東松島市野蒜地区の、大津波で被災し取り壊された、宿泊施設跡の更地に生えていた
メマツヨイグサのロゼット葉です。ほとんどが寒さで赤く葉焼けしていますね。
ただ、大きめの葉は枯れてしまっていて、地際で捩れています。
この場所以外にも、道路沿いや工事中の防潮堤などに点々と生えています。
裸地が好きなようですから、先駆植物(パイオニアプランツ)の一つでしょう。


二枚とも2017.12.31撮影
アカバナ科マツヨイグサ属の帰化植物にはマツヨイグサ、コマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、
メマツヨイグサなどがあり、総称して「月見草」と呼ばれています。
これらが夕方から咲き始めて、翌朝には萎んでしまうことからの命名ですね。
その中で最も多く生えているのがメマツヨイグサです。
メマツヨイグサの種を乾燥し、低温圧搾(コールドプレス)で搾ったものが月見草オイルで、
心疾患予防と免疫機能向上効果、女性の月経前症候群や更年期障害の緩和効果があるとされ、
また胃腸の興奮を静めるとされる。アレルギーで傷んだ皮膚には直接患部にオイルをつけると、
消炎作用があるとされる。
月見草オイルはおよそ70%のリノール酸からなっていて、他に細胞の新陳代謝に必要な
ガンマ-リノレン酸が9%、オレイン酸が8%、飽和脂肪酸が8%含まれている。

2017.12.31撮影
アカバナ科マツヨイグサ属の2年草で、北アメリカ原産の帰化植物。
明治中期に渡来し、現在ではほぼ日本全土に生えている。
道端や空地、耕作地周りや河原などに野生化。秋に発芽し、ロゼット葉で冬を越す。
茎は下部からよく分枝して高さ0.5〜1.5mになり、上向きの毛が生える。茎に付く葉は長楕円状
披針形で長さ5~20cm、先端は尖り、縁に浅い波状の鋸歯がある。中央脈の上面はやや赤みを帯びる.
花期は6〜9月で、花は黄色で直径2〜5cm。花弁は4個、萎んでも赤くならない。
萼筒が長い円柱形で、花柄のように見える。子房は萼筒の基部にある。雄しべ8個。雌しべ1個。
果実は蒴果で、2〜4cmの円柱形、熟すと4裂する。中には種子が密に2~4列並んでいている。
種子は扁平で不定形な方形で、長さ1~2mm、表面にはしわが多い。
メマツヨイグサのロゼット葉です。ほとんどが寒さで赤く葉焼けしていますね。
ただ、大きめの葉は枯れてしまっていて、地際で捩れています。
この場所以外にも、道路沿いや工事中の防潮堤などに点々と生えています。
裸地が好きなようですから、先駆植物(パイオニアプランツ)の一つでしょう。


二枚とも2017.12.31撮影
アカバナ科マツヨイグサ属の帰化植物にはマツヨイグサ、コマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、
メマツヨイグサなどがあり、総称して「月見草」と呼ばれています。
これらが夕方から咲き始めて、翌朝には萎んでしまうことからの命名ですね。
その中で最も多く生えているのがメマツヨイグサです。
メマツヨイグサの種を乾燥し、低温圧搾(コールドプレス)で搾ったものが月見草オイルで、
心疾患予防と免疫機能向上効果、女性の月経前症候群や更年期障害の緩和効果があるとされ、
また胃腸の興奮を静めるとされる。アレルギーで傷んだ皮膚には直接患部にオイルをつけると、
消炎作用があるとされる。
月見草オイルはおよそ70%のリノール酸からなっていて、他に細胞の新陳代謝に必要な
ガンマ-リノレン酸が9%、オレイン酸が8%、飽和脂肪酸が8%含まれている。

2017.12.31撮影
アカバナ科マツヨイグサ属の2年草で、北アメリカ原産の帰化植物。
明治中期に渡来し、現在ではほぼ日本全土に生えている。
道端や空地、耕作地周りや河原などに野生化。秋に発芽し、ロゼット葉で冬を越す。
茎は下部からよく分枝して高さ0.5〜1.5mになり、上向きの毛が生える。茎に付く葉は長楕円状
披針形で長さ5~20cm、先端は尖り、縁に浅い波状の鋸歯がある。中央脈の上面はやや赤みを帯びる.
花期は6〜9月で、花は黄色で直径2〜5cm。花弁は4個、萎んでも赤くならない。
萼筒が長い円柱形で、花柄のように見える。子房は萼筒の基部にある。雄しべ8個。雌しべ1個。
果実は蒴果で、2〜4cmの円柱形、熟すと4裂する。中には種子が密に2~4列並んでいている。
種子は扁平で不定形な方形で、長さ1~2mm、表面にはしわが多い。
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