橋本治『宗教なんかこわくない!』は、20代の頃、赤線だらけ、ボロボロになるまで読んだことがあります。
その時の気分は、自分の中で「コレ」は終わりにしよう! と何かを決意していたみたいです。
結局は、形を変えていくだけで、その後も「コレ」はけして「終わりはしなかった」わけですが。
以下、『宗教なんかこわくない!』より
>「幸福とはどんなことか? それはあの“青い空”に対応するようなものだ。一体あの“美しい青空”というのは、自分にとってなんだったんだろう?」という思考方法を捨ててしまったら、もう“幸福”なるものは発見できない。
>宗教は解体された。だからこそ人間は、今や信仰抜きでも“美しいもの”が作り出せる。宗教は、捨てられるものではなくて、人間達によって解体され再吸収されることを必要としている“子供の時の美しい空の記憶”なのである。
その時の気分は、自分の中で「コレ」は終わりにしよう! と何かを決意していたみたいです。
結局は、形を変えていくだけで、その後も「コレ」はけして「終わりはしなかった」わけですが。
以下、『宗教なんかこわくない!』より
>「幸福とはどんなことか? それはあの“青い空”に対応するようなものだ。一体あの“美しい青空”というのは、自分にとってなんだったんだろう?」という思考方法を捨ててしまったら、もう“幸福”なるものは発見できない。
>宗教は解体された。だからこそ人間は、今や信仰抜きでも“美しいもの”が作り出せる。宗教は、捨てられるものではなくて、人間達によって解体され再吸収されることを必要としている“子供の時の美しい空の記憶”なのである。