娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

父親参観日

2006年06月21日 08時44分15秒 | 幼稚園
娘の通う幼稚園で、先日の日曜日に父親参観があり、見に行ってきました。
この日は、幼稚園全体での相撲大会もあり、クラスでの光景や園庭で園児たちの相撲を見ることが出来ました。

園児たちは、相撲大会に向け1ヶ月程前から練習を始め、家庭に帰ると両親などを
相手に相撲の練習をします。

ここ、庄内では何故か幼稚園、小学校の教育の中で相撲を取り入れるところが多く
娘の通う幼稚園でも毎年恒例となっている行事です。

娘の幼稚園では、相撲といっても手を使った押し相撲で、相手をひたすら土俵の外まで押し出すだけですが、状況によってははたき込みや、押し倒しのような技となることもしばしばです。

対戦相手は、学年毎に別れ、更に体格が同等な子同士になるようあらかじめ決められるのですが、本番当日までは相手を知ることはありません。

練習の時、いつも娘の方が勝つ特定の相手がいて、本番当日「そのこだったらかてるのにな」と言っていましたが、本番ではあまり対戦したことのない相手が選ばれました。

体格はほぼ同じで、勝負もいい勝負です。
30秒程白熱した試合で、娘の方が優勢となり相手の子を押し出して勝ちました。

相手の子は半べその状態でちょっと可哀想だったのですが、娘はとても嬉しそうです。
2年間負けが続いていたので尚のことだったと思います。

思い出せば、娘も相撲に負けるとその場で泣いていました、よほど悔しかった
のでしょう。

この2年間の悔しさから、当日は自信なさそうにしょんぼりした顔で幼稚園に行き、家を出るときも「おすもう、あまりやりたくないな」と言っていました。
「どうして?」、「まけるのがいやだもの」との答えに、
「勝つと嬉しいけど、一生懸命やって負けるのも思い出になるんじゃないかな」と言うと「でも、かつほうがうれしいもん」と言いながらの登園でした。

実際勝ってみると、当の本人も予想していなかったことなので嬉しそうな顔をしていましたが、拍子抜けしたようにも見えました。
幼稚園最後の年、相撲大会での勝利がちょっとした自信につながればいいなと思う
一日でした。


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