さすらう難聴者 - Do your best, at your moment-

気まぐれで、気難しく、いつも迷いながら、生きている難聴者のメモランダム

コロナと映画と私

2020-03-09 20:13:08 | 映画

はや 3月弥生、、、コロナ、紙モノの買い占めによる混乱が続いてますが・・・

1月〜2月は、いろいろな別れがありました。
ヨガ教室の先生、職場の同僚、よく知ってた亡母の友人がなくなり、遠方の叔父も同じくで、あと、電力会社を変えたり(ちょっと違うか💦)

現在、映画館行きを自粛中、
最後に見たのは2月10『パラサイト』で、2月10日7@名古屋
ちょうど上映の30分前に友達のSNSでアカデミー賞を取ったことを知り、「これから見る」とコメントしました。
その影響もあったのか、満席でした。
見終わったら、その人から「これから見ます」と入ってました。
2月下旬に見た人の時は、空席が結構あったそうです。

見ておきたい映画と思います。

ポスター画像

映画館は換気は良い
https://note.com/asai_takashi/n/nd75b4a736e87?fbclid=IwAR3bcGjLkfo_teSbau4b6OOzFFuFCkdU7_QItN1bHKYGgxXnaNsSZMvxpbY

人が少なければ、ライブハウスなんぞとは違う環境なのかもな〜とは思いつつ 未だいけてません。

洋画は字幕あるので、割と時間の融通が利き、『1917』、『ジュディ』、『ミッドサマー』『スキャンダル』などを見たいと思っております。

邦画だと『RED』、『fukushima』、『影裏』とか、モべリオ(字幕メガネ)を持っていかなきゃならんのでちょっと面倒、

ただ、3月より全国の主要劇場で貸し出しが始まったので、劇場で借りればハンドリングは楽です。
https://www.bfeiga.net/jm?fbclid=IwAR1k6bge0R01h_r0ysTbY2u7kUJZjKxLIWf08K-vQ1n6CEH3n9upVxtwL8A



でも、私は、やっぱり、スクリーン字幕で楽に見たいです。

▽備忘録

◆10-2月 秋から冬ドラ
 ◎◎『グランメゾン東京』『知らなくていいコト』
 ◎ 『まだ結婚できない男』『4分間のマリーゴールド』『トップナイフ』『ハムラアキラ』『アリバイ崩し承ります』
 〇『同期のサクラ』『G線上のあなたと私』『チート』『時効警察はじめました』『モトカレマニア』『絶対零度』『恋はつづくよどこまでも』『ケイジとケンジ』 『パパがも一度恋をした』『麒麟がくる』『ハル』『ミス・ジコチョー』
 ▲『スカーレット』『おっさんズラブin the sky』

◆映画
10月 真実 ▲
11月 イエスタデイ  ○
   マチネの終わりに ○
12月 カツベン ○
    閉鎖病棟 ○
     屍人荘の殺人 〇
         決算 忠臣蔵 〇
     男はつらいよ ▲
     スターウォーズ 〇
1月 フォードVSフェラーリ 〇
2月  37セカンズ ◎
   パラサイト 〇
   風の電話 〇

◆レンタル
2月  ゴールデン・リバー 〇
    マレフィセント2   ◎
    九月の恋と出会うまで 〇
    ロビン・フッド ザ・ビギニング  〇
      羊と鋼の森 ◎
   あなたはまだ帰ってこない 〇
   愛唄-約束のナクヒト- 〇
   ブラックパンサー ▲
   町田くんの世界 〇
   泣き虫しょったんの奇跡 〇
1月   僕はイエス様が嫌い ▲
   居眠り磐音  〇
  コンフィデンスマンJP ◎
   新聞記者 ◎ 
   愛がなんだ ◎ 
   半世界  〇
   シェイプ・オブ・ウォーター 〇
12,11月 なし
10月 家へ帰ろう ▲
    メアリーの総て ▲ 
    悲しみに、こんにちは 〇
    レディ・バード▲
    ナチス第三の男 〇 
    心と体と ▲

ちょっと映画依存症になっているかもしれない(笑)

聞けば、映画好きの人は普通に映画館へ行っている。
イタリア政府は、全土の映画館・劇場・博物館などを閉鎖する。

うーん 悩ましい時勢、あと数年で前期高齢者やし、持病のひとつやふたるはあるので行かないのがよいに決まってはいるが。

内容が昔と比べ、陳腐になってきたなと思いつつも、これにて

では また


またまた映画

2019-03-03 20:43:42 | 映画

もう3月3日になってしまいました💦耳の日
今日は10時過ぎから雨模様で屋外のイベントとか大変やなと思いつつ。
3つほど近況報告

昨日、地元のスーパーで恒例の「耳マーク」普及に向けたビラ配りをしました。

聴こえにお困りの方は連絡くさいと担当のFAXと市役所担当のTEL/FAXを記してあります。

「耳マーク」の画像検索結果

配っていると反応様々。
8割方好意的に話を聞いてくれます。

女性はほぼ100%受け取ってくれます。
家族連れも同上。
男性は7割か?
男性は若者よりご老人があまり印象よくありません。
手ではねのけられたり、、、反面教師(◞‸◟)

やはり難聴になる人は増えてきているようで、
「私も難聴なの、家では何回言ったらわかるんだ!」と怒られるというご婦人もいらっいました。
やっぱり家族も含め社会での理解が進んでないと感じます。
「近所の人で聞こえない高齢者がいて、昔若い人に殴られてからなったそうだけど、話ができないので困る。車の運転してるけど、危ないよね」とか。

皆さん 抱え込んでるんではと・・・。
やっぱ夫婦でも。当事者同志でないと解りあえないとこころはあります。

自分がそうだったし、一生障害の受容などできないと思ってますし。
ちょっと慣れたというか、あまり考え込んでもしょうがないと思うようになっただけで。

会議とか、いろんな場面で「置いてきぼり感」はあります。

まあ一生「こうしてほしい」と言い続けるしかないですね。
どうしたらいいかわからない健聴者には。
これはこれで こっちも疲れますので、時々休息しますけど。

全部とは言わないまでも、もう少し制度的に、社会モデル、ノーマライゼーションということをお上は考えてほしい。
どんな障害者も、面倒なんです。時間がかかるんです。
健常者になりたいもしくは健常者と同じ土俵で人生したい。

それは障害者のわがままではない と改めて感じたのが
映画「こんな夜更けにバナナかよ」で、原作本も読みました。


というところで2つめは映画

先日の投稿以後も頑張って?います。

◆映画

9月 『カメラを止めるな』バリアフリー日本語字幕@名古屋
   『散り椿』UDcast字幕メガネ

10月『食べる女』UDcast字幕メガネ 

11月『日々是好日』バリアフリー日本語字幕@名古屋
  『スマホ落としただけなのに』/『人魚の眠る家』UDcast字幕メガネ ハシゴ

12月『ボヘミアン ラプソディー』洋画字幕
  『かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発』UDcast字幕メガネ字幕メガネ
  『夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年』バリアフリー日本語字幕@岐阜市
  『アリー/ スター誕生』洋画字幕

1月『こんな夜更けにバナナかよ』UDcast字幕メガネ字幕メガネ

2月 『七つの会議』/『マスカレードホテル』UDcast字幕メガネ ハシゴ

◆レンタル

2019/2/28 DVD新作 ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 
2019/2/24 DVD準新作 エルネスト~もう一人のゲバラ~ 
2019/2/21 DVD新作 私の人生なのに 
2019/2/14 DVD新作 スターリンの葬送狂騒曲 
2019/2/7 DVD新作 ミスエデュケーション 
2019/2/7 ブルーレイ新作 未来のミライ 
2019/1/31 ブルーレイ新作 のみとり侍 
2019/1/31 DVD新作 バトル・オブ・ブリテン 史上最大の航空作戦
2019/1/24 ブルーレイ新作 銀魂2 掟は破るためにこそある 
2019/1/24 DVD新作 恋は雨上がりのように( )
2019/1/17 ブルーレイ新作 空飛ぶタイヤ 
2019/1/17 DVD新作 焼肉ドラゴン 

邦画の字幕版は、メジャーな作品は結構字幕ありですが、まだまだ字幕付でない作品は多く日本のバリアフリーもまだまだです。

『ボヘミアン ラプソディー』が抜群に良かったです。
20歳の頃はクイーンはあまり好きではなかったけど、この映画で素晴らしいと思いました。
ラジオやCDで聴くのとはまた違うのかな。

あとはレンタルで借りた『焼肉ドラゴン』は泣けました。
私は好きです。
タイトルで損してるかな。お笑いっぽいんで。

最後に。
音楽の話題。
今年は音楽の年と目覚めてしまいました。

去年の紅白良かったです。

秘密兵器で聴いてました。

ソニーのウェアラブルネックスピーカーSRS-WS1を年末に買って。
音に包まれるような臨場感と振動による新たな音体験を実現する、肩にのせるだけのウェアラブルネックスピーカーとHPにありますが

ホントに臨場感があり音も迫力あり、映画館のようです。
音大きくしても さほど周りに迷惑かけずに。
トイレ、2階でも聞こえ、ブルートゥスでないので音切れもなく強力。

TVに最適で、最近NHKの「ららクラッシク」、「SONGS]、「ミュージックフェア」などを聞いてます。

お勧めです。昨年のベストバイのひとつ。

お勧めです。

 

軽自動車の中も空間が狭いので難聴者にはよい音場かなと思います。

今はボサノバ、カーペンターズ、ユーミン、山下達郎などを聞きながら通勤してます。

終わりがけに何故か自動保存されてなくて、余計に1時間かかってしまった💦

何で????

ということで

ではまた

 

 

 

 




続々・映画

2018-08-31 23:01:28 | 映画

もう今日で8月も終わりです。

相変わらず異常気象が続くようです。
何かとお気をつけください。

さて、映画を3本見てきました。

その前に・・・
新宿ピカデリー、川崎チネチッタ、大阪ステーションシティシネマでは字幕メガネの貸し出しを実施。事前予約制です。
大体字幕が付く映画はこの劇場で借りれますので、一度お試しあれ。
劇場のは私のモデルよりやや重いかもなので、鼻にきますので何かクッションになるものを挟んだ方が良いかも。
眼鏡には対応できます。
席は最後列がいいです。
まだまだ発展途上なので、良くない点もありますが、慣れてくると気にならなくなってくるかな。
もっと貸出劇場が増えるとよいです。

さて
◆まず2本
邦画は『コード・ブルー』これ字幕メガネ使用第段 全く問題なし

間が良かったので思い切ってハジゴ
洋画『ミッション:インポッシブル フォールアウト』

何年振りかのダブルヘッダーでした。ちょい疲れたけど。

『コード・ブルー』はTVでお馴染み、いくつかの話を組み合わせという感じですが、悪くないです。感動もの(笑)
特に、戸田恵梨香がとても好きです。『阪急電車』の頃よりです。

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』は 何が何だかわからないけど(笑)とにかく走りまくり、追いまくり。

トム・クルーズが走りまくるシーンが圧巻です。
昔から肩の凝らない、アクションというかハードボイルドというか、そういうのが好きで『007シリーズ』が最高でしたね。

◆3本目は『オーシャンズ8』 検察側の罪人』と迷いました。

ヘップバーンの『おしゃれ泥棒』を思い出してこcっちに。
正解でした。途中から目が覚めました。アクションって言うよりおしゃれな映画。

★最後の映画の話題、『カメラを止めるな!



『カメラを止めるな!』バリアフリー上映決定!

28/8/2018

 お客様からのご要望にお応えいたしまして、映画『カメラを止めるな!』はバリアフリー視聴用の音声ガイドと日本語字幕版の制作を決定いたしました。

 音声ガイドは、UDCast (ユーディーキャスト)方式を採用し、アプリをインストールしたスマートフォンなどの携帯端末でご利用いただけます。
 
日本語字幕版は一部劇場で期間限定にて上映実施いたします
 
バリアフリー版の 実施劇場・実施日程につきましては近日発表いたします。

いましばらくお待ちください。
 
 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

これ映画サイトで日本語字幕をお願いしてた作品。
皆同じ要望してたんだと思って、嬉しくて。

実は先週「実現に向けて頑張ってます」とダイレクトに返信来てました。
割と早い返信で、稀有なこと。

何度、字幕の付いてない映画に要望したことか(◞‸◟)、殆ど実現しないです。
こういうとき、字幕のない映画は「障害」の「害」を意味すると思います。「壁」と言ってもいいけど。

実現したのは『レインツリーの国』の一週間全劇場全時間帯と『君の名は。』のリバイバル日本語字幕上映ぐらいでしょうか。

でも日本語字幕版作ってもらっても、上映館、回数少なかったら意味ないので、そこのところ宜しくです。

この映画、すごいヒットしてるらしくて、先日は地元の映画祭メンバーが観に行った、、、まあ健聴者ばっかです。
良くも悪くも、こういうことは慣れてしまったけど、やっぱり、同じ土俵に参加したいですよね。本当に。
作品観ないと良いとも悪いとも感じなくて、何にも生まれないので。

映画に限らず、参加できて、はじめてモノ・コトを決められる。

以下は公式サイトのNEWS より

閑話休題
 
お役所での障害者雇用率の水増しというかインチキが暴露されましたが、
 
怒りを通り越して、笑うしかない。
 
ちょっと目を疑いました。
 
42年間インチキって とても信じられない。
 
新聞にでも投稿しようと思ってますが、手帳基準は非常にハードル高く
欧米なら40dBほどから福祉サービスを受けられるのに。
これを機会に手帳の認定基準を見直してほしいと思ってます。
同じ思いの人は多そうだし。
 
ろうあ連盟や全難聴は徹底的に講義とデジベルダウン実現してほしいです。
 
こういうことが実現できなくて、何の為に存在しているのか!
なんて、思います。
 
明日は休出、
あさってもイベント3つ。
忙しく9月が始まります。

夏と秋と 行きかふ空の かよひじは かたへすずしき 風や吹くやむ

では、また。
 
 

夏、万引き家族、

2018-07-23 22:06:23 | 映画

この暑さは全くどうなっているのか❓

岐阜県は有名になってしまった。
中でも夛治見が40.7℃。
私の出身高がある街ですが、学生の頃はそんなに暑く感じなかったんだけど。

私の実家は、木曽川と城跡のある山に囲まれた田舎で
もちろん扇風機はあったけど、クーラーは母が高齢になるまではなかった。

もう今は壊してしまったけど、中庭のある明治に建てた大きな木造建築で、
南北の戸を全開すると風が通り抜ける。
夜は鍵なんかかけずに、開けたまま寝ていた。
風のない時は、さすがに暑かったけど。

高校生の時はいつも上半身裸で勉強してた。
高三の夏は、人生で一番頑張った夏。12時間/日位勉強したかな。
努力は実を結び、秋口から実力テストの順位が上がり、最後は文系で4番だった。エヘン(笑)

まあ、それがどうした なのだけれど、自分でもなんであんなに、あの夏は頑張れたかと思う。

思い出の夏のひとつ。

実家から望む裏山

 

さてと、「万引き家族」を観てきました。

人により評価はわかれるでしょうが、私は傑作だと思います。
HAPPY ENDではないことが、すごく後に残る。
HAPPY ENDになってえくれ〜という作品もあるんだけれど、これはこれで感じること多い作品かも。

見どころは多いです。

キャストの個性それぞれが際立つ作品で、それでいて作品全体の個性も光る。
安藤サクラが絶賛されているけど、私はやはり樹木希林。
台詞ひとつひとつが鋭い。
洋画の題詞にもにてクールという英語が合うか。

「家族」とは血の繋がりだけで決められるものか?そうではないと思うが、一言では表現できず。

仕事上いろんな家族の有り様を見せてもらってきて、事実は小説より奇なりと本当に思う。
全然、ありえない映画ではなく、そこがドキュメンタリー的で。
家庭内暴力→子供への虐待、妻へのDV、年金詐称、まあ万引きも当然

是枝裕和監督は「家族」をテーマとした作品が多い。
家族全員で海辺で遊ぶシーンは「海街diary」のそれを思い出す。
全然違う運だけど、奥底で2つは繋がっているかもしれない。
家族の絆というテーマで。

是枝監督は、既成概念とか既成体制とか、そういう物を壊したいんじゃないかとも感じる。

実は今回は2回目。公開後すぐに、字幕なしの通常上映を無謀にも観にいって、殆ど聞き取れず絵だけ見て帰ってきた。
あと、話題作と言うだけで暇つぶしにでも来たのかと思われる吾人が多く、やたら途中で席を立って行き来したり、傍若無人な観客が結構いて散々だった。批判を恐れずに敢えて言えば、それは全てご高齢の方。

自戒。決して良識のない後期高齢者にはなるまい。

最近は、一番後ろの席にしています。
何故か100%後ろから座席をけられるので、
これまた振り返ると私より年配のオジサンかオバサン。
目配せ注意しても効果なし。

上映中、携帯、スマホを観るのは、老若男女を問わすいる。

映画を観るマナーは守ろうかと。

1.スマホは電源切る
2.前の座席はけらない/足仕組まない
3.エンドロールが終わって明るくなってから立つ
4.途中でトイレ行かないように事前に
5.食べない

ポップコーンも匂いが嫌いで、食べながら映画観る人は嫌いです。飲み物はいいけど。

と文句が多すぎますかね。きりがないけど。

今回は途中で、席を立つ人もなく、映画鑑賞快適に完全にでき良かった。
字幕メガネのおかげでもある。
思い切って去年買って。

今年からUDCast対応作品が増えてきたので、コンテンツをダウンロードすれば、いつでもどこでも対象映画を観られるようになった。

なかなか暇がないけれど、近くの劇場で字幕で観れるので、頑張って?観に行こう。

 


映画『海街diary』との再会

2018-06-10 23:05:26 | 映画

映画『海街diary』をTVで観ました。

再開である。

3年前に名古屋の映画館で観ている。

その時に、これは佳作だと思ったが、今回は、前回より何か深いものを感じたかな。

何度も観たい映画は、自分に取っては大事な映画です。

出演者がこんな豪華だったんだと気が付かされる。
自心の琴線に触れる作品には、必ずと言っていいほど樹木希林さんがいます。

監督は、今、話題になっている 是枝裕和さんでした。

鎌倉の佇まいも好きだし。

洋画もいいのだけど、やはり日本の映画は自分の肌に合っている作品が多い。

山田洋次監督は、映画には家族というものが軸にないといけないとおっしゃっていたけど
この映画を観て、改めて腑に落ちた気がしました。

ままならない人生だけど、良いとか悪いとかを超えて 生きている。

人は、いくつもの顔がある。

比較できないけど、何かを、誰しも背負っている。

などなどと感じ、

それは生まれた家、環境、家族から引き継いでいるものなのだろうか?
少なくとも影響は受けているのは確か
自分がそうだから。

上手く表現できないけど...、そんなことを思ったり。

 
あとは、やはり、難聴になったことも人生に大きな影響を。

健聴者とろう者、日本語と手話という2つの世界の間にいる。

ちょっと・・・中途半端な人間で、手話は完璧にはできず、口話もできず、

ここ10年くらいで沢山の難聴者と会ってきたけど、幼少の頃からの人が多く、
びっくりだったのは、皆、ほぼ手話はでき、口話もできで、
もちろん相当な努力をしてきたからってことは解っているけど。

中途失聴でも、若い時になった人はレベル高い。

もっと勉強しなさいと言われたこともあったけど、うーん、やってきてない(笑)
てか、そこまで追い込まれてないからでしょうか?

そもそも、手話という発想もなく、長らく何とか誤魔化してやってきた。

手話通訳が完璧に解れば、仕事での会議とかもスムーズにいくかもしれないと思うけど、仕方ない。

三十代から五十くらいまでは、電話も何とかでき、音楽もちゃんと聴こえ、歌えた。
その間、静かになだらかに、聴力は落ち、五十を過ぎるころから一気に悪化してしまった。

プロの歌手の歌がオンチに聴こえるように。
カラオケも、家族に音がはずれていることを指摘されるようになって止めた。

それでも、5年前くらい前からは、補聴器を変えたせいか、車の中で音楽はほぼ聴けるようになり、たまに歌ったりもする。
やっぱり、音楽が好きなんだ。

いろいろ悩み、今の境地は、悪いなりに心は安定したかもしれない。
受容ではなく、諦観に近いでしょうね。
開き直り?悟った?(笑)
今は、そんな24時間苦しくはない。

考えてもどうしようもないことはどうしようもない。
自分が楽になる工夫をするしかない。

できることは極力頼らず自分でやる。

時々は、切実なる現実を知らされることもあるけど、
前よりは拘りがなくなって、
いつまでもその地点に留まっていることはなくなった。

補聴器を隠さなくなったのは五十ををいくつも過ぎてからで、それまでは恥ずかくて恥ずかしくて隠していた。
世の偏見という色に自分も染まっていたのかなあと思う。

_(_^_)_ 映画の話が脱線。

自分の事を顧みる。

自分は何かを残したい為に、色々なことに首を突っ込んでいるのだろうか?

自分の足元の暮らしも、満足にできていない と思うのに、外へ外へと彷徨している。

やはり、ひとりで旅をしたいなと、この映画を観て、何故か、また思ってしまいました。
 
明日から、、、仕事。
 
では、また。