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徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

91.『名探偵ポワロ-完全版-』“ポアロのクリスマス”みた!(^^)!

2006年03月22日 22時00分48秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロはスペシャル版のためか?
いつもと違う趣向を取り入れています。
時間の経過と意外なトリックの証拠と
真犯人の正体~。━(゜∀゜)━ビックリ!!
ポアロとジャップの事件意外でのアレコレには、
面白いツボが散りばめられています♪


1995年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Hercule Poiro's Christmas)
演出:エドワード・ベネット
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
24-1
40年前、南アフリカでシメオン・リーは相棒と大粒のダイヤモンドを
発掘した。ところが、仲間割れを起こした彼は、相棒に射殺されそうになり
現地の美しい女性に助けられる…。
そして現在、12月21日。
ポアロは、彼流のクリスマスを楽しみにしていた。
しかし、セントラル・ヒーティングが故障してしまいポアロは困ってしまう。
そこへ、タイミング良く「命が狙われているから、
私の邸宅でクリスマスを過ごしてくれないか?」という連絡が入り
ポアロはセントラル・ヒーティングの魅力に負け、依頼をしてきた
大富豪シメオン・リーの邸宅へ向かった。
久しぶりに一族の者達が揃うクリスマス。
ところが、事件が発生!
40年前に発掘した大粒ダイヤの原石は何処へ?
シメオンの莫大な財産を巡っての争いなのか?
クリスマスを返上してきたポアロは、シメオン殺害事件の
真相に近づいていく。

NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ポアロの事件解決の正確さはお墨つき♪
それに勝る、解決スピードも・・・。
毎回、事件が起こるたび ポアロは
何時の間にやら、かかわり 皆が気がつかないうちに
事件の真相へとたどり着くので
これまで一体、どの位時間をかけているのか?
正確には表現されていません。
ところが今回のエピソードに関しては
劇中、しっかりと日にちが入っていて
彼がまる4日と少々で“謎解き”をしていることがわかります。

ここで、順を追って書き留めます。

12月21日
ポアロ、クリスマスの用意のため町でお買い物♪
別れ際に、ジャップ警部からクリスマスプレゼントを渡される。
ポアロの自宅のセントラル・ヒーティングが壊れてしまう。
シメオン・リーからの突然の依頼の電話。
12月22日
ポアロ、シメオン邸へ
途中、リー一族の一人と、今回初めてシメオンと面会するという
スペイン人の美しい女性ピラールと遭遇。
シメオン邸にて、一族のドロドロとした関係をその目で
確かめるポアロ。
夜、シメオン・リー 何者かによって殺害される。
12月23日
ジャップ警部、合流。シメオン邸にて本格的に捜査開始!
(ポアロたった一晩だけで、一族とシメオンの関係・性格を把握!)
部屋に落ちていた、小さなコルクと小さな輪ゴムを発見。
ポアロ、町にジャップ警部へのクリスマスプレゼントを買いに行く。
(ジャマイカ産の葉巻に決定!)
一族のメンバーの事情聴取開始。(動機の判断と、容疑者絞り込み)
ジョージ夫妻の寝室にてダイヤの入っていた化粧箱、発見。
12月24日
シメオン・リーの遺体に謎の老女が面会。
(40年前、南アフリカで命を助けてくれた)
館の執事から“幽霊”と遭遇した話しを聞く、ポアロとジャップ警部。
アルフレッド夫人の趣味で作っている“日本庭園”からダイヤの原石発見。
シメオン・リーの遺言状公開。
ピラール 何者かに襲われ、重症を負う。
12月25日
朝、ジャップ警部から貰ったプレゼントを開けるポアロ。
(中身は、毛糸の手袋>カミサンの手編!!)
昼前(?) ポアロ、登場人物たちを前に事件の謎解きを披露。
事件解決!!
ポアロ、ジャップ警部にクリスマスプレゼントを渡す。

今回の真犯人が警察関係者だったこと・・・
これもいつものポアロシリーズと違う点です。
まさか、アノ人が!?
文字通りの“意外な展開”と時間経過が確認できる
いつもと少し違うエピソードだったからか?━(゜∀゜)━
いつもより多めに(笑)鑑賞した私デス。

【今夜のツボ】
・ポアロは“大好きな本”“ベルギーのチョコ”“ラジオ”
 で静かに過ごすのがクリスマスの楽しみ方らしい。
・ジャップ警部のカミサンの実家はウェールズ。
・ジャップ警部のカミサン初登場~!!!
・ジャップ警部のカミサン側の家族は“歌うの大好き!”らしい。
・ジャップ警部、ポアロに救出される。
(朝から晩まで歌を歌うカミサン一家にウンザリしていたジャップ警部)

今夜も『名探偵 ポアロシリーズ』をBLOGしました。
最後までお付き合い ありがとうございましたヽ(^o^)丿


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90.『名探偵ポワロ-完全版-』“グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件”みた!(^^)!

2006年03月21日 20時35分33秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜も「ポアロ」でお付き合いください~♪
由緒正しい宝石の盗難事件が今回の“お題”です。
これだけだったらいつものポアロと変わりないっ!
ところがどっこい(笑)今回は、体調不良で静養中~
のポアロと、彼のお目付け役(ミス・レモンが見張りとして
一緒に行くように勧めた!)のヘイスティングスの活躍が
実はメインだったりします。( ̄ー ̄)ニヤリ


1992年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Jewel Robbery At The Grand Metropolitan)
演出:ケン・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ  
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
23-2
体調不良の為に、ベットから起き上がれないポアロは
主治医から“病名:過労。完治:ニ週間”と診断されてしまう。
ミス・レモンやヘイスティングスの勧めのお陰で、ポアロは
海沿いの町で、静養することを決意する。
ポアロとヘイスティングスは滞在先のグランド・メトロポリタンホテルで
偶然知り合った夫婦から、彼らが製作上映している「豚に真珠」を
観劇することに・・・。
劇中、ヒロインが着けているのは歴史的価値がある真珠のネックレス。
ところが、そのネックレスが突然消えてしまい・・・。
ポアロは、静養中というコトを忘れ捜査に集中するのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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以前ポアロが風邪で寝込んで、しかしそれでもしっかりと
事件が起こって 結局、解決してしまった・・・という
エピソードがありました。
今回も、その流れと同じエピソードです。

冒頭、ベッドにどっかりと横たわるポアロ。
目は心なしか垂れ目になっているように見え
ヒゲと眉毛はだら~んとなっていて
発熱しているのか、顔つきもつらそう。
演技とはいえ、あの様子はマジな病人顔!
それから、時間が経過し、事件発生→捜査→解決
といういつもの手順を追うごとに
段階的に元気になっていくポアロ。
(最初は弱気なポアロがだんだんと謙虚さを失くしていく様も
 面白いのです~)
エルキュール・ポアロ役のデビッド・スーシェ氏 流石です!

物語の展開も、前回UPした暗~いモノと違い
とっても華やか♪
舞台やその方面の業界での事件で、事件そのものも
劇中劇の様・・・。
それにしても、あの“真珠のネックレス”。
そんなに大事なモンだったら、もっと厳重に警護すべきじゃぁないか?
と、ツッコんでしまうほどセキュリティが甘い!
もしかして、あの劇団長夫婦は“盗られる”のを承知していたのでは?
と勘繰ってしまいます。(;一_一)
(なんでも話題にするのが彼らのテだと、劇中、本人達が漏らしています)

【今夜のツボ】
・ポアロって体が弱いの??
(よく、体調不良とか~風邪っぴきとか~乗り物酔い>コレは違うかっ…
 とかになってますね(^~^;)?)
・ポアロ、新聞掲載の“ラッキー・レン”と言う人物の顔にそっくり♪らしい。
(ラッキー・レンとは?:とある新聞に掲載されている人物を街中で見つけ
 声をかけると、その場で10ギニー貰える という新聞社主宰のゲーム
 今回、現地でポアロは4回も間違えられ、声をかけられる。)
・ポアロの“体調不良”には、薬でも療養でもなく“事件の捜査”が
 一番効くらしい・・・。
(「事件のことを考えない様にするほうが苦痛」:ポアロ談)
・ヘイスティングスはしっかりと“お目付け役”の任を果たしていた。
(ポアロが事件に近づこうとする度に、注意を施すヘイスティングス。
 いつも反対の立場だから、この際、逆転した立場を楽しんでいる?)
・ヘイスティングス、ミス・レモンに怒られる。
(ポアロが事件の捜査をしていることを知り、彼女の“怒り”は
 お目付け役のヘイスティングスへ! (; ̄ー ̄))

あれほど、へろへろ~(+o+)だったポアロですが
最後の“ラッキー・レン@ホンモノ”と語る時には
いつものポアロに戻っていて、きっちりと〆ています。
以下、その時の二人の様子です(^~^;)
ラッキー・レン「平凡な顔だといわれ、クビになりました」
ポアロ「平凡?とんでもないです!
あなたの顔には気品がある。あなたは名士の顔です!」
(因みに、ラッキー・レンとポアロの似ているところは
 同じ帽子を被っていると言う事と、ヒゲだけでした。)
これほどまでの復活っ!事件に対する彼の関わり方が
非常に強く表現されているエピソードでした。(笑)

『名探偵 ポアロ』シリーズより23巻のVol.2
「グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件」をBLOGしました。
まだまだ続く このシリーズ。
ドラマシリーズが終了した後か、ドラマシリーズの途中にでも
長編モノ(映画になった作品)を取り上げてみたいと思っています♪
最後までお付き合い ありがとうございましたヽ(^o^)丿


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89.『名探偵ポワロ-完全版-』“死人の鏡”みた!(^^)!

2006年03月20日 20時34分18秒 | 拝啓、名探偵さま。

“ポアロ、高飛車なおじさんに負ける!”
このエピソードの見出しをつけるとしたらこうなります。 (; ̄ー ̄)
オークション会場で「90ポンドまでなら出す用意があります」と
ヘイステキングスに耳打ちするポアロですが、ポアロの狙っていた
大きな姿見をこの“傲慢”なシェヴィックスは120ポンドまで
値を吊り上げ、まんまと掻っ攫っていき、ポアロがご立腹~。
初対面のポアロに仕事の依頼を“命令口調”で指図され
怒りを通り越したポアロはあっけにとられる、というほどの
インパクト大っっな登場(オープニング)で物語りはスタートします。


1992年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Dead Man's Mirror)
演出:ブライアン・ファーナム
脚本:アンソニー・ホロウィッツ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン

-あらすじ-
23-1
ポアロの自宅の玄関にピッタリな大きな鏡がオークションに出品され
ポアロはその競りに間一髪で負けてしまう。
ポアロを打ち負かした相手とは、傲慢な収集家シェヴニックス。
彼は初対面だというのに、ポアロに名刺をムリヤリ渡し
「明日自分の自宅へ来て欲しい」と告げる。
詐欺事件の被害者となった彼は、その事件の捜査を
ポアロに依頼したいらしい。
最初は嫌々、しかし結局ポアロは翌日シェヴニックスの屋敷へと赴く。
ところが、夕食前、詳しい話も話さぬままシェヴニックスは
自室で死んでいるのを発見される。
左手に握られているピストル
皆が聞いたといい、ポアロは聞かなかったピストルの発射音
栓の抜かれたシャンパン
そして、時間外に鳴らされたドラの音…。
ポアロは「彼は他殺である」と断定し、密室の謎にせまる。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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タイトルもオカルト風ですが
物語の中で終始、流れている音楽(音?)も
怖そうです~^^;
いつも、ヨーロッパの香り漂う ゆったりとしたBGMが
流れているのに…今回はちょっと違います。
ストーリーはいつもの事件ものなんですが
登場人物に“神がかり”な発言をさせてみたり
音楽を変えてみたりと、怖そうな雰囲気を演出しています。
・・・・でも、怖くないですが~(^~^;)

ところで~
ポアロはどちらかというと、謙虚と言う言葉からは
ほど遠い人物だと思います。
そんな自信家の彼のプライドを上手くくすぐり
まんまと仕事を引き受けさせる今回の被害者シェヴィニックス。
わざと他人に嫌われようとしているとしか思えないおじさん。
オークションで出端を挫かれたポアロ。
最初は「ポアロがいかに多忙であるか分かっていない!」と
シェヴィニックスのムリヤリな依頼を断ろうとしていたポアロ。
しかし、ココからがポアロらしい~( ̄ー ̄)ニヤリ
「あんなに傲慢な人物は、意外なところが弱かったりするんですよ」
と言い、ヘイスティングスに明日の列車の切符を手配させます。
どうやら、オークション会場での無礼を
何某かの形で、仕返ししてやろうと策を練っているポアロ。
仕返しする暇も無く、シェヴィニックスは被害者となってしまい
それも叶わずとなってしまいました。

そして事件の真相を追求するポアロは(相変わらず)
非合法な方法で、犯人を追い詰めるのです! (; ̄ー ̄)

この様子を法廷で尋ねられたら、果たして…
犯人を有罪とする効力があるのか?
いつもいつも、疑問に思うんですよね~
それとも、ポアロの過去の功績や信頼度だったら
少々の“無謀な捜査”も、OK~♪と言うことなんでしょうか?

今夜は、ポアロシリーズでは“お約束”の
“嫌われ者が被害者”というパターン
プラス、オカルト風味仕上げの『死人の鏡』をBLOGしました。
最後まで、お付き合いありがとうございましたっっ!(^^)!


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86.『名探偵ポワロ-完全版-』“チョコレートの箱”みた!(^^)!

2006年03月17日 20時26分28秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち
まずっっ!今回の舞台は、イギリスではありません。
ポアロの故郷ブリュッセルでしかも、過去の
未解決事件に関してのエピソードです。
なので~ポアロの警官時代なんかも出てきたり
はたまた、ポアロの淡い恋 なーんてのも見られる
貴重なエピソードです。


1992年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:THE CHOCOLATE BOX)
演出:ケン・グリーブ
脚本:ダグラス・ワトキンソン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン

-あらすじ-
22-2
功績を認められ、ベルギーで「黄金の枝」
勲等を受けることになったジャップ警部。
彼のお供で、故郷にやってきたポワロ。
ポアロは、懐かしい場所を目にする内に、自分の
“初めての事件”を思い出していた。
彼がまだ、ベルギー警察で警官の職に就いていた随分昔
大臣のポール・デルラールが亡くなった。
最初は心筋梗塞だと思われたが、ポアロは疑念を抱く。
事件として取り上げてもくれない裁判長や警察でのポアロの上司。
ポアロは思いがけず知り合った美しい女性から
「謎を解き明かして欲しい」と頼られる。
ポアロは事件を解決し、犯人にもたどりつくのだが・・・?
イギリス一と謳われるエルキュール・ポアロの前代未聞の未解決事件。
彼の手によって“過去の事件を明らかにする時”がやってきた!


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ドイツが侵攻を始めようとしていた怒涛の時代。
その頃、ポアロはベルギーで警察官の任に就いていました。
これまでのエピソードでもそれは、話題として出てきましたが
今回のエピソードでは、彼の過去の“動く姿”(笑)を
見ることが出来るのです!!(ココ強調っ)
ベルギーの警察官の制服姿の彼は
今と比べると、スッキリと見え、若々しい♪
あのキュっと上がった濃ゆい眉毛と、ご自慢の
おヒゲもさらに濃い気がします。
動作もとても俊敏でスマート。
背筋もしっかりと伸びて・・・・本当に
ポアロ役@デビッド・スーシェ氏の若い頃か?
と思わずにはいられないほど、体の線がスッキリ♪
特に、横から見たポアロは今よりふた周りほど
痩せて見えましたヽ(゜Д゜)丿?!不思議です…。

そんな、ビックリヽ(゜Д゜)丿?! でレアなポアロ♪を
見ることが出来るだけでなく、若い頃の恋してるポアロも
見ることが出来ます。
そしてもう1つ!!!
今では 超っマッハ最速解決♪をモットーとする
エルキュール・ポアロですが、この過去の事件では
なんと…未解決となっています。
実は、その事件の捜査の際(まだ、ポアロは警察官だった)
真犯人がダレなのか? ナゼ、事件は起こったのか?
を、既に理解していたポアロ。
しかし、ある事情からそれを公表するのを躊躇い
今に至っているという設定です。
(“勇気と犠牲を賞賛”したという理由から“時”を置いたポアロ)
今回、イギリスへ亡命してから初めて故郷へ戻って来たポアロは
「記録を訂正するときがきたようですね」と
ジャップ警部と元同僚に呟きます。
真相を知った周囲の反応は・・・
摩訶不思議~(゜Д゜)?! な顔でした。

ところで、今回ポアロとジャップ警部が何故ブリュッセルに
やってきたのか?というと~
なんとっっ!!?
ジャップ警部の活躍(殆ど、ポアロ無くしてはありえない功績^^;)
が認められ、ベルギーの英雄同盟「黄金の枝」から
勲章をいただくことになったから・・・。
ジャップ警部、緊張してますっ。(見ものですYO~( ̄ー ̄)ニヤリ)

【今夜のツボ】
・ベルギー警察時代でのポアロのあだ名は“爆ぜる火花”。
・ポアロはヴィルジニーから貰ったプレゼントを
 今でも大事に使っている。
(花束をかたどった小さいブローチ)
・ベルギーでの大臣突然死事件はポアロにとって
 探偵としての“初仕事”!
・ポアロはこの“初仕事”の時から“違法捜査”を始めていた!!
・昔を懐かしく思い出すポアロの表情と
 昔の恋の顛末を受け入れたポアロはカッコイイ!

街も駅も住宅も全てが王宮の中に建っているような美しい
ブリュッセルの町で、昔を思い出すポアロ…
若かりし頃、淡い憧れを抱いた女性との思い出…
チャカチャカ動き、ヘイスティングスに細かい指示を出し、
手厳しい判断を下す そんないつものポアロと違う彼を
堪能できる、貴重なエピソードです。

今夜もポアロシリーズをUPしました。
もう暫しのお付き合い お願い致します~ヽ(^o^)丿♪


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85.『名探偵ポワロ-完全版-』“イタリア貴族殺害事件”みた!(^^)!

2006年03月16日 21時10分27秒 | 拝啓、名探偵さま。

ポアロの有能な秘書ミス・レモン。
これまでも事件解決への糸口をポアロに代わって、見つけてきたり
偶然ヒントを出したり。また、プライベートな面でも
食事の世話や、事件に関するマネージメントや
健康に関する薀蓄をのたまったりとーポアロにとっては
ありがた~い(笑)女性です。
そんなミス・レモンの意外な一面・・・
今回は、その意外な一面を見ることが出来ます。


1992年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:THE ADVENTURE OF THE ITALIAN NOBLEMAN)
演出:ブライアン・ファーナム
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
22-1
友人のホーカー医師とヘイスティングも交えての食事中に
医師に電話が入る。
電話は、ホーカー医師の患者・フォスカティーニ伯爵からで
彼は消え入りそうな声で、身の危機を訴える。
急いで伯爵の自宅へと駆けつける3人だが
何者かにブロンズ像で頭部を強打されている伯爵を発見。
一方、ヘイスティングスはイタリア製のスポーツカーを購入し
ミス・レモンはボーイフレンドとのデートに余念が無い。
フォスカティーニ伯爵事件と、ヘイスティングスの新車購入
そして、ミス・レモンの恋騒動が絡み合い
意外な繋がりが明るみになる!
なぜ伯爵は殺害されたのか?
事件に関する証言に度々登場する謎の男の正体は?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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まず、今回はナカナカのスピード感が味わえます。
ポアロシリーズは、ヨーロッパの味わいを強く押し出し
どちらかと言うと、まったりと物語が展開する
という印象をうけるのですが~今回はその中でも
少々、受ける印象が違いました。
物語の展開が早いということもですが
ポアロシリーズにしては珍しく(!?)
カーアクションが出て参ります。
(この“カーアクション”が、ヘイスティングスに多大な
 ショックを与えるのですが…(^~^;))

また“いつもと違う”繋がりで
特筆すべきことが1つ!!

あの有能秘書のミス・レモンに恋人がっっ!!

とはいえ、これがとんでもない食わせ者でした~
(イイヒトすぎて、怪しいんですがねぇ~^^;)
ポアロも「彼」の正体とやった事を明るみにした後
「許せません!!!」と
カンカンになって怒ります。
実は、この「彼」が今回の事件のキーパーソン。
また、もう1つ 別件で事件へと繋がるのが…
ヘイスティングスのイタリア製高級車の購入。
ここでも、事件への鍵が転がっていました。

ミス・レモンの恋人出現。
ヘイスティングスの最後の静かにキレた様子。
“ポアロより先に現場入りした♪”と
(本当は違う)とヘンなポイントで喜ぶジャップ警部。
・・・・盛りだくさんなエピソードでした。( ̄ー ̄)ニヤリ

【今夜のツボ】
・ヘイスティングスは“明日の日記”をすでに書いてしまっている。
・ミス・レモンは恋愛中♪
・ジャップ警部はポアロより先に現場に駆けつけるのが楽しみで仕方ないらしい。
・ヘイスティングスは“新車”、ミス・レモンは“恋”を失くす。
・ポアロ、シャムネコを飼う??
(被害者の飼い猫をミス・レモンが連れてきた)

そうそう!!!“盛りだくさん♪”といえばー
ラストのワンシーン、ポアロが我家に居る
フォスカティーニ伯爵の元飼い猫を見つけた時にみせる
イヤそ~な顔が一番の見どころデス!( ̄ー ̄)ニヤリ
あのヽ(`Д´)ノひぃぃぃーーー という顔はナカナカ
お目にかかれませんYO~♪

今夜も『名探偵ポアロ 完全版』より
「イタリア貴族殺害事件」をBLOGしました。
シリーズはまだまだ続くようです^^;
最後までお付き合いありがとうございましたっ♪


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84.『名探偵ポワロ-完全版-』“なぞの遺言書”みた!(^^)!

2006年03月15日 21時09分37秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜から再び海外ドラマシリーズ『名探偵ポアロ 完全版』です。
今夜の物語・・・・
女性は、学校に行く必要も まして
仕事をする必要も無い!
という、一昔の頃の時代背景が色濃く
繁栄されているエピソードです。
また、ポアロの友人が被害者となってしまい
その友人が亡くなってからの周囲の変わりよう…
途中ポアロは、そんな周囲の人々に“喝”をいれ
見事、友人の敵を討ちます。


1992年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:THE CASE OF THE MISSING WILL)
演出:ジョン・ブルース
脚本:ダグラス・ワトキンソン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
21-2
友人のアンドリュー・マーシュ宅へ滞在することになった
ポアロとヘイスティングス。
過去の遺言を改めようとしていたアンドリューは
ポアロにその執行人を頼もうとしていた。
頭も良く、女性の人権を平等に!と活発に運動を進める
女性、バイオレットの後継人アンドリューは
彼女に全財産を譲るとポワロに告げた翌朝、
庭の離れの椅子で死体で発見される。
彼の死と共に無くなった、10年前に作られた遺言書。
心新たに作られポアロに託す筈だった遺言書。
遺言書をめぐるアンドリューの周囲の人々の争い。
ポアロは亡き友人の為、また執行人として
事件の最後を見届ける決意をする。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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アガサ・クリスティの作品に出てくる犯人の印象
それは、喜怒哀楽が激しく(一見そう見えなくても
事件の謎解きの際、本性を露にするというパターンもある)
周囲から注目されるという人柄ではなさそう…
反対に、被害者になる人物は
有名人だったり… 思い切り嫌われるか、
皆の人気者か…。

今回の犯人は、上記の印象と異なっている気がしますね。

いつも途中で大体、気がついちゃうんですがー
(原作を読んでいるエピソードもあるので、最初から
 犯人が分かっているという場合もあります)
今回は、ちょっと意外な人物でした。

時代(舞台)背景は、ヒトラーとムッソリーニが侵攻し
世の中は、せわしなく動いていて
急成長を始めたヨーロッパ。
男性が主導権を握るのは当たり前っ
男女平等?そんなもん“ありえない!”と
言い切る男性の方々が溢れている時代。
被害者となるアンドリューおじさんもその中の一人。
ところが、段々と美しく賢くそして強く!
成長していくバイオレットを側で
後見人として、見守っていくうちに
彼の頑なな考えに揺るぎが見え始め、彼は
遺言書を書き換えることになります。
その問題の遺言書の執行人として白羽の矢が立ったのが
我らが名探偵、エルキュール・ポアロ。
本当なら、何もなく過ぎて行くはずが
やはりポアロは事件を呼び寄せてしまうようですね。
イザ、事件が起こって・・・
ポアロのまあるい頭から湯気が立ちそうなくらいに(!)
彼は ぷんぷんっっ です。
友人から遺言の執行人を任されたその翌日
“新しい遺言書を作る前に”死体で発見される友人。
その遺言書を公開するとき、ポアロは怒りを爆発させます。
「どうして、ここに集まった人たちは
 彼の死に疑問を抱かないのですか? 
 無くなったという前の遺言書を早く
 探そうとしないのですか?」
ごもっとも・・・。もうですねぇ~この時点で
なんだかヘンな空気といいますか?
そんなものが、漂っていました。
しかし、最後はキッパリと事件解決。
ポアロがプンスカ怒りながら“もっとも”な意見を述べるシーンと
ラストの謎解きは、何時にも増してスッキリとさせてくれました。

今夜はミス・レモンの一言が、事件解決へのポイント!
(女性ならではの着眼点!!( ̄ー ̄)ニヤリ)
『なぞの遺言書』を取り上げてみました。
最後までお付き合いいただきまして ありがとうございました~ヽ(^o^)丿


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82.『名探偵ポワロ-完全版-』“黄色いアイリス”みた!(^^)!

2006年03月13日 22時15分52秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
このところ、平日は『ポアロ』土・日は『映画』という
スタンスで記事をUPしています。
実は、仕事が押し迫っておりまして~~ (; ̄ー ̄)
平日、DVD鑑賞が侭ならない状態・・・・(;一_一)
オヤスミの日や、連休やらにまとめてドバッッ!と
鑑賞した『ポアロ』シリーズをちまちまと
小出しにしている私デス。F^^;
新作映画も鑑賞してたりするんですが~なかなか
記事を書く余裕がぁぁぁーーーーΣ( ̄□ ̄)!! 
それもあとちょっと♪
それのもう少ししたら、ゴールデンウィーク!!ですし。
また、何か連日映画モノで企画をと思っています。
それまで『ポアロ』シリーズ 暫しのお付き合い
よろしくお願い致します。m(__)mペコリ


1992年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:THE YELLOW IRIS)
演出:ピーター・バーバー・フレミング
脚本:アンソニー・ホロウィッツ  
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
21-1
2年前、アルゼンチンに滞在しているヘイスティングスに
会いに行ったポアロは、ブエノスアイレスのホテルで偶然
事件に遭遇する。
それから月日は流れ、ある朝、ポアロの朝食の席で
ヘイスティングスから「ル・ジャルダン・デ・シーニュ」が
近くでオープンすることを聞き、ミス・レモンからは
「事務所のポストに挿されていた」と“黄色いアイリス”
を手渡されるポアロ。
ポアロにとって、思い出したくない2年前の事件が
再び脳裏に蘇る。
ポワロが過去に遭遇し未解決に終わっていた事件…。
あの時、ポアロが解決できなかったワケは?
再び、事件が動き出した。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今夜の事件は、2年前から始まっています。
その殆どがポアロの語りとして挿入されています。
誰かがポアロの自宅兼事務所の部屋の郵便受けに
事件のキーとなった“黄色いアイリス”を置いていきます。
まるで、第2の事件をほのめかすように…。
そして、ヘイスティングスから聞かされる
2年前の事件の現場となった有名なフランス料理店の
イギリス進出オープン。
しかも、そのオープンの日は、図らずも2年前
アイリスが亡くなったその日!
もちろんこれは偶然では無く、意図してそう
もって行ったから・・・。

2年前、ポアロはまさにその時その場所にいて
最初から最後まで見ていた(係わっていた)のに
なぜか、事件解決できず仕舞い。
丁度、事件のスグ後 なんと~ヽ(゜Д゜)丿?!
ポアロは“スパイ”容疑でお縄になり
現場を離れなければなりませんでした。
いつも超マッハで事件を解決する
イギリス一の名探偵エルキュール・ポアロ。
2年前の事件の時はさぞや、悔しい思いをしたに
違いありません。
今回も、第2の事件の謎解きを
主要メンバーを集めて披露した彼。
本編が始まってスグ、黄色いアイリスを
手渡されたその時からポアロは
何時にも増して緊張し、その状態をずっと
(事件の謎解きまで)継続していたように感じました。
アイリスの敵を打ったことと、自分の叶わなかった
早期解決をなんとか丸く収め、見事 事件と犯人も
明るみにしたその瞬間、それまでの緊張を解きほぐしたポアロ。
あれだけ嫌がっていたイギリス料理
しかも彼が不得意とするであろうファーストフード(?)
“フィッシュ&チップス”をほおばる姿は
微笑ましい場面でした。

【今夜のツボ】
・ポアロの朝食は、縦横3センチに切られたトーストに
 ジャムを少々乗せたもの数切れと紅茶のみである。
(いつもは良く食べるのに、朝は小食)
・ポアロに言わせれば、“イギリスの「料理」は単なる「食べ物」”。
・ポアロは、青酸カリを自ら舐めてしまう!!
(亡くなったばかりのアイリス嬢の飲んでいた白ワインを一滴指でぺろり)
・2年前、アルゼンチンでポアロはスパイ容疑で逮捕されたことがある。
・イギリス式朝食は口に合わないポアロですが
 フィッシュ&チップスはお気に入りらしい…。

ラストの、ヘイスティングスの奢りで2人が食べていた
イギリス名物“フィッシュ&チップス”はおいしそう~♪( ̄ー ̄)ニヤリでした。

今夜も『名探偵 ポアロ』シリーズをBLOGしました。
次回のお付き合いも ヨロシクおねがいいたします~ヽ(^o^)丿


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77.『名探偵ポワロ-完全版-』“負け犬”みた!(^^)!

2006年03月09日 20時54分05秒 | 拝啓、名探偵さま。
のち
今夜のストーリーは、物語の設定となっている背景が
反映された経済成長過渡期ならではの展開です。
科学の発展 未来の物質 戦争と経済・・・
風刺的な部分が入り、シリアスな面も多めに入った事件。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Underdog)
演出:ジョン・ブルース
脚本:ビル・クレイグ 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
20-2
ミス・レモンがポアロに催眠術をかけようと奮闘している所へ
ヘイスティングスが明日の予定を聞きにくる。
明朝より2日間、ヘイスティングスとポアロは
ヘイスティングスの友人チャールズ・レヴァーソンの招待で
ゴルフ大会へ参加する事になっていた。
もっとも、ポアロはゴルフより友人チャールズの伯父
ルーベン・アストウェン卿からの夕食の招待のほうが目的だった。
ところが、ポアロが訪問してみるとルーベンは
“商売第一”主義の俗物的な男で、ポアロが愛する芸術には無頓着。
そんなルーベンが、翌日仕事場である自宅の自室で遺体で発見される。
経営上パートナーであるが実権を握れないでいる弟
ルーベンから何かに付け、口やかましく言われていた甥
不審な行動を取る夫人の世話係
そして、闇にまぎれ外部から侵入しようとする謎の男。
ナゼ、彼は殺されてしまったのか?
真犯人の目的は何か?ポアロが謎に迫る!


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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スタートのシーンはどこかの理科実験室かっ?
と勘違いしてしまいそう・・・お次は、近代的な
科学工場…いつもの「ポアロ」ののどかな風景とは
一味違います。
しかも、今回の被害者になるルーベン氏!!
誰に殺されてもおかしくないほどにヤな奴です。
ポアロが「素晴らしい!」を連発したベルギー製の
ブロンズ像を「売っぱらいたい」と言い切り
家族の者が嫌がることを平気で実行し
オマケに彼の愛飲しているワインは相当酷いものらしい… (; ̄ー ̄)
(ポアロ曰く「あのワインは彼の科学工場で製造されている」)
そんな被害者ですが、それでも事件が起きれば
ポアロは真実を求め、捜査に乗り出します。

しかし・・・今回の犯人には皆同情していたんでは?

普段から、社長であるルーベンから押さえつけられ
仕事をしてずっと耐えてきた中間管理職のおじさん。
科学者なのに、思うような研究をする事ができないでいる
イライラが、事件のとき爆発した と言うわけですね。
このシリーズのお約束、一同を前にしてのポアロの謎解きの
場面では、しっかりと「負け犬」呼ばわりされちゃってますし…
とはいえ、自分の私利私欲の為に行った行為…
ポアロが激しく詰め寄るのもムリは無いのかもしれません。

【今夜のツボ】
・今回のミス・レモンは催眠術にハマっているらしい・・・。
・推理はイギリス一でも、ナビゲーターはイマイチなポアロ。
・ヘイスティングスは今回“初”ホールインワンを体験する。
(この時、ミス・レモンが彼に催眠術を施していたらしい…)

今夜は、犯人も“被害者”なのでは?と
同情してしまう事件『負け犬』
(スゴイ、タイトルですね~こうしてみると(^~^;))
をBLOGしました。
まだポアロシリーズ続きます。
お付き合い、よろしくお願い致します♪


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76.『名探偵ポワロ-完全版-』“エジプト墳墓のなぞ”みた!(^^)!

2006年03月08日 21時13分15秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロは通常盤(DVD2話入り、1話45分)です。
ここのトコロ、留守だったミス・レモン&ヘイステキングス大尉も
しっかりと戻ってきました!
(しかし、ジャップ警部のみまだ出てきません~ザンネン)
久しぶりに、(ジャップ警部以外)揃ったポアロファミリー♪です。


1990年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Death In The Clouds)
演出:ピーター・バーバー・フレミング
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
20-1
エジプトで行われている大掛かりな発掘調査。
遂にメンハーラ王の墳墓が開封される時が来た!
ところが、封印の扉を開けた直後、発掘隊の考古学者ウィラード卿が
倒れ、彼はそのまま亡くなってしまう。彼の死因は心臓発作と断定。
ウィラード卿は自然死だと判断されたが、それから
次々と調査に拘わった人間が不審な死を遂げて行く。
そんな時、卿夫人の依頼を受けたポワロは、エジプトへ…。
人々は「王の墓を暴くものには制裁が下される」と噂する。
本当に王の呪いが・・・?
エジプトにて、ポアロの灰色の脳細胞が冴え渡る。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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昔から、図書館と博物館の空気って「独特」だなぁ~と
思っていました。
(美術館はそう感じないんですよね~(^~^;)?)
なんだか古い、昔からそれら(本だったり出土品だったりする)に
“何か”が付いているようで・・・それに
あの臭いも、ちょっと普段の生活とかけ離れた何かを感じさせる
要素なのかもしれません。
そんな“何か”を感じさせるからでしょうか~?
この作品で、最初の死人が出てからというもの
人々は「メンハーラ王の呪い」という言葉を口にします。
あのっ ポアロでさえソレを信じているようにさえ感じます。
(もっとも…それは、犯人を燻りだす彼ならではの演技でしたが( ̄ー ̄)ニヤリ)

最初は単なる病死だったのが、何時の間にやら殺人事件“臭く”なって
きて・・・というのも、アヤシイ状況・怪しい人たちがイッパイです。
イギリス(大英博物館)とアメリカ(メトロポリタン博物館)の
有名な博物館の代表博士同士の、発掘品の所蔵を巡っての駆け引きの様子。
莫大な発掘費を含む、遺産についての相続の行方。
そして、数年前に交わされたある“約束”にまつわるエピソード。

怪しいっっ 怪しすぎるっ! (; ̄ー ̄)

事件自体は単純なストーリーなんですがねぇ~
舞台設定というか、灼熱の砂漠&王家の墓の発掘
というイメージのお陰で、もんのすごくミステリアス♪
に仕上がっているエピソードです。

【今夜のツボ】
・ミス・レモンはタロットとコックリさん
(イギリスでは“お告げ遊び”というらしい)が
 マイ・ブームらしい・・・。
・ミス・レモンは言葉を短くしていうコトもマイ・ブームらしい・・・。
(“資料”を短くして言うのを“マル資”と話す彼女は、誇らしげ)笑
・ミス・レモンの飼い猫の名前は“キャサリン”。
(既に、亡くなっている。)
・ポアロの旅のお供は“ハタキ”!>ヒラヒラ~♪
(時に、砂埃をはたく為 時に、虫を叩く為)

ポアロの“死んだフリ”と、ラストの
ミス・レモンへのニクイ心遣いが見どころ!
スペシャル版にしても良かったかも~♪
という作品『エジプト墳墓のなぞ』をBLOGしました。
最後まで お付き合いありがとうございました~ヽ(^o^)丿


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70.『名探偵ポワロ-完全版-』“愛国殺人”みた!(^^)!

2006年03月03日 21時30分17秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今夜のポアロもSPもの~♪
冒頭、セピア色のスローモーションのシーンに被さって流れる数え歌
“ひとつ ふたつ お靴のバックルとめて
 みっつ よっつ ドアをたたいて
 いつつ むっつ 薪を拾って
 ななつ やっつ きちんと並べて
 ここのつ とお めんどりさん
 じゅういち じゅうに 若者に
 じゅうさん じゅうし 娘さん
 じゅうご じゅうろく 台所で
 じゅうしち じゅうはち 嫁入支度
 じゅうく にじゅう お皿からっぽ”(劇中より引用)
今回の事件の鍵になる部分が数箇所入っています。( ̄ー ̄)ニヤリ
原題もこの数え歌そのまんまです。


1990年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:One,Two,Buckle My House)
演出:ロス・デベニッシュ
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン

-あらすじ-
19-1
ポアロは半年毎の歯の診察に通っていた。
その日も、無事 診察を終えたポアロは帰宅後
ジャップ警部の呼び出しで、再び歯科医院を訪れる。
診察室の床で、歯科医師モーリーがピストルで頭を
撃ち抜いて死んでいた。
状況から、自殺と断定されるのだが
その後、この歯科医院に通っていた人間が次々と
死んで行く。
これは単なる偶然か?
12年前の出来事と現在起っている事件との繋がりは?
ポアロは着々と、犯人と事件の真相に近づいていくのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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1925年の昔、インドでの劇団所属女優とある男性の恋愛から
始まり、舞台は一気に12年後の1937年へ!

そしてポアロは歯医者さん通い。
冒頭、セピア色でスローモーションになり
画像も音楽も歪んで見えるオープニングは
これから起る、連続殺人事件への前フリと思えるのですがソレと同時に
ポアロの“歯医者さん”通いがどれほどストレスになっているか?
というのを表現しているとも言えるのではっ!?

事件そのものは過去の出来事が絡まって
ちょっとややこしい状況・・・。
タイトルの「愛国殺人」は、最後
ポアロが皆の前で、推理を披露し
真犯人が堂々と口にする台詞の一部から
こう付けられたようですが~(^~^;)
原題の方が、しっくりとします。

そういえば・・・Vol.17の『ABC殺人事件』でもキーとなった
ストッキング。
今回もポアロの事件解決の小さな鍵となっています。
ポアロシリーズの設定当時は、高級品だったと思われるストッキング。
殆どが、シルク製で『ABC殺人事件』で出てきたのは
高級なもの。今回の事件に出てきたものは安物・・・。
ポアロがストッキングの質や値段をビニール袋の上から言い当てる
様子は、ちょっと意外でした。
とはいえ、自称“おしゃれ”で周囲の色々な事柄について
整理整頓&キレイ好きという彼。
女性のストッキングに詳しくても
おかしくないのでしょうか??>ミョウ

そういえば、この作品では思わぬシーンが入っていました。
なんとっ! ジャップ警部の自宅が!!!
イギリス警視庁“スコットランドヤード”の警部と言えども
公務員なので、豪邸ではなく小さな庭がある白を基調にした自宅。
生活観漂う、プライベートなジャップ警部は
“隣のおっちゃん”みたいで、かわいい♪
とさえ思いました。 (; ̄ー ̄)

【今夜のツボ】
・ポアロはやっぱり歯医者さんが苦手
(劇中、歯医者さんの診察台に乗っかる彼は
 ピキピキと音が出そうなほど…固まっている)
・休日のジャップ警部は庭弄りが好きな普通のおじさん♪
(カミさんは、今回も登場せず~)
・相変わらずポアロはハーブティー好き。

ラストの犯人との対決シーンでのポアロは
彼には珍しく本気で怒っています。
“国の平和や国益よりも
 自分の命を奪われない個々の権利です!” 
人を殺める行為そのものと、罪を犯した人間に対しての
ポアロの確固たるスタイルを前面に押し出した台詞でした。
水戸黄門の罪人に薀蓄を述べるラストのあの
スカッッとした気分を味わえます。(笑)

今夜は、二重のトリック・すり替わりで
ミステリー色が濃いエピソード『愛国殺人』をBLOGしました。
ポアロシリーズ、まだ続きます。
お付き合いヨロシクお願い致します。


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69.『名探偵ポワロ-完全版-』“雲をつかむ死”みた!(^^)!

2006年03月02日 21時03分15秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
スペシャル(DVD一枚につき一本立て)続きますっっ!
今夜のエピソードの舞台はフランス!!
普段から、フランス語交じりで会話するポアロが
フランス語を流暢に話す姿を見たくて…
今回のお話はマズっ 英語版で鑑賞~♪( ̄ー ̄)ニヤリ


1992年 イギリス 本編192分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:Death In The Clouds)
演出:スティーブン・ウィティカー
脚本:ウィリアム・ハンブル 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン

-あらすじ-
18-1
全仏オープンテニス観戦の為、パリに来たポアロ。
そこで思いがけなく知り合った美しい女性ミス・グレイと
パリ見物を楽しんだ。
帰途についたポアロ。
イギリスへ向う飛行機内には、パリで見かけた
気の強い女性やその友人とメイド
若い歯科医、売れっ子推理作家
歴史研究家 そして、ヨーロッパの社交界を牛耳る
謎の女性。
飛行機に酔ってしまったポアロが目覚めた時
事件は既に起きていた!
彼女を殺害したのは?
上空、完全な密室で行われた事件の真相と
ポアロ自身に降りかかった“容疑者”からの
潔白を証明する為、彼はイギリスとパリで
捜査に乗り出すのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ミステリーにつきものの“密室”!
今夜の物語は、“完全なる密室”と言えます。
事件の現場は飛行中の機内。
(ポアロは相変わらず、乗り物酔いで苦しんでいましたが~^^;)
ポアロと一緒にイギリスまで旅をした人たちは
何れも、クセのあるキャラばかり。

ところで、今回のエピソードにミスレモン&ヘイスティングスは
まったく出てきません。
その代わりでしょうか??
パリのフルニエ警部と、ポアロがパリで知り合った
スッチー@グレイ嬢が出演です。
もっとも、グレイ嬢はもっぱらポアロと
フルニエ警部はジャップ警部と
という具合に、捜査を行っています。
劇中、ジャップ警部がフランスの警察をけちょんけちょんに貶します。
なぜなら・・・お昼に申し出た、家宅捜査に何時間も経ってから
取り掛かっている!!>そりゃぁ~怒るわ。(^~^;)
しかもその所為で、重要な証拠書類をいっさいがっさい
燃やされてしまいます。
これに関してのポアロの台詞は次の通り・・・
「ジャップ警部、あなたお昼時に連絡したのでは?
 彼らフランス人は、昼食が一番、昼寝が二番という
 人たちですよ…」
どうやら、彼らは“シエスタ”してたらしい…。
で、キレたジャップ警部がスコットランドヤードの看板を背負って
フランス入り!捜査中は、完全にフルニエ警部を部下代わりに
アゴで使うジャップ警部。
しかしそれも、彼の部下がジャップ警部お留守のイギリスで
容疑者を見失うまでのお話でした。

【今夜のツボ】
・ポアロはフランス“パリ”に詳しいらしい…。
(ポアロ曰く「パリは私の庭♪」)
・やっぱりポアロは飛行機が大嫌い。
(食事も、飲み物さえも喉を通らない)
・ポアロはフランス語がぺらぺら~
・ジャップ警部はフランス語、ちんぷんかんぷん^^;
・ジャップ警部は、フランス料理が大好物であるっ!

今夜の事件の背景は分かりやすいものでした。
しかし、真犯人にはなかなかたどりつけずー
結局、出演者勢ぞろいでお披露目するポアロの謎解きで
「なるへそ~~~♪」となりました。
よく練られたプロットは、流石
ミステリー・クイーン アガサ・クリスティです。
いつもと違うテンポ、怪しすぎる人物達多量登場で
スペシャルにぴったりな、面白いエピソードです。

今夜も「名探偵ポアロ」シリーズをUPしました。
まだ暫く続きます。
どうか、お付き合い ヨロシクおねがいいたします~ヽ(^o^)丿


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68.『名探偵ポワロ-完全版-』“ABC殺人事件”みた!(^^)!

2006年03月01日 23時44分30秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜のポアロは長編シリーズです。
原作は途中まで読んだことがありますが~
こうしてDVDの映像を鑑賞したら
残っている部分も、読んでみたくなりました。
しかし、時間が経ちすぎているため
初めから読み始めないといけない気が~ (; ̄ー ̄)


1990年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The ABC Murders)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン

-あらすじ-
17-1
ポアロにA.B.C.という匿名の人物から手紙が届く。
最初は悪戯だと思うポアロだが、念のためジャップ警部に届ける。
そして手紙にあった日付通り、アンドーバーという街で
商店を営むアッシャー夫人が撲殺されるという事件が起っていた。
特に不審な人物がその店に入った形跡もなく、争った形跡もなく、
目撃者もない。唯一の証拠品としては
捜査陣を嘲るかのようにABC鉄道案内が広げられていた。
そしてポアロの元に、またA.B.C.からの手紙が!
アンドーバーのアッシャー婦人、ベクスヒルのベティ・バーナード。
C、Dと続く奇妙な連続殺人の目的は?ポワロに挑戦状?
そして事件の裏に見え隠れする謎の人物の正体は…?


NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ



コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今夜の事件は、ポアロシリーズの中でも
ミステリーらしいミステリーです!!
しかも長編モノ(スペシャル)ですから~
じっくりと、ミステリーを味わえます。

いつもなら、超特急で事件を解決してしまうポアロ。
(平常もので、1話45分ですので・・・^^;)
今回はなかなか手ごわい犯人との対決が待っています。

ABC順に起る殺人事件。
Aは、アンドーバーにてアリス・アッシャー
Bは、ベクスヒルのベティ・バーナード
Cは、チャーストンのカーマイケル・クラーク
そして最後となるDのドンカスターの見知らぬ男
お互い何の関連性も無く、全くのアカの他人。
事件捜査は困難を極めます。
(“Z”まで覚悟していた?>警察当局)

ポアロの事件は、あやしい容疑者が出てきて
“それらしく”こちら側に見せて実は違ってた!
という流れが多いんですが、今回もその流れです。
あやしい男=カストは、時々記憶がなくなってしまうという
精神障害を持ち、犯人はコイツだ!と思えて仕方ないっっ
しかし、ラスト ポアロが推理したとおり
やっぱり今回も真犯人が別に出現。
この真犯人がカストに容疑をなすりつけた方法は
ポアロシリーズの中でも捻ってるエピソードとなりました。
カスト氏にとっては、踏んだり蹴ったりでしたが…
最後、無事釈放され事件を解決してくれたポアロに
お礼を言いに来た際「新聞社から100ポンドで手記」の
話があると告げます。ところがポアロは
「きっぱり断り、500ポンドの値打ちがあるといいなさい!」と
アドバイスを~(^~^;)>しっかりしてます。ハイ♪
それほどにカスト氏にとってはショッキング且つ、不運な事件でした。

ところでいつも超特急なポアロの事件解決ですが・・・今回は
1人殺され、2人殺され そろそろポアロが真相を突き止めてくれるかな?
と思っていたら~~“D”の4人目が殺害された後、やっと謎解きです。
その理由としては、事件そのものが難しかったこともありますが
警察の活躍が期待できなかった、と言うこともあります。
犯人の方が賢かった・・・。^^;(ジャップ警部ゴメンっ)

【今夜のツボ】
・ヘイスティングスのアフリカ土産はクロコダイルのセドリック君(剥製)
・ポアロ宅では、食器は“高さの順”で食器棚に収納されている。
・ジャップ警部は“カミさん”の尻に敷かれている。
(買い物を言いつけられ、ロッカーを冷蔵庫代わりに使うジャップ警部)

今夜は原作共々、シリーズの中でもファンの間では根強い人気がある
Vol.17『ABC殺人事件』を取り上げてみました。
最後までお付き合いありがとうございましたヽ(^o^)丿


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67.『名探偵ポワロ-完全版-』“猟人荘の怪事件”みた!(^^)!

2006年02月28日 21時30分29秒 | 拝啓、名探偵さま。
時々
今回、ポアロは風邪をひいてしまいます・・・
物語の始まりのシーンはホント、寒そう(*_*;
荒れ野、まばらに残る雪、からっ風。
このところ、現実でも寒さが戻ってきたので
見ているだけで寒げでしたーΣ( ̄□ ̄)!! 


1991年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Mistery Of Hunter's Lodge)
演出:レニー・ライ
脚本:T・R・ボゥエン

出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
16-2
10年越しの友人ロジャーからの招待で雷鳥狩りにやって来たポアロとヘイスティングス。
その晩、友人の叔父である猟場の主人ハリントン・ペイスが何者かに銃殺される。
事件の捜査を始めようとした矢先、ポアロは2時間も寒い外に居た所為で
風邪にかかって寝込んでしまう。
動け無いポアロは、ハーブティーで療養しながら
ベッドの上で灰色の脳ミソを働かせる事になるのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ポアロ、風邪でふぅ~ふぅ~ゼロゼロ言ってました (; ̄ー ̄)
しかし、根っからのグルメなんですね・・・
高熱が出ていると言うのに、“雷鳥のハンガリー風”という料理法を考えるポアロ。
劇中、彼が時々話す食べ物ってとても美味しそうに感じるのは
私だけでしょうか?
純粋なイギリス料理ではなくポアロの故郷ベルギーと
彼が「食」に関して多くを学んだとされるフランスの
3カ国MIXの家庭料理・・・材料も独特で
今まで口にしたことが無いようなものを調理しているようで
私など、これからも食べるチャンスは無さそうです。

そして彼の病の特効薬!「事件」。
今回は残念ながらホテルのベッドの上での推理でしたが

しかし、それでも灰色の脳細胞は活発に働いていたとみえ
ラストはすっきりとさせてくれました。
たまに、体調不良をおしてまで現地へ赴いたりすると
ジャップ警部が本気で心配したりする様子も見ることが出来ました。
そんな彼を元気にさせたのは事件の推理だけではなく
事件のキーとなる謎の人物の行動の一部を知っている
駅員のおじさん特製の“ブラックベリーティー”。
映像で見ていると、なんだか真っ黒でー (; ̄ー ̄)
まるでブラック・コーヒーのようですが
どうやらハーブティ(ベリー系なので、酸味と渋味が強そう)らしい。
ポアロはよく、ハーブティーを飲んでいるようです。
彼の飲んでいるブレンドはどんなモノなのか?
非常に気になりますね。
そんなこんなで、“ブラックベリーティー”の力と事件のお陰で
全快したポアロ。

最後は、いつもの如く ジャップ警部と憎まれ口を利きつつ
仲の良い様子も見せてくれ、体調が戻ったのを実感し
ちょっと安心しちゃいました。
(作品中のポアロは本当に“死にそう・・・”に見えたので。)

事件に関しては、今回もなかなか面白い仕上がりとなっています。
煙のように消えてしまった臨時雇いのメイド、無くなった自転車、
毛むくじゃらの男。
最後の犯人を皆の前でぴたりと当てる、“マジック”は
楽しい場面でした。

今回も面白いエピソードでした。
どうやら今回UPしたVol.16は1話目2話目とも
シリーズの中でも1位2位を争う面白いエピソードが
収録されているようです。
オススメです~~( ̄ー ̄)ニヤリ

平日のUPは『名探偵 ポアロ』シリーズ!
(ときどき、映画の日もありますが~( ̄ー ̄)ニヤリ)
本日もお付き合いいただきまして ありがとうゴザイマス♪
これからも「背景、名探偵さま」カテゴリー 
ヨロシクお願いいたします♪

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62.『名探偵ポワロ-完全版-』“戦勝舞踏会事件”みた!(^^)!

2006年02月24日 20時22分53秒 | 拝啓、名探偵さま。

エルキュール・ポアロがラジオの生ドラマに出演!!
高視聴率マチガイナシですね~きっと。( ̄ー ̄)ニヤリ
私も聴いてみたいです・・・ポアロの生の推理っぷりを♪
Σ( ̄□ ̄)あっ!しかし~その前に語学を学ばなければ
なりませんネ。
折角のポアロの生声を吹替えで なーんて、
興醒めですから・・・。(^~^;)


1991年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Affair At The Victory Ball)
演出:レニー・ライ
脚本:アンドリュー・マーシャル
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
16-1
業界の人物や貴族界の人間が集まる
戦勝舞踏会に招待されたポアロとヘイスティングス。
パーティーは仮装舞踏会となっており、その中でも
一際目を引いたのはイタリア喜劇「ハーレクイネード」の
登場人物6人を模したクローンショー卿達。
その中には、ミス・レモンもよく視聴している
連続ラジオドラマのヒロイン役のココも居た。
盛大なパーティーは日付けが変わった瞬間、クライマックスへ。
しかし、皆が戦勝祝いをする傍らでは
クローンショー卿が何者かに刺殺されていたのだった。
目の前で起った殺人事件、マスコミはポアロの失態と
書き綴ったそのすぐ後、自宅に居たココも遺体で発見される。
マスコミがポアロを追いかける中、彼は着実に真実へと
近づいて行くのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ヨーロッパの古き良き時代・・・
豪華なドレスにクラッシク音楽、そしてダンスとお酒。
社交界の有名どころが集まった華やかな宴。

いつもなら、事務所や田舎の風景などの
どちらかと言うと派手さに欠けるポアロシリーズですが
今回は、豪華絢爛な場面が存分に出て参ります。
そして、やっぱり 事件はポアロの行く先々で待ち構えている。
今回は楽しんでいた彼らのすぐ鼻先で事件が起こり
ポアロはマスコミから叩かれます。
劇中、ポアロのことをけちょんけちょんに書いた新聞が出て参りますが
それを跳ね除けるかの如く、今回は事件解決のお膳立てに
力を入れたポアロです。

その事件解決の名場面ですが~
いつもなら現場となったお屋敷の居間で主要メンバーを集め
とくとくとポアロが順序立てて謎を解き明かし、
真犯人を暴く と言う具合になるんですが
今回は、ラジオの生放送を使ってしまいます。(^~^;)
ポアロや主要メンバー(容疑者含む)が顔をそろえたスタジオで
事件の種明かし♪となる訳です。
このシーンはこのエピソードの中での一番の見どころ!
初めてラジオに出演するというのに、堂々たるDJぶりを見せてくれる
ポアロ・・・しかし、事件解決後 OAが終了してスタジオから出てきた
ポアロとヘイスティングスそしてジャップ警部の前にスタッフが現れ
「言葉の発音がヘンだと、苦情の電話が」と述べます。
勿論、この「発音がヘン」というのはポアロのフランス語訛りの所為ですが
それを自分の事とは省みず(気がついて知らん顔してるのかっ!?^^;)
ジャップ警部に罪を擦り付けることを忘れないポアロ。

やはり彼には“謙虚さ”は似合わない…ようですね。(笑)

事件のカラクリは良く出来ていました。
舞台設定が仮装舞踏会で、同じ衣装が2つ、時間差で犯行などなど
クリスティの作品らしい部分が散りばめられています。

「名探偵 ポアロシリーズ」は1話完結なので、前半部分(Vol.1~)を
知らなくても楽しめる作りとなっています。
ご覧になられる方は、このエピソードをオススメしたいですネ♪

今夜は、ポアロ一度は評判が下がってもしっかり挽回!
ラジオ生出演で大活躍の巻き~~♪な
『戦勝舞踏会事件』を取り上げました。
最後までお付き合い ありがとう御座いましたヽ(^o^)丿

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61.『名探偵ポワロ-完全版-』“盗まれたロイヤル・ルビー”みた!(^^)!

2006年02月23日 23時11分36秒 | 拝啓、名探偵さま。

今夜はポアロが、“私のクリスマスの楽しみ方”
を披露してくれます。
いつもなら事件大歓迎~なポアロも流石に
クリスマスなのに・・・とボヤきます。
(まあ、ポアロがボヤく理由、それだけでは無いんですが)
しかし、最後にはすっきりとした笑顔を浮かべるポアロ。
滞在中、それなりに楽しめたようですね♪


1989年 イギリス 本編45分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:The Theft Of The Royal Ruby)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ クライブ・エクストン 
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン

-あらすじ-
15-2
ある女性と食事中、貴重なルビーを盗まれると言う
失態を晒したエジプト国王の息子・ファルーク王子は
イギリス一の名探偵と謳われるポアロに捜査の依頼をする。
一人きりで好きな事をしようと楽しみにしていたポアロは
王子の無礼とクリスマスの楽しみを取られたポアロは
仕方なく捜査の為エジプト学者レイシー大佐の邸宅へ出向く。
思わぬところから、難なくルビーを取り戻したポアロだったが
それだけでは済まず、遂には殺人事件まで起こってしまう。
ポアロの本領発揮!
ちびっ子探偵団と一緒に捜査に乗り出すのだった。


NHK BS 海外ドラマ「名探偵ポアロ」特別ページ


コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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ポアロの至福のクリスマスの過ごし方
それは、面白い本 ラジオ 暖かいヒーターの効いた部屋
最高に美味しい 最高にお高い
チョコレート(今回は500g)を
心行くまで楽しむ・・・

いいですねぇぇぇ~~♪

友人達とがやがやと過ごすほかのメンバーとは違い
ポアロらしい大人の過ごし方です。

ポアロが待ち望んでいる、楽しい楽しいクリスマス。
それを木っ端微塵にする事件が発生!
しかもこれが~国益に関する事件だとかで
外務省のお偉方に拉致され説得され
結局、田舎の 見も知らない 邸宅で
子供たちと一緒にがやがやと騒がしいクリスマスを過ごす事と
なってしまいます。^_^;
その上、この邸宅ではこの御家のお嬢様の
恋愛問題の相談にも乗ってしまうポアロ。

お疲れ様です・・・。

このお宅でのパーティにてポアロが施す
マンゴーの種の上手なとり方講座は
なかなか興味深い場面ですね。
こんな所にも彼の好み(料理好き♪)が伺えます。

ところでっ
今回は大ばか者が一人でてますね~ (; ̄ー ̄)フッ
どうしようもないですよ、ホント
「愚かで傲慢な王子」ポアロが彼を称してそういいます。
そのお相手、実はエジプト国王の世継ぎのファルーク王子。
王子さまでも 関係ない!
無作法極まりない 世間知らずの おバカっぷり。
家宝とされているロイヤル・ルビーを一緒に食事をした
あまり知らない女性に預けそれをまんまと盗まれてしまいます。
そんな王子様の為にせっかくのクリスマスを
台無しにされたポアロって・・・・。

本当にお疲れ様です。

とはいえ、設定(背景)は面白い出来栄えのエピソードです。
あまり見たことが無いイギリスのクリスマスの様子や
子供たちの悪戯(この悪戯が実は、ポアロにとって助けとなります)
ポアロシリーズにしては珍しい、ラストのアクション などなど
クリスマス休暇中のヘイスティングス、ジャップ警部、ミス・レモン
が居ない分、ポアロが頑張っています。
いつもより行動派な彼が見れちゃいます♪

今夜も『名探偵 ポアロ』シリーズをBLOGしました。
ところで~私の今回のツボはポアロの眠っているシーンでした♪
ちょこんと掛け布団に添えるようにのっけた両手が~( ̄ー ̄)ニヤリ
カワイ過ぎました。(笑)

最後までお付き合いありがとうございました~ヽ(^o^)丿

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