千栄さんの記録

2004年1月、脳梗塞で右半身マヒになった千栄さん(当時84歳)のリハビリ記録。
リハビリのサポート担当は磯野・寺本

試練?!

2005年09月30日 | Weblog
今日、千栄さんの所へ行くと留守でまだお医者さんから帰っていなかった。
程なく帰って車から家政婦さんが降りて来た?・・・。
何時もピンチヒッターで来られている人だ。

聞いて見ると何時もの家政婦さんが表で何かをまたごうとして、こけて手を
骨折をしたとの事、(朝の事らしい)すぐに近くのお医者さんへ行ったが
何時間立っても帰ってこないし連絡も無かったらしい・・・。
     (日曜日の出来事)

この間千栄さんはたった一人で部屋の真ん中に車椅子に座って
心細い思いをしていた・・。

とにかく電話のところまで行かないと・・・と思い必死の思いで動く
方の手と足で車椅子を動かして、電話口まで行って待機していたが・・・・・・。鳴らない

暗くなってから家政婦さんから連絡を受けたリハビリの先生が来てくださったが
鍵がかかっていて中に入れない(何時も一箇所あけておく場所が今回動転して
開けておくのを忘れてしまったらしい)そこらじゅう探しやっと中に入る事が
出来たが。

家政婦さんが帰ってきたのはそれからまだしばらく立ってからだったという。  
千栄さんの心細い長~~い、一日だったらしい。

まだその影響が残っているようなのでスワイショウと各関節の柔軟と腕、脚
のほぐしをおしゃべりをしながら行い今日は終わった。

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2 コメント

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怖いですねぇ (千鶴おばさん)
2005-10-09 08:31:59
千栄さんの恐怖が文章からにじみ出ておりました。

家政婦さんの怪我という思いがけないアクシデントとは言え、たった1人にされた不安はこれからの高齢化社会には多々起きる出来事と人ごとではない事ですもんね。



改めて我が家の危機管理を見直さなければと考えさせられました。



千栄さん怖かったですね、千栄さんの冷静さにも感服しました。
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Unknown (磯野です。)
2005-10-10 23:55:31
私も聞いたときは千栄さんの心細く怖かったのが手に取るように浮かびました。



車椅子も普段は自分ではとても重くて動かす事など出来ないのにその時は必死な気持ちだったからすごい力が出たのだと思います。



本当に考えさせられました。
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