さすらう難聴者 - Do your best, at your moment-

気まぐれで、気難しく、いつも迷いながら、生きている難聴者のメモランダム

ホントに雑感

2018-06-28 23:09:37 | 雑感

今、サッカーのポーランド戦を横目で観ながら、補聴器外して音は聞こえないので。

昨日が母の命日でした。一年になりますが、何か、遥か昔のような気がします。
まだ、何か、不思議と母がいないという実感がない。

母は、病気の祖父母と伯父(次男)の面倒を最後までみて、伯母/叔母から感謝し続けられました。(長男である伯父を除いては)
長男伯父家族と我々家族(父は三男)が、別棟ではありましたが同じ敷地に住むという、いろいろとややこしい環境の家でした。

例えば、風呂をこちらが炊いて、長男家族に先に入ってもらうという事が長く続きました。
私はよく近くに住む伯母/叔母の家に行って面倒をみてもらったりしてました。

電気代、税金はこれも長く、こちらが払っていました。

横暴な伯父(長男)に、我慢我慢の父母に対し、自分は大きな鬱憤をもっていて、
高校生の時にそれが破裂し、勝手な事をするので伯父と一戦交えました。口撃だけですけど。
大学生以後も、何度が衝突したかな。
相手は70〜80、自分は20〜30、気力体力では負けるもんかと血気盛んな頃でした。

父は享年69、伯父は94だったか?長く行きました。
伯父には、因果応報、びた一文相続財産はなく、数年はかなり気落ちしてましたが長生きはしました。
父はよく働き過ぎたか❓早世して、世の中こんなものですね。

こういう家に生まれたのは運命って言うのでしょうか?

で、こんな家にはいられないと、実家を出て 別の土地に自力で家を建てました。
親戚もそれを勧めていましたし。

でも家を建てた年に父は亡くなり。阪神大震災、オウム事件のあった年の8月7日でした。
父が急逝したとき、祖父の遺言状で、代襲相続で実家の不動産を引き継ぎました。

約宅地2カ所200坪、農地2カ所300坪*お茶畑少し。
今となっては無用の長物で管理する手間と税金ばかりかかる売れない土地です。

面子を取って、実利を取らなかった。

長くなるので こういう話はここで止め。

 

「半分、青い。」を相変わらず観てますが、昔のNHKの連ドラ「カーネーション」も観てます。
これも、面白い。良いドラマです。

あとは今日仕事で嬉しいことがあって、
相談者の人が こんなに話したのは久しぶりと言ってくれ 心が軽くなったようで 自分も心地よい気持ちになりました。
何か、相手が喜んでくれるのが嬉しくて、正直キツイなあと思うことも、何にもしてあげられないと、もどかしいこともありますが、仕事を続けられるのはこんなこともあるからかな。
おそるおそるお願いしたブルートゥスのワイヤレスマイクを面白いといって使ってくれて、補聴器にダイレクトに声が入り、すごくよく聞こえた。
調子に乗っていろいろ仕事と関係ないことまで話してしまった。

やっぱり 何かしら困難や困りごとをかかえている人、それぞれに違う障害を持った人とは、根っこのところで、同じ思いを持っている。
同障の当事者どうししかわからないことあるよね。
同障の人と話すと、すごく共感できたり、嬉しかったり、気持ちが軽くなったり、ほっとしたり、、、、
病院行くより、良いよね。
って話で、

これ、障害を抱えている人だからわかる強みです。

聴くことが商売の相談員に、聴覚障害者が果たして満足に務まるのか?と今も思ってはいますが、行けるとこまで行きましょう。

うん、今日は間違いなく良い日だったと思う。

これで、もう少し、続けられる。

幾山河 越えさり行かば 寂しさの 終てなむ国ぞ 今日も旅ゆく

では、また。


映画『海街diary』との再会

2018-06-10 23:05:26 | 映画

映画『海街diary』をTVで観ました。

再開である。

3年前に名古屋の映画館で観ている。

その時に、これは佳作だと思ったが、今回は、前回より何か深いものを感じたかな。

何度も観たい映画は、自分に取っては大事な映画です。

出演者がこんな豪華だったんだと気が付かされる。
自心の琴線に触れる作品には、必ずと言っていいほど樹木希林さんがいます。

監督は、今、話題になっている 是枝裕和さんでした。

鎌倉の佇まいも好きだし。

洋画もいいのだけど、やはり日本の映画は自分の肌に合っている作品が多い。

山田洋次監督は、映画には家族というものが軸にないといけないとおっしゃっていたけど
この映画を観て、改めて腑に落ちた気がしました。

ままならない人生だけど、良いとか悪いとかを超えて 生きている。

人は、いくつもの顔がある。

比較できないけど、何かを、誰しも背負っている。

などなどと感じ、

それは生まれた家、環境、家族から引き継いでいるものなのだろうか?
少なくとも影響は受けているのは確か
自分がそうだから。

上手く表現できないけど...、そんなことを思ったり。

 
あとは、やはり、難聴になったことも人生に大きな影響を。

健聴者とろう者、日本語と手話という2つの世界の間にいる。

ちょっと・・・中途半端な人間で、手話は完璧にはできず、口話もできず、

ここ10年くらいで沢山の難聴者と会ってきたけど、幼少の頃からの人が多く、
びっくりだったのは、皆、ほぼ手話はでき、口話もできで、
もちろん相当な努力をしてきたからってことは解っているけど。

中途失聴でも、若い時になった人はレベル高い。

もっと勉強しなさいと言われたこともあったけど、うーん、やってきてない(笑)
てか、そこまで追い込まれてないからでしょうか?

そもそも、手話という発想もなく、長らく何とか誤魔化してやってきた。

手話通訳が完璧に解れば、仕事での会議とかもスムーズにいくかもしれないと思うけど、仕方ない。

三十代から五十くらいまでは、電話も何とかでき、音楽もちゃんと聴こえ、歌えた。
その間、静かになだらかに、聴力は落ち、五十を過ぎるころから一気に悪化してしまった。

プロの歌手の歌がオンチに聴こえるように。
カラオケも、家族に音がはずれていることを指摘されるようになって止めた。

それでも、5年前くらい前からは、補聴器を変えたせいか、車の中で音楽はほぼ聴けるようになり、たまに歌ったりもする。
やっぱり、音楽が好きなんだ。

いろいろ悩み、今の境地は、悪いなりに心は安定したかもしれない。
受容ではなく、諦観に近いでしょうね。
開き直り?悟った?(笑)
今は、そんな24時間苦しくはない。

考えてもどうしようもないことはどうしようもない。
自分が楽になる工夫をするしかない。

できることは極力頼らず自分でやる。

時々は、切実なる現実を知らされることもあるけど、
前よりは拘りがなくなって、
いつまでもその地点に留まっていることはなくなった。

補聴器を隠さなくなったのは五十ををいくつも過ぎてからで、それまでは恥ずかくて恥ずかしくて隠していた。
世の偏見という色に自分も染まっていたのかなあと思う。

_(_^_)_ 映画の話が脱線。

自分の事を顧みる。

自分は何かを残したい為に、色々なことに首を突っ込んでいるのだろうか?

自分の足元の暮らしも、満足にできていない と思うのに、外へ外へと彷徨している。

やはり、ひとりで旅をしたいなと、この映画を観て、何故か、また思ってしまいました。
 
明日から、、、仕事。
 
では、また。

今日は

2018-06-07 23:48:58 | 独り言

今日は仕事で少し良いことが起きたので、そのメモリーということで。
ヨガには残業で行けなかったのが残念ではあります。

まだ下駄を履くまでどうなるかわからないが、少し嬉しくて、我慢していたアーモンド一袋いただく。

自己満足かもしれないが、誰かの為に何かできる今の仕事は幸いかもしれない。
本当にいろんな人、家族、人生、があって、、、
困難ケースってのも結構あるけど、同僚たちは頑張っている。

あまり詳しくは書けないので、読んでる人にはチンプンカンプンだとは思います。
いわゆる福祉(あまり好きでない単語)の分野。

この歳になっても、いや、この歳だから?
報告書とかケアレスミスが多く、軽い自己嫌悪に陥るし、
当然、コミニュケーションも不完全だけど
なんで辞めないんだろうと自分でも思う。

当たって砕けろ的姿勢。まだ砕けてない。(笑)

自分史的なことや好きだった音楽についてとか、映画、絵画、和歌、詩とか諸々をここに残しておきたい。
別に意味はなく、それこそ自己満足でしかないけど、気まぐれに綴ってみようと思います。次回から。

母の一周日が終わり、心が少し落ち着いたのかもしれない。

ひとりで旅に出てみたいと思うのですが、できるかな。
何か言われるかな。

20代の頃、大学の時は、北海道、鎌倉、能登、近いので京都は何度訪れたことか、高山も地元なんで何度も
会社に入って、広島、長崎、城崎〜鳥取〜出雲、大阪〜紀伊半島を回ったり、
長崎と鎌倉が良かったかな。鎌倉は北鎌倉が良い。北海道ももう一度行ってみたい。
この歳になっても、国内でまだ訪れたことのない地は多い。

旅はひとつの贅沢。

海外なら欧州
ホームズ好きなのと大英博物館でイギリス、オーロラ/湖で北欧、メルヘン街道の南ドイツ、塩野七生さんの影響でイタリーとか、デンマークで人魚姫も観てみたい。フランスなら印象派の旅でしょう。

生きているうちには無理でしょうか(笑)

残っている奨学金は何とかしてやりたいが、子に遺産を残すつもりはなくて、
自分の始末も生前にカタをつけておきたいと思うようになってきました。

先祖代々のお墓も改装した。
実家も壊した。ひいおじいさんが明治中期に建て、登記簿上99年になっていた(100年以上は桁が入らない)
150坪の中庭のある古い家で、すごい梁が使ってあった。

父方のどうしようもない伯父がいて、訳あって生家から出ていったので、ご先祖様には申し得開けないが、そこは始末せねばならない。

想像は祖父の遺言状にて父が亡くなった時点で代襲相続を断行し
今は、税金払って毎月雑草狩り土地の管理で、今を思えば負けるが勝ち的だったな。
今更、栓無き事。
ま、ひとつのお務めと諦めてやってゆくしかないです。

前にも書いたか?やれることは今のうちにやっておきたいです。

60代の10年にやりたいこと、やれることを、できるだけ、70代はどうなるんだか?わからんので。

何が起こるかわからないのが人生だし、世の中なので。

何もしないというのもありだけど、そういう性分なのでしょう。

まだ、これからですがね。

どうも、ついつい長くなる。

もう寝ないと、あすで今週の仕事は終わる。
昨日は補聴器の日だったんだ。

では、また。


ドラマ、今日、明日

2018-06-03 23:42:42 | 雑感

今晩は。

まずはドラマの話を少し

『半分、青い。』毎日、録画で観てます。

東京編になって、豊川悦司さんが秋風羽織役(本名=美濃権太が笑える)で出てきてから、がぜん面白くなってきました。
さすがに、北川悦吏子氏との長年のコンビネーションでしょうか!?井川遥さんも中々良い味を出してます。

律の運命の人、清、これ「さや」って読むんですね。字幕で観ちゃうので知らなかった。
仕事でお会いする方でも、ビックリするような珍しい苗字がたまにあって、調べると全国に数百人とかで驚きまする。

さて明日からは、また面白そうな、昼ドラのような朝ドラになるとか。

『おっさんずラブ』も終わっちゃいましたけど、5月から観てました。


面白いよって聞いたので、、、

これ新しい形のドラマ、斬新というか。プッと笑えますし。
なんか時々頭がこんがらがりながらも、ずっこけるんで。
男女のラブストーリーのセリフそのまんまだし、偏見という意味ではないですが、違和感なくて。
これで終わるのは惜しい。

ドラマじゃないけど『ヨルタモリ』以来の新鮮さかな。

あとは『ブラックペイン』と『コンフィデンスマンJP』も、ついつい観てしまう。

読みたい本もだいぶ積んであるけど、ドラマ優先になってしまって・・・💦

◆今日

今日は母の1周忌で、昨日は墓掃除やら何やら
月曜は午後半休でお墓へ通じる道の草刈り。小高い丘の奥の方で、道が雑草で消えてしまっていて

石塔が5代前から7基で結構広いお墓です。

石垣がボロボロで、4年前に改装しましたが、半端な石畳で道までは直せず。

墓誌を立てたので、自分からは名を刻むだけなのだが、あとは子供頼み。

お寺のことも、あまり押し付けたくはないし
男ばかりなので、どこへ行くかもわからないし

なるべく自分の始末は、できるだけ生きているうちに、自分で出来ることは出来るうちにと思っています。

◆仕事の事

今の仕事は、もう1年近くになりますが、客観的に見て心が疲れる仕事なんで、トホホと思うときも多いのですが
ストレスはあるんだけど、不思議に心が折れないもんだと、自分に対して変に感心してます。
休みの日は、自然と仕事の事忘れてます。他にやることあるおかげかな。

同じ職場の女性の方が、強いとは思います(笑)
よく喋るから、それで発散できてるのかなぁ。

自分はどちらかって言えば寡黙?
言いたいことはハッキリ言ってしまうのですが、あまり雑談をしないというか、出来ないというか
雑談って大事なんですがね。

仕事以外の話の輪に入っていけない?入っていかない?
性格?それほど深刻に悩まない性格のせい?

いつまでこの仕事続けられるんだろう。ホント。

まあ、でも、居心地はそれほど悪くない。
結構、自由にやっているからかな。
管理職じゃないってのもあるかも。

仕事以外でやりたいことは一杯あるので、週休3日がベターだけど。

少年老い易く学成り難し(意味不明?)
結構少年の心は持っていると勝手に私は思っている。
いつまで持ち続けられるんだろう(笑)

◆ときに、明日は誕生日です。ふう。(^^ゞ
休暇にしようかと思ったけど無理で、
前の会社では誕生日休暇がありました。
その前の会社では誕生月にケーキとか貰えましたね。

 

また明日からどんな日々が

ケセラセラ

では、また。