これは辛い。

今週のマヨイガですけど。

時宗って名前が出たときに、双子の兄弟がいたことには感づいていましたけど。

これは辛いな。
逃げ出したくなるのも分かる。

時宗が事故で死んだことを受け入れられず、光宗を時宗と呼ぶことで心の平静を保つ母親。

これって裏を返せば、光宗は大事な子供では無いと言ってるに等しいわけで。

それをずーっと続けられてきたわけだ。
子供にとっちゃ、相当辛いよな。

お前要らないって言われてるのも同義だもの。


で、そんな彼の心の隙間に入り込んだのか何なのか。

スピードスター。

マサキ＝幽霊の魔女裁判にえれぇ乗り気ですな。

……嫉妬心か。

彼がそういう家庭環境だから、自分の存在というものに自信が持てなくて。
それに付け込んで光宗にあれこれ指図することに喜びを見出してたのかね。

でも、それがこのツアーに参加してから、マサキにその座を奪われそうになってる。

そう思って、そこからの嫉妬心かね。
みっともねー。

ある意味相互依存みたいな環境だったわけですかね。
それまでの二人の人間関係。

指図してもらって、自分が必要とされていると感じ。
指図して、自分の存在意義を確かめる。

で、それが壊されそうになって。
怒りと嫉妬に任せ、魔女裁判で先頭に立ってマサキを刃物で傷つけて。

そんな魔女裁判の現場を目撃し、思わずスピードスターをブン殴った光宗には「よくやった」と言ってあげたいですねぇ。

間違いなく一歩進んだと思う。
間違っていることは間違ってると主張出来るようになったわけだ。