心の口癖は『世界一可愛いよ!』

心の底より田村ゆかりを応援しているどっかのバカのブログです。

自分がされたら嫌なのにね

2009年07月13日 16時30分55秒 | 日記
先日、宗教の勧誘のお話をしたと思うんですけれども、その事について友人と話をしていたのですよ。

で、共通の同級生に二人、今回のこととは別の団体の信者がいるんですけどその人たちの話になったんですよ。

その人たちは今地方に出ていて地元に帰ってくることはあまり多くはないんですが、私は時々遊んだり連絡を取ったりするんですね。

彼女はその片方の女の子とは学生時代仲良くしていて、もう片方の男の子とはそんなに話をしたことはありませんでした。

つーか、むしろ男の子の事は嫌ってる感じでしたね。

別に悪いことをされたわけでもない、ってか、何かをされるほど接点すらなかったのにものすっごい嫌いようで、しかもマザコン扱いでした。

まぁ、実際病気でもないのに毎日ママンに車で送り迎えしてもらってたからマザコン扱いは若干しょうがないかとは思いますけど。

彼女は彼が宗教を信仰していることを最近知って、『あいつはママンの言うことなら何でも聞くし、ひどい信者なんじゃん?』と言い出しました。

私は少なくとも彼がそんなに熱心なところを見たことはないし、むしろ親の信仰心についていけないところがあるって話もしてたからそんなこともないんじゃないかと思って、反論をしたのです。

そしたらね。

『マインドコントロールってのもあるし、親が子供を洗脳するのは簡単よ?親が教えたら子供は絶対そういうのになるよ。』

って言い出したのです。

そんなん言っても、工場の子供がみんな工場を継ぐとは限らないし、親の決めた門限を守らない子供だっているわけだから誰しもそうだとは限らないじゃないですか。

宗教の勧誘に遭ったとか、その友達からひどい仕打ちを受けたとかいう経験があるわけでもないのに、よく知りもしない人をそう決め付ける様子が単に気に入らなかっただけなんですけど。

色々反論しつつ、話してて分かったのが、私と彼女の言いたいことはほとんど同じって事でした。

ただ、彼女が言いたいのは、

『全員が悪いわけじゃないけど、実際に悪い人がいるから疑ってかかる』

私が言いたいのは、

『全員が悪いわけじゃないんだから、最初から疑ってかかるのは失礼だ』

って事なんですよ。

彼女には学生のころから良く知らない人の悪口を聞いたらそいつは悪いやつだって陰口を叩く癖があるから今でもそれが変わってないってだけなんでしょうけど。

私は知らない人や関係のない人は、実際にその人と話をしない限りは悪口を聞いても便乗しないタイプです。

なんか私の方が良い人そうに見えますけど、実際は猫かぶりな人を見抜けないって言うひどい有様なんですけどね。

私が嫌なのは、最初から疑ってかかって、なにか問題を起こした時にしたり顔で『ほらみろ』っていう雰囲気なのですよ。

結局疑ってかかるのは騙されたくないからって言うのと、騙されなかった事を自慢したいってところから来るんだと思うのです。

私は人を信用してない雰囲気を出すのはあまり好きじゃありません。

そんな時は顔に出るし、そういう人に限ってやっぱり他人には好かれないものです。

人生の中で本気で騙されて困ることって大抵金と犯罪くらいだと思うんですよ。

ほとんどはその場に直面した時に対処すればいいだけだから初めから身構えると疲れませんかね。

ただ、みんなその『対処』がうまく出来るかどうかは分からないですよね。

自信がない人はどうしても事前回避するしかないから、話してるときはよそ者嫌いの田舎者みたいな発想しやがってと思ったものですが、どうしようもない事もきっとあるんでしょうね。

でも、それじゃあ『性犯罪起こるから児童ポルノ全面禁止!エロゲ廃止!!』とか『ダガーナイフは事件が起こるから所持禁止!!』って言ってるのと全く一緒で、やっぱり彼女も悪いものの可能性は全て廃止しろって考えですね。

まぁそういう人に限って、自分が害を被るものがあると真っ先にうるさく言うんですけどね。

飲酒運転多いから酒廃止なんていうと絶対文句言うでしょうね。

困ったものです。

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