染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

ぐみょうじ商店街に寄る

2016-05-02 23:13:46 | 日々の政治・哲学




ぐみょうじ(弘明寺)商店街に行ってきた。買いたくて急いで行った店。地下鉄弘明寺駅の近くのパン屋さんだ。「弘明寺あんパンをぜひ買うように」といわれていたのだ。

このときは、弘明寺あんパン、シンプルなハムパン、ジャムサンドなと、珍しい、懐かしいパンがいろいろ。一番珍しかったのは、食パンのはじどみみ。「お一人様2袋まで」とあったので、2袋買わせてもらった。これがうまかった。幸せである。弘明寺あんパンは、ちょっと塩がきいている。
ハムパンは、ベーコン的なハムだった。うまい。

江戸屋の草餅もうまかった。豆腐屋のおからを買う。
あとはぐっとがまん。
一番うれしかった買い物は「はえとりリボン」である。

子供のころ、私のうちは、わりとたくさんハエがいたが、はえとりリボンは使わなかった。

もしかしたら、私たち兄弟が、はえとりリボンに引っかかったことがあるのかもしれない。母親は、失敗したことには、慎重な人だった。

だから、一度使ってみたかったのである。
東北の震災のとき、2011年の4月ごろだったか、「バポナ」という虫よけを探して欲しい、と現地から要望があった。がれきからハエが発生して大変だったから、保育園、幼稚園などで、この虫よけを使いたかったそうだ。

そのころ、「バポナ」は、神奈川県の店では、大型店にでも、一つ二つしか置いていなかった。
(買うのに署名がいるなど、難しかったのだ)結局、企業が現地に寄付してくれた。のちに、このタイプの虫よけの効果が疑われた。宣伝しているほどの効果がないのではないのかといわれたのである。

実際に使うには、はえとりリボンの方が実際的で良かったのかもな、と思うときもある。

しかし、あのとき、高い商品をたくさん無償で被災地に送ってくれた企業のことを思うと、私は心が温かくなる。