PAPP GÖRGY

旧ブログ名 モ
期間限定でブログ名を変えてお届けしております。
IEでは文字化けしてますが。
パップ・ギョーリキー

『冬の輪舞』、人が死にすぎじゃない??

2005-03-30 03:57:26 | 出来事
命って何なのでしょう?
受精の時に体に吹き込まれ、死に際して体から抜けていく…
いや、それが本当に正しいのかもわからない。
そして今のところ、実体はわからないし、今のところ、人が命を直接扱うことなどできない。
実体はあるのでしょうか?
物質なのか、エネルギーなのか、霊的なものなのか、、、
こんばんは、モです。

相変わらずの昼ドラブームですが、今日、初めて『冬の輪舞』(東海テレビ)を見ました。
詳しくは知りませんが、人から聞いた話から判断するに、あんなに人がバタバタと、しかも生々しく死んでいくのはどうかと…
それから、ドロドロ感を出すためなのか、不必要な流血シーンが多かった気がします。
見ていて少し気分が悪くなりました。
ネットやゲームの次は、
「殺人の元凶は昼ドラだった!」
なんて記事が踊る日が来るのかな?

その『冬の輪舞』で、恐ろしい記憶を取り戻してのパニックを演じている子役の演技は鬼気迫るものがありました。
今日、バイト先で中学生の女の子ふたりが話題にしていたのは『金八先生』の話。
ドラッグにはまったしゅうという子の、禁断症状について。
A「怖いよね。」
B「そぉ?別に怖くないけど。普通だけど?」
A「えぇっ!実際にあんなことになったら、あたし怖くて逃げちゃうんだけど」
B「私は逃げないと思うよ」
A「どうするの?」
B「見てるんじゃない?」

今日は、それだけです。

行ってまいりました、結婚式

2005-03-28 01:38:02 | しんどいなぁ
こんばんは、モです。
披露宴、高砂の元から末席に至るまで、錚々たる面々がずらり。
女性もきれいな人がずらり。
そして何より、新郎側の代表で挨拶された某著名人をして「嫌味なくらい」と言わしめたイケメンと美女の新郎新婦。
始終、引け目を感じずにはいられませんでした。

けれども。
引け目を感じる、っていうのはよくないことですね。
そんな暇があったら、頑張れ。
生まれた時は、彼らとそんなに大きくは違うまい。
違うなら、尚更頑張れ。
これまで頑張らなかったのなら、殊更頑張れ。
やはり陳腐なことながら、けれど、身をもって感じる、悔しさともつかぬやり切れなさ。
心の中で、自分に言い聞かせた、結婚式の帰り。
でも、帰ってきて早速 blog 書いてるようじゃ…

結婚

2005-03-27 03:14:10 | しんどいなぁ
今日は「青木繁のみこと」を見逃したので元気無かったんです。
4時半に行ったら門番に追い払われました。
偉いね、あのおっちゃん!
4時31分だから、とかいう甘えを許さない。
「もう終わりました」
奴らは完全に、門番気取りでした。
何のためにわざわざ夕方からひとりで上野に出向いたんだか、もう、相当元気無かったんです。
時間過ぎても入っていった人を何人も見たのになぁ、なぜ俺は追い返されたんだろう、チケットも持ってるのに。とかは言わないことにして。
時間を守れと俺に教えてくれたんです、神様が。或いはPAPPが。
最近立て続けに東京国立博物館の話ばかりですね。
こんばんは、モです。
青木繁のみこと、明日までなんですけどね、明日は知り合いの結婚式なので、残念。

最近、同級生なんかの結婚が多くて、根拠は無いですが焦りを感じます。
クラスで一番だと思う女の子が結婚するという噂をさっき聞いたときは、自分に関係無いのにショックだったのだけれども、明日になったら忘れるのかな。
同窓会にも呼ばれてないし、関係ない話だ、クラスなんて。
それはともかく、子供との生活とか、精子の状態とか、子供への世代交代とかを考えると、遅すぎる結婚は好ましくないのかなぁ、とかいうことも頭に浮かんでしまいます。
伴侶となる人の選択肢が狭まるというのも事実としてあるわけですし。
けれどもそれは、内村光良と徳永有美のこともあるから、心配いらないか。

画像は京都国立博物館。何かと話題の伊藤若冲、明日まで。

正義

2005-03-21 21:21:36 | 出来事
少し混雑した電車内で。
電車がガタンと揺れたとき、バランスを崩しそうになった老年の男は咄嗟に手を泳がせる。
その手が、傍にいた若い女性の尻を触ってしまう。
女性は男を睨み、たまたま乗り合わせていた警察官は男を現行犯逮捕。
男を責める女、男を連行する警察官。
電車に乗っていた他の客や、駅にいた客は、眉をひそめて男を見、
「いやだわ…年寄りなら何しても許されると思ってるのよ、きっと」
などとヒソヒソ話す。
「いや、違うんです。電車が揺れてバランスを崩したんです」
状況を説明しようが、女も警察官も取り合わない。
「触ったでしょ」
その事実だけにしか意味が無い。
警察署で男は始末書を書かされる。
「おじいさん、あなたも男でしょ。女嫌いじゃないでしょ?」
そのことに嘘は無いが、しかしだからといって、女好き即ち触るというものではないことは子供でもわかる。
が、平気でそれを動機と判断する警察。

男は、正義感の強い人間だった。
悪いことをする奴は懲らしめられなければならない、そんな考えの持ち主だった。
他人様に迷惑だけはかけないように、そう思って生きてきた。
その彼が、思わぬことで犯罪者扱いされ、警察のお世話になる。
公衆に後ろ指を差される。
彼にはこの上ない苦痛だったに違いない。
ショックのあまり、食物も喉を通らない。
床に就いても眠れないまま朝を迎える。
そんな日が何日も続いた。
健康が自慢だった彼はみるみる衰え、回復を見ることも無くそのまま亡くなった。

警察官に、その女性に、責任は無いのですか。


暖かくなってきたので公園で読書でもと思っていたところが昼からの雨により国立博物館へ。中宮寺半跏思惟像

2005-03-18 03:17:23 | 出来事
中学1年生の地理の問題集を見る機会があったのですが、すごいですね。
「ユネスコ世界文化遺産」だとか「重要文化財」だとか答えさせる穴埋問題。
こんばんは、モです。

試験が終わってすぐにヨーロッパへ旅立ったせいで
東京国立博物館 「国宝 鑑真和上像と盧舎那仏展」
を見逃してしまったのですが、今日は行ってまいりました、
「中宮寺 国宝 菩薩半跏像」
です。

大学受験の日本史で、広隆寺のものと並んで
「中宮寺 半跏思惟像」
と習った仏像です。
5年だか10年だか前に中宮寺で見たときは、
「日本史の資料集に写真が出てる仏像!」
などと感動していた記憶がありますが…

「アルカイックスマイル」を浮かべた表情からは、「怒っている」「優しく微笑みかけている」などのように感情が読み取れず、ある種薄気味悪さのようなものを感じました。
「モナリザは何を思っているのだか…」
「アジア人の表情は気味悪い」
などよく言われることと同じなのでしょうか。
鼻梁が真っ直ぐで、鼻が低い印象。

顔の感じは女性のようでもあり、優しい男性のようでもあり。
が、頭頂に玉のような髷が二つ結ってあるのが私にはアクセサリーのように見えて、それが女性的なかわいらしさを醸し出すので、全体を見ると、肩まで伸びた髪の長さも相俟って、もう女性にしか見えません。
手で視界の一部を覆って髷を隠して見ると、男性の僧侶がきりっと、しかし柔らかく、半跏で座禅を組む姿にも見えます。
菩薩の優しさ故に、あるいは中宮寺が尼寺であったが故に、女性らしさを強く打ち出して作られたのかもしれませんが、髷を現代の感覚で捕らえてしまうことによって女性としてしまうという、物を「見る」でなくて「見えてしまう」の部分で苦しみました。
自分が生きている世界の文化に無いものを受け入れることの難しさを感じました。
海外旅行先で何かを見ても、自分の文化を通しての見方、制作者の意図や現地に住む人たちとは違った見方をしていることがきっと多いのでしょう。

と、普通のことを改めて実感させられました、ヨーロッパから帰国後に。

ところで、こういった展示品、いつどのように運んでいるのでしょうか??

世間的な欲望

2005-03-17 12:40:18 | しんどいなぁ
いつも行く近所のコンビニに新しいバイトが入りました。
彦六師匠っっ!!(『から騒ぎ』の方です)
眼鏡を掛けてもばれてます!
はい!はい!はいはいはい!
こんにちは、モです。

小泉内閣メールマガジン(第179号、3月10日)で首相は
「スローフード」という言葉を聞くのは初めて
と書いています。
テレビや雑誌などで話題になり、我々は少なくとも一回は見聞きしたことがある言葉、それを首相が御存じ無い。
驚くとともに、しかし、バラエティ番組やワイドショーを見たり真面目な雑誌以外のものを読んだりする時間もないだろうから当然のことかもしれないとも思う。
ミーハーだと言われている小泉首相でもこうなのか、と考えさせられる。
そんな生活が、果たして私に耐えられるだろうか?
確かに、プロ野球の結果を知らなくても、誰かのブログを読まなくても、お笑いを見なくても、生活に支障は無いだろう。
しかし、今の私にはできない。
時流についていくのに必死で、それを捨てるだけの勇気が無い、ということ。
時流にすがるのが二流、時流を作るのが一流、なのだろうか。

高校の頃の生徒手帳にこんな記述がある。
――服装規定――
生徒という立場は生計を立てるための繁労から解放されている代わりに、来るべき社会活動に備えて学習することを要求されている。生徒は自ら労働しないのであるから、娯楽とか身を飾るとかの世間的な欲望は、極度に抑制しなければならない。これは当然のことである。従って生徒が、生産活動に従事している社会人と同じような欲望を充たしたいと考えるのは、大変な考え違いということになる。制服制帽等いろいろ規定されてくるとなんだか自由を奪われたように感ずるが、世間の一般的考えに立って勉強はできないもので、戒律が制服という形をとり自己の定めた戒と他からの律により厳しく自己を抑制してこそ、はじめて勉学と取りくむことができるのである。又、凡そ人間なら働くことなしに生存を許されない。生徒は働かない代わりに将来の準備を社会から要求されている。故に勉強をしない生徒というのは在ってはならないことになる。特に複雑化し、高度化した近代社会にあってはそれに適応し得るためには十分な基礎知識が要求される。
以上のことから理解されるように生徒というものの在り方は外には質素な服装と、内にはひたむきな勉学ということに集約される。更に学校という一つの共通の目的をもった場所においては集団として行動するために統一された線というものがなければならない。それを制服という形で表すのである。

この前文の後に、諸注意が続くのであるが、まぁ、こじ付けも甚だしい。
しかし、いいことを言っている部分も無いではないのだが、もう少しうまく書いてくれればそのメッセージを受け取れるものの、これでは全くバカな話である。
驚くような結論へとたどり着いたり、飛躍したり。
生徒にメッセージを伝える意思が見られないことが、教師陣もこのような理念を持って制服を規定しているのではないということを物語っているのだが。
ともあれ、他からの律に期待してはいけない今は、自己で定める戒をどの程度にすべきかに悩む。
少なくとも、あるある探検隊を今度の芸のネタに、などとは思ってはいけない、のだろうか。。

帰ってまいりました

2005-03-15 13:46:36 | 出来事
予告も無しにヨーロッパへ旅行に行っておりました。
閲覧者の皆様にはご心配・ご迷惑をおかけいたしました。
こんにちは、モです。
ヨーロッパ気分冷め遣らぬままのノリで、ブログ名を  PAPP GÖRGY  としてしまったどうしようもない感じですが、今後ともよろしくお願いします。

ヨーロッパから帰ったその足で札幌へ阪神戦の応援へ駆けつけた夏もありましたが、今回は大人しく帰宅いたしました。
いや、その前に、昼時だったので寿司屋へ行ったのです、今回共に旅をした(ちょっとウソ)友人と。
せっかく寿司を食べるのだからおいしい寿司屋に行こうと、無いレパートリーを絞りに絞って、、、
レパートリーなどというものではなかったです、御免なさい、二者択一でした。
三宿は遠いから…ということで決まった店。
一路、汐留へ。

向かった先は、「不自然」みたいな名前の店。
ヨーロッパから帰った足で札幌へ向かったまさにその機会に、札幌円山で訪れた思い出の店の、東京の支店です。
いや、美味しかったんですよ。
札幌の人間ではないので他の店はわからないけれど、札幌に行ったら是非、これはお薦めします。
私たちが行ったのはすし善円山本店でした。
美味しい寿司をたくさん食べられて5000円。
柳沢慎吾似の板前さん、味も上々、喋りもうまい。
カウンターが苦手な方は、テーブル席もあったと思います。
で、あの味を、ということで行ったんですがね。

まずい!

人を見て寿司を出しているのでしょうか??
そりゃね、眉毛ボーボーだったのは謝りますが。
46階にあるので眺めはいいんですよ。
きれいな景色を愛でながら寿司が食べたい、味は問わない、という方なら予約してからいらっしゃれば満足できると思います。
看板に泥を塗るような店をやっていていいのだろうか、とがっかりしたので。
私は実名ではないですが、店名は実名を挙げさせていただきました。
重ねて申し上げますが、円山本店ではとても満足して帰ったんですよ。

追記:IEではタイトルの PAPP GÖRGY が文字化けしてしまうとのご指摘をいただきました。2005.3.15.14:00

幸せな人生?

2005-03-03 15:21:53 | しんどいなぁ
映画『スパイダーマン2』の主人公が教授に怒られる場面を見て友人と
「親身になってくれて、ええ教授やなぁ」
なんて話していたら、昨日怒られました。
こんにちは、モです。




唄を忘れたカナリヤは
後ろの山に棄てましょか

いえ いえ それはなりません

唄を忘れたカナリヤは 
背戸の小藪に埋けましょか

いえ いえ それはなりません

唄を忘れたカナリヤは
柳の鞭でぶちましょか

いえ いえ それはかわいそう


唄を忘れたカナリヤは
象牙の船に銀の櫂

月夜の海に浮かべれば
忘れた唄を思い出す



どうしたら頑張れるのだろうか、私は唄を忘れたカナリヤ。
大人になった今、象牙の船に銀の櫂を用意するのは自分。
月夜の海に浮かべるのも自分。
象牙の船に銀の櫂を用意するために、頑張る。
手段が目的になってしまう。
いいのだろうか。
いい。
頑張れば、いい。

みんななぜ頑張るのだろう、何のために頑張るのだろう。
夢に向かってまっしぐら?
将来のビジョンがはっきりしている?
他人に負けたくない?
誰かのため?

シアワセな人生、て何?
ちょっと違うけど、いいや。これ↓
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