金の効果は？

今朝、ニュースで今流行りのエステの人気コースに
「金箔マッサージ」なるものがあるのを知りました。

金箔をキレイになりたい部分にペタペタ貼り付けるというもの。

それを全身コースでやると200万!!

車買えちゃうって それでも需要があるってんだからスゴイ
経費を差し引いても残額に匹敵する量の金使ってる？

ま、やるやらないは個人の自由なんで。

肝心の金の効果がどれくらいのものかというと・・・。


残念ながら効果ゼロです
栄養価ゼロ。人体に影響するものは一切ナッシング。


これは紛れもない真実。

よく、料理や酒に金箔が乗っかってるのがありますが、
金は非常に酸に強いため、胃液のような強酸でも溶けません。
そのまま排泄されます。
肌に貼ったところで、当然一切変化しません。
金から何かが滲み出すこともありません。

溶かすことができるのは濃硝酸と濃塩酸をブレンドした「王水」のみ。
これだって、劇薬だから一般人が手に入れるのはまずムリ。

金は腐食や変質がない非常に安定した金属なわけです。

そのため、スプーンなど食器に金が使われるのは、
食べ物にわずかな味の変化も与えないためで、決して成り金趣味
じゃないんですね。

これ理科の先生の受け売りです（笑）うんちくうんちく

そんなわけで、大金払って体に金箔貼っても、
体が金ピカピカになるだけで何の効果もありません。

金箔信仰もほどほどにしないとね・・・。