素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

意味合いが要るからな~

2019年09月02日 19時06分36秒 | 日記
今週のアニメ・鬼滅の刃で柱が全員登場しましたけど。

鬼滅の刃は妹のところの子供も大好きで。
特に姪っ子は、恋柱「甘露寺蜜璃」のファン。
どうも剛力女ってところがツボらしく。
(同じ理由で、仮面ライダーオーズの泉比奈にも好印象を持っていた)

で、

「しのぶさんが童磨を倒すために死んでしまった。甘露寺さんも死なないか心配」

てなことを言ってました。

物語のバランス的な視点も交えて読んでる身としては「死ぬわけないだろ」(シリアスキャラじゃないものをいきなり殺してどうすんの?)と思ったので

「いや、恋柱は死ぬようなキャラじゃないから」

と言って安心させたのですが。

まだそういう視点では物語を見れて無いのかー。

と、ちょっと残念な気持ちも。

ネームドキャラを殺すってのは重大なイベントですからな。
それなりに手順を踏む必要と、意味合いが求められるわけで。
道を歩いていて、いきなり心臓発作で突然死するような展開、誰も求めてないし面白いとも思わない。
しのぶさんの場合は「強すぎる宿敵を倒すために、自分の命を差し出す必要があった」から亡くなる展開になった。
そうすることで、十二鬼月・上弦の弐「童磨」の強さが際立つ。
つまり物語的には意味のある死なんだよなぁ。
で、毒使いが自分に毒を仕込んで、自分を喰わせることで強大すぎる敵を倒す、っての。
毒使いの究極の奥の手ですからな。
「らしさ」も演出できるし。

で、今のところ甘露寺さんにはそういう要素見当たらないし。
殺していい理由が存在しない。
だから大丈夫。

まだテーマだとか、意味合いだとか、そういう視点で作品を見る目が備わってないようなので、早くそういう風に見れるようになって欲しいと思いますね。
(まだどのキャラが可愛いだとか、どのキャラがかっこいいだとか、そういう見方しか出来てないっぽい)
そういう見方で作品を見た方が面白いと思うし。