イラクで人質になっている香田さんのご両親。
「息子が軍(自衛隊)を助けているという人がいますが、自衛隊とは関係ありません。イラクの人々を助けたかったのです」
「彼はイラクで何が起きているのか見たかっただけなのです」
全世界を相手にテレビでこんなことを言わなければならない状況になってしまうとは、お気の毒。香田さんおよび関係者に対する誹謗中傷はもう世に満ち溢れているであろうし、非難・文句を言ってもいいことは無い(!)のでそんなものは言うつもりもないが、思ったことを少し。
「イラクで何が起きているか知りたい」
「バグダッドやサマワに行きたい」
彼が何を考えてそんなことを思ったのかは知らないが、地震の項でも書いたとおりなかなか行動に移らない自分としては羨ましい限り。しかし、ご両親が一番そう思っていらっしゃるだろうが、なぜそんなところに行ってしまったのか、と。
「1週間ぐらいイラクに滞在したい。ホテルが高ければ外で寝る」
イラクで何が起きているか、彼は本当に何も知らなかったのだろう。そう考えないと説明がつかない。
香田さん、お母さん、お父さん。
香田さんが無事帰ってきた暁には、「絶対にイラクに行ってはいけない!」と国民に知らしめていただきたい。周知していただきたい。イラクで何が起きているかを身をもって体験したあなたたちだからこそ、何も知らない人たちにそれを伝え、第2、第3の香田さんが生まれることを防いでいただきたい。
先に拉致され、帰国した3人は、香田さんがイラクへ行くことを止めることをしなかった。少なくとも私が普通に生活している範囲内において、あの3人が体験をもとに自分たちがいかに愚かだったかということ、してはいけないことをしてしまったということ、同じ過ちを繰り返してはいけないということを、説明しているのを見聞きしたことがない。喉もと過ぎれば熱さ忘れるなのか、帰国直後に既に暑さを忘れているのではないかと見受けられる者もいた。
偉そうなことを言っているものの、これが結果論であることは承知している。しかし、反省し、未来に生かすための結果ではないだろうか。イラクでの危険性を説いて回るなんてことをしたら、「しゃしゃり出てきたよ、あの3人。」なんて言われるかもしれない。が、あの3人のすばらしい行動力と、周りが何と言おうがお構いなしの厚かましさをもってすれば、周りの声など痛くも痒くもなく、いとも簡単にやってのけてくれるに違いないと思う。
「息子が軍(自衛隊)を助けているという人がいますが、自衛隊とは関係ありません。イラクの人々を助けたかったのです」
「彼はイラクで何が起きているのか見たかっただけなのです」
全世界を相手にテレビでこんなことを言わなければならない状況になってしまうとは、お気の毒。香田さんおよび関係者に対する誹謗中傷はもう世に満ち溢れているであろうし、非難・文句を言ってもいいことは無い(!)のでそんなものは言うつもりもないが、思ったことを少し。
「イラクで何が起きているか知りたい」
「バグダッドやサマワに行きたい」
彼が何を考えてそんなことを思ったのかは知らないが、地震の項でも書いたとおりなかなか行動に移らない自分としては羨ましい限り。しかし、ご両親が一番そう思っていらっしゃるだろうが、なぜそんなところに行ってしまったのか、と。
「1週間ぐらいイラクに滞在したい。ホテルが高ければ外で寝る」
イラクで何が起きているか、彼は本当に何も知らなかったのだろう。そう考えないと説明がつかない。
香田さん、お母さん、お父さん。
香田さんが無事帰ってきた暁には、「絶対にイラクに行ってはいけない!」と国民に知らしめていただきたい。周知していただきたい。イラクで何が起きているかを身をもって体験したあなたたちだからこそ、何も知らない人たちにそれを伝え、第2、第3の香田さんが生まれることを防いでいただきたい。
先に拉致され、帰国した3人は、香田さんがイラクへ行くことを止めることをしなかった。少なくとも私が普通に生活している範囲内において、あの3人が体験をもとに自分たちがいかに愚かだったかということ、してはいけないことをしてしまったということ、同じ過ちを繰り返してはいけないということを、説明しているのを見聞きしたことがない。喉もと過ぎれば熱さ忘れるなのか、帰国直後に既に暑さを忘れているのではないかと見受けられる者もいた。
偉そうなことを言っているものの、これが結果論であることは承知している。しかし、反省し、未来に生かすための結果ではないだろうか。イラクでの危険性を説いて回るなんてことをしたら、「しゃしゃり出てきたよ、あの3人。」なんて言われるかもしれない。が、あの3人のすばらしい行動力と、周りが何と言おうがお構いなしの厚かましさをもってすれば、周りの声など痛くも痒くもなく、いとも簡単にやってのけてくれるに違いないと思う。