路地裏シルベットのアンオフィシャルblog

革ジャン職人の仕事と生態。 公式ブログでは書けないハピネス&マッドネスをお届けします。

48歳と31歳と24歳

2023-10-27 05:22:30 | 日常



さてさてはるばるやってきましたよ!
佐賀のヤングマン

 まだ何モノでもない24歳ロン毛

今までに作ったもん持ってきな!

お嬢ともどもハナで笑ってやろうと思っていたら、、

お、いいやんか(笑)

 

昔の自分がそうだったので。

やったこともない事に人生をかけるため上京する。

それは楽しいか楽しくないかではなく、

結局、楽しくする(なる)のであって、

意地悪な質問ではあるが、聞いてみた。

 革ジャン縫ったことないのに、なんで革ジャン作る事が好きだと言えるの?

 

全て革ジャンからなんですよ。

革ジャンが好きだからバイクに乗って

革ジャンを縫うためにレザークラフトをやってるんです。

 

はい合格。

 

お嬢の事を姉さん

俺をオヤジと呼ぶところから始めなさい(笑)

 

ここには男前な工場長や師匠、

酒癖の悪い凄腕パタンナーもいないけど

 

天才肌のお嬢と、凡人極まりない叩き上げの愛犬家おじさんはいる(笑)

若いから、若さゆえわからない未成熟な部分など仕事以外の事も口出さなきゃならないだろうけど、

自分が培った全ての技術と知識は伝える。

 お嬢の助けもかりながら

コイツを一人前にして九州に帰す。

それが革ジャン職人としての限界が見えてきた自分のやるべきこと

だから俺が爺さんになったら仕事くれよ(笑)

 

そして現在はアパートを探している模様

オンライン内見というハイカラなスタイル!

おいおい、隣に俺みたいなの住んでたらどーするよ()

 

思い起こせば二十数年前、上京が決まり家探しに行ったマサキ青年。

不動産屋の姉ちゃんに

「ロックな家ねぇスカ?」

当時で築40年オーバー平屋で長屋のボットン便所!

でもミシン踏み放題で縁側にGSX-Rも置けた。

 隣にはボケた婆ちゃん、夏はウジ虫。

だがこれでいい。

ここから始めようと思ったもんです。

 悲しいかな経験上、家賃の安いとこには安いヤツが集まる。

そんな居心地の悪い環境で過ごすことも若い時には必要。

 

がんばれ若者。



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