

セピア色 昔の決闘のシーンから始まるこのエピソード。
このシーンが実は事件の鍵となるんですね~( ̄ー ̄)ニヤリ
事件のトリックはナカナカ面白い仕掛けとなっています。
1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Mystery Of The Spanish Chest)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン
-あらすじ-
15-1
ヘイスティングスとポアロはオペラ鑑賞に来ていた。
そこへ以前の事件で容疑者となった事もあり
ポアロが彼女の容疑を晴らしたレディ・チャタートンと再会する。
ポアロはそこである相談を持ちかけられ、翌日
彼女の自宅で話を聞く事となる。
チャタートン夫人は友人であるクレイトン夫人が嫉妬深い夫に
殺害されるかもしれないという話しを聞かされる。
クレイトン夫婦とクレイトン夫人と親しくしているリッチ少佐
そしてクレイトン夫人を執拗に追いかけるカーティス大佐。
メンバーが出揃ったリッチ少佐のパーティーの後、事件が起きる。
居る筈の無いクレイトンの遺体がチェストから見つかったのだ。
ポアロの目の前で起った殺人事件。
彼はプライドをかけて事件に挑む。
NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ
コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回の事件の真相は“ミステリーらしい”トリックでした。
問題のパーティーの前に既に、罠は張り巡らされていて
しかも被害者が全くの被害者ではなかったというコト!
ヒントはあの大きなチェスト(櫃)と
数年前の決闘です。
カンの良い方ならばこの時点で真犯人はアノ人だと
気がついてしまうでしょう( ̄ー ̄)ニヤリ
今回のエピソードではレギュラーキャラクターの
カラーが垣間見れます。
残念ながら、ミス・レモンは休暇中でしたが、しかし
彼女の城=ポアロの事務所のごく一部エリアに関しての
ポアロとヘイスティングスのやり取りでは
彼女がいかに優れた秘書なのかというコトが描かれています。
また、今回はヘイスティングスも“それなり”に頑張って
事件の鍵となる、過去の決闘の事実を探り当ててきます。
もう一人のジャップ警部については・・・・(^~^;)
彼に事務はムリっ という事実が明らかに…。
【今夜のツボ】
・ポアロはダンスが上手い!
(とくに“チャールストン”の足裁きはスゴイ!)
・ポアロの好物は、ハーブティ(砂糖小さじ3杯入り)
・ミス・レモンのファイル技はスゴイらしい…。
・ジャップ警部はタイプがニガテ。
・ポアロは若くキレイな女性の前でのみ“謙遜”する。
ポアロは今回の事件を「これほど完璧で冷酷な犯罪はありません」
と称しました。
事件の背景は所謂三角関係の縺れ、または
しつこい男の思い入れ(現代ならストーカーになっている)ですが
事件のトリックのカラクリは興味深いものでした。
いやぁ~ナカナカ見応えのあるエピソードでした。
ポアロシリーズの中でも好きなエピソードひとつです。
今夜は、“ミステリー”を観た!と実感できる
ポアロTVシリーズ『スペイン櫃の秘密』をBLOGしました。
これからもポアロシリーズ 暫しのお付き合いヨロシクお願いいたします♪
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