娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

メンテナンスをさぼった報い

2009年03月16日 08時38分16秒 | バイク
1月のこと。
朝、駅までスクーターで行っているのですがその日に限って途中の信号にも
つかまらず、スロットル全開で85キロ位のスピードが出ました。

いつもは75キロがせいぜいです、バイクの調子が良くなったのかなと
思いながらしばらくすると前方の信号が青から黄色に変わり、当然のように
ブレーキをかけました。

その時、スロットルの異常に気づきましたが時既に遅く、スロットルは
戻るのですがスピードが全く落ちません。

前後のブレーキを強く握っても、じわじわスピードが下がるだけでした。
前タイヤは、ほぼロックの状態で転倒寸前、後輪は所詮スクーターについている
ドラムブレーキですからあまり効かず、エンジンパワーの方が勝っていました。

信号が黄色から赤に変わったのが見えましたが、停止線では止まりきれずその
まま信号無視する形で交差点に進入。

交差する車線は青信号となりましたが、私のバイクの様子を見てどの車も
止まっていました。

私のバイクは交差点に進入しても30キロくらい出ていてまだ止まる気配は
ありません、交差点をすぎると歩道があり、すぐに民家となっていました。

もう止めることをあきらめ、バイクを倒してヘッドスライディングで
制動となりました。
この間5秒位だったと思いますが、交差点で止まっている運転手の
注目の的だったのは言うまでもありません。

転倒後、すぐに起きあがれましたが、バイクから飛び降りた時の衝撃で踵を
激しく強打し、ズボンに穴が開き、バイクのカウルは割れ、フロントフォークは
曲がってしまいました。

これの原因はアクセルワイヤーの油切れで、実は転倒の数日前からその兆候が
あったにもかかわらず、メンテナンスをさぼった報いです。

次の休みの日に、アクセルのインナーワイヤーにたっぶり油を塗って元通りに
なりましたが、さぼった代償はとても大きな物でした。

それでも、バイクは今もボロボロになりながら元気に走り続けています。


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