素振りブログ。

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さては安倍の手先か!?死ぬがいい!

2016年05月17日 20時24分24秒 | 日記
9条教徒きょうしんしゃにエラく評判が悪いらしい百田さんの新作小説「カエルの楽園」を買ってきました。
ハードカバーの小説なんか久々に買ったなぁ。

この小説については、竹田先生のニコ生チャンネルの特番で、先生が百田さんと生対談をしたときに話だけは聞いてたんで。
元々百田さんのメルマガ?で連載してた小説らしく。対談でこの作品について触れ。
そのときに百田さん「結末についてはアッと驚かせてみせる。子供に読ませられないくらいエグい意味で」みたいなことを言ってたから。

発売されたら読みたいなあ、と前々から思ってて。

今日何気なくヤフーニュース見たら「百田さんの新作が9条信者に忌み嫌われているらしい」ってニュースが出てて。
「あ。発売されたんだ。買おう」と思った次第。

私個人としては、ジョージ・オーウェルの動物農場みたいな作品かなと勝手に予想しているんですけど。
期待してます。

百田さんの作品についてはあっし「永遠の0」「影法師」「モンスター」「風の中のマリア」と、4つしかまだ読んでないんですけど。
どれも面白かったから。

世間一般ではさ、何か右翼のレッテル貼られてる百田さんですけど。
彼の作品、別に愛国だとか軍国的だとか。

そういうテイストじゃないですよ。

映画にもなった永遠の0だって、メインは旧日本軍がどんだけダメだったか、何故負けたのか。そして戦争はどれだけ悲惨なのか、つまり反戦的な作品ですし。

影法師は武士という身分がどれほど生き辛い厳しいものだったかを描く作品で。
モンスターは整形手術の話で、女性は容姿が良くないと、悲惨な人生になりやすい。理不尽だけど。でも、容姿が良ければ最高の人生がやってくるかといえば、違う。って話。
風の中のマリアはオオスズメバチ、つまり昆虫が主人公の小説で、虫の生態についての描写が読ませどころ。

この中で私としてオススメは永遠の0、ではなく。
モンスターなんですよね。

モンスターは読んでて嫌な気分になること受けあいで。
でもね、その嫌な気分になることが「味」なんですわ。

永遠の0を読んだ後に読むと格別ですよ。
嫌な気分になり具合。

永遠の0で、気高い男たちの生きざまを見た後で。
醜く無様で、邪悪な振る舞いを平気なツラで行っているクズどもの生きざまを見せられる。

この落差。たまらんわ。



今週のアニメ・うしおととらですが。

とらの優しさがうしおに伝わらない。
仕方ないんですけどね。

言わないんだから。
でも、切ない。

秋葉流を追い込み、裏切らせたのが「うしおのまっすぐな信頼の目」だったなんてこと。
言えないよな。うしおが傷つくものな。

うしおが悪いわけじゃ無いんだけど。

でも今、ただでさえ白面の攻撃で憎悪に囚われ、精神的に不安定になりつつあるうしおにそんな真実を突き付けてしまったら。
うしおの精神が持たない可能性すらある。

だから今は俺が悪者になって、うしおを守ると。
そういう思いが真実を告げないとらの言動に出てる気がして。

切なかったですねぇ。