素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

キャラが勝手に動くという事

2020年05月13日 00時00分00秒 | 日記
不眠は絶賛継続中で。

寝られないときに、パソコンつけて小説書くのまだ続けているんですが。

プロット書いて、吟味して、その通りに話を進めるために書いていて。

なんか違うんだよなあ。

これ、結構来るんですよね。
手を抜いてるつもり全然ないのに、何か違う。
なんというか、人が喋ってる感じがしない。
ロボットが喋ってるみたいに見えるというか。

反対に、特に意識して無いのにいきなり何かが降りてくるときもあって。

最初プロットで「こうだ!」って思ってたことが、書いてる間に「いや、そうじゃないだろ」って勝手にキャラクターが言い出して、方向性ガラリと変わってしまうことがあるんですわ。
前にも言ったけど、キャラが勝手に動くってやつですな。

これが起きるとすっごい気持ちいいんですわ。
あれ?今なんか来たぞ?って感じで。

先日書いてた話では、最初は交渉決裂するだろうとか思ってたのに。(で、最終的に歪んじゃってるなぁ的な倒錯ENDにするつもりだった)
キャラが勝手に口喧嘩はじめて、そこで自分で言ったことから「あれ?自分の選択根本的に間違ってんじゃん」って気づいて、勝手に和解してた。
そして勝手にハッピーエンド。何勝手に幸せになってんだよ!wお前には不幸では無いけど完全に幸せでもないよねENDに行ってもらうつもりだったのに!w
自分史上屈指の流れになった気がしましたわ。
書いててメッチャ気持ちよかった~w
毎回これが起きればなぁ。

まぁ、それが読んで面白いものなのかどうかは別なんですけど。
気持ちいいのはキャラが勝手に動いてくれたと実感した書き手だけで、読み手はそうじゃないかもしれませんからの。
だってさ、想像してみて下さい。
鬼滅の刃の作者の吾峠呼世晴先生が「あ、今、最高の無惨と半天狗が降りて来た」とかいって、クソ行動を散々とらせまくったとして。
それ、読者が読んで面白いか?って話ですよね。
需要の無い「勝手に動き」だってあるんですよな。

今回の件でも。
票の入り具合が、これまで投稿したやつと比較して最高なのか、って言われると違いましたからねぇ。
自分史上では、最高に勝手に動いてくれたんですけどさ。

自分で良いと思えるものと、読み手が面白いと思えるものって同じでは無いんだなぁ。

でもま、人様に差し出す以上、自分が良いと思えるものを差し出したいですわな。
できるならば、ですが。


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