娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

昔のアルバイト(ペットボトル工場編)

2006年05月25日 08時37分43秒 | アルバイト
その次は、学校が終わってからの4時間位をペットボトルを作る工場にアルバイト
しに行きました。
ペットボトルといっても昔流行った、ゲータレードなど、スポーツドリンクを入れるストロー付きの緑色の水筒です。

工場といっても、規模は小さく零細企業の典型みたいな工場で、人数も昼も夜も
10人くらいの工員がいてそれぞれの作業を分担するというものです。
夜はそのほとんどがアルバイトでまかなっており、正社員は工場長を含め2,3人でした。

前回の劣悪な塗装業と比べると楽であり、また製品が出来上がる全ての行程が判り、以外と興味を持って4,5ヶ月程通っていました。
時給は大したことありませんでしたが原料から成形し、商品マークを印刷、乾燥、包装し最後に箱に梱包するという作業は、単純でしたが製品が出来るまでの流れを実際、目にするチャンスであり、小学校の時行った社会科見学の気分でした。

各作業は機械により自動化されていたのですが、次行程に流す時の品質検査を全て目視に頼っていました。

緑色の粒々の原料から成形されたボトルのバリの出具合や、炉の温度による表面の
ざらつき、外装面は2色印刷であるため印刷ずれ、様々な項目について検査を行った覚えがあります。

最終梱包で印刷ずれなどの不良が見つかると、廃棄処分にするしかないので、その場合何本か貰って帰ったことがあります。
アルバイトをやめるまでに10本くらいもらい、友達に分けてあげると珍しいと言うことで逆に喜ばれたこともありました。

ここでもアルバイト同士が仲良く、アルバイトのほとんどが高校生か大学生で休憩時間にはバイクの話や女の子の話、酒や学校の話をして盛り上がっていました。

これを書きながら、あの工場は今どうなったのか、懐かしく思い出されます。


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