
イラストを描くとき、よく影を乗算で付けます。
でも、乗算で描くときには色に気をつかわないといけません。
上の例の絵のAは、単純に地の色と同じ色を使って影を作った時の例です。顔の部分ではほとんどの濃淡が付かないのに、髪の毛にはそこそこの濃淡が出来ています。単純なやりかただと、こんな風にパーツごとにコントラストがバラバラになってしまうところが難しいです。
例のBは、肌色のレイヤーだけたくさんコピーして、乗算の効果を強めてみた結果です。多少は濃淡が出てきましたが、やっぱり全体的に薄過ぎてメリハリがありません。地の色と同じ色で影を付ける方法の欠点といえます。(もちろん、地の色でちょうどよく出る場合もあります。)
例のCは、影レイヤーに地の色を使わずに、灰色を使った場合の結果です。肌色が土気色になってしまっていますが、コントラストは一定になります。レイトレーシング的には、これが正しい結果のはずです。
例のDは、自分で色を選びながら影レイヤーを乗算で作った結果です。Bと同様にパーツごとに影レイヤーを複数回コピーしたりしてコントラストを目視で調節しています。私はカラーインクみたいに発色が高い色彩の方が見ていて楽しいので好きです。
あ、完成した絵は諸事情により、表サイトには載せられません orz
でも、乗算で描くときには色に気をつかわないといけません。
上の例の絵のAは、単純に地の色と同じ色を使って影を作った時の例です。顔の部分ではほとんどの濃淡が付かないのに、髪の毛にはそこそこの濃淡が出来ています。単純なやりかただと、こんな風にパーツごとにコントラストがバラバラになってしまうところが難しいです。
例のBは、肌色のレイヤーだけたくさんコピーして、乗算の効果を強めてみた結果です。多少は濃淡が出てきましたが、やっぱり全体的に薄過ぎてメリハリがありません。地の色と同じ色で影を付ける方法の欠点といえます。(もちろん、地の色でちょうどよく出る場合もあります。)
例のCは、影レイヤーに地の色を使わずに、灰色を使った場合の結果です。肌色が土気色になってしまっていますが、コントラストは一定になります。レイトレーシング的には、これが正しい結果のはずです。
例のDは、自分で色を選びながら影レイヤーを乗算で作った結果です。Bと同様にパーツごとに影レイヤーを複数回コピーしたりしてコントラストを目視で調節しています。私はカラーインクみたいに発色が高い色彩の方が見ていて楽しいので好きです。
あ、完成した絵は諸事情により、表サイトには載せられません orz
グラデーションをかけた除算レイヤを不透明度1~5以内(ここ重要)で重ねて、わずかに効果をかけるっていうのも悪くはないです(よく使ってます)。
肌の地色に合わせるのは難しいですが、物体には効果的です。
数色しか使わない場合はエアブラシみたいに影をレイヤー分けせずに直接1枚に描くなんていう暴挙に出たりもします(笑)
それにしても、こんなにパターンがあるなんて本当に勉強になります。特にCの方法は全体的に落ち着いた感じの絵にしたい時に有効そうですね。
リンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
>>barry gohnさん
除算レイヤーっていうのは新鮮ですね。面白そうなのでトライしてみよーと思います。グラデーションはどういうグラデーションを使うのがいいんでしょうか?
>>すいうさん
乗算レイヤーは2枚3枚と重ねると効果も二乗三乗になるんでコントラストが強くなって面白いですよ。
>リンク
適当な記事で恥ずかしいですけど、どんどんリンクしちゃってください。
http://barry-tangram.blogzine.jp/tangram_pieces/2007/07/gimp__6471.html
作例がイマイチですが、何となく効果の方はつかめるかもしれません。判りにくくてスイマセン。
わかりやすい解説どうもです。いろいろ使ってみたいです~
>>すいうさん
こちらこそ、これからもよろしくお願いします