素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

問題点はそこじゃない気が

2016年01月28日 18時37分37秒 | 日記
毎週水曜日の産経新聞に「あすへのヒント」というタイトルの人生相談記事が載るのですが。
相談者が悩みを打ち明け、それに精神科医やお寺の住職が答えていくコーナー。

なのですが。

今週分、悪いけどちょっとフイちゃった;

相談者「34歳の兄がオタクで困ってます。恋愛ゲームや美少女フィギュアにお金をつぎ込み、大学を卒業したというのに親に金を無心し、断られると罵詈雑言を浴びせるありさまです。両親はどうにか兄にこの趣味から抜け出して、結婚して欲しいと願っています。どうすればいいでしょうか?」

こんな感じの相談内容で。

いや、問題そこじゃ無いでしょ;
一読後、そんな言葉がクチをついて出てきました。
大学卒業して、本来なら自分の使うお金は自分で稼ぐのが当たり前の状況なのに、親に金を無心してそれを恥じないという状態が異常事態なわけで。
オタなのが問題なのではなく、自立してないのが問題なんじゃないですか?

オタじゃなくなったとしても、親に金を無心するのがデフォみたいな状態が維持されたまんまだったら意味無いと思うんですが。
そんな状態だったら、オタじゃ無かったとしても結婚なんて夢のまた夢なわけで。

だったら、改善するのはそこじゃ無いのではないかと。

今回の回答者だった住職の小池さんは「それは無理なんじゃないですか?お兄さんは現実の人間に嫌気がさしてそういう趣味にのめり込んでいるのかもしれません。だったら、それを無下に否定して「変われ」と連呼したとしても、お兄さんが傷つき、さらにそちらの世界にのめり込む原因になるだけでしょう。それよりも、お兄さんの趣味を「しかたないわねぇ」と見守ってあげて、お兄さんの現実との接点になってあげる方がいいのではないでしょうか?」みたいな回答をなさってましたが

回答に「異常事態はそこじゃないでしょう」
この一言は無かったですね。

まぁ、こっちも「自立しろ」の連呼だけでどうにかなるものでは無いわけですが。
下手に放り出すと、嫌がらせで犯罪に走る可能性だってあるわけですしの;
自暴自棄になった人間は怖いからね。