上咽頭癌&後遺症との戦いぃぃぃぃ!

2013年4月に突如の上咽頭癌ステージ4の告知を受けてからの入院闘病記と退院後の後遺症について、記録をしていきます。

ラーメンの味がやっと解るようになってきた話

2015年03月09日 | 食事

「成果出せ! だったらお前が 知恵を出せ!」でおなじみボクです。


雨の週末が終わり、月曜から寒いわ・雨だわで、今週は最悪のスタートですね。
もうね、先週に1件のデカい仕事の峠を越えたので、テンションだだ下がり中です。

最近、会社の上の人間からの扱いが完全に「健常者」扱いになってきました。
残業も普通に遅くまでやる日も出てきたし。
客と接待をしてスナックまで行って、電車が無くなってタクシーで帰宅するという営業三昧。

「正直、シンドイっす」と言いたいのが本音なのですが、この時期にそんな発言を
ポロっと言ったら、4月の人事異動でどこに飛ばされるか解りませんので、
極力仕事をムーディ勝山みたいに「受け流す~」みたいな感じで、ヤバそうな案件には
首を突っ込むのをしばらく辞めようかと思っております。

とりあえず、7月で退院後2年だ。
2年目の精密検査でクリアになるまでは、まだフルで仕事をしない。
いや、5年経過するまでは、やっぱ心がブレーキをかけてしまうだろう。
やっぱ当分は「適当」に仕事をしようかなと。。。
(「適当」= 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。)


「適当」といえば、最近買った本がコレ。

「適当川柳」高田純次

これ最高であります。
ウンコしながらトイレで読んでるんですが、
ホントに下らなすぎて腹抱えて笑います。

Amazonで100円位で売ってるので、皆さんも買ってみると良いと思います。
http://www.amazon.co.jp/%E9%81%A9%E5%BD%93%E5%B7%9D%E6%9F%B3-%E9%AB%98%E7%94%B0-%E7%B4%94%E6%AC%A1/dp/4478022054


んで、話変わって今日の本題ですが、最近やっとラーメンが食べれるようになってきました。


「えびそば 一幻」

ずっと気になってたお店に昨日行ってきました。
退院後、冷たい液体は飲めるようになったのですが、暖かいスープとかお茶とか飲むと、
右の鼻から逆流することが多くて、暖かい麺類やスープは食べるのが苦手でした。
特にラーメンは味覚がまだ回復しきれてないところもあって、食べてもスープがヘンな味がするわ、
太麺のちぢれ麺なんかだと飲み込みづらくて、正直殆ど食べていませんでした。

ところが先月あたりから、徐々に鼻からの逆流が減ってきた&味覚も少しづつですが、
戻ってきたので、ボチボチ外食でラーメンを食べてみようかなと。

そこで、以前から気になっていたこのお店にリベンジ1回目として行ってきたワケです。
麺も太麺と細麺を選べるお店でスープの種類も選べるお店でした。

僕が選択したのは、「海老そば(塩)・細麺・コッテリ加減ほどほど」
札幌では超有名店らしく、出てきたラーメンからは濃厚な海老の香りが。。。

恐る恐る、口に入れると、、、、美味い。
多分、病気になる前の味覚だったら、もっと繊細な味付けが解って超美味しいのだろうが、
今の僕の味覚でも、「超美味しい」⇒「美味しい」位には感じられるようになったのだろう。
食べるペースは周囲の人に比べると明らかに遅いけど、完食することが出来ました。


退院後1年8ヶ月にして、ラーメン屋再デビューすることが出来ました。
こうして、少しずつだが食べられる物が増えていくというか、バラバラになった
パズルのピースを埋めていくような気分をこれからも味わいながら出来る事が増えていくと
良いなぁと思うのでありました。


早く、お寿司を食べれるようになりたいものである。 

                     
                                       戦いは、まだまだ続く。