入院生活１

ＩＣＵに入ったとき痛みは全く無いものの、点滴３種類、酸素吸入、心電図、その他いろいろな器具が取り付けられた姿は正に重病患者みたいです。 

でも、痛みも無く、意識もしっかりしている患者にとっての３日間は暇ということでかなり苦痛です。

とにかく寝ているだけ、テレビ、本、雑誌、もちろんダメです、唯一ラジオはOKです。

心臓に流れる血を採ったり、血管を広げたり、空気を入れたりあるいは部品を入れたりしたことで相当な負担をかけたということでした。

担当医から事前に聞かされてはいましたが、処置中でも人によってはショック死などがあるとのことです。

そのくらい心臓はデリケートにできているんでしょうね。

だから、処置後の安静もしょうがないのかも。

でも、死ぬほど暇なんです、起き上がることも許されません心臓に負担をかけるからです。

９時消灯でしたが一睡もせず入院２日目の朝を迎えました、２日目は３時間毎に心電図やら血圧、体温やその他の検査が行われました。

また、少しずつ心臓に負担をかけていくリハビリがすぐに開始されます。

このリハビリは、上体を垂直まで起こし、心電図や脈拍、血圧により心臓機能を確認します。

そして次の日はベッドの端に腰掛けやはり同じような検査を行います。

その結果がＯＫなら次の日は立ち上がって室内を歩けるか、さらに別な日は室外で２５ｍ

程度歩けるか、と慎重に範囲を広げ心臓に負担をかけます。