真央 全日本で引退覚悟し姉・舞を呼んでいた…TVで衝撃告白
デイリースポーツ 1月6日(水)5時0分配信
フィギュアスケートの元世界女王、浅田真央(25)=中京大=が5日に東海テレビの「ONE」で放送された姉の舞との対談で、昨年12月の全日本選手権(札幌)に引退覚悟で臨んでいたことを明かした。
「辞めると思ってた」。
14年ソチ五輪シーズンが終了後、1年間の休養を経て、今季から競技復帰を決めた真央。ただ、GP復帰戦となった中国杯で優勝して以降、NHK杯で3位、GPファイナルでは6位と苦戦が続いていた。「ファンの皆さんも全力で応援してくれているし、それがパワーなっている。期待に応えたいけど、応えられない自分がいつも悔しい」。気持ちが落ち込む中、全日本に出ずに引退する選択肢もあったという。それでも出場を決意したのは「後悔するだろうなと思った。結果がどうあれ、最後のけじめとして出ないといけないと思った」。
全日本のSPでは精彩を欠き、5位と出遅れた。その日の夜、本来、会場に来る予定のなかった舞に「明日の予定はある?明日の演技を見てほしい」と、伝えた。2人の間には約束があった。「真央の試合は見に行かない」(舞)。その理由を真央は「舞が来ると素の真央が出る。弱い真央が出るから」と語る。ただ、今回は来て欲しかった。「これが最後になるかもしれないと思ってたから」(真央)。当時の真央の様子に、舞も「今回は、マジだなと思った。今までは辞めても戻ってくるかなっていうのがどこかにあったけど、これはガチだと思った」と、応援に行くことを決意した。
しかし、真央は土壇場のフリーでトリプルアクセルや連続3回転ジャンプには失敗したものの、その後は見事な演技を披露。7年ぶりに3回転ルッツを成功させるなど、魂の演技で、表彰台に食い込んだ。演技後の瞳は涙で潤んでいた。世界選手権代表入りも決め「先に繋がった。繋がっちゃった感じだね」と、スケートを続けていこうという思いも再び芽生えてきたという。
今後については「先のことは分からないから、1回1回を最後だと思ってやるのがいいんだろうなと思う。今までは(五輪など)先を見てやってきたけど、今は先を見ずに、決まったことを1つずつしか無理だと思う」と見通しを示し、最後は姉妹で「これからも末永く応援よろしくお願いします」と、締めくくった。
昨日、舞ちゃんとの対談を動画サイトで見たのですが、
真央ちゃんが「引退を考えていたこと」にすごく驚いています。
そんな決意でフリーを演じていたなんて・・・
私の中で真央ちゃんは
「自分の思い描いた演技ができて、満足した時が引退」と勝手に思っていたので、
「自分の限界」=「引退」に結びつかなかったんです。
だから全日本の舞台裏の番組でのこのコメントの意味がよくわからなかった・・・。
年齢的にも自分の限界を感じたら引退ということは、不思議じゃないですものね。
でも真央ちゃんにはそういう姿が想像できなかった(したくなかった)から、
勝手に違うイメージで、このまま次のオリンピックまで演技が見れるものと思い込んでいました。
そう言えば、いわゆるベテランと言われていた大ちゃんやあっこちゃんが、
「一年一年頑張って、その先にオリンピックがあればいい」みたいなことを話していましたもんね。
信夫コーチには話してたのかな。何となく・・・舞ちゃんだけのような気がしますね。
でも、「自分で自分のことを決断できる状況にいる」真央ちゃんに安心しました。
舞ちゃん、優しい笑顔ですね。
こちらの記事もいい記事だったので紹介しますね。
真央のつまずきも、宮原の連覇も努力の裏返し
デイリースポーツ 1月6日(水)11時0分配信
フィギュアスケートの練習を見ていると、ブレードが氷を削る「ガリガリガリ」という音に最初は驚く。華麗な演技を支えるその体にいかに負荷がかかっているかが、鈍い音に表れている。
昨年末の全日本フィギュア選手権。フリーで巻き返して3位に入った浅田真央(25)=中京大=の公式練習でも、「ガリガリガリ」という音が激しく聞こえた。ジャンプに失敗しては思い詰めたような表情で氷を削る。復調の兆しが見えないと、その音が大きく聞こえるのは気のせいだったのか。
1年のブランクから復帰した彼女の現状については、取材現場でもあらゆる意見があった。その中である関係者が言っていた言葉が心に残った。
「1年休んだことで真央の力が落ちたと言うなら、それはそこまで彼女がいかに努力を積んできていたかの裏返し。そんなに簡単に結果は出ない」
髪の毛1本分の踏みきりの狂いがジャンプを左右する世界だ。1日氷に乗らないと、勘が戻るのに3日はかかるというスケーターもいる。ブランク明けにすぐ元通りにいくほど甘くはない。「天才」浅田を支えていたのは、その陰にあった過酷な練習だった。だからこそ、今季結果を求めるのは酷。年齢的に限界だと決めつけるのは早いというのだ。
一方、この大会で女子2連覇を果たした高校生の宮原知子(関大高)は、17歳とは思えない完成度の高い演技を魅せた。一歩リンクを降りると取材ゾーンでは消え入るような声で質問に答える。練習場ではお弁当を食べる時にも小さなこどもたちに隅に追いやられてしまうという内気な性格だが、浜田美栄コーチは「普通の子でもこれだけ努力すればここまで来られると、逆に私が教えてもらった」と感無量だった。
「練習の虫」だという宮原は、今回の全日本に備えてどんな滑走順にも動じないための想定練習を完璧にこなしていたという。1グループ6人の第1滑走と第6滑走では、演技時間が30分程違ってくる。整氷、6分間練習後、1番から6番まですべての滑走順を想定し、アップ開始時間やスケート靴をいったん脱いで再び履く時間まで、何度も練習を重ねたという。そのおかげで「自信ができたのか、普段と変わらないでできた」と同コーチは振り返った。
華麗な衣装に身を包み、最後まで笑顔を絶やさないスケーターたちは、繊細に神経を研ぎ澄まし、あらゆる努力を尽くして氷の上に立っている。スポットライトが当たっていない時の彼女たちを想像しながら、フィギュアシーズンの後半戦にも注目したい。(デイリースポーツ・船曳陽子)
2016 ECCジュニア生徒募集 CM 子供の頃に身につける篇 CP 30秒 浅田真央さん
今日は有休で自宅にいるのですが、何度もちびまおを見ることが出来て幸せ~
真央ちゃんの出るCMは作り上げる方の真央愛を感じます。
今週末は「NHK杯フィギュアスペシャルエキシビション」ですね。
新しいジュピター、楽しみです