地球を支配するどうでもいい話

2009年06月20日 00時52分09秒 | 島鉄也
半月前から調子の悪かったケータイが壊れた。

購入したのは1年半前。

僕が購入した携帯電話はいわゆるスマートフォンと呼ばれ

海外では主流である携帯電話なのだ。

でも日本ではまだまだ珍しがる人は少なくない。

持っているだけで、何それ?と驚かれる。

1年半前に僕はケータイショップで珍しいから何気に機種変更したのだが

店員さえも、「ホントにこれにしますか?」と僕に聞き返したくらいだ。

極端に人と同じである事を避ける傾向がある僕はむしろそれにしたかった。

僕の愛用していたスマートフォンは

マニアの間では「神機」と崇められる程カスタマイズ性に富んでおり

ありとあらゆるカスタマイズが可能であった。

しかし、修理に出すとスマートフォンは購入した金額くらい修理費用が発生するいうので

2年前に使用していた普通の携帯を使用する事に。

かろうじて独自にオンライン上へバックアップをとっていたので

その全アドレスデータをメールに添付し、全て手作業で登録し直した。




ああ





それで?




と闇夜の月が僕にひやりとする視線をむける。

ああ、どうでもいい事さ。と月に僕は言う。

ケータイが壊れようが僕が何しようが月には関係ない。

月は地球をグルグルとまわりながら地球上を傍観し、常に他人事だ。

僕は月に言う。

でも、ケータイがあるお陰で色んな人と繋がっていられるんだ。

だから僕たちには大切なツールなんだよ。

ずっと独りで地球の周りを孤独に回っている月は言う。

ケータイで色んな人と繋がっていて何になるんだ?と。

ビールをちびちび飲みながらブログを書く僕は月に返事する事が面倒くさくなった。

だから窓を閉めて残りのビールをちびちび飲む事にした。