今夜のポアロ、“旅モノ”です。
舞台は中東。
原作者、アガサ・クリスティーの代表的な作品の中には
中東を舞台にしたものが多くあります。
その理由の1つとして、1930年代初め 彼女が
中東専攻考古学者マックス・マローワン氏と再婚したというコトが
研究者の方々の文献で挙げられています。
だんな様の専門領域を駆使してのミステリー・・・
クリステーが執筆するに当たって、マローワン氏も何某かの
アドバイスをしたのか? はたまた
普段のシリーズの作品の中でもミステリアスな香りが強く
残るのは、中東というオリエンタルなお土地柄の所為なのか?
“旅モノ”の中でも、砂漠の中の町で起こるスペシャルは
お気に入り♪です。
なお、ポアロシリーズでは他にも『ナイル殺人事件』が有名ですが~
私はコチラの『メソポタミア殺人事件』の方が面白いと思います。
2005年 イギリス 本編100分
原作:アガサ・クリスティ
(原題:MUDER IN MESOPOTAMIA)
演出:トム・クレッグ
脚本:クライブ・エクストン
出演(声の出演)
エルキュール・ポアロ(熊倉 一雄):デビッド・スーシェ
アーサー・ヘイスティングス大尉(富山 敬):ヒュー・フレイザー
ジェームズ・ジャップ主任警部(坂口 芳貞):フィリップ・ジャクソン
ミス・フェリシティ・レモン(翠 準子):ポーリン・モラン
-あらすじ-
30-1
ポアロはヘイスティングスの招待で、彼が滞在している
メソポタミアの遺跡発掘現場を訪れる。
以前の事件で知り合ったロシアのロザコフ伯爵夫人の名前で
「助けて欲しい」という手紙を受け取り、彼女が滞在しているという
バクダットのホテルに赴くという別の目的もある。
ところが、ポアロが着いた翌日、ライドナー夫人が何者かに殺害される。
彼女の部屋は密室、白昼の犯行。
ポアロが現地へ着いてから感じていた不穏な空気は現実のものとなってしまった。
ライドナー夫人の捜査を始めた矢先、今度は助手のジョンソン
が殺害される。
アラブ人の殺害事件、発掘隊の様子を窺う謎の男、窓に度々現れる“顔”、
ライドナー夫人に届いたと言う死んだ筈の前夫からの脅迫状…
それらに一体、どんな繋がりがあるのか?
NHK BS 海外ドラマ「名探偵 ポアロ」特別ページ
コレより独り言(ネタバレ含む場合あり)です。
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やっぱり、スペシャルとなると 推理のプロットも凝っていますね~♪
これぞっ本格派ミステリー! って感じ( ̄ー ̄)ニヤリ
なかでも、ロンドンを離れてのエピソードとなるとその色合いが
濃くなった様に感じます。
今回の舞台はバクダット。
冒頭、原住民の男性が何者かに殺害されるという場面からのスタートです。
そもそもポアロは、暑い所・寒い所は大の苦手!
そんな彼が、砂漠の町へ・・・・もう、それだけでも“事件”といえます。(笑)
そして、ここで出てくる出演キャラたちが皆アヤシイ・・・・
砂漠 オリエンタル~ 墓地の発掘 謎の男
気味の悪い仮面・・・・ すべてが不審なのです。
そうやって観客側に色々なトラップを提示しておいて・・・最後は~。
ああ・・・そう来たかっ。
(意外にもストレートだったので、ちょっと物足りなさも感じます)
このエピソード、ポアロのシリーズの中でも
(偶然)鑑賞している回数が多い作品の一つデス。
スカパー!のミステリーCHや、NHKのOAでも数回
鑑賞しています。
(暑い所と寒い所、それに乗り物も苦手なのに)旅スキな
主人公・ポアロなので、イギリス以外の物語が多いんですが~
その中でも、好きなエピソードです。
【今夜のツボ】
・ポアロは暑さにも弱い。
(あと、ブンブン飛ぶモノやうるさくて乗り心地の悪いのりものも・・・^^;)
・ポアロは敏感肌。
・ポアロはお茶に角砂糖を5つも(!)入れる。(究極の甘党)
・ポアロ、アラビア語をマスターする。>流石ポアロ!
・ポアロ、詐欺にあう!?
(ロザコフ伯爵夫人は結局、現れず。その上、ポアロは
彼女の滞在費まで支払うハメに・・・
因みにロザコフ伯爵夫人は以前BLOGしました『二重の手がかり』で既出。)
今夜は、シリーズの中でも私のお気に入りのエピソード
『メソポタミア殺人事件』をBLOGしました。
明晩は『名探偵ポアロ-完全版-』シリーズラスト
“白昼の悪夢”をUP予定です。
もう一晩、お付き合い ヨロシクお願いいたしますヽ(^o^)丿
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