触ると危なくて(例えば鋏とか)にっくんの手の届かない高いところにあるモノを取りたい時、
おはじきがひとつだけ落ちていてそれを拾って手の届かないところにある箱に自分で片付けたい時、
寝癖をとるのに頭を洗ってセットするのに使ったブラシを洗面台に戻す時、
見えているけど届かないところにある読みたい本を取りたい時、
にっくんはトコトコと近寄ってきて、ひと言「上っ!」と言って上の方を指します。
そしてそっちの方に手を引いていくのです。
それら、取ったり戻したり片付けたりするのは勿論にっくんです。
私の役目はその高さまでにっくんを「持ち上げる」ことなのです。黒子です^^
しっかり分かりやすく自己主張してくれます。
この「上っ!」を叶えてあげないといきなりスネスネモードに突入しちゃうんだけどね^^;
「見えているけど届かないところにある読みたい本を取りたい時」でひとつ思い出したことがあります。
1週間ぐらい前のこと、いっくんが図書館で絵本を借りてきました。そのうちの一冊を読んであげる為にソファに座っていっくんを膝の上に。
どれどれ・・・
『えんそくバス』か。
(・ω・` )ん?
「この本は、確か
『あけましておめでとう』と同じ人の本やんなぁ?」とキッチンに居た嫁さんに尋ねる。
「うん、そう。」と返事が返ってきたかと思ったその瞬間、私の隣りにに座っていたにっくんがシュタッと立ち上がって本棚の方に行きました。
そして上の方を指差しながら絵本を取りたそうに訴えています(この時「上っ!」と言ったかどうかは正直申し上げて覚えていません、残念^^;)。
そしてにっくんを持ち上げると、迷う事無く一冊の絵本を取り出しました。
ここまで話せば次は予想がつきますよね^^ その本はまさしく『あけましておめでとう』なのです。
手の届かない所にある背表紙しか見えてない本を迷わず取った(にっくんはこの本の中に出てくる「おせち料理の黒豆」が気に入ってて何回かは読んであげたことがあるけど)ことにも驚きましたが、何より「両親の会話を理解して本を取りに行くという行動に繋がったこと」もしくは「『えんそくバス』を1ページ見ただけで『あけましておめでとう』と同じ人の絵と理解した事」にビックリしました。
もしかして天才? (^m^) ふふ