皆様 おはようございます。
10月6日(木) 鳥取の天候は、のち
ですが、時々晴れ
ております。
昨日は台風18号が日本海を東方面に進んだため、午後3時~5時頃まで風が強く
吹いておりましたが、午後8時頃にはとても穏やかな状況になり、台風の進む速度が
とても速かったのだと感じた次第です。
本日紹介するのは昨日、午後7時45分頃来店された女性の事例です。
概要
・少し前から足裏が痛くなりはじめ、我慢して仕事をしていたがついに耐えきれなくなり、
台風の危険も覚悟で来店した。
・痛みが起こっているのは、
・右足裏のかかと付近~足裏の中ほどまで。
・足裏に体重がかかると耐えきれないほどの痛みが起こり、歩けないほどになる。
・寝ていたり、椅子に座るなどで足裏に体重がかからない時には痛みが全くない。
・肩も痛くて困っている。
身体を診させていただくと
・骨盤が左方向にズレ、右側に回旋しています。
・そのため腰椎(腰の骨)が左方向に曲がり、ロックがかかり動かなくなっていました。
(フィクセーションの状態です。)
・膝下のすね、ふくらはぎもはち切れそうなほどパンパンの状態に加え、ふくらはぎの外側、
内側、中央付近に硬い棒状になった筋肉コリが出来ており、押すと強い痛みを感じています。
・足裏にある様々な筋肉の筋肉コリで痛みが起こっているようでした。
(長指屈筋腱、母趾外転勤、短指屈筋等)
改善施術
・ふくらはぎ部分の筋肉の足裏への影響を除くため「ひらめ筋、腓腹筋、後脛骨筋」を
緩めます。
ふくらはぎがとても軽く、楽になり、動かしやすくなったとお喜びになっていました。
・足裏への神経の影響を除くため、腰椎・骨盤の崩れを整えます。
下半身全体がとてもスッキリし、足の感覚が全く変わり、楽になったと大変お喜びでした。
・足裏の筋肉を緩めます。
相当痛がっておられましたが、徐々に痛みが和らぎ楽になったところで、
立ち上がっていただくと、
「すごい 足裏の痛みがなくなりました。 うれしい
」
と大変なお喜びでしたが、
少しすると、踵付近の内側に痛みを感じます・・・・、と申告がありました。
・踵付近の内側の筋肉を緩め、痛みが和らいだところで、再び立ち上がっていただくと、
「踵内側の痛みがなくなり、とても楽に歩けます。」と、しばらく歩行動作をされていると
「今度は、かかとの真後ろ付近に痛みが起こります。」と次の申告です。
・踵真後ろ付近の筋肉を緩め、痛みが治まり、再び立ち上がっていただくと、
「痛くないです。大丈夫です。」と、しばらく様子を見ていると、
「今度は足の甲側に痛みを感じます。」と、次から次へと新たな場所に痛みが起こる状態。
その時点で、午後9時40分を回っていましたので、次回での改善をお願いして
本日は終了することとしたのです。
Q: 相当前から痛みが起こり、耐えていたのではありませんか? と伺うと、
A:「そうなんです。辛抱していました。」とのお答え。
痛みが起こった時点でなるべく早く改善すればこのようなことにはならなかったのですが、
改善を先延ばしにしたため重症化し、様々な場所にも影響が出てしまったようです。
身体の不調範囲拡大のプロセスの推測
右足裏の痛み → 痛みをかばうため足の他の場所に負荷がかかり悪化する。
↓
右足の痛みから逃れようとして、「腰が左側による」
↓
骨盤・背中の歪みなどの姿勢悪化 → 肩痛が起こる