娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

病院の対応その1

2010年01月19日 23時24分16秒 | 

母が亡くなる1年前から、特に半年はいろいろな病院に行く機会があり、当然の
ことですが病院によって患者への対応はずいぶん違うものと感じました。

生前、母がウィルス性腸炎にかかり、掛かり付けの病院に緊急入院することがありました。

数日間、下痢と吐き気が治まらず食欲も無いので体力は限界にきていた母でした。
心配になり、本来なら掛かり付けの病院で診てもらいたかったのですが隔週休診の
土曜日に当たっていました。

仕方がないので、土曜日に診てもらえる病院を調べると生田駅にほど近い所に有名な
大学病院がありました、そこまでは車で30分の距離なのでそこに母を連れて行きました。

この大学病院、後で知りましたがテレビに良く出るタレント医師の母校でもあり、
その規模や診療科の充実ぶりを見ても安心して母を連れて行ったのに
実際はがっかりでした。

受付を済ませ、待合室で待っていると30分ほどで呼ばれ診察が始まりました。
持病である骨髄腫、この数日の様子、処方されている薬、などを告げると
医者の態度が変わっていきました。

骨髄腫を患っている患者なので“ただ者ではないぞ”とでも思ったのでしょう。

更にかかりつけの病院が休診日であるので、緊急性のある状態か判断してもらいたいと
いうことも伝えましたが、医師のやる気のない態度に怒りがこみ上げてきました。

医者曰く、“骨髄腫の持病があるので・・・・・伝伝”、“やっぱり、掛かり付けの
病院で・・・・・伝伝”、“まー、一応、X線でも撮りましょうか!”という対応でした。

その間、手に持ったボールペンをくるくる回しながら、母には高圧的な言い方で
問診していました。

母も私も“何だ、こいつは?”という思いで顔を見合わせ、近くの看護士も心配そうに
私たちの様子を見ていました。

その看護士が医者を見る目でピンと来ました、この医師は誰にでもそのような態度で、
結構問題を起こすタイプなんだなと。

そしてやる気のない診察が終わり、医者は検査の準備を進めるよう看護士に指示を出し、
私たちは一度診察室を出て母にちょっと相談しました。

やる気のない態度からみても信用できる医者でないこと、そして医者にふさわしくない
患者への対応なので、検査はやめにして休み明けに掛かり付けの病院で診てもらう
ことにしました。

母も同意見でした。

準備を始めた看護士に診察はしなくて良いこと、検査も必要ないことを告げるとちょっと
驚いた様子で“どうかしましたか?”と聞いてきたので詳しいことは省き
“とにかく結構です”とだけ言って精算を済ませました。

続く。



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