二日目は雨。ひどくならないことを祈りながら、8時にホテルを出発。
まずは御船町の「門前川眼鏡橋」へ。
この橋、実は4年前に来たときに、そばを通っていながらスルーしてしまった橋です。
あとから調べてみると、重要な橋だということが分かり、ぜひリベンジしようと思っていたもの。
迷いながら、ようやくたどり着きました。
私の車はナビがなく、そして私は地図も持たず、いつも行き当たりばったり。勘で動く人間なので、一緒に行ってくださる方たちには申し訳ない。
でも、迷いながら見つけるのが楽しいものなんです。
↑輪石にくさび石が打ち込まれているところが珍しいのです。(中国の技法)
そして、渡るとまた楽しい!
過去に撤去の危機に瀕したとのことですが、これからも残して欲しいです。
さて、次に車を走らせるのは美里町。
この町も石橋の宝庫です。国の重要文化財「霊台橋」を目指しますが、その前にいくつかの橋もちょこっと訪ねます。
美里町に入ってすぐに二俣五橋があります。
写真で見て、ステキだなと思っていたけれど、行って見ると想像以上の素晴らしさでした。
↑まるで双子みたいな橋が現れました。その向こうに新しいコンクリートの開腹アーチ橋があります。
また、ここには載せていませんが、下から見上げた国道に新旧二つの橋(一つは石橋)があり、全部で五つ。
それで「二俣五橋」というのですね。
周囲には家が2・3軒。お話を伺うことができましたが、ずっとこの橋とともに暮らしてきて、大切にしてこられたことが分かりました。
次に訪れたのは大窪橋。
これも、写真集「石橋」に掲載されていた美しい橋です。
田んぼの真ん中にポツンとあるような橋で、春は2本の桜と菜の花のコラボが素敵だろうな。
写真に撮ると、どれも同じように見えるけれど、山奥にあるものもあれば、国道沿いのものもあり、ロケーションはさまざま。
もちろん、年代も石工もいろいろで、調べてみるととても楽しい。とは言っても、私はそれほど熱心な研究者ではありません。
写真集をなぞって、自分の目で見られればそれでいいって感じかな?
さて、いよいよ今回のたびの一番の目的である「霊台橋」に到着。
ここは国道218号と並んでかかる石橋。堂々たるものです。
↑これ、人間を入れてないから大きさが分からないだろうけど、橋長90m、アーチ径間28.3mの、熊本では一番大きい単一アーチ石橋だそうです。1847年架橋。
さすが重要文化財、姿かたちも美しいです。もちろん、橋は渡ってよし、くぐってよしなので、下の川面に降りて撮影もしました。
さて、霊台橋から、国道を少し戻って、脇道をしばらく走り、山の奥にある水路橋「雄亀滝橋(おけだきばし)」を見に行きました。
これが水路。橋はまだまだ先。
見えてきました。
橋を横から見たところ。水が流れています。実はこの橋、この後に行く「通潤橋」のモデルになったのだとか。
雄亀滝橋から見た山々。相当高いとこにあることがわかります。
さあ、時間もちょうどよくなってきました。
正午からの通潤橋放水に間に合うように、熊本を早くに出てきたのです。
私とY美ちゃんは、4年前にもこの放水を見に来て、感動しました。
前に来たときは、彼岸花の季節だったけど、今回は稲木がお出迎え。似合ってますね。
ここには人が映ってるから、大きさが分かってもらえると思うけど、その大きさは圧巻。
いよいよ放水。おじさんが水路の栓を抜いたとたん、放物線を描いて水が噴き出しました。
この橋に3本の水路が通っているので、噴出も3本。
15分から20分の放水のあと、またおじさんが栓を戻しにやって来ておしまい。
これが橋のたもとの堰です。ここを開けたり閉じたりしているのだそうです。
↑通潤橋のまわりの山々は、少し色づき始めていました。
つづく
まずは御船町の「門前川眼鏡橋」へ。
この橋、実は4年前に来たときに、そばを通っていながらスルーしてしまった橋です。
あとから調べてみると、重要な橋だということが分かり、ぜひリベンジしようと思っていたもの。
迷いながら、ようやくたどり着きました。
私の車はナビがなく、そして私は地図も持たず、いつも行き当たりばったり。勘で動く人間なので、一緒に行ってくださる方たちには申し訳ない。
でも、迷いながら見つけるのが楽しいものなんです。
↑輪石にくさび石が打ち込まれているところが珍しいのです。(中国の技法)
そして、渡るとまた楽しい!
過去に撤去の危機に瀕したとのことですが、これからも残して欲しいです。
さて、次に車を走らせるのは美里町。
この町も石橋の宝庫です。国の重要文化財「霊台橋」を目指しますが、その前にいくつかの橋もちょこっと訪ねます。
美里町に入ってすぐに二俣五橋があります。
写真で見て、ステキだなと思っていたけれど、行って見ると想像以上の素晴らしさでした。
↑まるで双子みたいな橋が現れました。その向こうに新しいコンクリートの開腹アーチ橋があります。
また、ここには載せていませんが、下から見上げた国道に新旧二つの橋(一つは石橋)があり、全部で五つ。
それで「二俣五橋」というのですね。
周囲には家が2・3軒。お話を伺うことができましたが、ずっとこの橋とともに暮らしてきて、大切にしてこられたことが分かりました。
次に訪れたのは大窪橋。
これも、写真集「石橋」に掲載されていた美しい橋です。
田んぼの真ん中にポツンとあるような橋で、春は2本の桜と菜の花のコラボが素敵だろうな。
写真に撮ると、どれも同じように見えるけれど、山奥にあるものもあれば、国道沿いのものもあり、ロケーションはさまざま。
もちろん、年代も石工もいろいろで、調べてみるととても楽しい。とは言っても、私はそれほど熱心な研究者ではありません。
写真集をなぞって、自分の目で見られればそれでいいって感じかな?
さて、いよいよ今回のたびの一番の目的である「霊台橋」に到着。
ここは国道218号と並んでかかる石橋。堂々たるものです。
↑これ、人間を入れてないから大きさが分からないだろうけど、橋長90m、アーチ径間28.3mの、熊本では一番大きい単一アーチ石橋だそうです。1847年架橋。
さすが重要文化財、姿かたちも美しいです。もちろん、橋は渡ってよし、くぐってよしなので、下の川面に降りて撮影もしました。
さて、霊台橋から、国道を少し戻って、脇道をしばらく走り、山の奥にある水路橋「雄亀滝橋(おけだきばし)」を見に行きました。
これが水路。橋はまだまだ先。
見えてきました。
橋を横から見たところ。水が流れています。実はこの橋、この後に行く「通潤橋」のモデルになったのだとか。
雄亀滝橋から見た山々。相当高いとこにあることがわかります。
さあ、時間もちょうどよくなってきました。
正午からの通潤橋放水に間に合うように、熊本を早くに出てきたのです。
私とY美ちゃんは、4年前にもこの放水を見に来て、感動しました。
前に来たときは、彼岸花の季節だったけど、今回は稲木がお出迎え。似合ってますね。
ここには人が映ってるから、大きさが分かってもらえると思うけど、その大きさは圧巻。
いよいよ放水。おじさんが水路の栓を抜いたとたん、放物線を描いて水が噴き出しました。
この橋に3本の水路が通っているので、噴出も3本。
15分から20分の放水のあと、またおじさんが栓を戻しにやって来ておしまい。
これが橋のたもとの堰です。ここを開けたり閉じたりしているのだそうです。
↑通潤橋のまわりの山々は、少し色づき始めていました。
つづく
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