100分de名著 『老人と海』ヘミングウェイ
第2回 死闘から持ち帰った不屈の魂
死闘の末にカジキを仕留めた老人の前に大きな壁が立ちはだかる。
血の匂いを嗅ぎつけた鮫たちがカジキを狙って殺到してきたのだ。
死力を尽くして鮫たちと闘い続ける老人だったが、やがて力尽きカジキは白骨と化す。
それでも老人はその骨を引きずり少年の待つ港へと帰還するのだった。
一見無意味ともいえる老人の行為は何を意味しているのか。
そこにはヘミングウェイが追い求めた「生の証」があった。
第二回は、老人がその闘いを通して少年に伝えたかった真意を読み解き、
ヘミングウェイが未来の私たちに託したかったメッセージを明らかにしていく。
Stranger on the Shore
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