午前2時、就寝。
午前8時30分、起床。
午前10時、グラフィッカーY氏から電話。
昼食後、海藤(仮)と待ち合わせ、一年前にできちゃった結婚をした友人宅へ。赤ん坊は4ヶ月になっていた。
差し出した指をしっかりと握り締める力強さ。熱いほどのぬくもり。
午後2時、海藤(仮)を京都府立大学まで送り賀茂川沿いに南下。
途中、土手に寝転び昼寝。
午後3時30分、ジュンク堂書店へ。
柴田昌治『おかいしことを「おかしい!」と言えるサラリーマンになる!』を立ち読み。
情報にはデータ系と非データ系の二種類がある。前者は絶対的な基準に基づいた数値化が可能な情報であり、後者は数値化が不可能な情報だ。
データ系情報を細かく正確に把握すれば物事の骨格が見えてくる。しかしそのままでは、中身を伴わないスカスカの情報でしかない。そこに非データ系情報を加えることで、肉がつき、血が通い、初めて「生きた」情報となる。
例えば、ゲーム用のBGMを10曲、報酬額20万で依頼し、3週間で納品されたとする。交渉中の相手の表情や瞳の輝き。制作期間中、受話器越しの声やメールの文面からうかがえる余裕の有無。納品された作品のクオリティ。これらの非データ系情報次第で、先に示したデータ系情報は上限値にも下限値にもなるのだ。
先見力を持たない者は、前者のデータ系情報のみを重視する高度経済成長時代的思考に陥りやすい。
社長が幾度となく口にしていた台詞を思い出す。
一番大切なのは数値ですから。お金ですから。
そうではない。
そうでは、ないのに。
午後5時30分、姉と遊んでいたレンと合流。
30分で4.5kmを歩き帰宅。
午後10時30分、望月女史から電話。
午後11時、就寝。