路地裏シルベットのアンオフィシャルblog

革ジャン職人の仕事と生態。 公式ブログでは書けないハピネス&マッドネスをお届けします。

なまえはちがえど

2019-12-15 01:43:00 | お仕事
夏に西日本ドサまわりツアーやった時のハナシですが、

広島でチャップスの採寸をさせて頂いたお客様から他社チャップスの修理をしてくれないかと頼まれまして。

見せてもらったら、
すごく特徴的なデザインのチャップスなんです。

他社製品の修理カスタムはやらねえとホームページで公言しているのですが、、


こりゃ臭えな、
なんか臭うぞと思ったので
確認したら

作ったの私でした(笑)
多分30歳くらいの頃
よく覚えています。




甲羅部分の糸のほつれを直して欲しいと。
いや、しかし、そのメーカーに出したら良いのではと提案したものの、断られたとの事。

うーん。

面倒くさいけど技術的に出来ない修理ではないし、
モノ作りにいい加減な会社ではないので、
なにか双方事情があるのだろうと。

黙ってお受けしました。

台座を外して、
手縫いして、
ついでに裾などのほつれを直して、

バラしながら
うぉー
俺の縫製やん!
このミシンのピッチやん!
素敵やん!

と思ったのでした。

今となっては看板は違えど、 
甲羅部分は外注製作でも
私に責任が無いわけではないので
お金を貰うのも申し訳なかったんですが、

そんなだから俺は貧乏なんだと(笑)

心を鬼にし、最低限の工賃だけいただきました。

メイドインジャパンと
メイドインナニガシの違いは、
作るモノに対して愛情があるかどうかだと思っています。

さて、
屁こいて歯食いしばって寝ます。






コメント

毎度毎度夜しか泳げない

2019-12-08 01:26:00 | 日常
ある意味高級な革ジャンを売っているのだから貧乏話はおよしなよ。

と言われるんですが、
貧しくとも正しく生きてる革ジャン屋です。

サラリーマン辞めて
さぁ独立だ!
って時になけなしの金で
香椎浜のデオデオで買ったパナソニックの掃除機。

これがダイソンに変わる時俺は安定を手に入れているだろうと思った(笑)

あれから7年。
makitaを経て
ダイソンになりました。





安定には程遠くても
ダイソンぐらい買えるって(笑)

と掃除機に現実逃避したものの


栃木レザー
4着分+アルファ

馬革 1着分



オリジナルステアハイド10枚

検品しなければなりません。

ウチの検品というのは、
この革が誰ので、
どこでどのパーツを裁断するかまで決めます。

黙っていても
朝にはお嬢がやって来る。

従業員の仕事を作るプレッシャー。
なかなかのもんです(苦笑)

そしてこれだけの革が入ったということは、月末の支払い....

あぁ
ダイソン
来月買えばよかった(笑)




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