ときめ句ノスタルジッ句昭和親父の温故知新

思うままに、俳句と唄を、昭和の匂いをぷんぷんさせて。

失くしたる心の鍵や菫草

2020-03-26 | 野の花俳句
     


     少年にすみれ手渡す少女かな


     菫野の夕日に少女と少年


     


     菫咲く蔵に眠る少女雑誌


     老いても乙女の横顔すみれ草


     藍色とも紫とも菫草


     若き日や焦げたるやうな花菫


     


     すみれの名つけし猫の行方知れず


     あとついて来るのら猫やすみれ草





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