路地裏シルベットのアンオフィシャルblog

革ジャン職人の仕事と生態。 公式ブログでは書けないハピネス&マッドネスをお届けします。

再会

2018-09-09 23:56:50 | 日常
CDを捨てられない42歳

配信型になっても、データ化できる時代になっても、
大量の段ボールが、、

いつの時代も何かの節目節目に伏し目がちにアルバムを買いました。

聴くとソッコー時代が甦るんです。
泣けてくることの方が多いですが(笑)

どうぞ笑ってください
俺は昭和のロマンティスト。



かつて作ったオーダー品がプチカスタムで里帰り(福岡産ですが)

お客様の手に渡っても細部が愛おしくて帰宅が遅くなる(笑)

クセが強いというか、
俺の型紙で
俺の縫いやん!
この変化の出かた俺やん。みたいな。

それは自分にしかわからないのですが。

同時に
作った時期の事と
お客様との事を思い出します。
小さな工房なので
私(無愛想)が接客し、
採寸打ち合わせして、型紙引いて、製作する為、お客様ひとりひとりに対する思い入れが半端ないわけです。
ウザがられるほど(笑)

バラしながらカスタム作業する時なんて
過去の自分と対峙しながらお客様の事考えるわけです。
そりゃもう楽しくて楽しくて。

革ジャン職人17年生、そんな余裕も出てきました。

だから、
誤解を恐れず言えば、
他社製品の修理にそれが「仕事」と言えど魅力を見出せないんです。

私にとって
手にするCDと携わる革ジャン、
消費されるだけのモノにならぬよう、
日々、人間と技術を磨くのです。

さて、
今日も歯食いしばって屁こいて寝ます。









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