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徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

60.『名探偵ポワロ-完全版-』“スペイン櫃の秘密”みた!(^^)!

2006年02月22日 21時43分25秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち
セピア色 昔の決闘のシーンから始まるこのエピソード。
このシーンが実は事件の鍵となるんですね~( ̄ー ̄)ニヤリ
事件のトリックはナカナカ面白い仕掛けとなっています。


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Mystery Of The Spanish Chest)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
15-1
ヘイスティングスとポアロはオペラ鑑賞に来ていた。
そこへ以前の事件で容疑者となった事もあり
ポアロが彼女の容疑を晴らしたレディ・チャタートンと再会する。
ポアロはそこである相談を持ちかけられ、翌日
彼女の自宅で話を聞く事となる。
チャタートン夫人は友人であるクレイトン夫人が嫉妬深い夫に
殺害されるかもしれないという話しを聞かされる。
クレイトン夫婦とクレイトン夫人と親しくしているリッチ少佐
そしてクレイトン夫人を執拗に追いかけるカーティス大佐。
メンバーが出揃ったリッチ少佐のパーティーの後、事件が起きる。
居る筈の無いクレイトンの遺体がチェストから見つかったのだ。
ポアロの目の前で起った殺人事件。
彼はプライドをかけて事件に挑む。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回の事件の真相は“ミステリーらしい”トリックでした。

問題のパーティーの前に既に、罠は張り巡らされていて
しかも被害者が全くの被害者ではなかったというコト!
ヒントはあの大きなチェスト(櫃)と
数年前の決闘です。
カンの良い方ならばこの時点で真犯人はアノ人だと
気がついてしまうでしょう( ̄ー ̄)ニヤリ

今回のエピソードではレギュラーキャラクターの
カラーが垣間見れます。
残念ながら、ミス・レモンは休暇中でしたが、しかし
彼女の城=ポアロの事務所のごく一部エリアに関しての
ポアロとヘイスティングスのやり取りでは
彼女がいかに優れた秘書なのかというコトが描かれています。
また、今回はヘイスティングスも“それなり”に頑張って
事件の鍵となる、過去の決闘の事実を探り当ててきます。
もう一人のジャップ警部については・・・・(^~^;)
彼に事務はムリっ という事実が明らかに…。

【今夜のツボ】
・ポアロはダンスが上手い!
(とくに“チャールストン”の足裁きはスゴイ!)
・ポアロの好物は、ハーブティ(砂糖小さじ3杯入り)
・ミス・レモンのファイル技はスゴイらしい…。
・ジャップ警部はタイプがニガテ。
・ポアロは若くキレイな女性の前でのみ“謙遜”する。

ポアロは今回の事件を「これほど完璧で冷酷な犯罪はありません」
と称しました。
事件の背景は所謂三角関係の縺れ、または
しつこい男の思い入れ(現代ならストーカーになっている)ですが
事件のトリックのカラクリは興味深いものでした。

いやぁ~ナカナカ見応えのあるエピソードでした。
ポアロシリーズの中でも好きなエピソードひとつです。

今夜は、“ミステリー”を観た!と実感できる
ポアロTVシリーズ『スペイン櫃の秘密』をBLOGしました。
これからもポアロシリーズ 暫しのお付き合いヨロシクお願いいたします♪

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59.『名探偵ポワロ-完全版-』“二重の手がかり”みた!(^^)!

2006年02月21日 20時57分57秒 | 拝啓、名探偵さま。

今回はポアロのデート♪がみられます!(^^)!
ヨーロッパの紳士然としたポアロ。
彼女をリードするポアロ。
いつもと一味違うポアロを味わえます♪


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Double Clue)
演出:アンドリュー・ビディントン
脚本:アンソニー・ホロウィッツ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
14-2
ポアロ事務所にて。
ジャップ警部はボヤいていた。
この頃、巷を賑わしている
貴族の宝石を狙う連続盗難事件を解決しなければ
クビだと総監からいわれて少々元気がない。
そして、またもや盗難事件が発生する。
コンサートを催したある邸宅の金庫から
高価なネックレスが消え、破られた金庫の中には
白い手袋と“B.P.”のイニシャル入りのシガレットケース。
遺留品が残っていた事から、事件は解決か!?と
思われていたが、ポアロはそのコンサート会場に
事件の際来ていたロサコフ伯爵夫人と意気投合。
事件そっちのけで、毎日楽しいひとときを過ごしてしまう。
ヘイスティングスとミス・レモンは、ポアロのかわりに
事件を解決しようと捜査に乗り出すのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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事件に遭遇すると大活躍!
病気になっても事件に出会うとたちまち全快してしまう
根っからの探偵。
そんなエルキュール・ポアロが今回は事件を投げ出してしまいます。
その理由は、一目ぼれした美しい女性の所為でした。

そんなポアロを横目で見ながら探偵もどきの動きをするのは
ヘイスティングスとミス・レモン。
ジャップ警部は一刻も早く、犯人を挙げろと総監から
叩かれていて(総監の夫人が所持している高価な宝石が
狙われていると、総監は思っているらしい^^;)
しまいには48時間以内に解決しなければクビ!とまで言われて
ガックリ&イライラとまるで…大きな熊のようです。

そんな彼らを他所にポアロはロサコフ伯爵夫人と楽しい時を過ごします。

しかし、ポアロは真犯人を最初から分かっていたのでは・・?

だから、あれほど事件に接する事を嫌い遠ざけ
ラストは犯人を世間に突き出さず、犯人に自白を強要もせず
逃がしてしまう。
しかも、ポアロは真犯人が無事出国できるよう同業者に
警護までつけるという徹底振り。
「お互い、同じ国での仕事はやめましょう・・・」
ポアロが真犯人に言い残した台詞はジーンとしました。

事件の真相と犯人を追求するというポアロのスタイルは
今回少々変化をしていますが
彼の中では決着を見出したのではないでしょうか。
盗難にあった、高価なネックレスは無事戻り
真犯人が国外へ逃げてしまったのですからもう事件は起こることもなく
ポアロは何某かの説明を、関係者各位に申し出て
ジャップ警部の首も無事繋がる。

事件自体の解決という面では、疑問が残りますが
結局のトコロ、ハッピーエンドと言うわけです。

今夜は、ポアロの恋 ポアロのストライキ
ポアロの失恋 そして大団円と、一味違った
エピソードでした。

今夜は“ポアロの影の活躍”をみる事が出来る
『二重のてがかり』を取り上げました。
最後までお付き合いありがとうゴザイマス。

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58.『名探偵ポワロ-完全版-』“マースドン荘の惨劇”みた!(^^)!

2006年02月20日 19時34分17秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜は、ポアロ田舎でガックリΣ( ̄□ ̄)!! の巻き(笑)です。
ポアロが受け取った手紙。
その内容がポアロの興味を引きその上、ポアロを名指しで
しかも「この事件はポアロしか解けない」とまで言われたもんだから~
いつもは腰が重いポアロなのにそそくさと出かけていきます。
ところが・・・・その事件はっ(^~^;)!?
とはいえ、しっかりと事件に出くわすポアロです。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The tragedy at Marsdon Manor)
演出:レニー・ライ
脚本:デビッド・レンウィック
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
14‐1
ある日、手紙を受け取ったポアロは、ヘイスティングスと
125マイルも先の村へ出向いていった。
手紙の主、村で宿を営むノートン氏は
「三人の農民が毒殺された。
 この事件を、解決できるのはMr.ポアロしかいない」と
申し出たのだが、事件そのものが彼の書いた小説の中の話だと
分かり、ガックリするポアロ。
その日は列車が無いため、ポアロはヘイスティングスと村へ
宿泊する事となる。
ところが、翌日彼らは村の中のマースドン荘で起きた事件に
出くわしてしまう。
以前より、屋敷には幽霊が出ると言うウワサがあり
その話しを裏付けるように屋敷内では不思議現象が起きていた。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回は事件が二つ。

もっとも、片方は小説の中でのお話ですがー(^~^;)
しかし、ポアロとヘイスティングスはこの
「小説の事件」のお陰で、田舎の村に態々出向いてくるのです。
宿を経営しているノートンの元へついてまず開口一番!ポアロは
「事件は一刻を争うんです!」と勢い良く言いますが・・・
ノートンの口から「私が書いた小説の話」と言われてからの
意気消沈は某関西圏中華料理フランチャイズ店「●●1」の
“あるとき~ないとき~”の様・・・。
(関西圏以外の皆様、分かり辛くってゴメンなさいF^^;)
やけっぱちなポアロ・・・
その日の列車は、既に無く一刻も早くこの地から脱出したいのに
それも叶わない~・・・・・で、ヘイスティングスと二人で
村のハズレの「蝋人形館」へ。

ココには凶悪犯人の蝋人形が展示されていてその中に
なんとっっ!ポアロの人形も♪♪
ケチョンケチョンにけなしていたポアロでしたが
自分の人形を見つけて“超!御満悦ぅ~♪( ̄ー ̄)ニヤリ”でした。

一方、ホンモノの事件ですが。
蓋を開けてみれば「なぁ~んだ」という事件でした^^;
最後の真犯人の告白を引き出すところは
(いつもの如く)“これでイイのかっ?(゜Д゜)”的な
罠で自白させます。
しかし、犯人の細工(しかもカナリ細かい)を“読む”才能や
現場の状況をしっかりと把握しているポアロの灰色の脳細胞は
スゴイとしか言いようがありませんね。

今回の事件も楽しませてくれました♪

今夜も『名探偵 ポアロ』シリーズからの
BLOGでした。
この後、まだまだ続きます。
お付き合い ヨロシクお願い致しますm(__)mペコリ


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54.『名探偵ポワロ-完全版-』“スズメバチの巣”みた!(^^)!

2006年02月17日 21時00分33秒 | 拝啓、名探偵さま。

この作品、「名探偵ポアロ」TVドラマシリーズの中では
ナゼか一番鑑賞回数が多いエピソードです。^^;ナゼ?
スカパー!のミステリーchでも、数回
はたまた、NHKのOAでも・・・と
数回みている“事件”です。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Wasps' Nest)
演出:ブライアン・ファーナム
脚本:デビット・レンウィック 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
13-2
ポアロは外出先の夏祭りで偶然旧友の息子ハリソンと出会う。
ハリソンは彼の婚約者モリーと一緒っだった。
ポアロはご自慢の「紅茶占い」でモリーを占ったが
彼はそこに不吉な予感を感じた。
ハリソン、モリー、ハリソンの友人クロードの三角関係。
謎の杖を持つ老人の存在。
ハリソンの周囲が気になって仕方ないポアロは
そこに事件のにおいを嗅ぎつけ「未発生の殺人」を
未然に防ごうとするのだが・・・。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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前回の暗く重いエピソード程ではありませんが
今回もそこはかとない哀愁が漂う結末です。

いつも事件に遭遇するポアロ。
今回はなんと!
“まだ起っていない しかし何かが起きようとしている
 だから、捜査をする”という
一風変わった流れです。
自分から事件を呼び寄せている、いえっ
飛び込んでいくポアロ。
物語がスタートしてスグ、ヘイスティングス大尉と
ジャップ警部そしてなんだかご機嫌ナナメなポアロと
言うーいつもの顔ぶれで夏祭りに行くシーンでは
「夏祭り会場で事件でも起こらないかなぁ~
 そうしたら、ポアロさんのご機嫌もなおるのに」と
ヘイスティングスが呟いています。
結局はその通りになる訳ですね。(^~^;)

今回のエピソードの一番の特徴
それは、死体がないこと。
そうなんです、殺人事件そのものは起っていないんです。
(スタートからラストまで)
でも、それはポアロが活躍したお陰。

また、今回はいつもと違う“ツボ”が数点紛れています。
・ジャップ警部 盲腸になる!
始まって数分…「ん?ジャップ警部の様子がおかしいっ!?
おやおや、ついには病院へ?」というシーンが出てきます。
結局のトコロ、急性盲腸炎だったわけでーでっ、警部が
その手術の時の事を、お見舞いに来たポアロに事細かに話すシーンでは
ポアロ慌てて席を立つ!という珍しいシーンが映ります。
(どうやら“イタイっ”話というのがダメらしいー^^;)
・ミス・レモン フィットネスに夢中♪
事務所でのひとコマ。ミス・レモンがそそくさと挨拶もそこそこに
退社しようとするのを見てポアロがいやみを言うシーンがあります。
(因みに、その日は“下半身”の日らしい>フィットネス)
それに対して抵抗するミス・レモンの言葉は
「ポアロさんもフィットネス、行かれた方がいいんじゃぁありません?」
でした~~^^; 実はミス・レモンには頭が上がらないポアロです。

今回のエピソード内で分かった事・・・それは、
ポアロのキライなモノ(一部だと思われる)
痛い(痛そう)なリアルな話
這いずるモノとブンブンするモノ

事件の後味はしっとりとしているんですが
途中、こんな風にコミカルな場面も挿入され
前作より明るめに仕上がっているエピソードでした。

今夜は、前回の作品よりは少々明るめ(?)でも
ラストはしっとり…な、Vol.13の第2話をBLOGしました。
もう暫しのお付き合いヨロシクおねがいします♪♪


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53.『名探偵ポワロ-完全版-』“プリマス行き急行列車”みた!(^^)!

2006年02月16日 20時08分54秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜は『名探偵 ポアロ』シリーズのなかでも
ちょっと異色のエピソード。
勿論、事件はポアロがしっかり解決するんですが
しかしラストはなんだか皆 しんみり・・・です。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Plymouth Express)
演出:アンドリュー・ピディントン
脚本:ロッド・ビーチャム 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
13-1
ポアロの事務所にハリディ伯爵が尋ねてきた。
伯爵は彼の莫大な資産を相続するただ一人の相続人である
愛娘フローレンスにつきまとう男のことを相談するが
ポアロは「色恋沙汰」には興味が内容である。
押し切られたポアロは捜査を開始するが、フローレンス嬢は
プリマス行き急行列車で遺体となって発見される。
彼女の死の真相は?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回は、いつものちょっとコミカルで軽い部分が
見当たらない、暗い 重い エピソードです。

そもそもポアロは「色恋沙汰には興味なし!」とか
「身辺調査はお断りっっ」自負するイギリス一の探偵。
それを泣き落としや強い押しきりで捜査を依頼しちゃった
伯爵(フローレンスパパ)は、娘の一大事か?という
父親としての予感があったのでしょうね。

人一倍プライドが高いポアロを動かしたもの・・・
それは、父親である伯爵の一言
「あなたは父親になったことがないのでしょう?」でした。

ポアロが父親?

ちょっと想像できない・・・
ポアロ自身 子供のようなところがある所為でしょうか?^_^;

とにもかくにも、その伯爵の一言は
ポアロの心を動かしたと言うわけです。
そして捜査にかかったのも束の間!
速攻で事件です・・・。

もう少し、ちゃんと捜査をしていれば
もう少し、早く捜査についていれば
と悔やむポアロは、後半
国内一とうたわれる灰色の脳細胞で
事件を解決!!

しかし、ラストのしんみり感はいつもの
ポアロシリーズのリズムと違い
暗い重苦しいものでした。

今夜は、いつもとちょっと違う
シリアスな部分が多めな『名探偵 ポアロ』でした。
最後までお付き合いありがとうございました!(^^)!


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52.『名探偵ポワロ-完全版-』“100万ドル債券盗難事件”みた!(^^)!

2006年02月15日 21時16分47秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち
ポアロは、乗り物に弱い。
いえいえ、今夜の乗り物酔いの被害者は彼ではなく
いつも車を無謀運転して横に乗せているポアロを
気持ち悪くさせている、ヘイスティングスが
酔っちゃいます。^^;
彼の寝込んでいる姿は・・・
こっちまで酔ってしまいそうな程、つらそうでした。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Million Dollar Bond Robbery)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
12-2
大手の銀行の重役ショーが何者かに狙われる。
彼は、アメリカへ多額の債権輸送の任務に就くはずだった。
彼が何者かに毒を盛られ倒れてしまい、急遽
別の担当者リッジウェイが着任する。
銀行側は今回の長旅が不安で仕方なく、ポアロに警護を依頼する。
ポアロとヘイスティングスは額面100万ドルの債権を持った
リッジウェイと共にクイーン・メリー号に乗り込み
一路、ニューヨークへ。
ところが、アメリカ到着を目の前に、債権が盗まれてしまう。
謎の美女の正体は?
ポアロの船酔いは?
事件の真相は?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回はイギリス・ロンドンとクイーン・メリー号の処女航海中の
船上とアメリカ・ニューヨークと3つの場面が楽しめます。
(とはいえ、ニューヨークでの場面は殆どありませんが^^;)

以前からポアロは乗り物酔いが酷いと自分で白状していました。
今回は、(予定では)約10日間の船旅。
酔わないハズが無いっっ!(断言)
・・・・と、思っていたら~ 全然、へのカッパ♪でした>ポアロ
その代わり、ヘイスティングスがダウンΣ( ̄□ ̄)!! です。
彼の寝込んでいる様子は本当に気持ち悪そう~
「大きな船は揺れない」=酔わない
よく聞きますが・・・・そうとも言い切れません!(経験者は語る)
ヘイスティングス大尉殿、お大事に・・・。
一方のポアロは、船旅を満喫っヽ(^o^)丿
その上、彼はディナーで
“体調が絶好調のときじゃないと、キツそう”なモノを
食しています。(メニューは下↓の【ツボ】にて書きました)
せっかく少し気分が良くなったヘイスティングスでしたが
ソレが乗ったお皿を見て、再び自室へ逆戻り~。
(酔ってなくても、美味しそうじゃぁ無い)

途中、挿入されるクィーン・メリー号のモノクロ画像は
当時の映像をそのまま使っているようです。
ちゃかちゃか動く着飾った人たちの動き
時代を感じさせる人々の一張羅姿
興味深いフィルムのシーンでした。

【今夜のツボ】
・ポアロは“船”という言葉を聞いただけで
 以前、イギリスへ亡命した時苦しんだ船酔いを
 今でも思い出す。
・ポアロの船酔い対策は万全である!
・ヘイスティングス 初船酔いを体験する。
・「牛の脳ミソのソテー」はポアロの大好物の1つである。( ̄□ ̄;)ゲ!! 
・ヘイスティングスは(やっぱり)美女に弱い。

今回、最後まで精神的に「山あり谷あり」だったのは
(いつものこと…か?)ヘイスティングスでした。
船酔い&美しかったハズの女性のもう一つの顔にガックリ。
いつもはおちゃらけてポアロに一喝される彼ですが
今回はポアロから同情をされてしまいます。
一方のポアロは、無事事件も解決しその上
長年悩みの種だった“船酔い”に打ち勝つという
ラッキーなエピソードでした。

最後までお付き合い ありがとう御座いました。
次回の「ポアロ-完全版-シリーズ」も
ヨロシクお願いいたします。

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51.『名探偵ポワロ-完全版-』“あなたの庭はどんな庭?”みた!(^^)!

2006年02月14日 20時31分36秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち時々
“メアリー メアリー へそ曲がり
 あなたの庭は どんな庭?
 銀のベルに トリガイの殻
 きれいな娘が一列に並んでる”
(マザーグースの一節より)
今夜のエピソードは、この歌と
ツメが甘い“酔いどれダメ夫”(笑)がポイントになります。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:How Does Your Garden Grow?)
演出:ブライアン・ファーナム
脚本:アンドリュー・マーシャル 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
12-1
新種のバラ、"ポアロ"が発表されることになり
ポアロ自身も会場へ赴く。
園芸会場でポアロは一人の老婦人と出会う。
彼女は、その時、ポアロに“ストック”の花の種の
袋をプレゼントするが、中は空っぽ。
不審に思うポアロ。
その翌日、演芸場でポアロに“ストック”の空袋を渡した
老婦人から「家庭内に心配事がある。ついては、こちらに来て欲しい」
という意味深な手紙が届く。
アレルギーでダウンしたヘイスティングスを残し、ポアロと
ミス・レモンは老婦人の屋敷へ・・・
ところが、既に時は遅く、彼女は何者かに毒殺されていた!
いわくありげなロシア出身の女性、常に被害者に顎で使われていた
親戚夫婦、株で大損をした主治医。
容疑者はたくさんいるが、決め手に欠けると悩むジャップ警部。
しかしポアロは、着実に真犯人へと近づいていた。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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なんと!!ヽ(゜Д゜)丿?!
「ポアロ」というネーミングのバラの品種が出てくる
ところから物語が始まります。
勿論、御満悦~~♪なポアロ。
しかし、その時実は、ポアロはつけられていたのでしたっ!
ポアロの名前の付いたバラの発表会。
ポアロ自身が来ると知ったその人物は、彼の姿を見つけ
近づき、偶然を装い挨拶を交わし、その際
事件の鍵となるあるモノをポアロにプレゼントする。
この“人物”が今回の事件の被害者ミス・バロヴィー。
イギリス一の名探偵ポアロをストーキングするとは!?
いかに彼女が、切羽詰っていたかが伺えますね。
事件が起こる前から、ポアロに近づいてコンタクトを取ろうとした
ミス・バロヴィーは、ポアロの到着を待たずして殺害されてしまうのですがー。
ポアロはこの一件を大変後悔し、何時にも増して
闘争心に火が点いたようでした。
犯人に先を越された! というプライドが許さない
又は、もっと早くに彼女が残した“ヒント”に気がついていれば
という後悔から。
ポアロらしい、いえ、ポアロだからこそのイライラです。(^~^;)

【今夜のツボ】
・ポアロは、高級な(!)香水を付けている。
・ヘイスティングスは香料アレルギー。
・ポアロは引退後、庭いじりをしようと考えている。
・ミス・レモンはファイリングに使命感を燃やしている!(笑)

今回の事件の死因となるストリキニーネ。
ウワサでは「すんご~~っく、苦い」と、聞いた事があります。
主に心臓発作の際などに有効だとか・・・。
物語の中では、犯人は生ガキにふりかけて被害者に食べさせたとありますが
さて…生ガキは飲み込んで食すとはいえ、果たして
そんなに苦いものを口に入れて異常に気がつかないのか?
と不思議におもいました。
まぁ、ポアロシリーズやミス・マープルシリーズではこの手の
「ハテ?(゜Д゜)?」という疑問はイッパイでてきて
その都度、ツッコんでも埒があかないので~ (; ̄ー ̄)
細かいところは、ツッコまないでおきましょう。( ̄ー ̄)ニヤリ

今夜は、ポアロ 自分の名前がまた有名になっちゃって
“ポアロ御満悦~( ̄ー ̄)ムフ♪”なところが見どころな
「あなたの庭はどんな庭?」を取り上げました。
最後まで お付き合い ありがとうございましたヽ(^o^)丿


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50.『名探偵ポワロ-完全版-』“スタイルズ荘の怪事件”みた!(^^)!

2006年02月13日 22時55分45秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜はポアロTVシリーズ長編版(スペシャル)
今(このシリーズの大部分)では“大尉”と呼ばれているヘイスティングス。
しかし、今夜の「スタイルズ荘」ではまだ“中尉”。
この物語は、ポアロがベルギーからイギリスへ亡命してすぐの
エピソードです。
また、今ではポアロとヘイスティングスの友人である
ジャップ警部も偶然のポアロとの再会というシチュエーションで
出てきます。彼もまた、ポアロとは昔の知り合いと言う設定です。
途中、ヘイスティングスの制服姿や、ポアロの
同志との語らいの場面なんかもあったりと
珍しいシーンが織り込まれている、ファンにとっては
貴重な一作品です。


1990年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Mysterious Affair At Styles)
演出:ロス・デベッシュ
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
11-1
戦地で傷を負い、帰国してきたヘイスティングス中尉。
思いがけぬ、旧友からの誘いで、友人ジョンの屋敷
“スタイルズ荘”に行くことになる。
ジョンの母、エミリーは最近婚約したばかり。
しかし、この結婚は周囲から反対されていて
友人ジョンもヘイスティングスに、母のフィアンセ
イングルソープの愚痴をこぼしていた。
休暇を楽しむヘイスティングスは、偶然
町で、旧友で亡命したてのポアロと遭遇を果たす。
喜んでいるのも束の間、ジョンの母エミリーが不審な死を遂げる。
荘に住まう人々の思惑、事件の真相
ポアロとヘイスティングスの推理がスタートする。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ポアロの第一作目となる「スタイルズ荘の怪事件」
初期の、ポアロ・ヘイスティングス・ジャップ警部の関係が
このエピソードで分かります。

亡命したてのポアロは、まだロンドンのマンションには入居しておらず
スタイルズという田舎町にベルギーの同志7人と暮らしています。
ポアロが、彼らに「イギリスの暮らし講座」を開いている
貴重なシーンが、ポアロ初の登場シーンとなります。

ところで、これから一緒に事件を解決していく3人についてですが
ポアロとヘイスティングスは・・・
以前、ヘイスティングスの身近で起きた事件でポアロが
大活躍をし、その時友人になった という話しを劇中
ジョン達に話しているヘイスティングスが出てきます。
町で偶然の再会を果たす2人は、心からこの偶然を
喜んでいます。
ポアロとジャップ警部は・・・
こちらも以前、ポアロが拘わった事件。
どうやら、その時ジャップ警部が担当し
やっぱりポアロがズバっと!犯人と事件の真相を
言い当てて、その際、ジャップ警部のお手柄というコトに
なっているようです。
これも、劇中ポアロとヘイスティングスを交え
ジャップ警部が話すシーンがあります。
ジャップ警部とヘイスティングスは・・・
全くの、初対面。
「はじめまして」「よろしく」と
イギリス式挨拶を交わす二人でした。

順番が前後しますが、どうやらこの作品が
アガサ・クリスティーの“ポアロ初仕事”のようですね。
いつものように“灰色の脳細胞”は健全で
マイペースの捜査、そして所々に出てくる
エルキュール・ポアロならではのオモシロカワイイ(笑)
シーンもちゃ~んと入ってます。
(特に、記念すべきポアロ初登場のワンシーンの
 ポアロのピカピカな先の尖ったエナメル靴が出てくる
 場面は、このシリーズ通してのポアロの味がよく
 表されています。)
この後、ヘイスティングスを“相棒”とし
ジャップ警部を“奥の手”として、ポアロはその名を
イギリス全土に轟かす・・・・というワケです。( ̄ー ̄)ニヤリ

【今夜のツボ】
・ポアロは一週間で多量のココアを消費するらしい。
 (すでに、この時点で彼のチョコレート好きが表れている)
・ポアロの好きな街はNY。
 (番号が付けれ、整然とした縦横の通りがお気に入り)
・運転の基本は「両手は1:50の位置」が正しい。
 (運転しないけれど、こういうことには詳しいポアロ。)
・ヘイスティングスは医学部を出ていた!
・イギリスの夏は日陰でも27度!Σ( ̄□ ̄)!! 

今夜は、エルキュール・ポアロとヘイスティングス&ジャップ警部
シリーズ初の勢揃い!「スタイルズ荘の怪事件」をBLOGしました。
お付き合いありがとうございましたーー♪(^^)♪

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45.『名探偵ポワロ-完全版-』“西洋の星の盗難事件”みた!(^^)!

2006年02月09日 21時42分17秒 | 拝啓、名探偵さま。

突然ですがっっ
今回のエピソード自体とはあまり関係ないんですが…
ポアロの名刺の画像を発見!
そこには
“M.HERCULE POIROT
 568 WHITEHAVEN MANSIONS
SANDHURST SQUARE
LONDON WI
TELEPHONE-TRA 8157

PRIVATE DETECTVE”
と書かれています~♪
本日は、余談からの始まりにしてみました (; ̄ー ̄)


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Adventure Of The Western Star)
演出:レニー・ライ
脚本:ラッセル・マレーゲスト 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
10-2
ある日、ポアロの事務所にベルギーの女優マリン・マーベルから連絡が入る。
彼女は自分が持っている「“西洋の星”を返せ」という脅迫を受けたと
ポアロに相談する。また、“東洋の星”を持っているというヤードリー夫人
もまた、脅迫を受けているとポアロに相談。
一方、ジャップ警部は闇の世界で力を持つ、
ダイヤ収集家バンブラックスを追っていた。
ポアロの捜査とジャップ警部の追っている人物とが



NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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スタート早々、ポアロは“ハイ”になってます~(^~^;)
いつも冷静に物事を見聞きし、推理を組み立てている彼とは
別人のようにそれはもうーミーハーになっちゃってます。(笑)
その理由・・・それは、ポアロの母国ベルギーの
女優マリン・マーベルがポアロの事務所を訪れるから。
お高そうなケーキに花、居間のテーブルはキレイにセッティングされ
お皿も、取っておきのものを用意。
声も上ずるほどポアロは高揚し、ヘイスティングスが
彼女のことを「知らない」と言うとえらい剣幕でまくし立てる。
そんな待ち望んでいた女性から「こられない」と連絡が
あった時のポアロのガックリっΣ( ̄□ ̄)!! な表情の
変化も見ものでした。

今回の事件には“謎の中国人”(嘘くさいっっ)が
人の話の中だけで登場します。
最初は、その男が犯人っぽいように描かれているんですがーしかし、
実はそんな男は存在しないということが分かります。
しかし、どうしてでしょうか?
アガサ・クリスティ作品や「シャーロック・ホームズ」シリーズでは
“謎”とか“なにやら得体の知れない”とか暗いイメージで
出てくるのは大体において東洋人となってます。
ヘイスティングス大尉やシリーズ全般中物語に出てくる人間達が
ポアロに偏見的な表現をするのと同じく、どうやら
ヨーロッパでの他民族は差別要素が大きいようですね。

ところで、前回は、スーツの仕立ての際、仕立て屋と
今回は、散髪をしてもらう際、理容師と
細かくもめるポアロ。
前回は「スーツがきつすぎる」と言い
今回は「左のモミアゲは右より3ミリ長かった」と
文句をつけます。
そしてやっぱり、相手の言い分は全く受け入れないポアロ。
冒頭の子供のような無邪気さを振り撒く人間と
別人の様でした。 (; ̄ー ̄)

今夜は、ポアロの貴重なワンシーン(“ハイ”になっている彼)を
鑑賞できるエピソード“西洋の星の盗難事件”をBLOGしました。
お付き合い ありがとうございました♪


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44.『名探偵ポワロ-完全版-』“誘拐された総理大臣”みた!(^^)!

2006年02月08日 22時30分34秒 | 拝啓、名探偵さま。

今回のポアロはウワサを実証するかのごとく
国のエライ方々から頼られっぱなしです。
国益に影響するとあらば、やっぱり出て行かないと
しょうがありません。
結果的には、彼の株はまた上がったようですが…( ̄ー ̄)ニヤリ


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Kidnapped Prime Minister)
演出:レニー・ライ
脚本:ラッセル・マレーゲスト 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
10-1
フランス・パリで開かれる首脳会議に出席するため、
イギリス首相が向かうが、途中銃で狙われる。
その時は、かすり傷を負っただけで済んだが
二度目は何者かに誘拐されてしまう。
事件を表ざたにできないと、上層部は
イギリス1と言われるポアロに依頼をする。
首相についていたダニエル少佐と、運転手のイーガンが消息を絶つ。
彼らは今回の事件のキーパーソン。一刻も早く見つけようと
躍起になるけれど、なかなか上手く行かない…。
国のピンチ!
ポアロは少しずつ、事件の真相に近付いて行くのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回は、国際的な問題が絡んだポアロシリーズにしては
大きい事件。
首脳会議直前、首相が誘拐!?
何とか早期解決をと願う首相の側近達。
彼らが頼ったのは我らがエルキュール・ポアロでした。

ポアロは、次官バーナード・ドッジたちに宥め空かされ
はたまた、ジャップ警部(スコットランドヤード代表)に
持ち上げられ、国際的にイギリスの立場が危ういと納得し
結局捜査をする事となります。

今回の事件の捜査に限らず、ポアロの捜査方法は
ちょっと独特ですね。
目の付け所が常人とは違う!
国内での捜査はいつもの通り、その上、首相が海外で誘拐された
という報告を受けているのにも拘わらず、捜査は国内に留まります。
その所為で、首相誘拐事件の捜査を監視している、上層部の方々も
ハラハラしていました。(制限時間があるため)
また途中、事件の捜査のため港に待機している駆逐艦に
乗り込ませたい上層部の人間となんとか乗船しないで捜査を
進めようとするポアロのやり取りは(ポアロは船酔いするから)
シリアスなテーマな割りに面白いです。

ポアロは美味しいものを食べ過ぎるようですね~
始まってスグ、洋服の仕立て屋さんがサイズを計測中
「また太りましたねポアロさん」といわれてしまい
ポアロはすかさず
「私のサイズは去年から変わっていません。
 あなたの巻尺が縮んだんですよ。」と
かわします。 (; ̄ー ̄)
そして、ラストも・・・。
「これはキツ過ぎます」とポアロ。
「なぜか分かりますか?
 理由は、あなたの“肥満”です」と仕立て屋。
そして追い討ちをかけるように。
「これは昨年と同じ寸法で作ったものですから」
最後はポアロの「お願いしますよ~」と
彼の降参する極めて珍しいシーンで終了となりました。(^~^;)

今夜は国際的な事件に遭遇。
いつものお茶らけたイメージとは一味違うポアロが見える
『誘拐された総理大臣』をUPしました。
最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございましたヽ(^o^)丿

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43.『名探偵ポワロ-完全版-』“安いマンションの事件”みた!(^^)!

2006年02月07日 22時58分43秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今夜のポアロはインターナショナル♪なんですっ。
しかも、ジャップ警部となんだかとても仲が良い!(^~^;)
その上、ミス・レモンの変身姿も見れちゃいます♪
事件の内容も面白く仕上がっていて、ポアロシリーズの中でも
面白いエピソードですね。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Adventure Of The Cheap Flat)
演出:リチャード・スペンス
脚本:ラッセル・マレー
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
9-2
ポアロは、豪華なパーティーで不相応なマンションの部屋の話を耳にする。
最新なシステムを完備した豪華なマンションなのに
格安で借りられるというロビンソン夫婦。
ポアロはこの不思議な話に何某かの事件が拘わっていると判断
すぐさま捜査に乗り出す。
一方、スコットランドヤードではジャップ警部がアメリカからやって来た
FBI捜査官たちと合同捜査に乗り出していた。
国際的なスパイ事件と、ポアロたちが捜査している
安いアパートの話がリンクしたとき
思わぬ事実が明らかとなるのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今夜の事件は国際的な犯罪に絡んだ事件。
ポアロ、アメリカでも名を轟かす!?の巻き~です。

今回は事件が2つ起ります。
マフィアが絡んだ事件が1つ。
もう1つは、ポアロとヘイスティングスが
とあるパーティーで聞いた不可解な出来事についての事件。
しかし、この2つが実はリンクしているわけで・・・
おのずと、ポアロ+ジャップ警部(スコットランドヤード)+FBI
という大掛かりな捜査になってきます。

ところで、このFBI捜査官が今回は非常に目立っています。
というのも・・・・物語冒頭
FBIのバート捜査官がジャップ警部からポアロを紹介されて
「人手が不足してて探偵さんを雇ってるのか?」と
尊大な口を効きますがそれに対して、ジャップ警部は
「ポアロ氏は高名な探偵です」と主張。
いつもと違って、ジャップ警部 人前で堂々と
ポアロを褒め称えているのは前エピソードの講演での
ラストの自分の言葉が影響しているのか?とも
思えるほどの勢いですが、しかし実はこの
今回組むこととなったFBI側の責任者バート捜査官と言うのが
鼻持ちなら無い人物で(マイナスの意味で目立っている!)
建前は一緒に捜査をしつつ、本音では
ポアロに解決してもらいたいと思っていることがあちこちで伺えます。
また、上との関係上FBIとはイザコザを起こしたくないジャップ警部が
バート捜査官との仕事で難航しているのを横目で見ているポアロと
ヘイスティングスも、なんとか助け船を出すように動こうとします。
自分達の捜査と絡ませることによりよりスムーズに
波風立てないようにという配慮もあって
最後は無事、“鼻持ちなら無い”バート捜査官に
「お見事!」と唸らせるポアロ。
スカッとしました。

と言ってもですねぇ~、やっぱりポアロ流事件の捜査方法には
少々の違法性があります。>いつものことですがネ(^~^;)
今回はロビンソン夫婦の自宅に出入りできるよう
ある仕掛けを施します。
まぁ、そのお陰で彼らは無事でいられたわけですが
しかし、いつもいつも 良く
ジャップ警部が黙っているなぁ~と思います。
(事件の真相を語るに当って、ジャップ警部にはその
 方法を打ち明けていると考えられます。)
それだけ信用されているというコトでしょうか?

今回のオススメシーンは~
ポアロが銃の弾丸を掌に乗せてみせるシーン!
あのときのポアロの表情が・・・一番の“ツボ”ポイント♪でした。
“ほぉ~~っら、ご覧♪ 君に撃てるわけないんだよ~~ん♪”って
言っているみたいに見えて仕方ないっっ(^u^)

今夜のポアロはナカナカ、コミカルでした~♪

今夜も『名探偵 ポアロ』シリーズをBLOGしました。
まだまだ続きますっっ( ̄ー ̄)ニヤリ
お付き合い よろしくお願い致しますm(__)m

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42.『名探偵ポワロ-完全版-』“二重の罪”みた!(^^)!

2006年02月06日 21時39分54秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち
今週から再び『ポアロ』シリーズ 復活っ!!です。
お付き合い、ヨロシクおねがいいたしまする~~~ヽ(^o^)丿

ところで、今夜のお話は・・・・
遂に! エルキュール・ポアロ引退かっっ!?

一瞬、そんな新聞の見出しが頭を過ぎったエピソード。^^;
しかし根っから事件に愛されるポアロ・・・
折角の休養の旅も、しっかりと事件に振り回されることになります。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Double Sin)
演出:リチャード・スペンス
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
9-1
この頃、憂鬱そうな日々を過ごしているポアロは
友人ヘイスティングスに引退宣言をする。
休養するため、ポアロとヘイスティングスは
ジャップ警部が講演会を開いている北部・海辺の町へと
旅をする事になったのだが、そこでも事件が待ち構えていた。
旅先で知り合った少女から
「高価な細密画を盗まれた」と相談される2人。
乗り気で無いポアロの代わりに捜査に乗り出したヘイスティングスだったが?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回はポアロ テンション低いデス^^;
引退まで口走るほど彼をナーバスにさせたものそれは・・・
(これについては最後に記述します( ̄ー ̄)ニヤリ)
そんなポアロは、ヘイスティングスを連れて
療養の為北部のとある街に滞在することになります。
休養するはずがまたもや事件に遭遇~
しかし、引退まで口にしてしまった手前
やる気が無い(ように見える)ポアロ。
で、今回はヘイスティングスが探偵に!?>大丈夫? (; ̄ー ̄)

ヘイスティングスの探偵振り・・・
これが意外に的を得ていて、頭も良く回転しています。
(ポアロの言うように“田舎の澄んだ空気”のお陰か??)
しかも、ポアロよりフットワークが良い!(笑)
でもやっぱりヘイスティングス大尉は、力及ばず・・・。
ポアロの跡を継ぐのは、相当難しいようですね。
(人違いで危うく無実の人を有罪にしてしまいそうだったのですから)

ヘイスティングスが一生懸命事件の捜査の報告をしているのに
「君はナゼ、口髭を生やさないんですか?」とか
「探偵行を廃業したんですよ…私は。」
全くもってやる気がないっっ のか?と思いきやー
要所要所で助言を出してみたり~
今回は結局、ヘイスティングスはポアロの目と耳と足になった
という事件でした。

【今夜のツボ】
・ポアロは生まれた時から“オヤジ顔”だった!
(洗礼式のときの写真を見たヘイスティングスは
「まるでどこかの会社の重役のようだった」と例えたくらい)
・ミス・レモン 夢で“ポアロからのお告げ”をみる!
(夢の中ではポアロなのにヘイスティングスの声
 そしてその反対というケッタイな様相ですがしかし
 その夢の“お告げ”に従ってミス・レモンは見事、
 失くした鍵を見つけます。)

ポアロ、今回は色々と心労が重なります。
旅先で知り合った若い女性に「マジシャンですか?」
な~んていわれちゃうわ
ジャップ警部は有名な学校で講演するわ
(これについては本編内で
 「高名なジャップ警部殿」や「優秀なジャップ警部」とか
 ハッキリしたイヤミを声に出しています)
自他共に認めるイギリス一の名探偵が落ち込んでしまう
要素がチラホラと出て参ります。

ここで、最初に記しました、ポアロがナーバスになっていた理由。
最後の場面で、ポアロのポケットから落ちた
“ジャップ主任警部 講演旅行のため北部へ”の新聞の切り抜き。
これをヘイスティングスが見つけます。
どうやら、これが原因のようですね。(笑)
そしてそれを見つけられた時のポアロ氏の言い分は
「ベルギーでは、他人の新聞の切抜きを見るのは
 大変無作法とされているんですよ」
でした~~~。チャンチャン♪

尚、問題となったジャップ警部の講演会ですが
ポアロは抜かりなく(笑)しっかり、会場まで足を運び
(勿論、ヘイスティングスにはナイショ♪)
ジャップ警部が壇上で話しているのを聴講します。
そこでは警部が過去の捜査について話しているのですがその最後
「エルキュール・ポアロ氏は20世紀最高の頭脳の持ち主です。
 知的・勇敢・繊細・頭の回転の速さ。
 彼は探偵の中でもずば抜けた存在です。」
と締めくくるのを聞いたポアロ。
ニヤけてますっっ!!!!
非常に貴重なワンシーンを目の当たりにしました。(笑)
そしてこの後、ポアロは見事、復活!を果たし
今回の事件の真相もしっかり謎を解いちゃいます。

今夜は、結局ポアロは廃業できない・・・というコトが分かった
エピソードでした。
最後までお付き合いありがとう御座いました。


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22.『名探偵ポワロ-完全版-』“ダベンハイム失そう事件”みた!(^^)!

2006年01月20日 21時19分13秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロの事件はちょっと違います。
言ってみれば、ポアロの実力を再確認せずには
いられないエピソードと言って良い設定です。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Disappearance Of Mr.Davenheim)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:デビッド・レンウィック 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
8-2
金曜日の午後、妻に「郵便を出してくる」と自宅を出た
大手銀行頭取ダベンハイムが跡形も無く失踪した。
ポアロはこの失踪事件を「部屋を一歩も出ずに解明する」と
ジャップと5ポンドを掛けて勝負することになる。
期限は一週間。
ヘイスティングスはポアロの耳と目になり
捜査に取り掛かった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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現場100回と言う言葉があります。
ポアロはどちらかと言うと
(100回は大袈裟ですが)割と頻繁に
現場や関係のある場所に足を運ぶ探偵に入るのでは?
そんなポアロが、今回は
現場に行かず、部屋でまったりと推理して
ちゃっかり、謎解きを成功させてしまいます。 (; ̄ー ̄)

些細なことから、良きライバルであるジャップ警部と
賭けをする事となったポアロ。
最終目的の事件解決へとなんとか進もうと
ヘイスティングスに、レポートを頼みます。
だから今回はポアロよりもヘイスティングスが出ずっぱり。
一方のポアロは、ミス・レモンに
「本当にここにずっといるおつもり?」とか
「馬鹿げてると思いませんか?」とか~(笑)
チクチクされながらも しっかり
“安楽椅子探偵”気分です。(^~^;)
でも、しっかり解決への道しるべは
ヘイスティングス(とジャップ警部)に助言してしまうポアロ。
やる時はやるよ!なポアロは、
イギリスの名物探偵らしく、流石です。

事件そのものは所謂“人間消失”。

人間が痕跡を残さず、文字通り煙のように
消え去ってしまう・・・
ミステリーにはよくある手ですが
失踪の真実もよくある手でした~
確か、全く同じような展開を
「ホームズ」シリーズでも見たような記憶が・・・^^;

最後はやっぱり、ポアロの勝ち!で
ハッピーエンドとなります。

最後に~^^;
自宅に篭ったポアロが勤しんでいたこと・・・それはっ
“マジック”です。
あの手付き♪ 見事です~♪
思わず━(゜∀゜)━おぉぉーーー♪♪と唸ってしまう出来栄えです。
もう1つ、今回は面白いゲストが出てきます。
彼(若しくは彼女?)は、すっかりポアロのお友達♪です。

今夜も「拝啓、名探偵さま。」カテゴリーより
『名探偵 ポアロ』シリーズを取り上げてみました。
最後までお付き合いありがとう御座いました。

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21.『名探偵ポワロ-完全版-』“コーンワルの毒殺事件”みた!(^^)!

2006年01月19日 20時42分26秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今夜のポアロ氏は、落ち込みます。
珍しく彼が敗北すると言うエピソード。
とはいえ、ちゃんと事件の解明はするんですがー
しかしそこに行き着くまでに、ポアロは
痛い思いをするという、ポアロシリーズにしては
あと味が悪い物語となっています。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Cornish Mystery)
演出:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
8-1
ポワロへの訪問をためらうペンゲリー夫人。
ベンゲリー夫人は事務所で会わず代わりに
外での面会を希望し、ポアロはそれにこたえる。
ポアロに「主人に毒をもられている」と相談するベンゲリー夫人。
翌日、ポアロとヘイスティングスは調査のため
その老婦の自宅を訪問するが
夫人は一時間前に亡くなったと知る。
自分に助けを求めてきたのに、助けられなかったと
ポアロは自らを叱咤する。
ポアロはその悔しさを力に、犯人へと近付くのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ポアロ ひたすらに後悔する・・・。

今回は早い段階で、事件が起こり
ポアロも最初の時点で足を突っ込まざるを得ない
状況に身を置くことになり・・・
それだからこそ、自分を責めるポアロ。
序盤の彼は痛々しいほどです。

しかし、我らがエルキュール・ポアロは
犯人への怒りと自分への憤りを糧に
ガンガンと捜査に挑みます。
「夫人を殺した犯人の仮面を剥いでやらねば…」と
まで言葉にするほどに、力が入っています。

そして、そんなポアロが使った
「非合法」手段。
・・・・これって~、証拠能力はあるのか!?
ポアロだからOK♪なんでしょうか?(^~^;)

ところで、今回ヘイスティングスの“東洋かぶれ”が発覚♪(笑)
食事・占い・ヨガ~~
そしてそんなヘイスティングスを呆れた表情で見守りつつ
偏見的な言葉を連ねるポアロ。
そんなポアロに対抗しようとしたのか?ヘイスティングは
ミス・レモンと占いの話をしている際
「謙虚」に関しての件は、真剣な事件のなかでの
小休止的和みどころですね。
あと、ラスト ポアロが全ての事柄を明るみにし
まだ真相に気付いてないジャップに
「勝算のない戦を続けるより、負けを認めるほうが利口」
と、トクトクと諭すシーン。
その言葉を聞いた後“真相”を部下から報告された際の
「ポアロめぇっ!」のジャップ警部は今回
オチとして使用されているようです。
ジャップ警部やヘイスティングとのオモロイ(微妙な)関係は
シリーズ通して、クスリ(小笑)♪ドコロです。

今夜は、スタートから、ポアロ“肩に力が入りまくり~”な
『コーンワルの毒殺事件』をUPしました。
最後までお付き合いありがとうございました。

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20.『名探偵ポワロ-完全版-』“消えた廃坑”みた!(^^)!

2006年01月18日 21時32分56秒 | 拝啓、名探偵さま。

ポアロが株をやっていた!

ちょっと意外なような・・・
でも、納得♪なような・・・

その上、なんと・・・ポアロ氏の事務所(兼、自宅)の
電話が止められてしまうというハプニング!

毎回これほど、事件にぶち当たり
しかもちゃんと解決してるのにー
ポアロの経済状態が垣間見れるエピソードです。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Lost Mine)
演出:エドワード・ベネット
脚本:マイケル・ベイカー デビット・レンウィック 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
7-2
ヘイスティングスとミス・レモンはインテリアル・トラスト社が
倒産したというニュースで盛り上がっていた。
しかし、ポアロは彼らの話には加わらず、銀行へと出向く。
ポアロはヘイスティングス達にナイショで株を買っていたのだが
彼の持ち金が減っている事にショックを受ける。
その夜、ポアロの自宅を銀行の頭取ピアソンが訪れる。
彼は「幻の鉱山の地図」を所有している
Mr.ウーリンという中国人を探して欲しいと相談する。
ところが、ポアロが事件の話しを聞いてからすぐに、
Mr.ウーリンの遺体が見つかる。
問題の地図はその場には無く、ポアロ ヘイスティングス
そしてジャップ警部は地図発見と事件解明のため奔走する。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ポアロが株!??

まぁ、それほど驚く事ではないかもしれませんね。
ポアロの灰色の脳細胞があれば
それほど難しいことではないでしょう・・・。
彼の脳内の推理力はおスミつき!なので
ピカイチの働きをしてくれて、きっとポアロは
株で大もうけ~~( ̄ー ̄)ニヤリ
・・・・だと思ったら、なんと!マイナスが出ていたようです。

「私は444ポンド4シリング4ペンスに
 保つ様にしている。私の原則です。」(ポアロの主張)

銀行で自分の口座の残高を確認し、思ってもみなかった
金額(少ないっ)を聞いて、係りの者にそう
訴えるポアロは、ショックを受けつつも
“私の考えにマチガイは無い!”と主張(自信?)。
一方の担当した銀行員は「責任者を呼んでください」と言われ
冷や汗がたらり~んと流れていたことでしょう。^^;
ソレほどまでにハマっちゃってるポアロですが…
冒頭でヘイスティングスとミス・レモンが
株に関して、大盛り上がりを見せるも
彼は反応せずっっ!?
そんなことに、かまっちゃ居れないほど、早く
自分の「本日の成績」を
確認しに行きたかったのでしょうか?
それとも、いつもの如く
自分の本心をうま~く隠していただけ?

ポアロが自分の口座残高に気を揉んでいる場面は
面白いシーンですが、それと同時に
スコットランドヤードの張り込み&尾行もナカナカの
見どころ場面です。
無線を使って部下の捜査官達をテキパキと指示する
ジャップ警部は、いつもポアロの推理で助けてもらっている
彼とは違って、非常に頼もしく見えます。
(とはいえ、結局はポアロに助けられる事となるのですが~^^;)

ところで、今回のエピソードスタートすぐ
謎の男Mr.ウーリンが宿帳に
8/2/35と記入するシーンがあります。
と言うことは…、設定では1935年?
・・・1935年かぁー。 (; ̄ー ̄)
作品内で見ているイギリスの様子は
現在の日本と殆ど変わらない生活水準に見えますネ。
そういう見方で鑑賞すると、面白いです。

今夜は、謎の東洋人(出てくる中国人が皆、同じ顔に見えてしまう)
が出てきてミステリアスさを醸し出し、同時に
自分の経済状態を真剣に不安に感じたり
ヘイスティングスとモノポリーに興じるポアロを
見られるエピソード『消えた廃坑』をBLOGしました。

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