
さて、何故か今、一部のGIMPerにとってMyPaintが熱い!という感じになっています。
MyPaintはブラシで描くことに特化したお絵描きソフトなのですが、いつの間にかレイヤーに対応したり、メモリ効率を良くしたりと、コンパクトながらなかなかに筋の良いソフトに仕上がってきました。
(機能の作り方とかを見ると、MyPaintの作者が拙作のSPICE-and-WILMAのソースコードを参考にしているような節も…)
MyPaintの特徴は、
といったところです。gimp-painterのG-Penのような手ブレ補正機能もあります。
ということで、お絵描きソフトとしてどんな絵が描けるのか、ちょろっと試してみました。ちなみに、8/22時点での開発版のソースコードを拾ってきて使っています。現在の安定版に加えて、「アルファ値を固定して描く(Lock Alpha)」というちょっとアレゲな機能が付いていました。
これでMyPaintで描くのは終わりです。レイヤー数25枚。私の描く絵としては異例の少なさです。
ところで、このMyPaint、実はレイヤーの表示モードがGIMPで言うところの「標準」しかありません。しかも、GIMPの選択ツール系の機能を全く持ってません。なので、デッサンが来るっていたときの修正をやろうとするとめちゃくちゃ不便だったりします。
MyPaintはora(OpenRasterフォーマット)という形式でファイルを保存します。GIMP 2.6でも、プラグインを用意すればこのファイルを読み書きできます。なので、このMyPaintのファイルをGIMPに持ってきて、いろいろと細かい修正やレイヤーの表示モードを変えたりしてみました。
その結果がこちら(画像をクリックすると拡大)。

やっぱり、勝手知ったるGIMPで作業したほうが、目的の絵柄に直しやすくて使いやすいです。
いまのところ、絵を描いた後で編集で色味や彩度を整えていく、というやり方では、やっぱりGIMPの方が圧倒的に機能が豊富です。
ということで、MyPaintとGIMPの合わせ技で絵を描く、というのもなかなかいいかも知れません。
MyPaintはブラシで描くことに特化したお絵描きソフトなのですが、いつの間にかレイヤーに対応したり、メモリ効率を良くしたりと、コンパクトながらなかなかに筋の良いソフトに仕上がってきました。
(機能の作り方とかを見ると、MyPaintの作者が拙作のSPICE-and-WILMAのソースコードを参考にしているような節も…)
MyPaintの特徴は、
- 豊富なブラシ(かなり画材っぽい描き味のブラシが多いです)
- キャンバス表示を自由に拡大/縮小/回転できる
- キャンバスサイズが無限大
- 大きいキャンバスでも結構効率の良いメモリ管理(レイヤーをガンガン増やしても上手く使えば重くなりません)
といったところです。gimp-painterのG-Penのような手ブレ補正機能もあります。
ということで、お絵描きソフトとしてどんな絵が描けるのか、ちょろっと試してみました。ちなみに、8/22時点での開発版のソースコードを拾ってきて使っています。現在の安定版に加えて、「アルファ値を固定して描く(Lock Alpha)」というちょっとアレゲな機能が付いていました。
- ペンで下書きをします。たしか、tanda/acrylic-05-paintとかいうペンを使いました。下書きにはいまいちだったようです。
- 鉛筆で清書します。deevad/2Bという鉛筆っぽい描き味のブラシで描きました。
- 調子にのって、細部まで主線に描き加えました。deevad/technicalというブラシを使っています。凄く細い鉛筆のような線が引けて、もういろいろとやりすぎました。これが後々苦労する原因に…
- 水彩絵の具の要領で、暗い影の部分を別のレイヤーに塗っていきました。tanda/acrylic-03-with-waterとかramon/Cloudsとかを使ってみました。髪の毛とかは、緑や水色で適当に線を引くように塗って、deevad/knifeなどで混ぜるようにしてみました。しかし、主線に描き込んだ影が暗すぎてパッとしません…
- ramon/Smearや、deevad/knife2などを使って、主線に描き込んだ影をぼかしました。さらに、開発版のMyPaintで追加された「Lock Alpha」描画モードで、黒い主線に色をつけました。しかし、全体的に色が薄すぎる気がしてパッとしません。
- 各パーツの下に新しくレイヤーを作り、ramon/100%_Opaqueブラシを使ってベタ塗りで塗りつぶします。白い部分がベタ塗りのベースの色に変わります。
- 「Lock Alpha」モードで、ベタ塗り部分や、最初に塗った影の部分に別の色味を追加していきます。今回は、全体に紫がかった光が当たっているように色相を変化させた色を選択し、deevad/water系のブラシなどで塗りこんでいきます。あと、髪の毛が気に入らなかったのであっさりと水色系統で塗りつぶしました。
- ハイライトレイヤーを作り、白で影を塗っていきます。肌や服の部分はdeevad/knifeで塗ってから、はみ出している部分を消しゴムで消すという地道な作業を繰り返します。髪の毛の部分は、新しいレイヤーを作って、ramon/BeamLightを使って眩しい光を作りました。
これでMyPaintで描くのは終わりです。レイヤー数25枚。私の描く絵としては異例の少なさです。
ところで、このMyPaint、実はレイヤーの表示モードがGIMPで言うところの「標準」しかありません。しかも、GIMPの選択ツール系の機能を全く持ってません。なので、デッサンが来るっていたときの修正をやろうとするとめちゃくちゃ不便だったりします。
MyPaintはora(OpenRasterフォーマット)という形式でファイルを保存します。GIMP 2.6でも、プラグインを用意すればこのファイルを読み書きできます。なので、このMyPaintのファイルをGIMPに持ってきて、いろいろと細かい修正やレイヤーの表示モードを変えたりしてみました。
その結果がこちら(画像をクリックすると拡大)。

やっぱり、勝手知ったるGIMPで作業したほうが、目的の絵柄に直しやすくて使いやすいです。
いまのところ、絵を描いた後で編集で色味や彩度を整えていく、というやり方では、やっぱりGIMPの方が圧倒的に機能が豊富です。
ということで、MyPaintとGIMPの合わせ技で絵を描く、というのもなかなかいいかも知れません。