誘拐事件”みた!(^^)!

2005年12月15日 20時45分21秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロは、「失敗」というか~
まんまと犯人に“してヤられる”エピソード。
ジャップ警部も部下達を従えて敵地に乗り込むのですが
まっ しかし、結局はいつものように
ちゃんと謎解きをしてくれて
すっきりとした終わり方をしてくれます。


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Adventure Of Johnnie Waverly)
演出:レニー・ライ
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
2-1
ポアロは「金を払わなければ明日12時、子供をさらう。」という
脅迫文を元大地主ウェバリー氏から相談される。
5万ポンドを払わなければ息子を誘拐するという脅迫は
これで2度目か3度目になるという。
ポアロはウェバリー氏と共に、ジャップ警部のもとを
訪れるが警部は本気で相手にしない。
しかしポアロはこの事件の依頼を引き受けるが…
予告通り、ジョニーが誘拐されてしまう。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


ポアロドラマシリーズ『ミューズ街の殺人』BLOG


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回のエピソードはハッキリ言って
ポアロにしては失敗をしてしまった
事件です。

第1の失敗
ポアロ、現場を離れてしまう。

第2の失敗
ポアロとヘイスティングス
犯行時刻に遅刻。

第3の失敗
ジャップ警部、まんまと
犯人の罠に乗せられてしまう。

第1について…
ナゼ?これから事件が待っているというのに
現場を離れたのか?
この作品を見終えて一番の謎!
いくら 友人のヘイスティングスご自慢の車に
乗せてくれるから~といってもちょっと彼にしては
軽はずみな行動でした。

第2について…
ヘイスティングスのご自慢の車のお陰で
ポアロは犯人にまんまと裏をかかれてしまいました。
きっと犯行時刻、現場に彼が居合わせたなら
この犯行は失敗に終わっていたと思います。
で、一番居なくなって欲しい人物を遠ざける為
犯人は、ヘイスティングスの車に仕掛けを!

第3について…
家の柱時計を睨む、ジャップとウェバリー氏。
トコロがどっこい この時計が曲者でしたー。
この時点で内部犯行説をきっと脳内では
描いていたと思われるポアロ。
ジャップ警部は「ポアロが居なくても自分でこの場を
切り抜けられる」とタカをくくっていたでしょうが~
犯人の罠に“嵌った人間・その3”という
仕上がりになってますね。

ポアロにとっては
カー・マニア(!)のヘイスティングスのお陰で
未然に事件を防ぐ事が出来ず、その上
デリケートなポアロにとっての鬼門となる
“揺れて”“ウルサくって”“猛スピード”を出す乗り物に
乗らされてしまう…踏んだり蹴ったりとは
このことです。 (; ̄ー ̄)

そんなアンラッキーな要素が重なり物語は進んで参りますが
今回の一番の被害者はジョニーではなく
ホームレスのロジャースですね・・・。
町で出会った見知らぬ男に包みを届けるように
言われ、現場に言ったところを捕まってしまった彼。

オイシイ話には裏がある・・・。(^~^;)

色々なタイミングが重なって
ポアロにはイタイっ!事件となってしまいましたが
しっかりと事件の真相は解明する所は
流石ですね~。

今夜はポアロの汚点となってしまった事件
『ジョニー・ウェイバリー誘拐事件』をBLOGしました。
最後までお付き合いありがとうございました♪♪

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472.『名探偵ポワロ-完全版-』“ミューズ街の殺人”みた!(^^)!

2005年12月14日 21時05分50秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜も名探偵ポアロです。
ポアロの事件って、最初っから
大掛かりな(例えば政治的なとか~
貴族のお家騒動とか~)ものと思えば
今回や前回のエピソードのように
身近なものまであり、飽きない面白さがあります。
(とはいえ、小さい事件が大掛かりな事件の
 起爆剤になってしまう事も多々有り)
今夜の事件はどちらかと言うと、小規模なもの
しかし、今回ポアロが挑戦するのは
計画性のある殺人事件です。
勿論、ヘイスティングやジャップ警部も一緒です♪


1988年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Murder In The Mews)
演出:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
1-2
300年続いている、11月5日の花火大会の夜 事件は起こった。
その夜、ジャップ警部・ヘイスティング・ポアロは
夜空に上がる花火を見上げながら、
「今夜は殺人にはピッタリの夜。
 拳銃を発砲しても、この歓声と
 花火の音でかき消されて分からないだろう」と
冗談で話していたことが、本当に起きてしまった。
翌朝、ポアロはジャップ警部からの電話で現場へ呼び出される。
そこには、拳銃で頭を打ちぬかれたバーバラ・アレンの遺体が!
彼女は自殺なのか?他殺なのか?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


ポアロドラマシリーズ1『コックを探せ』BLOG


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今夜もポアロ大活躍♪の巻!

今回のエピソード
ポアロ、ヘイスティングス、ジャップの三人そろい踏みで
スタートします。
この三人の関係、中が良いのか?
どうなのか? (; ̄ー ̄)
いえいえ、恐らく お互いがお互いを尊重しつつ
牽制も忘れないという 切磋琢磨な気の置けない友人
ですね~。

前回の事件では、ポアロは
“ジャップ警部にこんな事件を捜査してるとは言わないでくれ”
とヘイスティングスに釘を刺すシーンもあったり~(笑)
ところがしっかりとポアロの事件の介入を知った
ジャップ警部は「天下のポアロが」などという
言い回しを使いつつ、ポアロのプライドをくすぐってみたり…と
(いつも気難しそうなジャップ警部なのに)悪戯好きな
彼を目にすることが出来る、面白いエピソードです。

ということで…今回は、ジャップ警部について少々記述を。^^;
ジャップ警部の奥様の事が今回の物語始めに出てきます。
花火を見ながら3人が話しをするシーンにて、
ジャップ夫人も誘ったのですが
「花火が嫌いらしい…」というジャップ。
しかしその後、続けて彼は
「他人が楽しんでいるのが嫌いらしい…。」とも
言ってのけます。
どうやらジャップ夫婦は2人揃って相当の
ヘンクツものらしいですね。

今回のポアロの言動で、━(゜∀゜)━お!?
と思ったトコロ。
事件があった翌日、ポアロは歯医者さんへ行く予定でした。
11時に予約を取っていたものの
ポアロは「私の歯は完全だ!」と言い張ります。(笑)
その後、自分が今着ているスーツのカラー(首部分の事)について
「それよりこのカラーをどうにかしてくれませんか?
 あのクリーニング屋はポアロの敵です。」
とか言って、繊細さを表現しつつ
事件で呼び出されたこともプラスして
歯医者さんの予定を煙に巻き、しっかりとキャンセルし
そそくさと現場へ行ってしまいます。
歯医者さんが嫌い と言うこともあるのですが
自分の全ては完璧である!という几帳面さが
こんなところでもシーンとして挿入されています。

今回の私のツボ的シーンは
現場についてからの
“ポアロ、くんくん♪においを嗅ぐ”という場面。

1話45分というレギュラードラマシリーズなのに
一回一回に見どころ(ツボ)があり
ついつい、次のDVDもレンタルしてきてしまいます。
これからも暫く『名探偵 ポアロ』続きます。
お付き合いよろしくお願いいたしま~す♪
今夜はDVD・VOL1第2話「ミューズ街の殺人」でした。
最後までお付き合い ありがとうございましたヽ(^o^)丿♪

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471.『名探偵ポワロ-完全版-』“コックを探せ”みた!(^^)

2005年12月13日 20時55分06秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
皆様、こんばんは~ヽ(^o^)丿
今夜から再び「拝啓、名探偵さま」復活っ!!です。
前回までの金田一耕助氏に代わり、今夜からは
ベルギー出身 フランス語を話す
イギリスの名探偵♪エルキュール・ポアロです。
原作は、皆様よ~っくご存知の
ミステリー・クイーン♪アガサ・クリスティです。


1988年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Adventure Of The Clapham Cook)
演出:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
1-1
ある朝、ヘイスティングスが新聞に書かれた事件をポアロに読んで聞かせる。
どれもポアロの興味を引かず、いつもの手持ちぶさた状態。
そんな朝、ポアロを尋ねてトッド夫人が事件の依頼にやって来る。
彼女は居なくなったコックのイライザを探して欲しいとポアロに相談する。
渋るポアロだが、考え直し引き受ける。
最初は他愛無い人探しだと思っていたポアロだが・・・
思わぬ展開へと事件は発展する。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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主人公はエルキュール・ポアロ。
彼の大活躍する『名探偵ポアロ』シリーズを
初めて見たのは、NHKの日曜日、昼のドラマででした。
原作で何作かは読んだことがあったのですが
映像で“動き”“喋る”ポアロを見たときは
「ああ、本当に実在したとしたら
 きっとこんな人なんだろうなぁ~」と
感心してしまうほど・・・
ポアロ役のデビッド・スーシェ氏は
原作のポアロが本から抜け出て“動いている”ような
錯覚に陥るほどの出来栄えだと思いました。

ここで、これからUP予定のポアロについて少々記述しておこうと思います。

作家アガサ・クリスティの小説に登場するちょっと変わった
名探偵。(当たり前ですが~架空の人物です^^;)
元々彼はベルギーのブリュッセルの警察官。
警察官時代よりその才能は秀でていて
周囲の同僚や上司からは「爆ぜる火花」と称されていました。
(『チョコレートの箱』にて記述)
ところが第一次世界大戦、ドイツ進行のため祖国を離れることとなり
終戦後にはイギリスに亡命。
戦争中(前?)にはこれからの事件のお供となる(?)スコットランド・ヤードの
ジャップ警部と知り合い、また 亡命後は友人となるヘイスティングス大尉
とも親しくなったようです。
暫く後、ヘイスティングス大尉と再会!!
(『スタイルズ荘の怪事件』より)
また、同時にジャップ警部とも協力し難事件を解決することになるわけです。

次に、彼の外見についての記述を~( ̄ー ̄)ニヤリ

上から行きます♪(笑)
頭・・・卵型(顔が、ではなくっ 頭が!)
   珍妙な口髭(毛先がくるん♪とカールしてる)
   この口髭は寝る前にちゃ~んとお手入れ(ヒゲカバー?)を
   しているようです。(『オリエント急行殺人事件』より)
体型・・・少々 ぽっちゃり&オチビさん♪
   しかし、ダイエットをするわけではなく寧ろ
   美味しいものを見つけてはどんどん食す!
   (自分で本格的な料理もする)
足元・・・特徴的な革靴を着用。
    先が尖っていて、エナメル。
    そいでもって、いつもピカピカ!
背広・・・真夏でもきっちりとしたジェントルマン♪モードは
    崩さない彼。

お次は、内面について・・・。

エルキュール・ポアロの性格…それは、几帳面!
上記“服装”でも記述しました通り、彼はどんなに暑い時でも
激暑な場所でも 決してきっちりスーツ・スタイルを(しかも三つ揃えです)
崩しません。また、彼の自宅兼事務所であるロンドンの
ホワイト・ヘヴン・マンションでは、どこに何を置いているか
しっかりと把握し、尚且つ少しでも歪なものがあろうものならば
細かに動かして整理整頓は欠かさない…。
乗ったタクシーの運転手にも「手は2時50分の位置から離さない!」と
注意を促している場面があったりします。
ポアロの秘書であるミス・レモンも相当な几帳面さを持っていますが
それを上回るほどのきっちりサンなポアロです。
(ミス・レモンに事件のファイルを整理整頓するように
 指示したりまた、彼女の居ない時を図ったかのように
 ファイルを整理するポアロが出て参ります。)

お次は~「おじさまフェチ」から見た“ツボ”♪(笑)

ポアロは甘いものが大スキ!
特にチョコレート系は、何にも変えがたい程に
食欲を掻き立てられるようです。
クリスマスには高級チョコレートを買い込んで
一人静かに聖夜を過ごすというのが“彼流”の贅沢だそう。
また、このシリーズには度々 食事のシーンが出て参ります。
(アガサ・クリスティ作品には食事やお茶のシーン多しっ)
食事の時の彼がのたまう料理に関しての薀蓄
食後の後 または、イギリス名物のお茶の際の
ケーキやプディングはたまた焼き菓子などを
お皿に貰う時のまるで子供のような彼っ━(゜∀゜)━プリティ♪
毎日コレだけ糖分を摂取している彼ですから~
前記しました体型は免れないようです。

Σ( ̄□ ̄)!! あ゛っっ 今気がついたんですけど~
今回の作品について殆ど触れていない記事に
なってしまいましたね。 (; ̄ー ̄)ヲイヲイっ
では、ここでこの作品に出てきた場面について一言。

謝礼「手数料1ギニー」となっていますが~はて?
女王さまも一目置く、名探偵の探偵料って
本当は、御幾らなんでしょうか~~?^^;

すっ スミマセン~~(*_*; 
なんか取って付けた様なっ
“一言”になってしまいました。
(しかも たったの3行ってぇ…)汗

今夜は『名探偵ポアロ』ドラマシリーズより
“コックを探せ”をUPしました~
これからボチボチと このポアロ・ドラマシリーズ
UPしていきたいと思ってます。
ヨロシクお願いしま~~っすヽ(^o^)丿

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449.『迷路荘の惨劇』みた!(^^)!

2005年11月25日 21時16分52秒 | 拝啓、名探偵さま。

元華族、豪邸、抜け穴、鍾乳洞
正体不明の男・・・・
これらが今夜の物語『迷路荘の惨劇』の
キーワードです。
横溝作品ではお馴染みとなった鍾乳洞
と、過去の忌まわしい事件との絡みも
冒険前のワクワク感を誘います。
「八つ墓村」や「犬神家の一族」などの作品
のスケールの大きさとは違い
金田一シリーズが好きとか探偵モノがスキといった
方には、面白いストーリーです。


1978年 日本 (ドラマ全3回)
原作:横溝正史
演出:松尾昭典
脚本:田坂啓
音楽:真鍋理一郎
   主題歌「あざみの如く棘あれば」茶木みやこ
出演
金田一耕助:古谷一行
篠崎倭文子:浜木綿子
篠崎慎吾:三橋達也
古館辰人:仲谷昇
天坊邦武:伊豆肇
古館一人:西沢利明
古館加奈子:御道由紀子
尾形静馬:滝沢双
速水譲治:桑原大輔
糸:千石規子
戸田タマ子:秋谷暢子
日和警部:長門勇


-あらすじ-
静岡県の相原にある古い屋敷には至る所に
抜け穴の仕掛けが施されている。
そこは別名"迷路荘"と呼ばれている。
元伯爵・古舘辰人からこの荘を譲り受けた篠崎慎吾は、
屋敷をホテルとして開業する前に
この建物に縁ある人々を呼び集めた。
しかし、そこに真野真也と称する謎の男が現れる。
人々は、その男が20年前に先代の古館一人を殺害し、
逃亡したまま行方不明になっていた緒方静馬ではないかと恐れた。
20年前の事件の真相は?
思惑を胸中に抱くメンバーが集まった時、新たな事件が始まった。


これより感想(独り言)です。
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私が、古谷一行さんの金田一を初めて見たのが実は
今回UPしましたこの作品です。

片腕の謎の男や鍾乳洞(→迷路のような地下道)、
仕掛けだらけの洋館、複雑な一族の事情 
などは、相変わらず。

途中、金田一が寝泊りする部屋の仮面の目が
夜になると変化するというシーンがあります。
よーく、目を凝らして観察すると
目玉の部分に生身の人間の「目」が!
何者かが部屋を覗いている・・・
そんな場面がありますが、これも金田一シリーズでは
お馴染みの“不気味なお約束シーン”の1つです。
また、このシーンは他の探偵モノ
例えば『明智小五郎』にも挿入されている場面です。
探偵ものとしては、やはり“謎の人物”または
“不気味なシーン”“コレから何か起るっ!”という
高揚感のようなものの表現として使われることが多いシーンのようですね。

そうそう・・・この物語の中で
日和警部がねずみ嫌いだということが発覚します。
体型・どことなくユニーク・ねずみ嫌い・・・・
国民的人気アニメキャラ♪ドラえもんのようです。^^;

最後に・・・・
いままでUPして参りました金田一耕助モノですが
今夜一応の終了と致します。
もしかしたら、またスタートしてしまうかも知れませんが (; ̄ー ̄)

今回 「拝啓、名探偵さま」カテゴリーを増設して
記事をUPしましたが・・・・如何でしたでしょうか?

古谷金田一TVドラマシリーズは
幼い頃の思い出の中のひとつです。
小説を読み、TVシリーズ再放送を見てしまってからというもの
ずっとその熱は治まらず、金田一探偵ものが新しく
TVで製作OAされる度に、思わずDVD録画をして
リアルタイムで鑑賞してしまうほど…
まだまだ、続いてしまいそう。( ̄ー ̄)ニヤリ
原作はかなりどす黒い“大人の世界”を表現していますが
幼い頃はそんなこと、全然気にも留めず 単なる推理モノとして
ワクワクしていた私です。
(ちょっと冒険モノを見るときのような期待感に似ていますね)
金田一耕助 と 明智小五郎は、これまでも
そして、これからも・・・私の愛読書です。

お付き合いいただきましてありがとう御座いました。m(__)m
後日より、違う“探偵さん”シリーズUP予定です。
コチラもヨロシクお願い致します。

448.『夜歩く』みた!(^^)!

2005年11月24日 21時22分57秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜はまたもや「名探偵シリーズ」です。
作品のタイトル なんだか今回も
恐ろし気~ですね。
「よるあるく・・・・」って (; ̄ー ̄)
しかも本編では、横溝センセイお得意の
首のみ(または首なし)も出て参ります。


1978年 日本 (ドラマ全3回)
原作:横溝正史
演出:水野直樹
脚本:稲葉明子
音楽:真鍋理一郎
   主題歌「あざみの如く棘あれば」茶木みやこ
出演
金田一耕助:古谷一行
屋代寅太:谷隼人
古神八千代:范文雀
古神守衛:清水紘治
古神四方太:菅貫太郎
仙石鉄之進:伊藤雄之助
仙石直記:村井国夫
蜂屋小市:岸田森
お柳さま:南風洋子
お藤:小林伊津子
喜多:原泉
日和警部:長門勇

-あらすじ-
「我、近く汝のもとに赴きて結婚せん」という奇妙な手紙と
佝僂の写真が、古神家の令嬢八千代のもとにまいこんだ。
三日後に起きた、キャバレー『花』での佝僂画家狙撃事件。
それが首無し連続殺人の発端だった...。
因縁の呪いか? 
憎悪、貪欲、不倫、迷信、嫉妬と、どす黒い要素が
執念深くからみあって、古神家にまつわる、
世にも凄惨な殺人事件の幕が切って落とされた!!
(角川文庫刊行:カバーより引用)


これより感想(独り言)です。
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この作品には、金田一耕助の戦友が出てきます。
(しかも、この戦友・屋代寅太を演じているのは
 元祖っ色男♪谷隼人!!←しかも若い頃の…。)
物語始めでは、古谷金田一の兵隊さん姿も
拝めるという~♪
ファンにとっては貴重なシーン(かも?)ですね。

ところで、金田一作品ではヒロインが事件の鍵を握るという
パターンが多々見られます。
そして、偶に事件の中心(良い意味でも悪い意味でも)
になる「青年」が出てくることもしばしばありますね~。
この「青年」は大体が、事件の起こった一族の関係者と言う立場で
金田一と一緒に事件の渦中に放り込まれています。
そして、この“事件の関係者”という立場を金田一探偵は大いに
利用するのですね。(一族の内部事情とか~詳しい家系図とか~)
それでも、大手を振って捜査ができない場合は
相方(!)の警部の肩書きを利用する事も忘れない金田一さんです。
今回、この金田一と事件の渦中に足を突っ込まざるを得ない
状況に陥ってしまう「青年」が、先に記述しました
金田一の戦友・屋代寅太です。
彼は戦場から命からがら帰ってきたのもつかの間
残していった妻や家一切合財を大空襲で焼かれ
放浪の日々を過ごし、そんな悲惨な自分を
救ってくれたのがこの古神家の当主で
自分の恩を返す為、物騒で分けのわからん人間が出入りしたり
妙なことが起る不気味なお屋敷から出られないで居る。
金田一が本気で心配するのも無理はない・・・。
そんな、不遇の運命で事件関係者となってしまった「青年」が
事件のキーパーソンとして登場するパターンの作品
私は、ヒロインだけでは薄っぺらになりそうな事件の背景を
より濃いものへと変化させているように思う
このヒロイン&「青年」二本立てパターンの作品が
スキだったりします。
(因みに~他に「青年」が関係者になってしまう作品としては
 八つ墓村の寺田辰弥をあげることができますね。)
そんな、不遇な境遇の彼らは事件が解決し
ある者は遺産や一族の当主の座・遺産
またある者は、一族からの解放・自由
を手にするというオチが付きます。
(ラストの時点でそれらが、彼らにとって本当のハッピーエンド 
 なのか違うのかは、別として)
今回の物語のキーパーソン・屋代寅太は
単純に第3者として介入するのではなく、ラストでは重要な
意味を持つことになります。
そして・・・金田一耕助の男泣き!
金田一耕助と言う男の涙をみることができる
(やはり)貴重な作品といえますね。

今夜は、後味悪い『夜歩く』をBLOGしました。
尚、今回UPした記事のあらすじは角川文庫の解説を
引用しましたが、本日私が取り上げた
古谷金田一TV連載シリーズと少々違っているようですね。
原作は未読です私~。
なので、比較ができませんが気になった方は
原作をご覧下さいマセ。

445.『獄門岩の首』みた!(^^)!

2005年11月21日 22時19分45秒 | 拝啓、名探偵さま。

まず、本日の画像・・・・
怖くってスミマセン。(*_*;
今回UP『獄門岩の首』の原作はこの
『金田一耕助事件ファイル11 首』(角川文庫発刊)に
収録されています。
クリックしてイキナリ気持ち悪い画像で申し訳ありません。


1984年 日本 SPドラマ
原作:横溝正史
演出:田中徳三
脚本:中村努
音楽:渡辺岳夫
   主題歌「心の糸電話」古谷一行
出演
金田一耕助:古谷一行
蓮池幾代:久保菜穂子
蓮池道子:沢亜樹
蓮池達夫:小林芳宏
鎌田玄蔵:夏木勲
芸者桃太郎:西川峰子
里村恭三:西沢利明
土井:加納竜
日和警部:ハナ肇

-あらすじ-
休暇先の温泉宿で、300年前の殺人事件の話を聞いた金田一耕助。
つい最近も同様の手口で殺人が起きていたことを知る。
町中が300年前の祟りだと恐れる中、事件が再び起こり…。


これより感想(独り言)です。
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今回の設定は昭和35年。
しかし製作されたのは割りと最近。
この作品も前回の『霧の山荘』同様、要所要所に
○○サスペンスや○○ワイド劇場なニオイがします。
金田一作品 または、横溝作品好きでなくて
2時間サスペンスドラマが好きな方だったら
面白く鑑賞できそうデス。

今回の金田一さんの相方(?)は日和警部。
前回は等々力警部でしたが~ 同じ、ハナ肇さんが
演じておられます。
どう見てもー 同じ人に見えて仕方がありませんっっ^^;
加藤武さんの磯川警部 長門勇さんの日和警部
そしてハナ肇さんの日和警部・・・・
金田一耕助も色々な方が演じておられるように
相方(^^;)の警部も色々な方が演じておられる。
でも、あまりバリエーションはありません。(^~^;)

今回の事件についてですが~
横溝センセイお得意の インパクトが強く
気持ち悪いシーンが出て参ります。
(滝の途中に 被害者の生首がっっΣ( ̄□ ̄)!! )
この作品は元々短編として書かれたので
2時間モノで映像化が丁度良いんでしょうが…
題材としては映画にしても面白そうです。
金田一耕助は・・・(個人的には)クールな金田一の豊川さんか
人情派金田一の鶴太郎さんでお願いしたいところです。

以前ジャンル分けしましたが
(孤島モノ・村モノ・美少年モノ・洋風モノ)
このお話は“村モノ”に入りますね。
舞台は岡山県の山奥の湯治場
村には300年前の時の呪い話がウワサになっています。
そういえば、金田一シリーズって
中国地方を舞台にした作品が多いですね。
『八つ墓村』『獄門島』などなど
“村モノ”と“孤島モノ”ではお馴染みの設定です。
作品(ドラマ・映画 両方共に)を見始めたあたり
舞台となる場所の全景が写りますが
それほどまでに作者の創作意欲を掻き立てるものって
なんなのか? と、まだ本編が本格的にスタートしていないのに
早くも謎を感じてしまう私です。 (; ̄ー ̄)?

ところで、このサスペンスドラマシリーズでは
なんとっ! 金田一耕助こと 古谷一行さんが
主題歌を担当しておられます。
意外とお上手(失礼…)なんですよね~。
以前の茶木みやこさんは“気だるさ”が
横溝作品の雰囲気にマッチしていましたが
古谷さんの歌は どちらかというと爽やかさん♪
でも、金田一さん直々に歌っているので
少々イメージが違うとしても・・・
“ま、いっかぁ~”となります。(笑)

今夜はちょっとショッキングなシーンが印象的
事件はとっても暗い~暗い~ 『獄門岩の首』
(タイトルからして、スゴイっす!)
をBLOGしました。
最後までお付き合い ありがとうございました♪