大和町西部、かつての集落道を北へ歩いて行くと、斜面下の草地に紫色の花が咲いている
のが見えます。歩み寄って確認するとアサツキの花ですね。
アサツキは山野に自生するネギの仲間ですから、ネギと同じような球状の花序を付けます。
海岸の岩場などでも見かける花ですが、ここの方が花茎が長く花序も大きいようです。
腐葉土が厚く堆積していて、鱗茎が大きく育つからでしょうね。
花序の中の一つの花には、6本の雄しべと1本の雌しべがあります。
自家受粉を避けるために、その花の雄しべが花粉を出し終えてから、雌しべが伸び出して
きて受粉可能となります。当然受粉するには他の花の花粉を貰うことになり、このような
仕組みを雄性先熟というようです。
三枚とも2024.5.27撮影
アサツキは2016年の3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/0c17e5c189cea9887d98f34f65093d39
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