さすらう難聴者 - Do your best, at your moment-

気まぐれで、気難しく、いつも迷いながら、生きている難聴者のメモランダム

一人湯船での思い

2011-11-01 22:02:21 | 独り言
むかし、むかしは
子2人と3人で 風呂に入って
タオルを ふぁっと湯船の上において
まあるいタオル風船 よくつくった
ぶくぶく・・・ と沈めて
みんなで楽しんだ。

むかし むかしは
タバコの煙で輪を 一杯作って
みんなで面白がった。

むかし、むかしは
子2人とひとつの布団にくるまって寝れたね。

むかし、むかしは
帰ると
2人の子が 「おとうさん おかえり」と
玄関に 飛び出してきた。

今は もう それは ないけど、心は消えない。

-----------------------------------------------

親って なんだろうと思う。

自分の母を見ても 思う。

親が子に対する思いと 子が親に対する思いは 残念ながら 少し違う。

父は三男であったが、病気の年老いた祖父母、と2番目の伯父を介護し
苦労しただけで70歳前に逝き、母はその後ひとりで16年生きてきた。
また、その間、一番上の伯父家族と同じ敷地の家に暮らし、いやがらせ等散々苦渋なる生活を強いられた。
私も妹も その被害者の一人であり、いつもいつも この家から出て行きたいと思っていた。
めったに怒らなかった父。今生きていたら 私を見て何と言うのだろうか?何を思うのだろうか?
 
今、実家に行くと、母は 何度いらないと言っても、駄菓子やいろいろ車に置いておく
いつまでたっても 自分より息子を思う心かな。
母は別に 何かして欲しいわけでもないだろうが・・・

何か してやらないと と思うけど 思うだけで 何も
そばには いてやらないとと思うが、なかなか難しい。

よく自分でも自分がわからなくなる。
家を出て、はたして これで よかったのだろうかと思わざるを得ない日々。

自分の障害だけでなく、まだ他にも背負わないといけない事の多さに、この先を思う。
がんばれよと もう一人の自分が もう一人のくたびれた自分に 声をかける。
今日は 会社で問題だらけ、胃がキリリと、頭はチカチカと痛い。
いつもながらに 暗いブログ。

「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ畳の上にとどかざりけり」







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。