ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

ポケットから取り出しくれる蜜柑かな

2019-12-23 | 冬の俳句
     


     明るさや入院食にみかん付く


     密談のみかん剥く音かすかなり


     丁寧にみかん剥きたる細き指


     手のみかん嗅ぎ来て猫の顰め顏


     子のいたずら掴めば皮だけの蜜柑


     寝入る子の爪に蜜柑の香りかな




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