「一歩前に進めた」=安藤、しなやかに好演―ネーベルホルン杯フィギュア
時事通信 9月26日(木)21時6分配信
葛藤の末に立ったリンクで、安藤が力を見せた。2シーズンの休養と出産。短期間で再び五輪を目指すと言っただけのことはある。復帰初戦のSPで60点に迫る好演。「未知の世界」をしなやかに乗り切った。
冒頭に3回転ルッツからの連続ジャンプで2回転ループの回転が足りなかったが、3分弱をそつなくまとめた。五輪出場条件の最低技術点は難なく超え、「一歩前に進めた。大きなミスなく、次につながる」。肩の荷が下りて涙がこぼれた。
4月に女児を出産した後、アイスショーでは滑ったが、競技の厳しさは別物と分かっていた。「体形も変わった。今の自分の体に合った練習方法を考えてやってきた」。元の自分に戻れそうな手応えはつかんだ。
当初は10月の国内大会で復帰し、日本連盟の強化指定を受けてから国際大会に出場する予定だったが、ドイツ連盟の招待という形で前倒しした。五輪へ早く踏み出したいという意思を演技で示した。
まな娘をドイツへ連れてきた。「マイウェイ」で滑ったSP。「感情を込める余裕はまだまだ」と言うが、自分の生きざまを伝えたいという思いがこもっていた。
安藤「どうなるかと緊張」/フィギュア
日刊スポーツ 9月26日(木)21時25分配信
フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫(25=新横浜プリンスク)が、3季ぶりの復帰戦で上々の滑りを披露した。
フランク・シナトラの「マイウェイ」の調べに乗ったショートプログラム(SP)で、3回転ルッツ-2回転ループ、3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を大きなミスなく着氷。スピン、ステップもまとめて59・79点をマークした。
「どうなるかと思うくらい緊張をしていたので、大きなミスなく終われたのは良かった。前に進めたと思う」と述べ、4月に女児を出産後初の公式大会の演技に納得の表情をみせた。27日にフリーを滑る。
安藤美姫、復帰戦は2位発進…最低技術点クリア
読売新聞 9月26日(木)19時39分配信
【オーベルストドルフ(独)=永井順子】フィギュアスケートのソチ五輪最終予選を兼ねたネーベルホルン杯が26日、オーベルストドルフで開幕。
女子ショートプログラム(SP)で、3季ぶりの復帰戦に臨んだ安藤美姫(新横浜プリンスク)は59・79点をマークして2位発進した。14歳のエレーナ・ラジオノワ(ロシア)が64・69点で首位。
安藤の技術点は30・13点で、国際スケート連合(ISU)が五輪出場の条件とするSPの最低技術点(20点)をクリアした。安藤は2011年世界選手権で優勝後に休養。今年4月の出産を経て、ソチ五輪を目指して復帰した。
最終更新:9月26日(木)23時30分
動画主様、お借りします。
先ほど「報道ステーション」で安藤選手のSPを見ました。
最近の安藤選手の言動、一連の報道に、正直戸惑っていたのですが、
演技終了後のインタビューで涙ぐむ安藤選手を見たら、胸が熱くなりました。
いろいろ言われていますが・・・結果を出すしかないんですよね。
これから滑り込んで、技術と音楽と安藤選手の気持ちがぴったり重なったら、
全日本選手権はすごい戦いになりそうです。
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