素振りブログ。

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2019年01月26日 17時42分54秒 | 日記
今日の産経抄はこの間フランスの国際漫画祭でグランプリに選ばれた高橋留美子先生の話がネタだったんですが。
執筆者は高校と大学時代に「うる星やつら」「めぞん一刻」に熱中して、生きる養分をもらったとのこと。
私もこの2作品については思い出深いものがあるんですわ。

確かさ、アニメのうる星やつらが最終回を迎えた後、後番組で始まったのが「めぞん一刻」だったんですよね確か。
当時小学生で。
うる星やつらには熱中してたから、最終回を迎えるとなって「終わらないで」って気持ちが溢れ出てきて。
その気持ちがそのまま後番組のめぞん一刻に向かってしまったんですが。

この2作品を読んだことある人はわかるでしょうけど、全然作風が違うんですわ。
方や大人から子供まで楽しめるコメディ。方や正統派のラブストーリー。

当時小学生だった私は「うる星やつらの後番組、つまらん」と思って、視聴を切ってしまったんですよねぇ。
小学生の私が求めていたものは、そうじゃなかったんだよ。

でも。

高校生の時に、母親か妹だったかが、めぞん一刻の単行本をですね、全部借りてきたんですわ。
で、読んでビックリ。

これ、めっちゃ面白いやないか!
主人公の五代君を取り巻くアパート一刻館の妙な住人達。そしてヒロインのアパート管理人の響子さん。
たまに笑いも入るけど、主人公の恋物語にキュン死する。

2週間くらいで単行本を全部読み尽くしてしまいましたよ。

あれですね。
読み手の状況も、作品を楽しむ上では重要なんですな。

それを強く思い知らされた作品だから、好きなんですよ。
めぞん一刻。


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