

今夜のポアロの見どころは2つ。
1.ポアロ、勝負するっ!
2.ヘイステキングス、本気の恋♪
事件そのものも、いつもよりサスペンスらしく
仕上がっています。
1996年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:MURDER ON THE LINKS)
演出:アンドリュー・グリーブ
脚本:アンソニー・ホロウィッツ
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
-あらすじ-
26-1
10年前、大富豪で夫であるアーノルド殺害の容疑で
裁判にかけられ有罪になったベロルディ夫人。
強盗が押し入ったと嘘をつき、不倫相手であるコナーと
共犯だとうわさが立つが、コナーは警察の手が伸びる寸前
海外へ逃亡。残されたベロルディ婦人と一人娘マルト…。
10年後、フランスのリゾート地・ドーヴィル。
ヘイスティングスとポアロは休暇を楽しむ為
ゴルフで有名なこの地へ滞在することになった。
ゴルフなど興味が無いポアロは美味しい料理に
そしてヘイスティングスはゴルフ三昧と、このリゾート地で
各々楽しむ予定だった二人。
しかし、到着したその日、ポアロは地元の大富豪で有力者の
ポール・ルノーに“私の命が危ないのです、助けてください”と
仕事の依頼をされる。
ところが翌朝、ルノー邸に赴くと彼は誘拐されたと
聞かされる。
誘拐事件から殺人事件へと舞台が変わり、ポアロは
自慢のヒゲを賭けて、捜査に挑むのだった。
NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ
コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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今回のエピソードは、コメディー度がいつもの数割減!
舞台がフランスで、富豪の誘拐、10年前の大事件と
派手な作品になる筈が… 寧ろ、サスペンスな香りがして
思いの外、シリアス。
しかし、そんな中でもファンサービス(なのか?)は
忘れない「ポアロシリーズ」。
まず、ヘイスティングスが本気の恋におちます。
お相手は、ホテルで歌う美人歌手。
後々、彼女もこの事件の鍵となることになります。
そして忘れてはならない、もう1つ!
ポアロVSジロー警部の捜査合戦です。
ジロー警部は、早い段階でポアロたちの前に現れ
彼の繰り出す“オレ様”的な台詞は、ポアロを閉口させます。
頭にきたポアロは彼の挑戦を受けて立ちます。
ジロー警部はご自慢の“パイプ”を
ポアロは、彼のトレードマークである“ひげ”を
・・・・警察 対 探偵! 有りそうなのに
これほどまでに露骨な対決は珍しい。^^;
小まめな実地調査と綿密な推理→探偵ポアロ
長年の感と“私が間違う筈が無い”という自信→ジロー警部
自信家と言う共通点は有れど(笑)
二人の捜査方法は、まったく違います。
そして、勝ったのは・・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
(「ヒゲを剃れ」と言われ、もう少しで本当に
スッパリと、剃ろうとしたポアロですが~)
やっぱり我らがエルキュール・ポアロでした♪
ポアロの勝ち誇った“御満悦~♪”な顔を見ることが出来ます。
【今夜のツボ】
・やっぱりヘイスティングスは“ゴルフばか”だった。
(熱心な割には、下手っぴぃ・・・(^~^;))
・ヘイスティングス、歌手のイザベルと恋におちる。
・ポアロ、イヤミな警部とご自慢のヒゲを賭けて
推理対決をする!
・ポアロ、ヒゲを剃りそうになるっっ!!(危)
・ヘイスティングス、恋の所為でポアロに嘘をつく。
(結局、なにもかもポアロにはお見通しでしたが…^^;)
一回は丸く収まった謎解きでしたが、実は続きがあった!!と
最後のどんでん返しもシリーズ中、今までに無い趣向で
これまでのポアロシリーズより、スリリングなエピソードでした。
最後までお付き合いありがとうございます。
もう暫くの、お付き合いヨロシクおねがいします♪
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